台本概要

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タイトル 異世界巫女の日本生活 一話
作者名 てくす  (@daihooon)
ジャンル ファンタジー
演者人数 2人用台本(男1、女1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 何の変哲もない日、それは空から降ってきた……。

逆輸入!?異世界から女の子が降ってきた!
異世界人の彼女の日本生活は果たしてどうなる!?

一話の冒頭部分くらいのものです。
気が向いたら2話以降投稿します。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
颯人 40 水城 颯人。空から降ってきた少女を助けた。
スピカ 38 スピカ・ハーモニクス。光の巫女。空から降ってきた。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
颯人:俺の名前は水城 颯人(みずき はやと) 颯人:とりあえず今の状況を説明したい 颯人:ランニングの休憩中 颯人:公園の芝生で、仰向け大の字だ 颯人:空は青いし晴天 颯人:え?何のことだって? 颯人:とりあえず最後まで聞いてくれ 颯人:最近巷では異世界転生が流行ってるだろ? 颯人:異世界でチートスキルやら、スローライフやら 颯人:ただ、俺の身に起こったのは… 0:【タイトルコール】 颯人:逆輸入?異世界巫女の日本生活! 0:【間】 颯人:疲れて寝てるわけじゃない 颯人:木陰で休憩してたら 颯人:急に空に魔法陣?みたいなやつが現れて 颯人:そこから落ちてきた… スピカ:うぅーん 颯人:絶賛、人の腹の上で、それが寝ているわけだ スピカ:うぅ…熱い… スピカ:うわぁぁ!熱いぃぃ! 颯人:うぉ!?なんだ!? スピカ:ふぇ?あれ…? スピカ:ここどこ? 颯人:(綺麗な金髪 颯人:瞳は透き通るほどの青 颯人:側から見れば外国の美少女だ) 颯人:あのぉー、すみません 颯人:どいてもらえます? スピカ:え? 颯人:えっと…そろそろ 颯人:重いです… スピカ:うわぁぁあ!すみません! 颯人:ど、どうも 颯人:えっと、どちら様で? 颯人:俺の見間違いじゃなければ 颯人:今、空から…… スピカ:あ!私はスピカ•ハーモニクス スピカ:16歳、光の巫女です! 颯人:光の巫女? スピカ:はい! スピカ:戦闘では主にヒーラー スピカ:あとは光属性魔法を扱える… 颯人:ちょ!ちょっと待って! 颯人:(マジか!?これはあれか? 颯人:異世界転生とかいう… 颯人:いやけど俺が転生したわけじゃなくて 颯人:この子がこっちに来たってことか!?) 颯人:えっと今まで何してたんですか? スピカ:先程までフレイ… スピカ:あ!勇者の加護を授けられた方達と スピカ:イグナイトドラゴンを スピカ:討伐していたのですが スピカ:はっ!そういえばドラゴンは? スピカ:勇者はどこですか!? 颯人:(マジか…これはマジで 颯人:アレか、アレなんだな… 颯人:確かに見た目は外国の美少女 颯人:ただ服装は現代のそれとは違う…) スピカ:うぅん? スピカ:あ!肘から血が出てます! 颯人:え? 颯人:あぁ、さっき君が落ちてきたとき 颯人:転んで擦りむいたのか 颯人:気づかなかった スピカ:私のせいで!? スピカ:だったら任せてください! スピカ:怪我を治すのは得意ですから! 0:【間】 スピカ:大地の精霊、全ての母よ 颯人:(な!これは詠唱!? 颯人:す、すげぇ…マジの魔法が 颯人:この目で見れるのか!?) スピカ:癒しの力を与えよ スピカ:『ヒール』! 颯人:うおおぉぉぉォォ……!! スピカ:……あれ? 