台本概要

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タイトル 平行線の交差点
作者名 ねるひつじ  (@sleep_sheepzzz)
ジャンル その他
演者人数 2人用台本(男1、不問1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 30代男性と20代女性の日常ストーリー

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
惟桜 不問 63 いお。20代女性設定ですが演者性別問いません。
悠斗 59 はると。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
: 惟桜:はるとさん、おはよう 悠斗:ああ、いお、おはよう 惟桜:僕より遅いなんて珍しい 悠斗:昨日遊びすぎたかもな笑 悠斗:どうも三十を超えると体力の回復が遅い 惟桜:まあ休みなんで、ゆっくり寝てればいいじゃないすか 惟桜:僕は今日も仕事ですけど 悠斗:日曜は稼ぎ時だろう 惟桜:そうなんすけど 惟桜:はるとさんと休みが合わないのもなんかな 悠斗:どうした?俺らはそういう関係でもないだろう 惟桜:いや、車でドライブくらいしたいっすよ 悠斗:なるほどねえ 悠斗:俺なんて遊びはもっぱら飲みとボーリングくらいだからなあ 惟桜:人生損してる 悠斗:お前、次の休みいつだ 惟桜:次は木曜 悠斗:行くか? 惟桜:どこに 悠斗:いや、は!?今の流れはドライブだろー 惟桜:冗談笑 惟桜:わかってます、もちろんいきますよ 悠斗:そんでもってお前、遅刻すんぞ 惟桜:え?あっ…やっべ…いってきます! 悠斗:いってらー : 0:間 : 惟桜の語り:僕とはるとさんの関係、言ってしまえばただの同居人なのだけれど、お互い気兼ねなく過ごすことができるし、信頼もしてる。 悠斗の語り:なんで三十超えたおじさんが結婚もせず、彼女も作らず、ひと回り下のこいつと同居をしているかというと、俺が女性に興味がないからだ。 悠斗の語り:別に同性愛者ってわけでもない。高校大学は彼女に困らなかったし。 悠斗の語り:はたから見たら兄妹、ひょっとすると犯罪的な何かに見えるかもしれない 惟桜の語り:でも、僕たち…いや少なくとも僕にとってはこの関係がちょうどいい 惟桜の語り:女でも男でもない僕にとっては : 0:間 : 惟桜:ただいま! 悠斗:おう、おかえり 惟桜:ええ!今日オムライスじゃんどうしたの 惟桜:いつも麺茹でるだけのくせに 悠斗:卵の消費期限今日だったのに6個も残ってたから 惟桜:あれ?そうだっけ 悠斗:おかげで卵爆盛りオムライスだ 惟桜:いいじゃんおいしそう 悠斗:あ?お前それなんだ? 惟桜:え?コンビニの新作スイーツ 悠斗:はあ!?またかよー 惟桜:またってなにさー 惟桜:僕のお金から出してるからいいだろ 悠斗:でも、今月ライブ行って金欠だったろ、光熱費出せんのかー?笑 惟桜:はるとさん?僕の機嫌損ねていいと思ってる? 悠斗:おまっ…もしかして…! 惟桜:あーあ、せっかくはるとさんの分も買ってきてあげたのになー 悠斗:いや、そういうことは先に… 惟桜:はるとさんの好きないちごの新作、買いづらそうだったからわざわざ買ってきたのにな― 惟桜:いらないんだね? 悠斗:あの…まあ、あれだ、俺が、俺が悪かったです… 惟桜:はい、もう一声 悠斗:ごめんなさい!