台本概要
201 views
タイトル | 異世界巫女の日本生活 一話 |
---|---|
作者名 | てくす (@daihooon) |
ジャンル | ファンタジー |
演者人数 | 2人用台本(男1、女1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
何の変哲もない日、それは空から降ってきた……。 逆輸入!?異世界から女の子が降ってきた! 異世界人の彼女の日本生活は果たしてどうなる!? 一話の冒頭部分くらいのものです。 気が向いたら2話以降投稿します。 201 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
颯人 | 男 | 40 | 水城 颯人。空から降ってきた少女を助けた。 |
スピカ | 女 | 38 | スピカ・ハーモニクス。光の巫女。空から降ってきた。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
颯人:俺の名前は水城 颯人(みずき はやと)
颯人:とりあえず今の状況を説明したい
颯人:ランニングの休憩中
颯人:公園の芝生で、仰向け大の字だ
颯人:空は青いし晴天
颯人:え?何のことだって?
颯人:とりあえず最後まで聞いてくれ
颯人:最近巷では異世界転生が流行ってるだろ?
颯人:異世界でチートスキルやら、スローライフやら
颯人:ただ、俺の身に起こったのは…
0:【タイトルコール】
颯人:逆輸入?異世界巫女の日本生活!
0:【間】
颯人:疲れて寝てるわけじゃない
颯人:木陰で休憩してたら
颯人:急に空に魔法陣?みたいなやつが現れて
颯人:そこから落ちてきた…
スピカ:うぅーん
颯人:絶賛、人の腹の上で、それが寝ているわけだ
スピカ:うぅ…熱い…
スピカ:うわぁぁ!熱いぃぃ!
颯人:うぉ!?なんだ!?
スピカ:ふぇ?あれ…?
スピカ:ここどこ?
颯人:(綺麗な金髪
颯人:瞳は透き通るほどの青
颯人:側から見れば外国の美少女だ)
颯人:あのぉー、すみません
颯人:どいてもらえます?
スピカ:え?
颯人:えっと…そろそろ
颯人:重いです…
スピカ:うわぁぁあ!すみません!
颯人:ど、どうも
颯人:えっと、どちら様で?
颯人:俺の見間違いじゃなければ
颯人:今、空から……
スピカ:あ!私はスピカ•ハーモニクス
スピカ:16歳、光の巫女です!
颯人:光の巫女?
スピカ:はい!
スピカ:戦闘では主にヒーラー
スピカ:あとは光属性魔法を扱える…
颯人:ちょ!ちょっと待って!
颯人:(マジか!?これはあれか?
颯人:異世界転生とかいう…
颯人:いやけど俺が転生したわけじゃなくて
颯人:この子がこっちに来たってことか!?)
颯人:えっと今まで何してたんですか?
スピカ:先程までフレイ…
スピカ:あ!勇者の加護を授けられた方達と
スピカ:イグナイトドラゴンを
スピカ:討伐していたのですが
スピカ:はっ!そういえばドラゴンは?
スピカ:勇者はどこですか!?
颯人:(マジか…これはマジで
颯人:アレか、アレなんだな…
颯人:確かに見た目は外国の美少女
颯人:ただ服装は現代のそれとは違う…)
スピカ:うぅん?
スピカ:あ!肘から血が出てます!
颯人:え?
颯人:あぁ、さっき君が落ちてきたとき
颯人:転んで擦りむいたのか
颯人:気づかなかった
スピカ:私のせいで!?
スピカ:だったら任せてください!
スピカ:怪我を治すのは得意ですから!
0:【間】
スピカ:大地の精霊、全ての母よ
颯人:(な!これは詠唱!?
颯人:す、すげぇ…マジの魔法が
颯人:この目で見れるのか!?)
スピカ:癒しの力を与えよ
スピカ:『ヒール』!
颯人:うおおぉぉぉォォ……!!
スピカ:……あれ?
颯人:おお…?血が止まってる…か?
スピカ:そ…そんな
スピカ:なんで!?なんで治ってないの!?
颯人:あー、えっとー
スピカ:そんな…こんな下級治癒魔法も
スピカ:できなくなるなんて…
颯人:すげぇ言いにくいんだけど
颯人:ちょっといいかな…
スピカ:ふぇぇ…?
