台本概要
222 views
タイトル | 泡となって、消える前に・・・(女性上司、男性部下版) |
---|---|
作者名 | みのるしろいし (@siroishi_jp) |
ジャンル | ラブストーリー |
演者人数 | 2人用台本(男1、女1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
Twitterの診断メーカーで出たお題から産まれた作品。 同じ原題「泡となって消える前に・・・」で仲間内で3つの作品を生み出しました。 そちらの女性上司・男性部下のバージョンです。 222 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
青山 | 女 | 44 | 先輩 |
村田 | 男 | 43 | 後輩 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
青山:ねえ、村田君?。
村田:青山先輩、怒ってます?
青山:えぇ、怒ってるわ。
村田:飲みの時くらい無礼講で行きましょうよ。
青山:それは先輩であるこっちのセリフよ。
村田:僕、先輩を怒らせる様なことしました?
青山:えぇ・・・
村田:何ですか?
青山:自分でわからない?
村田:うーん、青山先輩の気に*障《さわ》ることは何もしてない気がします。
青山:・・・そう、そうなんだけどねぇ。
村田:だったら何でしょう・・・・
青山:今、唐揚げにレモン絞ったでしょ?
村田:はい、絞りました。
青山:普通さ、聞いてから絞らない?
村田:え?
青山:レモン嫌いな人いたらどーするの?
村田:いや、先輩、かける派ですよね?
青山:そうよ?
村田:なら・・・問題無くないですか?
青山:だーかーら!私以外の人が居る時にそうしてたら問題よ!?
村田:そりゃ人数いる時は確認します。
青山:いや、2人でも確認はしてよ。
村田:でも先輩、レモンかけますよね?
青山:私だってそのまま食べたいと思う時あるかもしれないでしょ?
村田:先輩、かけないと食べられないとすら思ってます。
村田:というか先輩、元々レモンかける前提で専用のから揚げ頼みますよね?
青山:・・・私だってかけずに食べたいなって思う時あるわよ?
村田:どのくらいの頻度ですか?
青山:・・・年一?
村田:嘘ですね。
青山:どうして?
村田:だって、先輩に誘われた飲み会でも、会社の飲み会でも
村田:先輩は今年一年100パーセントレモンかけてましたよ。
青山:そ・・・それ以外の飲み会で。
村田:会社と同僚以外飲み会行かないって、こないだ言ってましたよね?
青山:・・・ぐぅ・・・
村田:ぐぅの音は出るんですね。
青山:・・・村田君、私のストーカー?
村田:僕、入社してから先輩が居る飲み会100パーセント居ますよ。
青山:本当!?
村田:先輩・・・部下と飲むの楽しみたいなら、態度もうちょっと考えたほうが良いですよ。
村田:飲むとクセ強いんですから・・・同じ話何回も繰り返して、しかも滑舌もままなってない。
村田:同僚、みんな裏ではあだ名で呼んでますよ。
青山:なんで呼ばれてんの・・・?
村田:怒らないでくださいね?後、僕は呼んでないですよ?
青山:えぇ。
村田:無限かむかむレモン。
青山:・・・・
村田:出ませんね。ぐぅの音。
青山:割とショックかも。
村田:でも大丈夫です。僕はついていきます。
青山:村田・・・
村田:先輩、ビールの泡無くなっちゃうんで飲み切った方がいいですよ。
青山:あ!それ!
村田:僕が先輩と初めて飲みに行った時、最初に怒られた話です。
:
0:【回想】
青山:いい、村田君?ビールの泡って、酸化を防ぐ役割があるの。
青山:後は苦味を抑える役割もしてるから、話に夢中になるのも良いけど
青山:泡が無くなる前に飲みなさいよ?
0:【回想終】
:
青山:そんなことまで覚えてたのね・・・
村田:でも先輩、あの時僕、ビールの美味しさって全然わかんなかったんですけど、
村田:先輩の話聞いてから飲めるようになったんですよ?
青山:そうなの!?
村田:えぇ。
青山:と言うかさ、村田君なんでそんなに私とのこと覚えてるの?記憶力良いの?
村田:それだけでは・・・ないですね。
青山:なんだそれ(笑)まさか、私のこと好きなの?
村田:それは・・・
青山:まさかなー!そんなわけないか!
青山:流石にオバサンだし上司としか見てないよねー!
村田:・・・気にするところはそれだけですか?
青山:え?
村田:それなら僕、本気で好きになりますよ。
青山:え!?
村田:僕、先輩の仕事に対する姿勢本気で尊敬してるんですよ。
村田:オフをしっかり楽しんでるギャップにもやられまくってます。
青山:え・・・・
村田:僕で良くないですか?
青山:・・・良いの?10も違うわよ?
村田:年齢差って関係ないですよ。
青山:・・・とりあえず二次会行く?
村田:どこにしますか?店はほとんど閉まってます。
青山:・・・私の家?
村田:いきなりですか!?
青山:嫌なの?
村田:嫌では・・・無いです。
青山:コンビニでビールとか買ってさ、飲みましょ?
村田:あ、レモン汁買っていって良いですか?
青山:何で?
