台本概要

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タイトル 【R18】クリフォトの鎖(男女逆転版)
作者名 名越春  (@nttdnll)
ジャンル ミステリー
演者人数 2人用台本(男1、女1)
時間 30 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 家出少女である海咲が街を彷徨っていたところに声を掛けて来た翼という男性は青少年を保護する団体の職員を名乗り、海咲を同じような境遇の子ども達の暮らす施設へと案内した。しかし、翼の本当の目的や正体は全く異なるものだった。
残虐な描写がありますので苦手な方はご注意ください。

テンポ感を重視する場合、Scene2については「」部分のみ読まれると良いと思います。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
海咲 76 家出少女。
74 NPO法人の職員を名乗る男性。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
0:『6.373 世界は私の意志から独立である。』 0:――『6.374 たとえ欲したことすべてが起こったとしても、それはなお、いわばたんなる僥倖にすぎない。』 0:――ヴィトゲンシュタイン 0:  0:Scene1 海咲:自分はずっと不幸な人間だと思っていた。 海咲:  海咲:容姿に優れる訳でも勉強ができる訳でも運動が得意な訳でもない。 海咲:  海咲:特筆するような特徴のない、いうならモブ。それだけなら別に気にすることもないのだろう。 海咲:  海咲:そんな人間はありふれてる。普通のこと。けれど、自分の家庭環境に関しては普通ではなかったと思う。 海咲:  海咲:物心付いたころから母は得体の知れない新興宗教にどっぷりと嵌まり込んでいた。 海咲:  海咲:父は機嫌が悪いと度々、私や母に暴力を振るった。 海咲:  海咲:そんな家庭が裕福なはずもなく、望んだものを両親から与えてもらえたことなどほとんどなかった。 海咲:  海咲:  海咲:学校にも家にも自分の居場所なんてなかった。 海咲:だから、そんな生活に嫌気が差して、私はある日ほんの数十万円が入っている自分の通帳と最低限の荷物を鞄に詰めて家を出た。 海咲:  海咲:通帳の金が尽きればその先はどうなるか分からない。けれど、それでも、現状よりはマシだと思えた。 海咲:  海咲:  海咲:街へと出て来て、食事は安い菓子パンを日に1,2回、あてもなく街を彷徨う。 海咲:  海咲:そんな生活を10日ほど続けたときだった。1人の男性に声を掛けられた。 海咲:  海咲:20代半ばくらいだろうか。清潔感のある身なりの良い男性だった。 海咲:  海咲:翼と名乗った彼は身寄りのない青少年を保護するNPO団体の職員だと言った。 海咲:  海咲:  海咲:彼に連れて行かれた先は、ぼろっちぃシェアハウスだった。 海咲:  海咲:彼が来たことが分かると「翼兄さん!」と自分と同じ年頃の子供たちが嬉しそうに彼に集まってきた。かなり慕われているようだった。 翼:「あんまり綺麗なところじゃないけど、今日からはここを好きに使って良いからね。 翼:  翼:俺も毎日、夜はご飯作りに来るから何か困ったことがあったら何でも言ってね。 翼:  翼:もう俺たちは家族みたいなものだから」 海咲:久しぶりに食べた暖かい食事は胸が苦しくなるほどに美味しかった。 海咲:  海咲:  海咲:それからしばらくシェアハウスでの生活が続いた。 海咲:  海咲:正直言って設備はかなり不便だけれど、路上を彷徨っていた時と比べれば天国だ。 海咲:  海咲:それに、他に住んでいる人たちとも、境遇が似てるためかすぐに打ち解けられた。 海咲:  海咲:毎日、私たちの世話を焼いて食事を作ってくれる翼さんについては本当の兄のように感じ始めていた。 海咲:  海咲:友人に家族。あの家で得られなかったものが今はここにある。 0:  翼:「あ、そうだ海咲ちゃん。俺の知り合いのやってる会社でね、アルバイト募集してるんだって。俺たちの活動にも理解のある所でね。良かったらやってみない?」 海咲:「え、はい!私で良ければ是非!」 翼:「ホント!?良かったぁ。助かるよ。ありがとね、海咲ちゃん!」 海咲:ただ庇護されてることになんとなく後ろめたさもあった。それになにより、翼さんの役に立てるならと、そう思った。 0:――(間) 翼:「海咲ちゃん、頑張ってるみたいだね。 翼:  翼:それでね、もっと時給の良い仕事があって、海咲ちゃんになら任せられるって先方が言ってるんだけど。 翼:  翼:どう?やってみる気ない?」 海咲:「え、そんなの良いんですか!?」 翼:「うん!向こうから言ってきてるんだからね。 翼:  翼:それにね、仕事受けてくれるなら海咲ちゃんのためにアパート借りてくれるみたいだよ。といっても狭いとこだけどね」 海咲:「アパートですか……?」 翼:「うん、だからこのシェアハウスからは退去することになっちゃうけど……。 翼:  翼:子供たちの自立を助けるのも俺たちの仕事だからさ。 翼:  翼:寂しいとは思うけど、俺も時々、これからも海咲ちゃんの様子見に行くし、またご飯も作ってあげるからさ、どうかな?」 海咲:「……分かりました。私、受けます、その話」 翼:「ホントに!?ありがとう!やっぱり海咲ちゃんにお願いして正解だったな。海咲ちゃんは良い子だね!」 海咲:「あ、い、いや、そんな……ほどでも」 翼:「んー?