台本概要

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タイトル 合法的アマエカタのすゝめ
作者名 みのるしろいし  (@siroishi_jp)
ジャンル ラブストーリー
演者人数 2人用台本(男1、女1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 甘え方を知らないすべての人たちへ・・・
(男性が女性に甘えるバージョンです。)

アドリブ自由です。
相手の演者さんにいくらでも甘えてください。
甘えさせる側は相手を大いに褒めて上げてください。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
ひさき 43 甘え方を知らない男性
さくら 43 甘えさせたい女性
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
ひさき:ただいま。 さくら:おかえり。お仕事お疲れ様。 ひさき:あぁ、ただいま。 さくら:あ、仕事が上手くいかなかったんでしょ? ひさき:どうして? さくら:ドライだから ひさき:ドライ? さくら:仕事が上手く行かなくて、疲れて帰ってくる日、ただいまがドライだからさ。 ひさき:そうかな。 さくら:付き合って何カ月だと思ってるの。 ひさき:・・・お見通しか。 さくら:そういう時ってさ、甘えたくならない? ひさき:ならない。 さくら:嘘だね。もしくは長男だから? ひさき:なんで長男? さくら:頼られないといけないと思っちゃうから。 ひさき:あーね。 さくら:両親への甘え方も知らないから。 ひさき:それは・・・あるかもしれない。 さくら:どう?甘えてみたくない? ひさき:・・・・ちょっと。 さくら:ヨシ、私がちょっとどころかめちゃくちゃ甘やかしてあげよう。 ひさき:・・・どうすればいいの? さくら:どうすれば良いかわからないのかぁ・・・とりあえず座ろうか ひさき:はい。 さくら:で、寝ころんで。 ひさき:こう? さくら:私の膝に頭乗せて ひさき:ほう・・・ さくら:よーし、よーし ひさき:あ、いいかも。 さくら:お仕事、大変だったんだね。 ひさき:あぁ、部長がさ・・・ さくら:いいの、今は仕事のことは話さなくていいの。 さくら:ひさきが頑張ってることは私が一番知ってるんだから。 ひさき:さくら・・・ さくら:おっ、顔がとろけてきたね。 ひさき:頭ってあんまり撫でられたことないな・・・・ さくら:気持ちいい? ひさき:癖には・・・なりそう。 さくら:普段は男性から女性にすることが多いからね。 ひさき:そうだね・・・子どもの頃にもあまりされなかった。 さくら:でも、ひさきは無意識に甘えたいって仕草をしてるの。 ひさき:えっ? さくら:髪を触る癖あるでしょ? ひさき:あー、あるかも。 さくら:あれって、ストレスを無意識のうちに緩和させたいっていう欲求の現れなんだよ? ひさき:そうなんだ・・・すごいね、さくら。 さくら:ひさきもすごいしエラい。 ひさき:俺は凄くないよ・・・ さくら:凄いと思うよ。 ひさき:どこが? さくら:まず毎日仕事頑張ってて凄い。 さくら:次にそのために毎朝ちゃんと起きてエライ。 さくら:さらに、毎朝通勤しててエライ。 さくら:仕事もしながら家事手伝ってくれるのも凄い。 さくら:休みの日は私を楽しませてくれて凄い。 さくら:私と一緒に生活してくれるの凄い。 さくら:人間として生きててえらい。 ひさき:ちょっと。ほめ過ぎ。 さくら:まだ足りないくらいだよ? さくら:そりゃ、人間みんなやってることって思うかもしれないけど さくら:でも、誰かが言ってあげないとさ。 ひさき:ありがとう さくら:よーし、よーし、いいこいいこ。(ひさきが次のセリフを言うまで続ける。) ひさき:・・・あのさ、お願いがあるんだけど・・・ さくら:なになにー? ひさき:ちょっとでいいから・・・抱きしめてもらってもいい? さくら:・・・・ ひさき:流石に引いた? さくら:・・・立って。 ひさき:え? さくら:いいから立って? ひさき:はい・・・ さくら:・・・・ぎゅーーーっ! ひさき:わふっ。 さくら:めっちゃ甘え上手になってるじゃん! ひさき:ほめてもなんも出ないよ・・・ さくら:今はその表情さえでればいいの! ひさき:ありがと。 さくら:いいのいいの、今は誰も見てないんだよ? ひさき:さくら・・・ さくら:だからね、ツライときは無理しない。 ひさき:うん さくら:甘えられる人が居るならちゃんと甘える。 ひさき:そうする。 0:【給湯器のの音】 さくら:あっ、お風呂湧いたね。 ひさき:え、沸かしててくれたの? さくら:うん。 ひさき:・・・もうちょっと膝枕してくれない? さくら:うーん・・・耳かきしながらしたくない?後身体洗ってあげるよ。 ひさき:耳かき? さくら:耳垢取りやすくするには、お風呂の後にしたほうがふやけて取りやすいの。 ひさき:なるほど。 さくら:今日はめいっぱい甘えさせてあげるんだから。覚悟してよ?

