台本概要
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タイトル | 紅葉の季節に |
---|---|
作者名 | 白蝋(吉田) |
ジャンル | その他 |
演者人数 | 2人用台本(女2) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
性別変更不可です。 セリフの言い回しとかOKです! まだまだ書き出しの作者なので、使用する時は連絡くれると励みになります┏○ペコッ 216 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
もみじ | 女 | 14 | |
秋恵 | 女 | 13 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
もみじ:(N)秋の季節、綺麗な紅葉(こうよう)を見ると思い出す、おばあちゃんとの思い出。
0:
0:
0:場面転換・冬
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0:
秋恵:「さあ、もみじ…鍋ができたよ」
もみじ:「ありがとう!おばあちゃん!あ、みぞれ鍋だぁ!冬らしいねー」
秋恵:「そろそろ雪の季節だからねぇ、先取りしてやろうかと思ってね…」
もみじ:「あれ?おばあちゃん、もう食べないの?しっかり食べないと風邪ひいちゃうよ?」
秋恵:「ん?あぁ、食べるよ。でも私さっき饅頭食べちゃって」
もみじ:「あぁ、ずるい!」
秋恵:「大丈夫、もみじのもちゃんとあるよ。しかも大福付きで」
もみじ:「えぇ、太っちゃうよ!……でも、ありがとう!おばあちゃん!」
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0:
0:場面転換・春
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秋恵:「今年の桜も綺麗に咲いてくれたねぇ」
もみじ:「綺麗だね~…ねぇ、おばあちゃん……私ね好きな人が出来たの。楓って男子なんだけど…でも告白するのが怖いのどうしたらいい…って
もみじ:おばあちゃん?」
秋恵:「……」(寝息をたててる)
もみじ:「寝ちゃったのかぁ…おばあちゃんはどんな恋をしてきたんだろ…」
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0:場面転換・夏
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秋恵:「ケータイとにらめっこして楽しいのかい?」
もみじ:「ん~、今度海に行くんだけど楓君、来るかなぁ?」
秋恵:「なんだい、まだ告白してないのかい?早く告白しないと他の誰かに取られちゃうよ?」
もみじ:「分かってるよぉ、でも振られたらどうしようとか思って…」
秋恵:「その時はその時で振り向かせるように努力するしかないんじゃないのかい?」
もみじ:「そうなんだけどさぁ…その方法が見つからないから悩んでるんだよぉ」
秋恵:「もみじ…は何事にも消…極的だねぇ……ダメならダメ…で仕方ないじゃないか」
もみじ:「そんな簡単に言わないでよ…私も必死……おばあちゃん?どうしたの?」
秋恵:「大…丈夫、大丈…夫…」
もみじ:「おばあちゃん!大丈夫!?」
もみじ:(N)そのまま倒れ込んだおばあちゃんは救急車で運ばれ 、検査の結果、肺炎だった。
もみじ:「おばあちゃん、すぐに良くなるから退院したら鍋作ってよ…おばあちゃんのみぞれ鍋また食べたいの。」
秋恵:「……そうだね…また、作ろうかね……」
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0:場面転換・秋
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もみじ:「おばあちゃん、今頃天国で何してるのかな?」
もみじ:「手紙?誰からだろ……おばあちゃん!?」
秋恵:「もみじ、あなたはあなたの自分の道をまっすぐ歩きなさい。止まっても良いけど、前に進む事は忘れないで。お前の好きだった、みぞれ鍋のレシピを書いておきました。大切な人に食べさせてあげて 秋恵」
もみじ:(N)書かれた文字は弱々しいけど、おばあちゃんの温かさを感じる手紙だった。
もみじ:私は何度も読み返しありがとうと呟いた。
もみじ:そして、涙を拭い……前に進む為に、スマホを手に取った。
もみじ:(N)秋の季節、綺麗な紅葉(こうよう)を見ると思い出す、おばあちゃんとの思い出。
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秋恵:「さあ、もみじ…鍋ができたよ」
もみじ:「ありがとう!おばあちゃん!あ、みぞれ鍋だぁ!冬らしいねー」
秋恵:「そろそろ雪の季節だからねぇ、先取りしてやろうかと思ってね…」
もみじ:「あれ?おばあちゃん、もう食べないの?しっかり食べないと風邪ひいちゃうよ?」
秋恵:「ん?あぁ、食べるよ。でも私さっき饅頭食べちゃって」
もみじ:「あぁ、ずるい!」
秋恵:「大丈夫、もみじのもちゃんとあるよ。しかも大福付きで」
もみじ:「えぇ、太っちゃうよ!……でも、ありがとう!おばあちゃん!」
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0:場面転換・春
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秋恵:「今年の桜も綺麗に咲いてくれたねぇ」
もみじ:「綺麗だね~…ねぇ、おばあちゃん……私ね好きな人が出来たの。楓って男子なんだけど…でも告白するのが怖いのどうしたらいい…って
もみじ:おばあちゃん?」
秋恵:「……」(寝息をたててる)
もみじ:「寝ちゃったのかぁ…おばあちゃんはどんな恋をしてきたんだろ…」
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0:場面転換・夏
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秋恵:「ケータイとにらめっこして楽しいのかい?」
もみじ:「ん~、今度海に行くんだけど楓君、来るかなぁ?」
秋恵:「なんだい、まだ告白してないのかい?早く告白しないと他の誰かに取られちゃうよ?」
もみじ:「分かってるよぉ、でも振られたらどうしようとか思って…」
秋恵:「その時はその時で振り向かせるように努力するしかないんじゃないのかい?」
もみじ:「そうなんだけどさぁ…その方法が見つからないから悩んでるんだよぉ」
秋恵:「もみじ…は何事にも消…極的だねぇ……ダメならダメ…で仕方ないじゃないか」
もみじ:「そんな簡単に言わないでよ…私も必死……おばあちゃん?どうしたの?」
秋恵:「大…丈夫、大丈…夫…」
もみじ:「おばあちゃん!大丈夫!?」
もみじ:(N)そのまま倒れ込んだおばあちゃんは救急車で運ばれ 、検査の結果、肺炎だった。
もみじ:「おばあちゃん、すぐに良くなるから退院したら鍋作ってよ…おばあちゃんのみぞれ鍋また食べたいの。」
秋恵:「……そうだね…また、作ろうかね……」
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もみじ:「おばあちゃん、今頃天国で何してるのかな?」
もみじ:「手紙?誰からだろ……おばあちゃん!?」
秋恵:「もみじ、あなたはあなたの自分の道をまっすぐ歩きなさい。止まっても良いけど、前に進む事は忘れないで。お前の好きだった、みぞれ鍋のレシピを書いておきました。大切な人に食べさせてあげて 秋恵」
もみじ:(N)書かれた文字は弱々しいけど、おばあちゃんの温かさを感じる手紙だった。
もみじ:私は何度も読み返しありがとうと呟いた。
もみじ:そして、涙を拭い……前に進む為に、スマホを手に取った。