あっはは、照れてる?」 海咲:「べ、別にそんなことないです……」 翼:「ホントかなぁ?でも、ありがとね。頑張れ、海咲ちゃん!応援してるよ。」 海咲:嬉しかった。認めてもらえてるみたいで。 海咲:  海咲:他の子供たちより少し特別扱いしてもらえてるみたいで。大好きな翼さんに。 海咲:  海咲:本当の家族のように、私は翼さんのことが大好きになっていた。頼れるお兄さん。そんな素敵な人に頼ってもらえる。 海咲:  海咲:今はもう自分のことを不幸だなんて思わない。 0:――(間) 0:――以降、Scene3まで「」内のみ読む。 海咲:部屋のチャイムが鳴る。恐る恐るドアスコープを確認すると翼さんの姿があった。 翼:「大丈夫?海咲ちゃん。最近、仕事に来てないって聞いて……」 海咲:「翼さん……。うっ、く、ぐすっ」 翼:「どうしたの?落ち着いて。大丈夫?」 翼:  翼:「話できそう?って無理だよね。えっと、とりあえず外出よう?車回してあるから。俺の部屋で落ち着いてからゆっくり話そう。ね?」 海咲:「うっ、は、はい……」 翼:「よし、おいで」 海咲:翼さんに促され外へと出る。 海咲:  海咲:ボロアパートばかりの住宅街に似つかわしくない黒塗りの車。 海咲:  海咲:後部座席に2人が乗り込んだのを確認するとスーツ姿の運転手が車を発進させた。 海咲:  海咲:連れて行かれた翼さんの部屋はかなり広く装飾やインテリアにはかなり高級で贅沢な印象を受けた。 海咲:  海咲:なんだか、翼さんのイメージと違うなとぼんやりと思った。 0:――(間) 翼:「落ち着いて来た?」 海咲:「はい、まぁ、なんとか……」 翼:「それは良かった。」 海咲:なんだろう。翼さんの声がワントーン下がったような。いつもの優しい声じゃなく、冷たいような。 翼:「ねぇ、お前さ、ふざけてんの?」 海咲:「え……。え?」 翼:「お前、仕事トんだらしいじゃん、何考えてんのかな?」 海咲:「いや、だって、あの仕事って……。その……男の人相手に……」 翼:「はぁ……。そんなことお前が気にしなくていいんだって。言われたことだけやってればいいの?ねぇ、なんでそんな簡単なこともできないわけ?」 海咲:「えっ、え?」 翼:「まぁいいや。お前使えないから別に俺の好きにしていいって言われてるし。ちょうど今切らしてて新しいの欲しかったし。」 翼:  翼:「良かったね、海咲ちゃん。今日から大好きなお兄さんと一緒に住めるよ。嬉しいよね。」 海咲:「どういう……」 翼:「がっかりさせんなよ!?」 海咲:「ぐっ、がぁぁっ……!」 海咲:  海咲:スタンガンだ。そう気付いたときには既に意識は手放されていた。 0:Scene2 翼:「あ、やっと起きた?」 海咲:「う……、ぐ。翼さん……なんで?」 翼:「まだ状況分かんない?」 海咲:身体の自由が効かない。どうやら、手錠で柱のようなところに拘束されているようだった。それに……。 海咲:  海咲:「あれ……?服……。なんで?」 翼:「は?家畜に服なんていらないでしょ?」 海咲:「え?や、ヤダ、服、服返してよぉ!」 翼:「はぁ……。だ、か、ら!お前は今日から俺の下僕なの。俺の言うことになんでも従う下僕。」 海咲:「そんな、なんで、翼さんが……」 翼:「馬鹿なのは助かるけど、こういうとき面倒なんだよな。」 翼:  翼:「ひょっとして未だに俺たちのこと慈善団体の優しいお兄さんお姉さんだと思ってるわけ?」 海咲:「え……」 翼:「お前らみたいな馬鹿なガキは絶好のカモなの。お前らはただの金蔓。分かる?」 翼:  翼:「優しいふりして近づいて、理想の家族のフリしてりゃ、すぐ尻尾振るんだからチョロいもんだよな。」 翼:  翼:「あとは周りと孤立させて使い捨てでヤバい仕事させたり、身体売ってもらったり、まぁ色々あるんだけど」 海咲:「そんな……そんなのウソ……」 翼:「でも良かったね、海咲ちゃん。アンタは運がいいよ。そういうことしなくていいんだからさ。 翼:  翼:大好きな優しいお兄さんとこれからずっと一緒にいられるよ?」 翼:  翼:  翼:「これからずっと。俺のサンドバッグとしてね。 翼:  翼:お前はこれからずっと、俺の機嫌が悪いと殴られて、機嫌が良いときはオモチャにされて、 翼:  翼:俺のストレス発散と楽しみのためだけに生きんの。嬉しいよね?」 海咲:「そんな、イヤだ、なんで?翼さ……がぁぁっ!ぐっ、カハッ!ごぼっごほっ……」 海咲:  海咲:翼さんの拳が鳩尾に食い込む。 翼:「ご主人様、だろ?」 海咲:「ぐっ、はぁ。はぁはぁ」 海咲:  海咲:「それ……スタンガン。仕舞って下さい。そんなの、向けないで……」 0:――翼の平手が飛ぶ 海咲「ひっ!いった……うぐ……」 翼:「誰が口答えして良いって言った?」 翼:  翼:「ほら。ご主人様、貴方に全て捧げます。下僕として可愛がって下さい。って言ってみ」 海咲:「ご主人様……うっ、あなたに、ひっ」 0:――再び翼の平手が飛ぶ。 翼:「めそめそしてんなよ、ムカつくなぁ。おら、さっさと言えよ。オラ!」 0:――立て続けに海咲の顔をを翼が何度も打つ。 海咲:「いたっ、いいっ!いぎぃ……。分かりました。分かりましたから、もう叩かないでよぉ……」 海咲:  海咲:「ご主人様、貴女に全て捧げます。下僕として可愛がって下さい……」 翼:「はい、よく言えました。はじめから大人しく従ってりゃ良いの。 翼:  翼:あんま顔殴ると上が色々うるさいんだよね。一応、俺の好きにして良いことにはなってっけど、女だからなぁ。まだ使い道あるし。」 