ひさき:ただいま。 さくら:おかえり。お仕事お疲れ様。 ひさき:あぁ、ただいま。 さくら:あ、仕事が上手くいかなかったんでしょ? ひさき:どうして? さくら:ドライだから ひさき:ドライ? さくら:仕事が上手く行かなくて、疲れて帰ってくる日、ただいまがドライだからさ。 ひさき:そうかな。 さくら:付き合って何カ月だと思ってるの。 ひさき:・・・お見通しか。 さくら:そういう時ってさ、甘えたくならない? ひさき:ならない。 さくら:嘘だね。もしくは長男だから? ひさき:なんで長男? さくら:頼られないといけないと思っちゃうから。 ひさき:あーね。 さくら:両親への甘え方も知らないから。 ひさき:それは・・・あるかもしれない。 さくら:どう?甘えてみたくない? ひさき:・・・・ちょっと。 さくら:ヨシ、私がちょっとどころかめちゃくちゃ甘やかしてあげよう。 ひさき:・・・どうすればいいの? さくら:どうすれば良いかわからないのかぁ・・・とりあえず座ろうか ひさき:はい。 さくら:で、寝ころんで。 ひさき:こう? さくら:私の膝に頭乗せて ひさき:ほう・・・ さくら:よーし、よーし ひさき:あ、いいかも。 さくら:お仕事、大変だったんだね。 ひさき:あぁ、部長がさ・・・ さくら:いいの、今は仕事のことは話さなくていいの。 さくら:ひさきが頑張ってることは私が一番知ってるんだから。 ひさき:さくら・・・ さくら:おっ、顔がとろけてきたね。 ひさき:頭ってあんまり撫でられたことないな・・・・ さくら:気持ちいい? ひさき:癖には・・・なりそう。 さくら:普段は男性から女性にすることが多いからね。 ひさき:そうだね・・・子どもの頃にもあまりされなかった。 さくら:でも、ひさきは無意識に甘えたいって仕草をしてるの。 ひさき:えっ? さくら:髪を触る癖あるでしょ? ひさき:あー、あるかも。 さくら:あれって、ストレスを無意識のうちに緩和させたいっていう欲求の現れなんだよ? ひさき:そうなんだ・・・すごいね、さくら。 さくら:ひさきもすごいしエラい。 ひさき:俺は凄くないよ・・・ さくら:凄いと思うよ。 ひさき:どこが? さくら:まず毎日仕事頑張ってて凄い。 さくら:次にそのために毎朝ちゃんと起きてエライ。 さくら:さらに、毎朝通勤しててエライ。 さくら:仕事もしながら家事手伝ってくれるのも凄い。 さくら:休みの日は私を楽しませてくれて凄い。 さくら:私と一緒に生活してくれるの凄い。 さくら:人間として生きててえらい。 ひさき:ちょっと。ほめ過ぎ。 さくら:まだ足りないくらいだよ? さくら:そりゃ、人間みんなやってることって思うかもしれないけど さくら:でも、誰かが言ってあげないとさ。 ひさき:ありがとう さくら:よーし、よーし、いいこいいこ。(ひさきが次のセリフを言うまで続ける。) ひさき:・・・あのさ、お願いがあるんだけど・・・ さくら:なになにー? ひさき:ちょっとでいいから・・・抱きしめてもらってもいい? さくら:・・・・ ひさき:流石に引いた? さくら:・・・立って。 ひさき:え? さくら:いいから立って? ひさき:はい・・・ さくら:・・・・ぎゅーーーっ! ひさき:わふっ。 さくら:めっちゃ甘え上手になってるじゃん! ひさき:ほめてもなんも出ないよ・・・ さくら:今はその表情さえでればいいの! ひさき:ありがと。 さくら:いいのいいの、今は誰も見てないんだよ? ひさき:さくら・・・ さくら:だからね、ツライときは無理しない。 ひさき:うん さくら:甘えられる人が居るならちゃんと甘える。 ひさき:そうする。 0:【給湯器のの音】 さくら:あっ、お風呂湧いたね。 ひさき:え、沸かしててくれたの? さくら:うん。 ひさき:・・・もうちょっと膝枕してくれない? さくら:うーん・・・耳かきしながらしたくない?後身体洗ってあげるよ。 ひさき:耳かき? さくら:耳垢取りやすくするには、お風呂の後にしたほうがふやけて取りやすいの。 ひさき:なるほど。 さくら:今日はめいっぱい甘えさせてあげるんだから。覚悟してよ?