反省してるのでいちごは食べさせてっ… 惟桜:よっしゃ!謝罪勝ち取ったりっ 惟桜:まあ別に謝られなくてもあげるつもりではいたけど 悠斗:うっわ、そういうとこだぞ 惟桜:いっつもからかわれるんだから許せこれくらい 悠斗:まあいいや…早くごはん食べろ 惟桜:はーい : 0:間 : 惟桜の語り:とっても過ごしやすい 惟桜の語り:今までみたいに怯えつつ距離感を見極める必要がない 惟桜の語り:進展する必要もない 惟桜の語り:ひたすら日常を繰り返す、それだけでいいのだ 悠斗の語り:俺らが会ったのは、お察しのとおりネットだ 悠斗の語り:実際顔を合わせたのは、いおが上京するときに物件探しを手伝ったことがきっかけだった 悠斗の語り:俺も働き始めに借りたオンボロアパートから引っ越したいところだった 悠斗の語り:物件を探すうちに、 : 惟桜:あれ?これさ? 惟桜:…二人で家賃割り勘したほうがいいとこ住めるのでは?? : 悠斗の語り:ということになり、お互いいろいろ話し合った結果 悠斗の語り:今に至るというわけで。 : 0:間 : 惟桜:今日はっドライブっ 悠斗:ずいぶん張り切ってるな 惟桜:一緒に遊びに行くの久しぶりだからねー 悠斗:それにしても…今日はスカートなのか 惟桜:まあ気分的に?今日は女の子ですから? 悠斗:そうか、よく似合ってるぞ 惟桜:えっへへー 悠斗:今日はどこ行きたい? 惟桜:ドライブだからなー 悠斗:適当に高速走ってサービスエリアでご飯でも食べるか 惟桜:名案! 悠斗:よしじゃあ行こう : 0:間 : 惟桜:あーーー風がいいね 悠斗:手とか出すなよ 惟桜:わかってるよ、さすがにそんなことしない 悠斗:それにしても、いい天気だな 惟桜:うん!晴れてよかった! 悠斗:しかしなんでまたドライブだったんだ 惟桜:喋ってても、黙ってても、どっちでもいいでしょ 悠斗:うん 惟桜:あとは、なんか違う景色がみたくなった 悠斗:ああ、なんかわかるかもしれない 悠斗:ちょっと日常とは離れたところに身を置きたいって感じか 惟桜:うん!まさにそんな感じ、さすが! 悠斗:さすがだろー 悠斗:さーてそろそろサービスエリアつくぞー 惟桜:やった!お腹ぺこぺこだよー 悠斗:ここあれだろ、限定ソフトクリームあるだろ 惟桜:そうなの!?え、食べたい! 悠斗:おごってやるよ 惟桜:どうしたんだよ珍しい 悠斗:まあ機嫌がいいってだけだ 惟桜:ご飯は!? 悠斗:それは自分で買え 惟桜:うっ…そんな都合よくいかないか… 悠斗:ほら、いくぞ 惟桜:はーい… : 0:間 : 悠斗の語り:サービスエリアでご飯を食べ終わると、俺らは高速を降り、海岸沿いの道路を通って帰路についた。 惟桜の語り:昼過ぎのまっすぐな日差しも、海の上では細かく砕けて小さくきらめく 惟桜の語り:とてもきれいだった 悠斗の語り:家についたらいつも通り 悠斗の語り:晩飯を食べて風呂に入ってそれぞれの部屋で眠りにつく : 0:間 : 惟桜:はるとさんおきてる? 悠斗:ん?眠れないか 惟桜:うん、なんとなくね 悠斗:おいで 惟桜:ありがとう 悠斗:どうした、なにかあるんだろ 惟桜:いや、今日の僕さ、はたからだったらそれっぽく見えてたかなって 悠斗:…やっぱり気にしてたのか 惟桜:家にいる分にはね、それから職場も、そんな気にしなくていいんだけど 惟桜:外に出て、僕を知らない人の目に触れるときは、外見に合う服のほうがいいのかなって、思っちゃう 悠斗:俺が隣にいる時くらい気にしなくていいのに 惟桜:…はるとさんが隣にいるからだよ 悠斗:え? 