翼:  翼:「ま、一応ちゃんと言うこと聞けたし、ご褒美あげなきゃね。」 海咲:「え、あ、はい……」 0:――そう言うと翼はおもむろに自分のベルトを外しズボンを脱ぎ捨てる。 海咲:「え、なんで、服脱いで……」 翼:「いやぁ、しばらくご無沙汰で溜まってんだよね。あーあ、海咲ちゃんが良い声で鳴くもんだから勃起しちゃってさ、苦しいのよね。」 翼:  翼:「ほら、ご主人のチンポに奉仕させてあげるからさ。喜べよ。」 0:――そう言って翼は男性器を海咲の目前へと近づける。 翼:「それじゃあ、記念すべき初めてのご奉仕、してもらおっか。」 海咲:「い、ヤダ、そんなの近づけないで……くださ……」 翼:「あァ?まだここでのルールが分かんねぇのか?」 海咲:「え……」 翼:「え?じゃなくて。ご主人様の命令。言うこと聞かないとどうなるかまだ分からない?」 海咲:「あ、あぁ……」 翼:「ほーら。口開けて。しっかり気持ち良くさせてよ?くっ、はは。」 翼:  翼:「歯ァ立てたらブチ殺すからな。」 海咲:「んぐっ!?んんっ、んんー!」 海咲:  海咲:喉奥まで一気に性器を押し込まれた。異物感でえずきそうになる。苦しさと屈辱で涙が溢れてくる。 翼:「よーし、良い子良い子。そのまま大人しくしてるんだよ?」 海咲:「うぐぅ、うっ……!っんぷ、ぐぅ。」 翼:「ふぅ、ノッて来た。そんじゃ動くぞ。」 海咲:「ほんら……、むり、れふ……(そんな……、無理、です……)」 翼:「はぁ?文句言ってないで楽しませろよ売女ァ!」 0:――有無を言わせず翼の男性器が海咲の喉奥まで犯し、激しく抽送を繰り返す。 海咲:「う゛ぅっ。おぐぁ、ぐごっ!ぐぅっ、うぐぶぅっ……!!」 海咲:  海咲:「ぐげぇっ!ごぷっ、げっ、う゛っ、お゛ぉぉ。あああ……ぐぶうっ、う゛っ、お゛おぉ」 翼:「あぁ、さいっこう……!このまま喉奥に出すぞ。全部飲めよ。飲むまで抜いてやらねぇからな。あぁ、やっべ、イクわ。」 海咲:「んんんん!!ごぼっ!ごふっ、んっ、ぐっ、ごくっ、けぷっ、う゛ぉえ。ごくっごくん。……。おぐ、げ……うっ、ぷ。おげぇぇ!!」 翼:「ちっ。きったねぇなぁ!なに吐いてんだよゴミ!」 0:――翼が海咲の頭を容赦なく踏みつける。海咲の戻した吐瀉物の上へ。 海咲:「がぁっ!ぐっ、う゛っ、う゛えぇ。ゴボッ、ごほ。お゛ぇぇっ!」 翼:「お前らみたいな馬鹿見てるとイライラするんだよね。 翼:  翼:しかも、普段はお前ら相手に優しいお兄さん演じないといけないし、ストレス半端ねぇんだわ。なぁ、分かる?」 海咲:「ごほっごほ。う゛ぅぅ、おぇ」 翼:「分かるかって聞いてんだろうが!」 0:――翼の脚が今度は海咲の腹を蹴る。 海咲:「ぐおっ!ごほっ、カハッ、はっはぁっはぁっ」 翼:「だからこうやってサンドバッグがいないとやってられないの。前のは壊れちゃってさ。ストレス溜まってたんだよね。」 翼:  翼:「ねぇ、こっちにお尻向けて。手錠してても出来るよね?四つん這いになって」 海咲:「ふぅ、はぁっ。あの、なんで……」 翼:「ん?聞いてどうするの?従えないの?」 海咲:「そうじゃなくて……あの」 翼:「ならさっさと言うと通りにしろよ!ムカつくなぁ、てめぇはよォ。」 海咲:「うっ、ごめんなさいごめんなさい」 翼:「くっはは、ちょっとはルールが分かって来たじゃん。じゃあこれ、お前のケツにぶち込んで遊んでやるから、楽しめよ?」 0:――翼が手にしているのは極太のディルドだった。 海咲:「え、いや、そんなの入るわけ……」 翼:「口答えすんなって言ってんだろ?まだ分からない?脳ミソ沸いてんのかよ。」 翼:  翼:「お前は黙ってご主人様にしてもらえること受け入れてりゃいいんだよ、メス豚」 翼:  翼:  翼:「はーい、じゃあ入れまーす!」 海咲:「待って、そんなの、絶対ムリ、いぎぎぃぃ! 海咲:  海咲:ムリ、はいらな、ぐぅぅうっ、ムリムリムリ、いだっ、痛いぃっ。やっ、あぁ、ぐっぅあ゛ぁぁぁっ!いぎぎぎぃぃぃっ!」 翼:「くっはは、なんだ入るじゃん。すごいすごい、ぷっ、あっははは。あ、うわぁ血ぃ出てるし。いたそー。くっふふふ。」 海咲:「あ゛っ、ああぁ、おおっ。ぐあぁぁぁっ……」 翼:「じゃあズポズポしてあげるねー、頑張れー。」 海咲:「あっ、うぐぐぅっ、ぐあぁあっ、ぐぅおぉっ、ぐあぁっっ!」 翼:「ほーら、気持ち良いでしょ?ねぇ?気持ち良いよねぇ。」 海咲:「ぐがぁっ。つぅ、はぁっ……」 翼:「気持ち良いかって聞いてんだけど?ねーぇ?」 0:――翼が空いている片手でスタンガンをちらつかせる。 海咲:「あ゛っ、ぐっ、がぁ、はぁ、は、い、ぎもぢいい、です……っ、ぐぅっ、がぁぁっ」 翼:「そっかそっかぁ。気持ち良いんだぁ。良かったね。」 海咲:「あ、はい……ぎもぢ、いいっ、ぐうっ、はぁ、です」 翼:「ねぇ、俺さ嘘つかれるの嫌いなんだけど?」 海咲:「え……?」 翼:「気持ち良いわけないよね、こんなの。なんで嘘ついたの?ねぇ、ホントのこと言えよ、ケツでよがる変態とかキショいんだよ、このクズ」 翼:  翼:「おら、言えよ。痛いですって。なっさけない声出して鳴けよ、ブタァ!」 海咲:「痛い!痛いです!こんなのムリ!裂けちゃう、痛い!痛い!痛い!」 翼:「くっ、はは。あはははは!さいっこう!ケツ犯されて泣き叫んで、お前みたいなゴミによく似合ってるよ、くっははは。」 翼:  翼:「あーおもしろ。今は気分が良いしご褒美あげるよ。すぐ痛くなくなるからね。ちょっとチクッとするよー」 0:――翼はどこからか注射器を取り出し、海咲の肘の裏に薬液を注入する。 翼:「ホントはもったいないんだけど、まぁ薬漬けにしてみるのも面白いかね。」 