0:【間】
スピカ:するとつまり、ここは…
颯人:うん…多分
颯人:君が住んでた世界と別の世界で…
スピカ:そ、そんな…
スピカ:あー、確かに
スピカ:少しずつ思い出してきました…
スピカ:勇者がドラゴンに突っ込んだんで
スピカ:防御魔法を使おうとしたんです
スピカ:それに気づいたドラゴンが
スピカ:私に向けてブレスを…
颯人:なるほどな…
颯人:熱いってブレス攻撃かよ……
スピカ:けど、それだけで
スピカ:やられるほど私たちは弱くないです
スピカ:死んだってのも納得が
颯人:(確かに転生だったら
颯人:生まれ変わりみたいなもんだし
颯人:この子はどちらかというと)
颯人:もしかしたら転移かもしれない
スピカ:転移ですか
颯人:そういった魔法とかあるんじゃないか?
スピカ:確かに時空魔法はありますが
スピカ:そんな高等魔法使う方、仲間にはいません
スピカ:時空魔法は元々一人では発動不可能なものですし
スピカ:別世界に繋げるなんて神様とかもうそれは
スピカ:よく分からないレベルの話で
颯人:とりあえず
颯人:さっきの魔法もそうだけど
颯人:こっちの世界には、君たちの世界みたいに
颯人:剣や魔法で魔物を倒す!
颯人:なんてことはないから
颯人:魔力?ってのがなくて
颯人:魔法が使えないのも納得だ
スピカ:そんなぁー…
颯人:もしかしたら
颯人:こっちに来た意味があるかもしれない
颯人:出会ったのも何かの縁
颯人:手伝うよ、元の世界に帰る方法
颯人:えっと俺は水城颯人
颯人:18歳の大学生だ
スピカ:ハヤト…大学生?
颯人:あー、勉強してるってこと
スピカ:なるほど!学生ですね!
スピカ:では、よろしくお願いします
スピカ:私のことはスピカと呼んでください
颯人:とりあえず
颯人:……おっと!
スピカ:颯人!なんですか今のは!
颯人:アレは自転車
スピカ:骨だけのスレイプニルかと思いました
颯人:スレ…?なんだって?
スピカ:馬の魔獣です
颯人:あー、なるほど
颯人:戦国時代の人が
颯人:現代にタイムスリップすると
颯人:車を鉄の馬とか言うアレか
颯人:お約束だなぁ
スピカ:何を言っているのですか?
颯人:こっちの話
颯人:とりあえず少し案内するよ
0:【間】
スピカ:颯人、なぜ人が
スピカ:あんなに並んでるのですか?
颯人:あー、アレは…
颯人:そうだ行ってみるか
スピカ:な、なんですか!?
スピカ:この黒い物体は!
スピカ:まさか…ダークマター…
颯人:暗黒物質を並んで飲んでるってすげーな
颯人:じゃなくてそれはタピオカ
颯人:女の子たちに人気の飲み物だ
颯人:最近、落ち着いてきたけどな
スピカ:タピオカ…
スピカ:ぅぅん?
颯人:警戒しなくても大丈夫…
スピカ:では…
スピカ:!!あま〜い!
颯人:どうだ?
スピカ:今まで飲んだ
スピカ:飲み物の中で一番美味しいです!
颯人:それは良かった
スピカ:ダークマター
スピカ:じゃなかったタピオカ?も
スピカ:モチモチして美味しいです!
颯人:食べ物は合いそうだな
颯人:あとは服に宿…
颯人:金は…まぁなんとかなるか
颯人:はぁー、これからどうするかなぁ
スピカ:宿ですか?
スピカ:私はどこでも構いません
スピカ:ベッドも一つで大丈夫ですよ
颯人:えーとスピカさん、なんの話を
スピカ:?
スピカ:一緒に泊まるとこですよね?
颯人:一緒に泊まらないよ!?
スピカ:え、何故ですか?
スピカ:向こうでは節約のために
スピカ:勇者と2人で宿に泊まってましたよ
スピカ:最初の頃は2人で旅してたので
颯人:異世界の倫理観すげぇな!
颯人:羨ま……いや!ダメだろ!16歳!