惟桜:はるとさんは、普通の人じゃん 悠斗:いおだって普通の人だろ 惟桜:…わかっててそういう言葉をさらっと言えるんだからずるいなあ 悠斗:うん? 惟桜:まあね、そういうのもあるけど、はるとさんの隣にいるときは、かわいい女の子でいたい自分もいる 惟桜:周りから見て、かわいいって思われたいのも事実 悠斗:うん 惟桜:でも、ほんとの自分はこうじゃないって葛藤もあって 悠斗:うん 惟桜:格好にとらわれすぎだって言われたらそれまでなんだけど 惟桜:どうしてもね、気にしちゃう 悠斗:そっか 悠斗:悩むよな、どっちでもいたいんだもんな 惟桜:うん… 悠斗:残念ながら、俺は解決策は見つけられない 悠斗:そういうのは、自分で折り合いをつけてくしかないことだとは思う 惟桜:そうだよね、ごめん、こんなこと 悠斗:そうじゃなくて、それでもよければ、話くらいはこうやって聞けるから、いつでも頼っていいって言いたかったんだよ 惟桜:え? 悠斗:そのための友人であり同居人だろ 惟桜:…ありがとう 悠斗:いおのことは俺なりに理解しているつもりだし、今日のことだってなんとなく察しはついてたけど 悠斗:こうやって、いおが自分から言ってくれたこと自体が嬉しいと思ってる 惟桜:はるとさん… 悠斗:ん? 惟桜:何でこんな優しいのに彼女いないんだろうね… 悠斗:お前、ここまできて俺にかける言葉がそれかよ 惟桜:ごめん笑 惟桜:でも、ちょっと楽になった。ありがとう 悠斗:いつでも言えよ 惟桜:はるとさんもなんかあったら聞くからね、僕じゃ頼りないだろうけど 惟桜:愚痴聞くくらいなら 悠斗:おう、ありがとな 悠斗:今日はもうこっちで寝てけ 惟桜:うん、ありがとう、おやすみ : 0:間 : 惟桜の語り:そういってはるとさんは僕の頭をぽんぽんとすると、そのまま眠りについた 悠斗の語り:ちょっとしたイレギュラーもはさみつつ、俺らはやっぱりお互いの日常を繰り返すだけなのだ : 0:間 : 惟桜:はるとさん、おはよう 悠斗:ああ、いお、おはよう

: 惟桜:はるとさん、おはよう 悠斗:ああ、いお、おはよう 惟桜:僕より遅いなんて珍しい 悠斗:昨日遊びすぎたかもな笑 悠斗:どうも三十を超えると体力の回復が遅い 惟桜:まあ休みなんで、ゆっくり寝てればいいじゃないすか 惟桜:僕は今日も仕事ですけど 悠斗:日曜は稼ぎ時だろう 惟桜:そうなんすけど 惟桜:はるとさんと休みが合わないのもなんかな 悠斗:どうした?俺らはそういう関係でもないだろう 惟桜:いや、車でドライブくらいしたいっすよ 悠斗:なるほどねえ 悠斗:俺なんて遊びはもっぱら飲みとボーリングくらいだからなあ 惟桜:人生損してる 悠斗:お前、次の休みいつだ 惟桜:次は木曜 悠斗:行くか? 惟桜:どこに 悠斗:いや、は!?今の流れはドライブだろー 惟桜:冗談笑 惟桜:わかってます、もちろんいきますよ 悠斗:そんでもってお前、遅刻すんぞ 惟桜:え?あっ…やっべ…いってきます! 悠斗:いってらー : 0:間 : 惟桜の語り:僕とはるとさんの関係、言ってしまえばただの同居人なのだけれど、お互い気兼ねなく過ごすことができるし、信頼もしてる。 悠斗の語り:なんで三十超えたおじさんが結婚もせず、彼女も作らず、ひと回り下のこいつと同居をしているかというと、俺が女性に興味がないからだ。 