翼:  翼:「あ、それ抜いてあげないとね。ほらっ!」 0:――ディルドが容赦なく一息に引き抜かれる。 海咲:「ぎいっ、うあ゛ぁぁぁっ!」 海咲:  海咲:「はぁ、はぁ、はぁはぁ、はぁっ」 翼:「ねぇ、そういやお前さぁ、まだ処女?」 海咲:「それは……」 翼:「聞いてんだけど」 海咲:「処女……です。」 翼:「そっかそっかぁ。くっははは。じゃあご主人様が貰ってあげるよ。大丈夫、すぐ気持ち良くなるから。」 翼:  翼:「ほーら、おねだりしてみ?できるよな?ちゃんと俺が興奮できるようにするんだよ? 翼:  翼:じゃないと、もう流石に言わなくても分かるよね。」 海咲:「ぐすっ、うっ、私の処女、まん、こ。ご主人に犯して欲しい、ですっ……!うううっ、ぐすっ。」 翼:「はい、よくできました。んじゃ早速行くよー!」 海咲:「んんっ、いだっ……いぃっ」 翼:「……ぷっ。良いね良いねぇ!きっつきつだわ。 翼:  翼:つか、下の毛処理してないのな。ぼーぼーじゃん。くっふふふ。まぁ俺は濃いのもエロくて好きだけどさぁ。」 海咲:「くずっ、すんっ、うぅ。」 翼:「そうそう。やっと従順になってきた。おら、動いてやるからお前も楽しめよ。」 海咲:「はい。ううぅ、ぐすっ。いった……うぅ、いたいぃ。ぐすっ」 翼:「オイオイ、萎えること言うなよ。セックスってのは愛し合ってるからするんだぜ? 翼:  翼:2人とも気持ち良くならないと楽しくないじゃん。もっと気持ち良さそうにしろよ。 翼:  翼:演技でも良いからさ。もっと盛り上げられんだろ?」 海咲:「う、ごめんなさい……」 海咲:  海咲:「あ、あん、き、気持ちいい、です。」 翼:「ま、安心しなよ、そろそろ効いてくるでしょ。ちゃんと気持ち良くなれるからねー。良かったねー。」 海咲:効いてくる?そういえば、さっきから身体の痛みやしんどさが引いているような……。 海咲:  海咲:それに、なんだか高揚感すら覚え始めている。さっきの注射の中身は、やっぱり……。 翼「おー、すごいすごーい。気付いてる?自分から腰振っちゃってるよ? 翼:  翼:やっとご主人様にご奉仕すること覚えたのかな。えらいえらーい。ぷっ、くっはははっ。」 海咲:「んっ、あっ、はぁ、おっ、お゛おっ、なに、これ……。あっ」 翼:「すげぇすげぇ、この状況でよく感じられるな変態マゾ。」 海咲:「あっあっあっ、や、腰止まらな……」 翼:「あーあぁ、もうセックスに夢中だね、この淫乱。良いよ。最高。気分良いからさぁ?このまま中に出してやるよ。」 海咲:「えっ……中?」 海咲:  海咲:「や、ヤダ!中はやめて!お願いします!中だけは許して、下さい……。他のことならなんでも……」 翼:「はァ?まだ殴られ足りないの?お前はよぉ、マンコで男楽しませるくらいしか価値のないゴミクズなんだって。」 翼:  翼:「中出ししてもらえるだけ感謝しろよなメス豚。おら、出すぞ。孕めオラ!」 海咲:「そっ、そんな、ヤダ、お願い、やめて。中は……。 海咲:  海咲:ウソ、ビクビクして膨らんでる……。やぁっ。やだぁ、やめてぇ!中に出さないでぇ!」 翼:「うっ、く。はぁぁぁ。あーあ、気持ち良かったぁ。処女マンコ最高だったわ。ごちそうさん。」 翼:  翼:「あ?オイ、お前なに漏らしてんだよ」 0:――あまりの恐怖からか自分でも気付かないうちに海咲は失禁してしまっていた。 海咲:「はぁ、はあっ、うぅぅ、ぐすっ、ぐすっ、ごめんなさい。ごめんなさい」 翼:「つか、お前また床汚してさぁ。最悪なんだけど。俺もう寝るけどさ、朝までに掃除しとけよ。」 海咲:「あの、でも、この状態でどうやって……」 0:――海咲は自らに嵌められた手錠に目を落とす。 翼:「舐めて掃除するに決まってんだろ?両手使えなくても這いつくばって床舐められるよね?いちいち説明しなきゃ分かんないかな?」 海咲:「は、はい、分かりました。綺麗にしておきます……」 翼:「んー、よろしくー。そんじゃおやすみー。」 0:――翼は寝室へと去っていき、灯りの落ちた広い部屋には海咲一人が残される。 海咲:「んっ、ぺろ、ううっ、おぇっ。じゅるっ。ごぼっごほっ。 海咲:  海咲:じゅるっじゅるっ、うぇぇ、ごぼっ。ぐすっ、ひっく、じゅるるっ、ぐすっ、ごぼっごほっ、ううぅ、おぇぇ……」 0:Scene3 海咲:この部屋に連れて来られて、もうどれ程経ったんだろう。時間の感覚がおかしくなっている。時間を推測出来るものと言えば……。 海咲:  海咲:「あ、寒い。寒い。寒い寒い寒い」 海咲:  海咲:「やば、クスリ切れて、あぁクスリクスリ……クスリクスリクスリクスリ!」 翼:「ただいまー、生きてる?海咲ちゃん。あーまた禁断症状?仕方ないなぁ。壊れられると替わり探すの面倒だしなぁ。」 海咲:「あ、ご主人様、おクスリ、下さい。なんでもします! 海咲:  海咲:殴ってもオモチャにされても喜んで尽くします!フェラでもセックスでもいくらでもします! 海咲:  海咲:だからおクスリ、おクスリ下さい!ご主人様、おクスリ。 海咲:  海咲:ご主人様、ご主人様ぁ、おクスリおクスリおクスリおクスリぃキメセクっ!キメセクぅ! 海咲:  海咲:もう待ちきれないですよぉ~、おクスリ飲んでセックスしましょうよぉ、中にぃいっ~ぱいご主人様の精液注いで下さぁい!」 翼:「はいはい。はぁ、こいつもそろそろ寿命かなぁ。まぁ正直飽きてきてたところだけど。次、どうしようかなぁ。困ったなぁ。」 0:――(間) 海咲:これまで何も上手く行った試しがないのに、なんで家出すれば上手くいくなんて思ってしまったんだろう。 海咲:  海咲:きっとそれは思い上がりだったんだ。 海咲:  海咲:  海咲:あぁ、まただ。そろそろクスリが。もうやめたいのに。もういっそ死んでしまいたいのに。 海咲:  海咲:あ、クスリ、そろそろ打ってもらわなきゃ。寒い。寒い。死んじゃう。 海咲:  海咲:苦しい。気持ち良くなりたい。キメセク。キメセク。寒い。クスリ。もういやだ。最低だ。 海咲:  海咲:もうやだ。もうやめたい。私、最低だ。クスリ。寒い。寒い。クスリ。クスリ。セックス、セックス。クスリクスリ。クスリクスリクスリクスリクスリ。