颯人:おお…?血が止まってる…か? スピカ:そ…そんな スピカ:なんで!?なんで治ってないの!? 颯人:あー、えっとー スピカ:そんな…こんな下級治癒魔法も スピカ:できなくなるなんて… 颯人:すげぇ言いにくいんだけど 颯人:ちょっといいかな… スピカ:ふぇぇ…? 0:【間】 スピカ:するとつまり、ここは… 颯人:うん…多分 颯人:君が住んでた世界と別の世界で… スピカ:そ、そんな… スピカ:あー、確かに スピカ:少しずつ思い出してきました… スピカ:勇者がドラゴンに突っ込んだんで スピカ:防御魔法を使おうとしたんです スピカ:それに気づいたドラゴンが スピカ:私に向けてブレスを… 颯人:なるほどな… 颯人:熱いってブレス攻撃かよ…… スピカ:けど、それだけで スピカ:やられるほど私たちは弱くないです スピカ:死んだってのも納得が 颯人:(確かに転生だったら 颯人:生まれ変わりみたいなもんだし 颯人:この子はどちらかというと) 颯人:もしかしたら転移かもしれない スピカ:転移ですか 颯人:そういった魔法とかあるんじゃないか? スピカ:確かに時空魔法はありますが スピカ:そんな高等魔法使う方、仲間にはいません スピカ:時空魔法は元々一人では発動不可能なものですし スピカ:別世界に繋げるなんて神様とかもうそれは スピカ:よく分からないレベルの話で 颯人:とりあえず 颯人:さっきの魔法もそうだけど 颯人:こっちの世界には、君たちの世界みたいに 颯人:剣や魔法で魔物を倒す! 颯人:なんてことはないから 颯人:魔力?ってのがなくて 颯人:魔法が使えないのも納得だ スピカ:そんなぁー… 颯人:もしかしたら 颯人:こっちに来た意味があるかもしれない 颯人:出会ったのも何かの縁 颯人:手伝うよ、元の世界に帰る方法 颯人:えっと俺は水城颯人 颯人:18歳の大学生だ スピカ:ハヤト…大学生? 颯人:あー、勉強してるってこと スピカ:なるほど!学生ですね! スピカ:では、よろしくお願いします スピカ:私のことはスピカと呼んでください 颯人:とりあえず 颯人:……おっと! スピカ:颯人!なんですか今のは! 颯人:アレは自転車 スピカ:骨だけのスレイプニルかと思いました 颯人:スレ…?なんだって? スピカ:馬の魔獣です 颯人:あー、なるほど 颯人:戦国時代の人が 颯人:現代にタイムスリップすると 颯人:車を鉄の馬とか言うアレか 颯人:お約束だなぁ スピカ:何を言っているのですか? 颯人:こっちの話 颯人:とりあえず少し案内するよ 0:【間】 スピカ:颯人、なぜ人が スピカ:あんなに並んでるのですか? 颯人:あー、アレは… 颯人:そうだ行ってみるか スピカ:な、なんですか!? スピカ:この黒い物体は! スピカ:まさか…ダークマター… 颯人:暗黒物質を並んで飲んでるってすげーな 颯人:じゃなくてそれはタピオカ 颯人:女の子たちに人気の飲み物だ 颯人:最近、落ち着いてきたけどな スピカ:タピオカ… スピカ:ぅぅん? 颯人:警戒しなくても大丈夫… スピカ:では… スピカ:!!あま〜い! 颯人:どうだ? スピカ:今まで飲んだ スピカ:飲み物の中で一番美味しいです! 颯人:それは良かった スピカ:ダークマター スピカ:じゃなかったタピオカ?も スピカ:モチモチして美味しいです! 颯人:食べ物は合いそうだな 颯人:あとは服に宿… 颯人:金は…まぁなんとかなるか 颯人:はぁー、これからどうするかなぁ スピカ:宿ですか? スピカ:私はどこでも構いません スピカ:ベッドも一つで大丈夫ですよ 颯人:えーとスピカさん、なんの話を スピカ:? スピカ:一緒に泊まるとこですよね? 颯人:一緒に泊まらないよ!? スピカ:え、何故ですか? スピカ:向こうでは節約のために スピカ:勇者と2人で宿に泊まってましたよ スピカ:最初の頃は2人で旅してたので 颯人:異世界の倫理観すげぇな! 颯人:羨ま……いや!ダメだろ!16歳! 颯人:はぁー、これは先が思いやられる… 0:【間】 颯人:こうして俺は異世界から来た 颯人:女の子と過ごすことになる 颯人:果たしてどんな冒険の日々が 颯人:待っているのか…って 颯人:冒険もクソも無さそうだけど スピカ:あ、お腹すいてきました 颯人:……じゃあ行くか