村田:・・・初恋の味を感じたいです。
青山:ふーん?(リップ音)
青山:どう?
村田:はっ・・・・
青山:あら、キスは慣れてなかった?
村田:ほ・・・本当に初めてだったんですよ?
青山:ふふっ、どう?酸っぱかった?
村田:・・・意外と味しなかったです。
青山:ねえ、村田君?。
村田:青山先輩、怒ってます?
青山:えぇ、怒ってるわ。
村田:飲みの時くらい無礼講で行きましょうよ。
青山:それは先輩であるこっちのセリフよ。
村田:僕、先輩を怒らせる様なことしました?
青山:えぇ・・・
村田:何ですか?
青山:自分でわからない?
村田:うーん、青山先輩の気に*障《さわ》ることは何もしてない気がします。
青山:・・・そう、そうなんだけどねぇ。
村田:だったら何でしょう・・・・
青山:今、唐揚げにレモン絞ったでしょ?
村田:はい、絞りました。
青山:普通さ、聞いてから絞らない?
村田:え?
青山:レモン嫌いな人いたらどーするの?
村田:いや、先輩、かける派ですよね?
青山:そうよ?
村田:なら・・・問題無くないですか?
青山:だーかーら!私以外の人が居る時にそうしてたら問題よ!?
村田:そりゃ人数いる時は確認します。
青山:いや、2人でも確認はしてよ。
村田:でも先輩、レモンかけますよね?
青山:私だってそのまま食べたいと思う時あるかもしれないでしょ?
村田:先輩、かけないと食べられないとすら思ってます。
村田:というか先輩、元々レモンかける前提で専用のから揚げ頼みますよね?
青山:・・・私だってかけずに食べたいなって思う時あるわよ?
村田:どのくらいの頻度ですか?
青山:・・・年一?
村田:嘘ですね。
青山:どうして?
村田:だって、先輩に誘われた飲み会でも、会社の飲み会でも
村田:先輩は今年一年100パーセントレモンかけてましたよ。
青山:そ・・・それ以外の飲み会で。
村田:会社と同僚以外飲み会行かないって、こないだ言ってましたよね?
青山:・・・ぐぅ・・・
村田:ぐぅの音は出るんですね。
青山:・・・村田君、私のストーカー?
村田:僕、入社してから先輩が居る飲み会100パーセント居ますよ。
青山:本当!?
村田:先輩・・・部下と飲むの楽しみたいなら、態度もうちょっと考えたほうが良いですよ。
村田:飲むとクセ強いんですから・・・同じ話何回も繰り返して、しかも滑舌もままなってない。
村田:同僚、みんな裏ではあだ名で呼んでますよ。
青山:なんで呼ばれてんの・・・?
村田:怒らないでくださいね?後、僕は呼んでないですよ?
青山:えぇ。
村田:無限かむかむレモン。
青山:・・・・
村田:出ませんね。ぐぅの音。
青山:割とショックかも。
村田:でも大丈夫です。僕はついていきます。
青山:村田・・・
村田:先輩、ビールの泡無くなっちゃうんで飲み切った方がいいですよ。
青山:あ!それ!
村田:僕が先輩と初めて飲みに行った時、最初に怒られた話です。
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0:【回想】
青山:いい、村田君?ビールの泡って、酸化を防ぐ役割があるの。
青山:後は苦味を抑える役割もしてるから、話に夢中になるのも良いけど
青山:泡が無くなる前に飲みなさいよ?
0:【回想終】
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青山:そんなことまで覚えてたのね・・・
村田:でも先輩、あの時僕、ビールの美味しさって全然わかんなかったんですけど、
村田:先輩の話聞いてから飲めるようになったんですよ?
青山:そうなの!?
村田:えぇ。
青山:と言うかさ、村田君なんでそんなに私とのこと覚えてるの?記憶力良いの?
村田:それだけでは・・・ないですね。
青山:なんだそれ(笑)まさか、私のこと好きなの?
村田:それは・・・
青山:まさかなー!そんなわけないか!
青山:流石にオバサンだし上司としか見てないよねー!
村田:・・・気にするところはそれだけですか?
青山:え?
村田:それなら僕、本気で好きになりますよ。
青山:え!?
村田:僕、先輩の仕事に対する姿勢本気で尊敬してるんですよ。
村田:オフをしっかり楽しんでるギャップにもやられまくってます。
青山:え・・・・
村田:僕で良くないですか?
青山:・・・良いの?10も違うわよ?
村田:年齢差って関係ないですよ。
青山:・・・とりあえず二次会行く?
村田:どこにしますか?店はほとんど閉まってます。
青山:・・・私の家?
村田:いきなりですか!?
青山:嫌なの?
村田:嫌では・・・無いです。
青山:コンビニでビールとか買ってさ、飲みましょ?
村田:あ、レモン汁買っていって良いですか?
青山:何で?
村田:・・・初恋の味を感じたいです。
青山:ふーん?(リップ音)
青山:どう?
村田:はっ・・・・
青山:あら、キスは慣れてなかった?
村田:ほ・・・本当に初めてだったんですよ?
青山:ふふっ、どう?酸っぱかった?
村田:・・・意外と味しなかったです。