悠斗の語り:別に同性愛者ってわけでもない。高校大学は彼女に困らなかったし。 悠斗の語り:はたから見たら兄妹、ひょっとすると犯罪的な何かに見えるかもしれない 惟桜の語り:でも、僕たち…いや少なくとも僕にとってはこの関係がちょうどいい 惟桜の語り:女でも男でもない僕にとっては : 0:間 : 惟桜:ただいま! 悠斗:おう、おかえり 惟桜:ええ!今日オムライスじゃんどうしたの 惟桜:いつも麺茹でるだけのくせに 悠斗:卵の消費期限今日だったのに6個も残ってたから 惟桜:あれ?そうだっけ 悠斗:おかげで卵爆盛りオムライスだ 惟桜:いいじゃんおいしそう 悠斗:あ?お前それなんだ? 惟桜:え?コンビニの新作スイーツ 悠斗:はあ!?またかよー 惟桜:またってなにさー 惟桜:僕のお金から出してるからいいだろ 悠斗:でも、今月ライブ行って金欠だったろ、光熱費出せんのかー?笑 惟桜:はるとさん?僕の機嫌損ねていいと思ってる? 悠斗:おまっ…もしかして…! 惟桜:あーあ、せっかくはるとさんの分も買ってきてあげたのになー 悠斗:いや、そういうことは先に… 惟桜:はるとさんの好きないちごの新作、買いづらそうだったからわざわざ買ってきたのにな― 惟桜:いらないんだね? 悠斗:あの…まあ、あれだ、俺が、俺が悪かったです… 惟桜:はい、もう一声 悠斗:ごめんなさい!反省してるのでいちごは食べさせてっ… 惟桜:よっしゃ!謝罪勝ち取ったりっ 惟桜:まあ別に謝られなくてもあげるつもりではいたけど 悠斗:うっわ、そういうとこだぞ 惟桜:いっつもからかわれるんだから許せこれくらい 悠斗:まあいいや…早くごはん食べろ 惟桜:はーい : 0:間 : 惟桜の語り:とっても過ごしやすい 惟桜の語り:今までみたいに怯えつつ距離感を見極める必要がない 惟桜の語り:進展する必要もない 惟桜の語り:ひたすら日常を繰り返す、それだけでいいのだ 悠斗の語り:俺らが会ったのは、お察しのとおりネットだ 悠斗の語り:実際顔を合わせたのは、いおが上京するときに物件探しを手伝ったことがきっかけだった 悠斗の語り:俺も働き始めに借りたオンボロアパートから引っ越したいところだった 悠斗の語り:物件を探すうちに、 : 惟桜:あれ?これさ? 惟桜:…二人で家賃割り勘したほうがいいとこ住めるのでは?? : 悠斗の語り:ということになり、お互いいろいろ話し合った結果 悠斗の語り:今に至るというわけで。 : 0:間 : 惟桜:今日はっドライブっ 悠斗:ずいぶん張り切ってるな 惟桜:一緒に遊びに行くの久しぶりだからねー 悠斗:それにしても…今日はスカートなのか 惟桜:まあ気分的に?今日は女の子ですから? 悠斗:そうか、よく似合ってるぞ 惟桜:えっへへー 悠斗:今日はどこ行きたい? 惟桜:ドライブだからなー 悠斗:適当に高速走ってサービスエリアでご飯でも食べるか 惟桜:名案! 悠斗:よしじゃあ行こう : 0:間 : 惟桜:あーーー風がいいね 悠斗:手とか出すなよ 惟桜:わかってるよ、さすがにそんなことしない 悠斗:それにしても、いい天気だな 惟桜:うん!晴れてよかった! 悠斗:しかしなんでまたドライブだったんだ 惟桜:喋ってても、黙ってても、どっちでもいいでしょ 悠斗:うん 惟桜:あとは、なんか違う景色がみたくなった 悠斗:ああ、なんかわかるかもしれない 悠斗:ちょっと日常とは離れたところに身を置きたいって感じか 惟桜:うん!まさにそんな感じ、さすが! 