0:『6.373 世界は私の意志から独立である。』 0:――『6.374 たとえ欲したことすべてが起こったとしても、それはなお、いわばたんなる僥倖にすぎない。』 0:――ヴィトゲンシュタイン 0:  0:Scene1 海咲:自分はずっと不幸な人間だと思っていた。 海咲:  海咲:容姿に優れる訳でも勉強ができる訳でも運動が得意な訳でもない。 海咲:  海咲:特筆するような特徴のない、いうならモブ。それだけなら別に気にすることもないのだろう。 海咲:  海咲:そんな人間はありふれてる。普通のこと。けれど、自分の家庭環境に関しては普通ではなかったと思う。 海咲:  海咲:物心付いたころから母は得体の知れない新興宗教にどっぷりと嵌まり込んでいた。 海咲:  海咲:父は機嫌が悪いと度々、私や母に暴力を振るった。 海咲:  海咲:そんな家庭が裕福なはずもなく、望んだものを両親から与えてもらえたことなどほとんどなかった。 海咲:  海咲:  海咲:学校にも家にも自分の居場所なんてなかった。 海咲:だから、そんな生活に嫌気が差して、私はある日ほんの数十万円が入っている自分の通帳と最低限の荷物を鞄に詰めて家を出た。 海咲:  海咲:通帳の金が尽きればその先はどうなるか分からない。けれど、それでも、現状よりはマシだと思えた。 海咲:  海咲:  海咲:街へと出て来て、食事は安い菓子パンを日に1,2回、あてもなく街を彷徨う。 海咲:  海咲:そんな生活を10日ほど続けたときだった。1人の男性に声を掛けられた。 海咲:  海咲:20代半ばくらいだろうか。清潔感のある身なりの良い男性だった。 海咲:  海咲:翼と名乗った彼は身寄りのない青少年を保護するNPO団体の職員だと言った。 海咲:  海咲:  海咲:彼に連れて行かれた先は、ぼろっちぃシェアハウスだった。 海咲:  海咲:彼が来たことが分かると「翼兄さん!」と自分と同じ年頃の子供たちが嬉しそうに彼に集まってきた。かなり慕われているようだった。 翼:「あんまり綺麗なところじゃないけど、今日からはここを好きに使って良いからね。 翼:  翼:俺も毎日、夜はご飯作りに来るから何か困ったことがあったら何でも言ってね。 翼:  翼:もう俺たちは家族みたいなものだから」 海咲:久しぶりに食べた暖かい食事は胸が苦しくなるほどに美味しかった。 海咲:  海咲:  海咲:それからしばらくシェアハウスでの生活が続いた。 海咲:  海咲:正直言って設備はかなり不便だけれど、路上を彷徨っていた時と比べれば天国だ。 海咲:  海咲:それに、他に住んでいる人たちとも、境遇が似てるためかすぐに打ち解けられた。 海咲:  海咲:毎日、私たちの世話を焼いて食事を作ってくれる翼さんについては本当の兄のように感じ始めていた。 海咲:  海咲:友人に家族。あの家で得られなかったものが今はここにある。 0:  翼:「あ、そうだ海咲ちゃん。俺の知り合いのやってる会社でね、アルバイト募集してるんだって。俺たちの活動にも理解のある所でね。良かったらやってみない?」 海咲:「え、はい!私で良ければ是非!」 翼:「ホント!?良かったぁ。助かるよ。ありがとね、海咲ちゃん!」 海咲:ただ庇護されてることになんとなく後ろめたさもあった。それになにより、翼さんの役に立てるならと、そう思った。 0:――(間) 翼:「海咲ちゃん、頑張ってるみたいだね。 翼:  翼:それでね、もっと時給の良い仕事があって、海咲ちゃんになら任せられるって先方が言ってるんだけど。 翼:  翼:どう?やってみる気ない?」 海咲:「え、そんなの良いんですか!?」 翼:「うん!向こうから言ってきてるんだからね。 翼:  翼:それにね、仕事受けてくれるなら海咲ちゃんのためにアパート借りてくれるみたいだよ。といっても狭いとこだけどね」 海咲:「アパートですか……?」 翼:「うん、だからこのシェアハウスからは退去することになっちゃうけど……。 翼:  翼:子供たちの自立を助けるのも俺たちの仕事だからさ。 翼:  翼:寂しいとは思うけど、俺も時々、これからも海咲ちゃんの様子見に行くし、またご飯も作ってあげるからさ、どうかな?」 海咲:「……分かりました。私、受けます、その話」 翼:「ホントに!?ありがとう!やっぱり海咲ちゃんにお願いして正解だったな。海咲ちゃんは良い子だね!」 海咲:「あ、い、いや、そんな……ほどでも」 翼:「んー?あっはは、照れてる?」 海咲:「べ、別にそんなことないです……」 翼:「ホントかなぁ?でも、ありがとね。頑張れ、海咲ちゃん!応援してるよ。」 海咲:嬉しかった。認めてもらえてるみたいで。 海咲:  海咲:他の子供たちより少し特別扱いしてもらえてるみたいで。大好きな翼さんに。 海咲:  海咲:本当の家族のように、私は翼さんのことが大好きになっていた。頼れるお兄さん。そんな素敵な人に頼ってもらえる。 海咲:  海咲:今はもう自分のことを不幸だなんて思わない。 