颯人:俺の名前は水城 颯人(みずき はやと) 颯人:とりあえず今の状況を説明したい 颯人:ランニングの休憩中 颯人:公園の芝生で、仰向け大の字だ 颯人:空は青いし晴天 颯人:え?何のことだって? 颯人:とりあえず最後まで聞いてくれ 颯人:最近巷では異世界転生が流行ってるだろ? 颯人:異世界でチートスキルやら、スローライフやら 颯人:ただ、俺の身に起こったのは… 0:【タイトルコール】 颯人:逆輸入?異世界巫女の日本生活! 0:【間】 颯人:疲れて寝てるわけじゃない 颯人:木陰で休憩してたら 颯人:急に空に魔法陣?みたいなやつが現れて 颯人:そこから落ちてきた… スピカ:うぅーん 颯人:絶賛、人の腹の上で、それが寝ているわけだ スピカ:うぅ…熱い… スピカ:うわぁぁ!熱いぃぃ! 颯人:うぉ!?なんだ!? スピカ:ふぇ?あれ…? スピカ:ここどこ? 颯人:(綺麗な金髪 颯人:瞳は透き通るほどの青 颯人:側から見れば外国の美少女だ) 颯人:あのぉー、すみません 颯人:どいてもらえます? スピカ:え? 颯人:えっと…そろそろ 颯人:重いです… スピカ:うわぁぁあ!すみません! 颯人:ど、どうも 颯人:えっと、どちら様で? 颯人:俺の見間違いじゃなければ 颯人:今、空から…… スピカ:あ!私はスピカ•ハーモニクス スピカ:16歳、光の巫女です! 颯人:光の巫女? スピカ:はい! スピカ:戦闘では主にヒーラー スピカ:あとは光属性魔法を扱える… 颯人:ちょ!ちょっと待って! 颯人:(マジか!?これはあれか? 颯人:異世界転生とかいう… 颯人:いやけど俺が転生したわけじゃなくて 颯人:この子がこっちに来たってことか!?) 颯人:えっと今まで何してたんですか? スピカ:先程までフレイ… スピカ:あ!勇者の加護を授けられた方達と スピカ:イグナイトドラゴンを スピカ:討伐していたのですが スピカ:はっ!そういえばドラゴンは? スピカ:勇者はどこですか!? 颯人:(マジか…これはマジで 颯人:アレか、アレなんだな… 颯人:確かに見た目は外国の美少女 颯人:ただ服装は現代のそれとは違う…) スピカ:うぅん? スピカ:あ!肘から血が出てます! 颯人:え? 颯人:あぁ、さっき君が落ちてきたとき 颯人:転んで擦りむいたのか 颯人:気づかなかった スピカ:私のせいで!? スピカ:だったら任せてください! スピカ:怪我を治すのは得意ですから! 0:【間】 スピカ:大地の精霊、全ての母よ 颯人:(な!これは詠唱!? 颯人:す、すげぇ…マジの魔法が 颯人:この目で見れるのか!?) スピカ:癒しの力を与えよ スピカ:『ヒール』! 颯人:うおおぉぉぉォォ……!! スピカ:……あれ? 颯人:おお…?血が止まってる…か? スピカ:そ…そんな スピカ:なんで!?なんで治ってないの!? 颯人:あー、えっとー スピカ:そんな…こんな下級治癒魔法も スピカ:できなくなるなんて… 颯人:すげぇ言いにくいんだけど 颯人:ちょっといいかな… スピカ:ふぇぇ…? 