台本概要
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タイトル | ロマンチックなプロポーズに憧れる野球好きの彼女とロマンチックなプロポーズに挑戦する星好きの堅物彼氏の話 |
---|---|
作者名 | 真野ショウタ (@eda2812) |
ジャンル | ラブストーリー |
演者人数 | 2人用台本(男1、女1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 商用、非商用問わず連絡不要 |
説明 |
◆彼氏:天文学が好き。 ◆彼女:野球が好き。 声劇ショート 「星とか、指輪とか、蟹座55番星eとか」 【利用規約】(こまかいところ) https://note.com/otetsudai_s/n/nd62bdc5b1067 168 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
彼氏 | 男 | 30 | 天文学が好き。 |
彼女 | 女 | 29 | 野球が好き。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
彼氏:「世界で最も多いものの一つに名前があります」
彼女:「名前?」
彼氏:「そう、名前」
彼女:「名前って佐藤とか、田中とか、ヌートバーとか?」
彼氏:「なんです? ヌートバーって」
彼女:「君、野球見ないんだね。野球選手の名前だよ」
彼氏:「へえ、勉強になります」
彼女:「いえいえ」
彼氏:「まあ、そういう名前です。星とか、指輪とか、蟹座55番星eとか」
彼女:「なに? 蟹座?」
彼氏:「蟹座を構成する星一つがそういう名前なんです」
彼女:「あー、星の名前か。そんなのあるって聞いたことある気がする」
彼氏:「天文学とか雑学が好きな人には割と有名な星なんですよ」
彼女:「全く知らない。名前からしてそそられないよね」
彼氏:「この星の3分の1はダイヤモンドでできているといわれてます」
彼女:「私、星、大好き」
彼氏:「現金ですね」
彼女:「え、本当にダイヤモンドなの?」
彼氏:「諸説あるみたいですけどね。なかなかロマンかがありません?」
彼女:「本当。私そこに住むわ」
彼氏:「もちろん人が生きてられる環境じゃないですけどね」
彼女:「あー。もっと強く生まれたかった」
彼氏:「いや、そんな次元じゃないですからね」
彼氏:「それはさておき、名前です」
彼女:「え? 名前?」
彼氏:「もうダイヤモンドしか記憶に残ってないような顔しないでください」
彼女:「ごめんごめん。思い出した」
彼氏:「……やっぱりやめようかな」
彼女:「……えっ! ごめんって、本当に。許して!」
彼氏:「いや、ちょっと考えてた言葉が色々ずれたんで」
彼女:「大丈夫だよ! ちゃんと聞くし。怒んないで」
彼氏:「いや、怒ってないですから」
彼女:「本当に? じゃあ仕切り直し! お願いします!」
彼氏:「……え……えっ……とぉ……」
彼女:「うんうん」
彼氏:「いや……その……所謂、提案をしようと思って……」
彼女:「提案?」
彼氏:「あの……あー。まず…………これをどうぞ」
彼女:「え、これって……」
彼氏:「指輪です。一応、ダイヤモンド……」
彼女:「……あ」
彼氏:「僕らの名前、一緒にしませんか? ……っていう、プロポーズです」
彼女:「あー!!!」
彼氏:「あなた、ロマンチックなのがいいって前から言ってたから……」
彼女:「うわあ………ごめん………。あ、いや、もちろんOKだよ! メチャ好きだし!」
彼氏:「ダイヤモンドが?」
彼女:「アンタが!!」
彼氏:「良かった」
彼女:「…………」
彼氏:「照れてます?」
彼女:「うっさい!」
彼氏:「結婚してくれますか?」
彼女:「…………条件があります!」
彼氏:「はい」
彼女:「今度、プラネタリウム連れてって。ちゃんと勉強しとくから」
彼氏:「僕が教えますよ」
彼女:「あと、あんたも! 野球選手くらい覚えときなさい!」
彼氏:「はい、教えてください。一緒に観戦に行きましょう」
彼女:「よろしくお願いします……」
彼氏:「はい、よろしくお願いします」
彼氏:「世界で最も多いものの一つに名前があります」
彼女:「名前?」
彼氏:「そう、名前」
彼女:「名前って佐藤とか、田中とか、ヌートバーとか?」
彼氏:「なんです? ヌートバーって」
彼女:「君、野球見ないんだね。野球選手の名前だよ」
彼氏:「へえ、勉強になります」
彼女:「いえいえ」
彼氏:「まあ、そういう名前です。星とか、指輪とか、蟹座55番星eとか」
彼女:「なに? 蟹座?」
彼氏:「蟹座を構成する星一つがそういう名前なんです」
彼女:「あー、星の名前か。そんなのあるって聞いたことある気がする」
彼氏:「天文学とか雑学が好きな人には割と有名な星なんですよ」
彼女:「全く知らない。名前からしてそそられないよね」
彼氏:「この星の3分の1はダイヤモンドでできているといわれてます」
彼女:「私、星、大好き」
彼氏:「現金ですね」
彼女:「え、本当にダイヤモンドなの?」
彼氏:「諸説あるみたいですけどね。なかなかロマンかがありません?」
彼女:「本当。私そこに住むわ」
彼氏:「もちろん人が生きてられる環境じゃないですけどね」
彼女:「あー。もっと強く生まれたかった」
彼氏:「いや、そんな次元じゃないですからね」
彼氏:「それはさておき、名前です」
彼女:「え? 名前?」
彼氏:「もうダイヤモンドしか記憶に残ってないような顔しないでください」
彼女:「ごめんごめん。思い出した」
彼氏:「……やっぱりやめようかな」
彼女:「……えっ! ごめんって、本当に。許して!」
彼氏:「いや、ちょっと考えてた言葉が色々ずれたんで」
彼女:「大丈夫だよ! ちゃんと聞くし。怒んないで」
彼氏:「いや、怒ってないですから」
彼女:「本当に? じゃあ仕切り直し! お願いします!」
彼氏:「……え……えっ……とぉ……」
彼女:「うんうん」
彼氏:「いや……その……所謂、提案をしようと思って……」
彼女:「提案?」
彼氏:「あの……あー。まず…………これをどうぞ」
彼女:「え、これって……」
彼氏:「指輪です。一応、ダイヤモンド……」
彼女:「……あ」
彼氏:「僕らの名前、一緒にしませんか? ……っていう、プロポーズです」
彼女:「あー!!!」
彼氏:「あなた、ロマンチックなのがいいって前から言ってたから……」
彼女:「うわあ………ごめん………。あ、いや、もちろんOKだよ! メチャ好きだし!」
彼氏:「ダイヤモンドが?」
彼女:「アンタが!!」
彼氏:「良かった」
彼女:「…………」
彼氏:「照れてます?」
彼女:「うっさい!」
彼氏:「結婚してくれますか?」
彼女:「…………条件があります!」
彼氏:「はい」
彼女:「今度、プラネタリウム連れてって。ちゃんと勉強しとくから」
彼氏:「僕が教えますよ」
彼女:「あと、あんたも! 野球選手くらい覚えときなさい!」
彼氏:「はい、教えてください。一緒に観戦に行きましょう」
彼女:「よろしくお願いします……」
彼氏:「はい、よろしくお願いします」