台本概要
140 views
タイトル | BIG OLD CLOCK |
---|---|
作者名 | みのるしろいし (@siroishi_jp) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 2人用台本(男2) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
童謡、大きな古時計に関するどうでもいい勘違いと知識。
140 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
ケン | 男 | 28 | ボケ担当 |
ヨウジ | 男 | 28 | ツッコミ担当 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
ケン:どうでもいい話しない?
ヨウジ:そう言うの大好きだ。
ケン:あのさ、童謡で昔からずっと勘違いしてたことがあるの。
ヨウジ:ほう。
ケン:大きな古時計ってあるじゃん。
ヨウジ:あのチックタックチックタックするやつね。
ケン:問題です!あの時計って、誰の所有物でしょうか?
ヨウジ:は?ジジイの時計でしょ?
ケン:おじいさんの時計なんだけどさ、実はそのおじいさんの名前についていくつか説があってね。
ヨウジ:は?
ケン:今俺が知ってる限り2つ
ヨウジ:2つも!?
ケン:あの童謡にさ、「天国へのぼるおじいさん」ってところがあるじゃない?
ヨウジ:時計とお別れするオチのところね。
ケン:そこで2つの捉え方があってさ。
ケン:まず、俺がずっと思ってた外国人説
ヨウジ:元々翻訳された歌ではあるけどさ。
ケン:あれを、「天国への、「ボル」おじいさん」って切り方で捉えてて、
ケン:ボルおじいさんが大切にしてた時計だったんだってずっと思ってた。
ヨウジ:文法的におかしいだろ。
ケン:そうなの、大人になってから文法的におかしいって気づいた。
ケン:それで、その話を会社の同僚にした時に新たに出たのが「日本人男性説」
ヨウジ:ほう。
ケン:同僚は「天国へ、「ノボル」おじいさん」って切り方で、ノボルさんの時計だと思ってたらしい。
ヨウジ:急な倒置法なんなんだよ!
ケン:でも文法的には間違いじゃないでしょ?
ヨウジ:文法以前の問題なんだよ!
ケン:原曲だとどうなんだろうね。
ケン:ボブおじいさんとかなのかな。
ヨウジ:原曲でも名前はねーんだよ!
ヨウジ:名も無きジジイの曲なんだよ。
ケン:なるほど、モブおじいさんってわけだ。
ヨウジ:誰がうまいこと言えと。
ヨウジ:・・・てかモブとも書かれてないのよ!!
ヨウジ:大体さ、お前原曲知ってっか?
ケン:知らない。
ヨウジ:あれ、直訳じゃなくて意訳だから色々端折られてるからな。
ケン:そうなの!?
ヨウジ:まず、時計は90年しか動いてない。
ケン:マジ!?サバ読んでるの!?
ヨウジ:うん、後、翻訳されたやつって、ただジジイの家に置かれてるだけの話だろ?
ケン:そうだね。
ヨウジ:あれ、直訳だとジジイの家にずっとあって、大切にされてきたって書かれてっから。
ケン:90年一緒のところに住んでるんだね。
ヨウジ:後な、時計が動かなくなった理由わかる?
ケン:故障?
ヨウジ:違う。翻訳に故障とは書いてない。
ケン:確かに。
ヨウジ:あれ、ねじを巻いて動かす仕組み。
ケン:なるほど!おじいさんが死んで、巻く人が居なくなっちゃったと。
ヨウジ:ちなみに、その時計の末路知ってる?
ケン:どうなるの?
ヨウジ:ガラクタ屋に売り払われて解体される。
ケン:悲惨すぎん!?
ヨウジ:って言うアンサーソングがある。
ケン:マジ!?
ヨウジ:マジ。原曲歌った人が歌ってる。
ケン:コミックソングとかじゃなくて本人がやってるの!?
ヨウジ:全然ヒットして無いらしい。
ケン:そりゃそうだろうな。
ケン:後さ
ヨウジ:何?
ケン:ジジイじゃなくておじいさんな?
ヨウジ:今さら気にするのかよ!
ケン:どうでもいい話しない?
ヨウジ:そう言うの大好きだ。
ケン:あのさ、童謡で昔からずっと勘違いしてたことがあるの。
ヨウジ:ほう。
ケン:大きな古時計ってあるじゃん。
ヨウジ:あのチックタックチックタックするやつね。
ケン:問題です!あの時計って、誰の所有物でしょうか?
ヨウジ:は?ジジイの時計でしょ?
ケン:おじいさんの時計なんだけどさ、実はそのおじいさんの名前についていくつか説があってね。
ヨウジ:は?
ケン:今俺が知ってる限り2つ
ヨウジ:2つも!?
ケン:あの童謡にさ、「天国へのぼるおじいさん」ってところがあるじゃない?
ヨウジ:時計とお別れするオチのところね。
ケン:そこで2つの捉え方があってさ。
ケン:まず、俺がずっと思ってた外国人説
ヨウジ:元々翻訳された歌ではあるけどさ。
ケン:あれを、「天国への、「ボル」おじいさん」って切り方で捉えてて、
ケン:ボルおじいさんが大切にしてた時計だったんだってずっと思ってた。
ヨウジ:文法的におかしいだろ。
ケン:そうなの、大人になってから文法的におかしいって気づいた。
ケン:それで、その話を会社の同僚にした時に新たに出たのが「日本人男性説」
ヨウジ:ほう。
ケン:同僚は「天国へ、「ノボル」おじいさん」って切り方で、ノボルさんの時計だと思ってたらしい。
ヨウジ:急な倒置法なんなんだよ!
ケン:でも文法的には間違いじゃないでしょ?
ヨウジ:文法以前の問題なんだよ!
ケン:原曲だとどうなんだろうね。
ケン:ボブおじいさんとかなのかな。
ヨウジ:原曲でも名前はねーんだよ!
ヨウジ:名も無きジジイの曲なんだよ。
ケン:なるほど、モブおじいさんってわけだ。
ヨウジ:誰がうまいこと言えと。
ヨウジ:・・・てかモブとも書かれてないのよ!!
ヨウジ:大体さ、お前原曲知ってっか?
ケン:知らない。
ヨウジ:あれ、直訳じゃなくて意訳だから色々端折られてるからな。
ケン:そうなの!?
ヨウジ:まず、時計は90年しか動いてない。
ケン:マジ!?サバ読んでるの!?
ヨウジ:うん、後、翻訳されたやつって、ただジジイの家に置かれてるだけの話だろ?
ケン:そうだね。
ヨウジ:あれ、直訳だとジジイの家にずっとあって、大切にされてきたって書かれてっから。
ケン:90年一緒のところに住んでるんだね。
ヨウジ:後な、時計が動かなくなった理由わかる?
ケン:故障?
ヨウジ:違う。翻訳に故障とは書いてない。
ケン:確かに。
ヨウジ:あれ、ねじを巻いて動かす仕組み。
ケン:なるほど!おじいさんが死んで、巻く人が居なくなっちゃったと。
ヨウジ:ちなみに、その時計の末路知ってる?
ケン:どうなるの?
ヨウジ:ガラクタ屋に売り払われて解体される。
ケン:悲惨すぎん!?
ヨウジ:って言うアンサーソングがある。
ケン:マジ!?
ヨウジ:マジ。原曲歌った人が歌ってる。
ケン:コミックソングとかじゃなくて本人がやってるの!?
ヨウジ:全然ヒットして無いらしい。
ケン:そりゃそうだろうな。
ケン:後さ
ヨウジ:何?
ケン:ジジイじゃなくておじいさんな?
ヨウジ:今さら気にするのかよ!