0:【間】 スピカ:するとつまり、ここは… 颯人:うん…多分 颯人:君が住んでた世界と別の世界で… スピカ:そ、そんな… スピカ:あー、確かに スピカ:少しずつ思い出してきました… スピカ:勇者がドラゴンに突っ込んだんで スピカ:防御魔法を使おうとしたんです スピカ:それに気づいたドラゴンが スピカ:私に向けてブレスを… 颯人:なるほどな… 颯人:熱いってブレス攻撃かよ…… スピカ:けど、それだけで スピカ:やられるほど私たちは弱くないです スピカ:死んだってのも納得が 颯人:(確かに転生だったら 颯人:生まれ変わりみたいなもんだし 颯人:この子はどちらかというと) 颯人:もしかしたら転移かもしれない スピカ:転移ですか 颯人:そういった魔法とかあるんじゃないか? スピカ:確かに時空魔法はありますが スピカ:そんな高等魔法使う方、仲間にはいません スピカ:時空魔法は元々一人では発動不可能なものですし スピカ:別世界に繋げるなんて神様とかもうそれは スピカ:よく分からないレベルの話で 颯人:とりあえず 颯人:さっきの魔法もそうだけど 颯人:こっちの世界には、君たちの世界みたいに 颯人:剣や魔法で魔物を倒す! 颯人:なんてことはないから 颯人:魔力?ってのがなくて 颯人:魔法が使えないのも納得だ スピカ:そんなぁー… 颯人:もしかしたら 颯人:こっちに来た意味があるかもしれない 颯人:出会ったのも何かの縁 颯人:手伝うよ、元の世界に帰る方法 颯人:えっと俺は水城颯人 颯人:18歳の大学生だ スピカ:ハヤト…大学生? 颯人:あー、勉強してるってこと スピカ:なるほど!学生ですね! スピカ:では、よろしくお願いします スピカ:私のことはスピカと呼んでください 颯人:とりあえず 颯人:……おっと! スピカ:颯人!なんですか今のは! 颯人:アレは自転車 スピカ:骨だけのスレイプニルかと思いました 颯人:スレ…?なんだって? スピカ:馬の魔獣です 颯人:あー、なるほど 颯人:戦国時代の人が 颯人:現代にタイムスリップすると 颯人:車を鉄の馬とか言うアレか 颯人:お約束だなぁ スピカ:何を言っているのですか? 颯人:こっちの話 颯人:とりあえず少し案内するよ 0:【間】 スピカ:颯人、なぜ人が スピカ:あんなに並んでるのですか? 颯人:あー、アレは… 颯人:そうだ行ってみるか スピカ:な、なんですか!? スピカ:この黒い物体は! スピカ:まさか…ダークマター… 颯人:暗黒物質を並んで飲んでるってすげーな 颯人:じゃなくてそれはタピオカ 颯人:女の子たちに人気の飲み物だ 颯人:最近、落ち着いてきたけどな スピカ:タピオカ… スピカ:ぅぅん? 颯人:警戒しなくても大丈夫… スピカ:では… スピカ:!!あま〜い! 颯人:どうだ? スピカ:今まで飲んだ スピカ:飲み物の中で一番美味しいです! 颯人:それは良かった スピカ:ダークマター スピカ:じゃなかったタピオカ?も スピカ:モチモチして美味しいです! 颯人:食べ物は合いそうだな 颯人:あとは服に宿… 颯人:金は…まぁなんとかなるか 颯人:はぁー、これからどうするかなぁ スピカ:宿ですか? スピカ:私はどこでも構いません スピカ:ベッドも一つで大丈夫ですよ 颯人:えーとスピカさん、なんの話を スピカ:? スピカ:一緒に泊まるとこですよね? 颯人:一緒に泊まらないよ!? スピカ:え、何故ですか? スピカ:向こうでは節約のために スピカ:勇者と2人で宿に泊まってましたよ スピカ:最初の頃は2人で旅してたので 颯人:異世界の倫理観すげぇな! 颯人:羨ま……いや!ダメだろ!16歳! 颯人:はぁー、これは先が思いやられる… 0:【間】 颯人:こうして俺は異世界から来た 颯人:女の子と過ごすことになる 颯人:果たしてどんな冒険の日々が 颯人:待っているのか…って 颯人:冒険もクソも無さそうだけど スピカ:あ、お腹すいてきました 颯人:……じゃあ行くか