颯人:はぁー、これは先が思いやられる…
0:【間】
颯人:こうして俺は異世界から来た
颯人:女の子と過ごすことになる
颯人:果たしてどんな冒険の日々が
颯人:待っているのか…って
颯人:冒険もクソも無さそうだけど
スピカ:あ、お腹すいてきました
颯人:……じゃあ行くか
颯人:俺の名前は水城 颯人(みずき はやと)
颯人:とりあえず今の状況を説明したい
颯人:ランニングの休憩中
颯人:公園の芝生で、仰向け大の字だ
颯人:空は青いし晴天
颯人:え?何のことだって?
颯人:とりあえず最後まで聞いてくれ
颯人:最近巷では異世界転生が流行ってるだろ?
颯人:異世界でチートスキルやら、スローライフやら
颯人:ただ、俺の身に起こったのは…
0:【タイトルコール】
颯人:逆輸入?異世界巫女の日本生活!
0:【間】
颯人:疲れて寝てるわけじゃない
颯人:木陰で休憩してたら
颯人:急に空に魔法陣?みたいなやつが現れて
颯人:そこから落ちてきた…
スピカ:うぅーん
颯人:絶賛、人の腹の上で、それが寝ているわけだ
スピカ:うぅ…熱い…
スピカ:うわぁぁ!熱いぃぃ!
颯人:うぉ!?なんだ!?
スピカ:ふぇ?あれ…?
スピカ:ここどこ?
颯人:(綺麗な金髪
颯人:瞳は透き通るほどの青
颯人:側から見れば外国の美少女だ)
颯人:あのぉー、すみません
颯人:どいてもらえます?
スピカ:え?
颯人:えっと…そろそろ
颯人:重いです…
スピカ:うわぁぁあ!すみません!
颯人:ど、どうも
颯人:えっと、どちら様で?
颯人:俺の見間違いじゃなければ
颯人:今、空から……
スピカ:あ!私はスピカ•ハーモニクス
スピカ:16歳、光の巫女です!
颯人:光の巫女?
スピカ:はい!
スピカ:戦闘では主にヒーラー
スピカ:あとは光属性魔法を扱える…
颯人:ちょ!ちょっと待って!
颯人:(マジか!?これはあれか?
颯人:異世界転生とかいう…
颯人:いやけど俺が転生したわけじゃなくて
颯人:この子がこっちに来たってことか!?)
颯人:えっと今まで何してたんですか?
スピカ:先程までフレイ…
スピカ:あ!勇者の加護を授けられた方達と
スピカ:イグナイトドラゴンを
スピカ:討伐していたのですが
スピカ:はっ!そういえばドラゴンは?
スピカ:勇者はどこですか!?
颯人:(マジか…これはマジで
颯人:アレか、アレなんだな…
颯人:確かに見た目は外国の美少女
颯人:ただ服装は現代のそれとは違う…)
スピカ:うぅん?
スピカ:あ!肘から血が出てます!
颯人:え?
颯人:あぁ、さっき君が落ちてきたとき
颯人:転んで擦りむいたのか
颯人:気づかなかった
スピカ:私のせいで!?
スピカ:だったら任せてください!
スピカ:怪我を治すのは得意ですから!
0:【間】
スピカ:大地の精霊、全ての母よ
颯人:(な!これは詠唱!?
颯人:す、すげぇ…マジの魔法が
颯人:この目で見れるのか!?)
スピカ:癒しの力を与えよ
スピカ:『ヒール』!
颯人:うおおぉぉぉォォ……!!
スピカ:……あれ?
颯人:おお…?血が止まってる…か?
スピカ:そ…そんな
スピカ:なんで!?なんで治ってないの!?
颯人:あー、えっとー
スピカ:そんな…こんな下級治癒魔法も
スピカ:できなくなるなんて…
颯人:すげぇ言いにくいんだけど
颯人:ちょっといいかな…
スピカ:ふぇぇ…?
