声劇台本置き場

1：狼は本当に赤ずきんを食べたのでしょうか。 1：桃太郎は本当に鬼退治をすることができたのでしょうか。 1：浦島太郎は、金太郎は 1：……本当にあの物語通りの人物だったのでしょうか。 1：貴方が見聞きした話は、本当に真実なのか。 1：そもそも彼らは本当に実在したのか。 1：もし実在しないのなら、いったい誰がなんの為にそんな逸話を創り出したのか…… 1：───では、お話致しましょう。 1：禁じられた、逸話と偽（いつわ）の物語を 1：『禁じられた箱』（パンドラボックス） 0： 2：暗闇に響く足音は、一定の感覚、一定のリズムで 2：その音を、貴方へと知らせる。 2：しかし姿は見えず、どれだけ進もうと音が離れることもない。 2：果たしてその音の主は、敵か味方か。 2：闇を抜けた者にのみ、その真実知ることが出来る。 2：『宵闇は永遠を詠う』 2：───宵闇は永遠に、貴方を待っている。 0： 3：貴方は、「人を殺したい」と思ったことは有りますか？ 3：まぁ有ったとしても、それを行動に移した方はごくわずかでしょう。 3：何故なら人殺しは、してはいけないことだから。 3：───では、もし人殺しが許される世界だとしたら 3：貴方は誰かを、殺しますか？ 3：『ライフワーク』 3：───さぁ、度胸試しを始めましょうか 0： 4：「ねぇ、なつ」 4：君が僕（私）くれた名前。 4：「なぁに？ふゆ」 4：僕（私）が君にあげた名前。 4：「ううん、呼んだだけ」 4：名前を呼び合うだけの日常。 4：そんな日常は……音も立てずに崩れ落ちた。 4：「……ふゆ？」 4：『君がくれた夏と君にあげた冬』 4：ねぇ……君がおかえりと言ってくれないのなら 4：……僕（私）は誰にただいまと言えばいいの？ 0： 5：夏の終わりを知らせる涼風に頬を撫でられ、君は目を覚ます。 5：時間を確認すると、そろそろ出なければ学校に遅刻してしまう。 5：君が急いで外へ出ようとすると、母親に声をかけられた。 5：「夏休み最後の日だって言うのに、そんなに慌てて何処に行くの？」 5：そう、君が目覚めたのは 5：過ぎたはずの8月30日であった。 5：『夏の木枯（こが）らし』 5：───君は繰り返される運命に、抗う事ができるか 0： 6：突如現れた悪の組織の四天王が一人、幹部。 6：彼の不気味な笑みの前に立ちはだかる正義のヒーロー 6：今ここに、決戦が始まろうとしている…… 6：と、思いきや 6：現れた正義のヒーローは黄色一人？ 話を聞いてみたところ 6：他の奴らは忙しい！？ 6：悪の幹部と正義のヒーローの黄色による、ドタバタコメディーストーリー 6：『幹部と黄色』 6：シナリオ配信中！ 0： 7：今回の『街ツクール』は、今までとは一味違う！ 7：創り上げてきた街を………破壊する！？超巨大ロボで駆け回り 7：ミサイル連射をブッパなす！？ 7：ド派手で爽快な破壊アクションを遊び尽くせ！ 7：『街コワース』好評配信中！ 7：───破壊の先にあるのは、達成感か快感か 7：……それとも、感じるはずのなかった孤独か─── 0： 8：この世には、『狂ってしまった普通』が存在する。 8：それを、調査及び解決しているのが 8：俺たち、『ノーマライザー』だ。 8：そんな俺たちが今回調査に向かうのは……アニメの世界！？ 8：空を飛んだり、超能力だったり……特殊能力があるのが普通の世界だと！？ 8：こいつは骨が折れそうだぜ！ 8：『アブノーマル』 8：〜夢を抱く幻想世界（ファントムワールド）〜 8：───君の目で、真実（ほんとう）の『普通』を見つけ出せ 0： 9：あの日の事を覚えていますか？ 9：友達と過ごした、青春の日々 9：忙しさに追われて、手を焼いた日々 9：大切な人と過した、かけがえのない日々 9：……そして、貴方が最大の後悔をしたあの日 9：我々はそんな日々を、もう一度得ることができるチャンスを与えることができます。 9：貴方は、取り戻すことを望まれますか？ 9：あの日届けられなかった思いをもう一度…… 9：『ResumeReproduction』(リズーム リプロダクション) 0： 10：平凡な学生であるこの俺 10：田中 翔馬(ペガサス)は 10：ある日登校中にトラックに撥ねられ 10：不思議な場所へ 10：この王道の流れは…… 10：異世界転生、来たか…これ！？ 10：っと思いきや、まさかの神様からのお説教！？ 10：この先俺はどうなるんだぁ！？ 10：前途多難な異世界生活が始まる！ 10：『異世界転生、来たかこれ！？』 10：シナリオ配信中！ 0： 11：もう逃げてしまいたい 11：そんな気持ちが、私の体を突き動かし 11：屋上の手すりへと手をかけさせた。 11：ここから飛べば、全てが終わる…… 11：まるで抗うことすらなく動く私の体は 11：ふと、耳へ届いた一言に止められた。 11：「自殺かい？」 11：『背中を押してくれる人』 0： 12：今日はお母さんと一緒じゃなくて、1人でお買い物！ 12：1人で歩く道は、初めてが沢山！ 12：あっちへ行ったり、こっちへ行ったり大冒険！ 12：お母さんはちょっと不安そう 12：あれあれ？お使いのこと忘れてない？ 12：って思ったら、やっぱりハプニングが！？ 12：『お使いボクにもできるもん！！』 12：19時半から放送中！ 0： 13：ねぇ知ってる？ 13：深夜2時……丑三つ時って言うんだっけ？ 13：この間事故があった場所に花を持っていくと、幽霊に会えるんだって。 13：しかも、話しかけた人が行方不明になったんだって。 13：なんでも、自分の事に気づいてくれたって勘違いして魅入られちゃうんだって。 13：ほら、この間の行方不明事件ってこれが原因らしいよ。 13：私もお兄ちゃんに会えるかな？ 13：ずっとここで待ってるんだけどな…… 13：『ミイラ・注意』 0： 14：今日は雨。雨はジメジメしてて嫌いだが 14：今日も今日とて気だるく登校。 14：学校に着くと、3人美少女が居て俺に挨拶をしてくれる。 14：まさか俺にもラブコメ展開が！？……なんてことはなく 14：モブの俺はまさに空気！ただクラスメイトとして挨拶されただけ！ 14：そんなモブの日常を描いた、ハートフルラブコメストーリー 14：『ラブコメじゃなくてモブコメじゃい！』 14：夜九時から放送中！ 0： 15：『愛を語る時君はどうする？』 15：踊るように語るだろうか？ 15：捧げるように語るだろうか？ 15：……はたまた、何も伝えない 15：沈黙の愛を語るだろうか 15：……さぁ、私の純粋なる疑問を満たしてくれたまえ。 15：真相はいつだって、疑問が満たされた時に見えるのだから 15：『Dolce Unto loverー最愛ー』 15：──さぁ、君の愛を聞かせておくれ 0：※当シナリオは実際に『佐久間ユタカさん』が投稿されているシナリオなので、皆様も是非御覧頂ければ幸いです！