0:――(間) 0:――以降、Scene3まで「」内のみ読む。 海咲:部屋のチャイムが鳴る。恐る恐るドアスコープを確認すると翼さんの姿があった。 翼:「大丈夫?海咲ちゃん。最近、仕事に来てないって聞いて……」 海咲:「翼さん……。うっ、く、ぐすっ」 翼:「どうしたの?落ち着いて。大丈夫?」 翼:  翼:「話できそう?って無理だよね。えっと、とりあえず外出よう?車回してあるから。俺の部屋で落ち着いてからゆっくり話そう。ね?」 海咲:「うっ、は、はい……」 翼:「よし、おいで」 海咲:翼さんに促され外へと出る。 海咲:  海咲:ボロアパートばかりの住宅街に似つかわしくない黒塗りの車。 海咲:  海咲:後部座席に2人が乗り込んだのを確認するとスーツ姿の運転手が車を発進させた。 海咲:  海咲:連れて行かれた翼さんの部屋はかなり広く装飾やインテリアにはかなり高級で贅沢な印象を受けた。 海咲:  海咲:なんだか、翼さんのイメージと違うなとぼんやりと思った。 0:――(間) 翼:「落ち着いて来た?」 海咲:「はい、まぁ、なんとか……」 翼:「それは良かった。」 海咲:なんだろう。翼さんの声がワントーン下がったような。いつもの優しい声じゃなく、冷たいような。 翼:「ねぇ、お前さ、ふざけてんの?」 海咲:「え……。え?」 翼:「お前、仕事トんだらしいじゃん、何考えてんのかな?」 海咲:「いや、だって、あの仕事って……。その……男の人相手に……」 翼:「はぁ……。そんなことお前が気にしなくていいんだって。言われたことだけやってればいいの?ねぇ、なんでそんな簡単なこともできないわけ?」 海咲:「えっ、え?」 翼:「まぁいいや。お前使えないから別に俺の好きにしていいって言われてるし。ちょうど今切らしてて新しいの欲しかったし。」 翼:  翼:「良かったね、海咲ちゃん。今日から大好きなお兄さんと一緒に住めるよ。嬉しいよね。」 海咲:「どういう……」 翼:「がっかりさせんなよ!?」 海咲:「ぐっ、がぁぁっ……!」 海咲:  海咲:スタンガンだ。そう気付いたときには既に意識は手放されていた。 0:Scene2 翼:「あ、やっと起きた?」 海咲:「う……、ぐ。翼さん……なんで?」 翼:「まだ状況分かんない?」 海咲:身体の自由が効かない。どうやら、手錠で柱のようなところに拘束されているようだった。それに……。 海咲:  海咲:「あれ……?服……。なんで?」 翼:「は?家畜に服なんていらないでしょ?」 海咲:「え?や、ヤダ、服、服返してよぉ!」 翼:「はぁ……。だ、か、ら!お前は今日から俺の下僕なの。俺の言うことになんでも従う下僕。」 海咲:「そんな、なんで、翼さんが……」 翼:「馬鹿なのは助かるけど、こういうとき面倒なんだよな。」 翼:  翼:「ひょっとして未だに俺たちのこと慈善団体の優しいお兄さんお姉さんだと思ってるわけ?」 海咲:「え……」 翼:「お前らみたいな馬鹿なガキは絶好のカモなの。お前らはただの金蔓。分かる?」 翼:  翼:「優しいふりして近づいて、理想の家族のフリしてりゃ、すぐ尻尾振るんだからチョロいもんだよな。」 翼:  翼:「あとは周りと孤立させて使い捨てでヤバい仕事させたり、身体売ってもらったり、まぁ色々あるんだけど」 海咲:「そんな……そんなのウソ……」 翼:「でも良かったね、海咲ちゃん。アンタは運がいいよ。そういうことしなくていいんだからさ。 翼:  翼:大好きな優しいお兄さんとこれからずっと一緒にいられるよ?」 翼:  翼:  翼:「これからずっと。俺のサンドバッグとしてね。 翼:  翼:お前はこれからずっと、俺の機嫌が悪いと殴られて、機嫌が良いときはオモチャにされて、 翼:  翼:俺のストレス発散と楽しみのためだけに生きんの。嬉しいよね?」 海咲:「そんな、イヤだ、なんで?翼さ……がぁぁっ!ぐっ、カハッ!ごぼっごほっ……」 海咲:  海咲:翼さんの拳が鳩尾に食い込む。 翼:「ご主人様、だろ?」 海咲:「ぐっ、はぁ。はぁはぁ」 海咲:  海咲:「それ……スタンガン。仕舞って下さい。そんなの、向けないで……」 0:――翼の平手が飛ぶ 海咲「ひっ!いった……うぐ……」 翼:「誰が口答えして良いって言った?」 翼:  翼:「ほら。ご主人様、貴方に全て捧げます。下僕として可愛がって下さい。って言ってみ」 海咲:「ご主人様……うっ、あなたに、ひっ」 0:――再び翼の平手が飛ぶ。 翼:「めそめそしてんなよ、ムカつくなぁ。おら、さっさと言えよ。オラ!」 0:――立て続けに海咲の顔をを翼が何度も打つ。 海咲:「いたっ、いいっ!いぎぃ……。分かりました。分かりましたから、もう叩かないでよぉ……」 海咲:  海咲:「ご主人様、貴女に全て捧げます。下僕として可愛がって下さい……」 翼:「はい、よく言えました。はじめから大人しく従ってりゃ良いの。 翼:  翼:あんま顔殴ると上が色々うるさいんだよね。一応、俺の好きにして良いことにはなってっけど、女だからなぁ。まだ使い道あるし。」 翼:  翼:「ま、一応ちゃんと言うこと聞けたし、ご褒美あげなきゃね。」 海咲:「え、あ、はい……」 0:――そう言うと翼はおもむろに自分のベルトを外しズボンを脱ぎ捨てる。 海咲:「え、なんで、服脱いで……」 翼:「いやぁ、しばらくご無沙汰で溜まってんだよね。あーあ、海咲ちゃんが良い声で鳴くもんだから勃起しちゃってさ、苦しいのよね。」 翼:  翼:「ほら、ご主人のチンポに奉仕させてあげるからさ。喜べよ。」 0:――そう言って翼は男性器を海咲の目前へと近づける。 翼:「それじゃあ、記念すべき初めてのご奉仕、してもらおっか。」 