悠斗:さすがだろー 悠斗:さーてそろそろサービスエリアつくぞー 惟桜:やった!お腹ぺこぺこだよー 悠斗:ここあれだろ、限定ソフトクリームあるだろ 惟桜:そうなの!?え、食べたい! 悠斗:おごってやるよ 惟桜:どうしたんだよ珍しい 悠斗:まあ機嫌がいいってだけだ 惟桜:ご飯は!? 悠斗:それは自分で買え 惟桜:うっ…そんな都合よくいかないか… 悠斗:ほら、いくぞ 惟桜:はーい… : 0:間 : 悠斗の語り:サービスエリアでご飯を食べ終わると、俺らは高速を降り、海岸沿いの道路を通って帰路についた。 惟桜の語り:昼過ぎのまっすぐな日差しも、海の上では細かく砕けて小さくきらめく 惟桜の語り:とてもきれいだった 悠斗の語り:家についたらいつも通り 悠斗の語り:晩飯を食べて風呂に入ってそれぞれの部屋で眠りにつく : 0:間 : 惟桜:はるとさんおきてる? 悠斗:ん?眠れないか 惟桜:うん、なんとなくね 悠斗:おいで 惟桜:ありがとう 悠斗:どうした、なにかあるんだろ 惟桜:いや、今日の僕さ、はたからだったらそれっぽく見えてたかなって 悠斗:…やっぱり気にしてたのか 惟桜:家にいる分にはね、それから職場も、そんな気にしなくていいんだけど 惟桜:外に出て、僕を知らない人の目に触れるときは、外見に合う服のほうがいいのかなって、思っちゃう 悠斗:俺が隣にいる時くらい気にしなくていいのに 惟桜:…はるとさんが隣にいるからだよ 悠斗:え? 惟桜:はるとさんは、普通の人じゃん 悠斗:いおだって普通の人だろ 惟桜:…わかっててそういう言葉をさらっと言えるんだからずるいなあ 悠斗:うん? 惟桜:まあね、そういうのもあるけど、はるとさんの隣にいるときは、かわいい女の子でいたい自分もいる 惟桜:周りから見て、かわいいって思われたいのも事実 悠斗:うん 惟桜:でも、ほんとの自分はこうじゃないって葛藤もあって 悠斗:うん 惟桜:格好にとらわれすぎだって言われたらそれまでなんだけど 惟桜:どうしてもね、気にしちゃう 悠斗:そっか 悠斗:悩むよな、どっちでもいたいんだもんな 惟桜:うん… 悠斗:残念ながら、俺は解決策は見つけられない 悠斗:そういうのは、自分で折り合いをつけてくしかないことだとは思う 惟桜:そうだよね、ごめん、こんなこと 悠斗:そうじゃなくて、それでもよければ、話くらいはこうやって聞けるから、いつでも頼っていいって言いたかったんだよ 惟桜:え? 悠斗:そのための友人であり同居人だろ 惟桜:…ありがとう 悠斗:いおのことは俺なりに理解しているつもりだし、今日のことだってなんとなく察しはついてたけど 悠斗:こうやって、いおが自分から言ってくれたこと自体が嬉しいと思ってる 惟桜:はるとさん… 悠斗:ん? 惟桜:何でこんな優しいのに彼女いないんだろうね… 悠斗:お前、ここまできて俺にかける言葉がそれかよ 惟桜:ごめん笑 惟桜:でも、ちょっと楽になった。ありがとう 悠斗:いつでも言えよ 惟桜:はるとさんもなんかあったら聞くからね、僕じゃ頼りないだろうけど 惟桜:愚痴聞くくらいなら 悠斗:おう、ありがとな 悠斗:今日はもうこっちで寝てけ 惟桜:うん、ありがとう、おやすみ : 0:間 : 惟桜の語り:そういってはるとさんは僕の頭をぽんぽんとすると、そのまま眠りについた 悠斗の語り:ちょっとしたイレギュラーもはさみつつ、俺らはやっぱりお互いの日常を繰り返すだけなのだ : 0:間 : 惟桜:はるとさん、おはよう 悠斗:ああ、いお、おはよう