0:【間】
スピカ:するとつまり、ここは…
颯人:うん…多分
颯人:君が住んでた世界と別の世界で…
スピカ:そ、そんな…
スピカ:あー、確かに
スピカ:少しずつ思い出してきました…
スピカ:勇者がドラゴンに突っ込んだんで
スピカ:防御魔法を使おうとしたんです
スピカ:それに気づいたドラゴンが
スピカ:私に向けてブレスを…
颯人:なるほどな…
颯人:熱いってブレス攻撃かよ……
スピカ:けど、それだけで
スピカ:やられるほど私たちは弱くないです
スピカ:死んだってのも納得が
颯人:(確かに転生だったら
颯人:生まれ変わりみたいなもんだし
颯人:この子はどちらかというと)
颯人:もしかしたら転移かもしれない
スピカ:転移ですか
颯人:そういった魔法とかあるんじゃないか?
スピカ:確かに時空魔法はありますが
スピカ:そんな高等魔法使う方、仲間にはいません
スピカ:時空魔法は元々一人では発動不可能なものですし
スピカ:別世界に繋げるなんて神様とかもうそれは
スピカ:よく分からないレベルの話で
颯人:とりあえず
颯人:さっきの魔法もそうだけど
颯人:こっちの世界には、君たちの世界みたいに
颯人:剣や魔法で魔物を倒す!
颯人:なんてことはないから
颯人:魔力?ってのがなくて
颯人:魔法が使えないのも納得だ
スピカ:そんなぁー…
颯人:もしかしたら
颯人:こっちに来た意味があるかもしれない
颯人:出会ったのも何かの縁
颯人:手伝うよ、元の世界に帰る方法
颯人:えっと俺は水城颯人
颯人:18歳の大学生だ
スピカ:ハヤト…大学生?
颯人:あー、勉強してるってこと
スピカ:なるほど!学生ですね!
スピカ:では、よろしくお願いします
スピカ:私のことはスピカと呼んでください
颯人:とりあえず
颯人:……おっと!
スピカ:颯人!なんですか今のは!
颯人:アレは自転車
スピカ:骨だけのスレイプニルかと思いました
颯人:スレ…?なんだって?
スピカ:馬の魔獣です
颯人:あー、なるほど
颯人:戦国時代の人が
颯人:現代にタイムスリップすると
颯人:車を鉄の馬とか言うアレか
颯人:お約束だなぁ
スピカ:何を言っているのですか?
颯人:こっちの話
颯人:とりあえず少し案内するよ
0:【間】
スピカ:颯人、なぜ人が
スピカ:あんなに並んでるのですか?
颯人:あー、アレは…
颯人:そうだ行ってみるか
スピカ:な、なんですか!?
スピカ:この黒い物体は!
スピカ:まさか…ダークマター…
颯人:暗黒物質を並んで飲んでるってすげーな
颯人:じゃなくてそれはタピオカ
颯人:女の子たちに人気の飲み物だ
颯人:最近、落ち着いてきたけどな
スピカ:タピオカ…
スピカ:ぅぅん?
颯人:警戒しなくても大丈夫…
スピカ:では…
スピカ:!!あま〜い!
颯人:どうだ?
スピカ:今まで飲んだ
スピカ:飲み物の中で一番美味しいです!
颯人:それは良かった
スピカ:ダークマター
スピカ:じゃなかったタピオカ?も
スピカ:モチモチして美味しいです!
颯人:食べ物は合いそうだな
颯人:あとは服に宿…
颯人:金は…まぁなんとかなるか
颯人:はぁー、これからどうするかなぁ
スピカ:宿ですか?
スピカ:私はどこでも構いません
スピカ:ベッドも一つで大丈夫ですよ
颯人:えーとスピカさん、なんの話を
スピカ:?
スピカ:一緒に泊まるとこですよね?
颯人:一緒に泊まらないよ!?
スピカ:え、何故ですか?
スピカ:向こうでは節約のために
スピカ:勇者と2人で宿に泊まってましたよ
スピカ:最初の頃は2人で旅してたので
颯人:異世界の倫理観すげぇな!
颯人:羨ま……いや!ダメだろ!16歳!
颯人:はぁー、これは先が思いやられる…
0:【間】
颯人:こうして俺は異世界から来た
颯人:女の子と過ごすことになる
颯人:果たしてどんな冒険の日々が
颯人:待っているのか…って
颯人:冒険もクソも無さそうだけど
スピカ:あ、お腹すいてきました
颯人:……じゃあ行くか