海咲:「い、ヤダ、そんなの近づけないで……くださ……」 翼:「あァ?まだここでのルールが分かんねぇのか?」 海咲:「え……」 翼:「え?じゃなくて。ご主人様の命令。言うこと聞かないとどうなるかまだ分からない?」 海咲:「あ、あぁ……」 翼:「ほーら。口開けて。しっかり気持ち良くさせてよ?くっ、はは。」 翼:  翼:「歯ァ立てたらブチ殺すからな。」 海咲:「んぐっ!?んんっ、んんー!」 海咲:  海咲:喉奥まで一気に性器を押し込まれた。異物感でえずきそうになる。苦しさと屈辱で涙が溢れてくる。 翼:「よーし、良い子良い子。そのまま大人しくしてるんだよ?」 海咲:「うぐぅ、うっ……!っんぷ、ぐぅ。」 翼:「ふぅ、ノッて来た。そんじゃ動くぞ。」 海咲:「ほんら……、むり、れふ……(そんな……、無理、です……)」 翼:「はぁ?文句言ってないで楽しませろよ売女ァ!」 0:――有無を言わせず翼の男性器が海咲の喉奥まで犯し、激しく抽送を繰り返す。 海咲:「う゛ぅっ。おぐぁ、ぐごっ!ぐぅっ、うぐぶぅっ……!!」 海咲:  海咲:「ぐげぇっ!ごぷっ、げっ、う゛っ、お゛ぉぉ。あああ……ぐぶうっ、う゛っ、お゛おぉ」 翼:「あぁ、さいっこう……!このまま喉奥に出すぞ。全部飲めよ。飲むまで抜いてやらねぇからな。あぁ、やっべ、イクわ。」 海咲:「んんんん!!ごぼっ!ごふっ、んっ、ぐっ、ごくっ、けぷっ、う゛ぉえ。ごくっごくん。……。おぐ、げ……うっ、ぷ。おげぇぇ!!」 翼:「ちっ。きったねぇなぁ!なに吐いてんだよゴミ!」 0:――翼が海咲の頭を容赦なく踏みつける。海咲の戻した吐瀉物の上へ。 海咲:「がぁっ!ぐっ、う゛っ、う゛えぇ。ゴボッ、ごほ。お゛ぇぇっ!」 翼:「お前らみたいな馬鹿見てるとイライラするんだよね。 翼:  翼:しかも、普段はお前ら相手に優しいお兄さん演じないといけないし、ストレス半端ねぇんだわ。なぁ、分かる?」 海咲:「ごほっごほ。う゛ぅぅ、おぇ」 翼:「分かるかって聞いてんだろうが!」 0:――翼の脚が今度は海咲の腹を蹴る。 海咲:「ぐおっ!ごほっ、カハッ、はっはぁっはぁっ」 翼:「だからこうやってサンドバッグがいないとやってられないの。前のは壊れちゃってさ。ストレス溜まってたんだよね。」 翼:  翼:「ねぇ、こっちにお尻向けて。手錠してても出来るよね?四つん這いになって」 海咲:「ふぅ、はぁっ。あの、なんで……」 翼:「ん?聞いてどうするの?従えないの?」 海咲:「そうじゃなくて……あの」 翼:「ならさっさと言うと通りにしろよ!ムカつくなぁ、てめぇはよォ。」 海咲:「うっ、ごめんなさいごめんなさい」 翼:「くっはは、ちょっとはルールが分かって来たじゃん。じゃあこれ、お前のケツにぶち込んで遊んでやるから、楽しめよ?」 0:――翼が手にしているのは極太のディルドだった。 海咲:「え、いや、そんなの入るわけ……」 翼:「口答えすんなって言ってんだろ?まだ分からない?脳ミソ沸いてんのかよ。」 翼:  翼:「お前は黙ってご主人様にしてもらえること受け入れてりゃいいんだよ、メス豚」 翼:  翼:  翼:「はーい、じゃあ入れまーす!」 海咲:「待って、そんなの、絶対ムリ、いぎぎぃぃ! 海咲:  海咲:ムリ、はいらな、ぐぅぅうっ、ムリムリムリ、いだっ、痛いぃっ。やっ、あぁ、ぐっぅあ゛ぁぁぁっ!いぎぎぎぃぃぃっ!」 翼:「くっはは、なんだ入るじゃん。すごいすごい、ぷっ、あっははは。あ、うわぁ血ぃ出てるし。いたそー。くっふふふ。」 海咲:「あ゛っ、ああぁ、おおっ。ぐあぁぁぁっ……」 翼:「じゃあズポズポしてあげるねー、頑張れー。」 海咲:「あっ、うぐぐぅっ、ぐあぁあっ、ぐぅおぉっ、ぐあぁっっ!」 翼:「ほーら、気持ち良いでしょ?ねぇ?気持ち良いよねぇ。」 海咲:「ぐがぁっ。つぅ、はぁっ……」 翼:「気持ち良いかって聞いてんだけど?ねーぇ?」 0:――翼が空いている片手でスタンガンをちらつかせる。 海咲:「あ゛っ、ぐっ、がぁ、はぁ、は、い、ぎもぢいい、です……っ、ぐぅっ、がぁぁっ」 翼:「そっかそっかぁ。気持ち良いんだぁ。良かったね。」 海咲:「あ、はい……ぎもぢ、いいっ、ぐうっ、はぁ、です」 翼:「ねぇ、俺さ嘘つかれるの嫌いなんだけど?」 海咲:「え……?」 翼:「気持ち良いわけないよね、こんなの。なんで嘘ついたの?ねぇ、ホントのこと言えよ、ケツでよがる変態とかキショいんだよ、このクズ」 翼:  翼:「おら、言えよ。痛いですって。なっさけない声出して鳴けよ、ブタァ!」 海咲:「痛い!痛いです!こんなのムリ!裂けちゃう、痛い!痛い!痛い!」 翼:「くっ、はは。あはははは!さいっこう!ケツ犯されて泣き叫んで、お前みたいなゴミによく似合ってるよ、くっははは。」 翼:  翼:「あーおもしろ。今は気分が良いしご褒美あげるよ。すぐ痛くなくなるからね。ちょっとチクッとするよー」 0:――翼はどこからか注射器を取り出し、海咲の肘の裏に薬液を注入する。 翼:「ホントはもったいないんだけど、まぁ薬漬けにしてみるのも面白いかね。」 翼:  翼:「あ、それ抜いてあげないとね。ほらっ!」 0:――ディルドが容赦なく一息に引き抜かれる。 海咲:「ぎいっ、うあ゛ぁぁぁっ!」 海咲:  海咲:「はぁ、はぁ、はぁはぁ、はぁっ」 翼:「ねぇ、そういやお前さぁ、まだ処女?」 海咲:「それは……」 翼:「聞いてんだけど」 海咲:「処女……です。」 翼:「そっかそっかぁ。くっははは。じゃあご主人様が貰ってあげるよ。大丈夫、すぐ気持ち良くなるから。」 翼:  翼:「ほーら、おねだりしてみ?できるよな?ちゃんと俺が興奮できるようにするんだよ? 翼:  翼:じゃないと、もう流石に言わなくても分かるよね。」 海咲:「ぐすっ、うっ、私の処女、まん、こ。ご主人に犯して欲しい、ですっ……!うううっ、ぐすっ。」 翼:「はい、よくできました。んじゃ早速行くよー!」 海咲:「んんっ、いだっ……いぃっ」 翼:「……ぷっ。良いね良いねぇ!きっつきつだわ。 翼:  翼:つか、下の毛処理してないのな。ぼーぼーじゃん。くっふふふ。まぁ俺は濃いのもエロくて好きだけどさぁ。」 海咲:「くずっ、すんっ、うぅ。」 翼:「そうそう。やっと従順になってきた。おら、動いてやるからお前も楽しめよ。」 海咲:「はい。ううぅ、ぐすっ。いった……うぅ、いたいぃ。ぐすっ」 翼:「オイオイ、萎えること言うなよ。セックスってのは愛し合ってるからするんだぜ? 翼:  翼:2人とも気持ち良くならないと楽しくないじゃん。もっと気持ち良さそうにしろよ。 翼:  翼:演技でも良いからさ。もっと盛り上げられんだろ?」 海咲:「う、ごめんなさい……」 海咲:  海咲:「あ、あん、き、気持ちいい、です。」 翼:「ま、安心しなよ、そろそろ効いてくるでしょ。ちゃんと気持ち良くなれるからねー。良かったねー。」 海咲:効いてくる?そういえば、さっきから身体の痛みやしんどさが引いているような……。 海咲:  海咲:それに、なんだか高揚感すら覚え始めている。さっきの注射の中身は、やっぱり……。 翼「おー、すごいすごーい。気付いてる?自分から腰振っちゃってるよ? 翼:  翼:やっとご主人様にご奉仕すること覚えたのかな。えらいえらーい。ぷっ、くっはははっ。」 海咲:「んっ、あっ、はぁ、おっ、お゛おっ、なに、これ……。あっ」 翼:「すげぇすげぇ、この状況でよく感じられるな変態マゾ。」 海咲:「あっあっあっ、や、腰止まらな……」 翼:「あーあぁ、もうセックスに夢中だね、この淫乱。良いよ。最高。気分良いからさぁ?このまま中に出してやるよ。」 海咲:「えっ……中?」 海咲:  海咲:「や、ヤダ!中はやめて!お願いします!中だけは許して、下さい……。他のことならなんでも……」 翼:「はァ?まだ殴られ足りないの?お前はよぉ、マンコで男楽しませるくらいしか価値のないゴミクズなんだって。」 翼:  翼:「中出ししてもらえるだけ感謝しろよなメス豚。おら、出すぞ。孕めオラ!」 海咲:「そっ、そんな、ヤダ、お願い、やめて。中は……。 海咲:  海咲:ウソ、ビクビクして膨らんでる……。やぁっ。やだぁ、やめてぇ!中に出さないでぇ!」 翼:「うっ、く。はぁぁぁ。あーあ、気持ち良かったぁ。処女マンコ最高だったわ。ごちそうさん。」 翼:  翼:「あ?オイ、お前なに漏らしてんだよ」 0:――あまりの恐怖からか自分でも気付かないうちに海咲は失禁してしまっていた。 海咲:「はぁ、はあっ、うぅぅ、ぐすっ、ぐすっ、ごめんなさい。ごめんなさい」 翼:「つか、お前また床汚してさぁ。最悪なんだけど。俺もう寝るけどさ、朝までに掃除しとけよ。」 海咲:「あの、でも、この状態でどうやって……」 0:――海咲は自らに嵌められた手錠に目を落とす。 翼:「舐めて掃除するに決まってんだろ?両手使えなくても這いつくばって床舐められるよね?いちいち説明しなきゃ分かんないかな?」 海咲:「は、はい、分かりました。綺麗にしておきます……」 翼:「んー、よろしくー。そんじゃおやすみー。」 0:――翼は寝室へと去っていき、灯りの落ちた広い部屋には海咲一人が残される。 海咲:「んっ、ぺろ、ううっ、おぇっ。じゅるっ。ごぼっごほっ。 海咲:  海咲:じゅるっじゅるっ、うぇぇ、ごぼっ。ぐすっ、ひっく、じゅるるっ、ぐすっ、ごぼっごほっ、ううぅ、おぇぇ……」 0:Scene3 海咲:この部屋に連れて来られて、もうどれ程経ったんだろう。時間の感覚がおかしくなっている。時間を推測出来るものと言えば……。 海咲:  海咲:「あ、寒い。寒い。寒い寒い寒い」 海咲:  海咲:「やば、クスリ切れて、あぁクスリクスリ……クスリクスリクスリクスリ!」 翼:「ただいまー、生きてる?海咲ちゃん。あーまた禁断症状?仕方ないなぁ。壊れられると替わり探すの面倒だしなぁ。」 海咲:「あ、ご主人様、おクスリ、下さい。なんでもします! 海咲:  海咲:殴ってもオモチャにされても喜んで尽くします!フェラでもセックスでもいくらでもします! 海咲:  海咲:だからおクスリ、おクスリ下さい!ご主人様、おクスリ。 海咲:  海咲:ご主人様、ご主人様ぁ、おクスリおクスリおクスリおクスリぃキメセクっ!キメセクぅ! 海咲:  海咲:もう待ちきれないですよぉ~、おクスリ飲んでセックスしましょうよぉ、中にぃいっ~ぱいご主人様の精液注いで下さぁい!」 翼:「はいはい。はぁ、こいつもそろそろ寿命かなぁ。まぁ正直飽きてきてたところだけど。次、どうしようかなぁ。困ったなぁ。」 0:――(間) 海咲:これまで何も上手く行った試しがないのに、なんで家出すれば上手くいくなんて思ってしまったんだろう。 海咲:  海咲:きっとそれは思い上がりだったんだ。 海咲:  海咲:  海咲:あぁ、まただ。そろそろクスリが。もうやめたいのに。もういっそ死んでしまいたいのに。 海咲:  海咲:あ、クスリ、そろそろ打ってもらわなきゃ。寒い。寒い。死んじゃう。 海咲:  海咲:苦しい。気持ち良くなりたい。キメセク。キメセク。寒い。クスリ。もういやだ。最低だ。 海咲:  海咲:もうやだ。もうやめたい。私、最低だ。クスリ。寒い。寒い。クスリ。クスリ。セックス、セックス。クスリクスリ。クスリクスリクスリクスリクスリ。