台本概要

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タイトル 狂気のシナリオカニバリズム
作者名 新武将@野生の台本師  (@atarasitakemasa)
ジャンル ホラー
演者人数 2人用台本(不問2) ※兼役あり
時間 20 分
台本使用規定 商用、非商用問わず作者へ連絡要
説明 狂気ってなんだろうなぁって

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
不問 146 私子(さきこ)ですけど別に男としてやってもいいです
不問 148 友子って女の子ですけど男としてやってもいいです そのための不問です
河合さん 不問 7 友兼役
いじめっ子 不問 10 私兼役
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
0:狂気ってなんだろう 0:登場人物─ 私:私子(さきこ)と読んで「しーちゃん」。そういや「ちびまる子ちゃん」のお姉ちゃんの名前も「さきこ」なんだよ、知ってた? 友:友子(ともこ)で「ともちゃん」。「ゆうこ」じゃないです。そうも読めるけど。 河合さん:「友」兼役。「かわいい」を名前にしたら「河合ゆい」って名前になったよ いじめっ子:「私」兼役。モブ。名前決めてない。どうせすぐ退場するから別にええやろ 0:注意!前読みする前に 0:このシナリオはとある声劇アプリでとあるシナリオライターさんのイベントで提出したシナリオです 0:(複数のシナリオライターさんで狂気なシナリオ投稿して演者さんにやってもらおうぜ!という企画) 0:理由はわかりませんがお蔵入りになりました(多分過激すぎるからだと思う) 0:ですので、過激な描写が苦手な人は読むのをおすすめしません 0:本編 私:ねぇ。 友:ん?なあに? 私:狂気な話って、どうやったらかけると思う? 友:今度は狂気?なんでいきなり。 私:いや、あのね・・・ 友:ふーん、なるほど 私:いや、まだなにも言ってないけど 友:某声劇アプリでとあるシナリオライターさんの個人的なイベントに参加したい、そういう話でしょ? 私:もうこの時点で狂気 友:君はまだ本当の狂気を知らない 私:じゃあおしえて?本当の狂気ってやつを。 友:う~ん・・・難しいな 私:やっぱり難しい? 友:・・・っていうかさ、しーちゃんの書くシナリオって、大抵どこかしらにネジ落っことしたような狂気しか感じないのばっかじゃん 私:誰がキチガイだよ、バカ野郎、コノヤロウ! 友:・・・ 私:・・・ 友:・・・ 私:・・・えっ 友:・・・えっ 私:ちょ、え?何? 私:「え?気付いてないの?」 私:みたいな反応。 友:えっ 私:え?ちょ・・・え? 友:・・・ 私:ちょ・・・これじゃマジで私が「キチガイ」みたいじゃん 友:ええ・・・ 私:困惑された!?えっ、私の書くシナリオ、キチガイだったの!? 友:・・・ 私:・・・マジかよ 友:マジだよ 私:嘘だろ・・・ 友:そこは自覚してほしかった 私:うそだろ・・・ 友:ワタシ嘘つかない 私:・・・で、とりあえず狂気な台本書きたいんだけど 友:うわ、無理やりな軌道修正。もはやお家芸 私:んで、どうしたらいいと思う? 友:どうしたら・・・ね・・・ 私:ワクワク。 友:とりあえず、笑っときゃいいんじゃない。 私:笑う? 友:そそ。笑うの 私:それって、(笑)的な意味で? 友:それってただの煽りじゃん。ねらーかよ 私:スイーツ(笑) 友:がっし!ぼか! 私:私は死んだ 友:・・・これ狂気に見える? 私:う~ん、間抜けに見える 友:それは言い過ぎ 私:すまんな 友:ええんやで 私:じゃあ、笑うってどういうふうに? 友:例えば、「あひゃひゃ」笑いとか 私:あひゃひゃ・・・? 友:そう、あひゃひゃ 私:ん~ 友:なんかさ、狂気系のキャラって、結構普通じゃありえない笑い方してるやつ多いじゃん? 私:・・・たしかに、言われてみれば。 友:だからさ、もう台本全部「あひゃひゃ」系の笑いで書いちゃえ。そうすりゃ実質「狂気系シナリオ」だ。 私:なるほど。 友:「あ~あ、そこらの人間殺してぇな、アヒャヒャヒャヒャヒャ」 私:おお、確かに狂気系! 友:でしょ? 私:やっぱ持つべきものは親友だな、アヒャヒャ 友:嬉しいこと言ってくれるじゃないの、アヒャヒャ 私:オーケー、じゃあその案で行くアヒャヒャ 友:台本書き上がるの楽しみアヒャ 0:数日後 私:ともちゃん!台本書き上がったアヒャヒャ! 友:おお、やっとできたアヒャ! 私:内容は・・・まぁいつもどおり、ロリ二人で、狂気系やる台本アヒャ 友:なるほどアヒャヒャ 友:それじゃあ見せてもらおうかアヒャ 私:一応、私とともちゃんがアヒャる前提でアヒャ 私:アヒャヒャよろしくアヒャ 0:シナリオ本編(全力でキチガイっぽく笑え!) 私:あひゃひゃひゃひゃひゃ! 友:カカカカカ! 私:コココココ! 友:あぎゃぎゃぎゃぎゃ? 私:あはははははははは! 友:うふふふふふふふふふ! 私:どっ!ワハハハ! 友:きゃははははははははは! 私:むほほほほほほほほ! 友:うへへへへへへ 0:あびゃびゃびゃびゃびゃ 私:ぐへへへへ・・・ 友:ぬふふふふ 私:なははははははは 友:げらげらげら 私:あひゃひゃひゃひゃ 友:あひゃひゃひゃひゃひゃ 私:あぎゃぎゃぎゃぎゃ 友:あぎゃぎゃぎゃぎゃ! 私:イ~ヒッヒッヒッヒ! 友:オホホホホホホホホホ 私:あひゃひゃひゃひゃひゃ 友:あひゃひゃひゃひゃひゃ 私:あぎゃぎゃぎゃぎゃ? 友:あひゃひゃひゃひゃひゃ 私:あひゃひゃひゃひゃひゃ 友:あぎゃぎゃぎゃぎゃ 私:あびゃびゃびゃびゃびゃ 友:あひゃひゃひゃひゃひゃ 私:あひゃひゃひゃひゃひゃ 友:あひゃひゃひゃひゃひゃ 私:あひゃひゃひゃひゃひゃ 友:あひゃひゃひゃひゃひゃ 私:あひゃひゃひゃひゃひゃ 友:あひゃひゃひゃひゃひゃ 私:あひゃひゃひゃひゃひゃ 友:あひゃひゃひゃひゃひゃ 私:あひゃひゃひゃひゃひゃ 友:あひゃひゃひゃひゃひゃ 私:あひゃひゃひゃひゃひゃ・・・ 友:あひゃひゃひゃひゃひゃ! 私:あひゃひゃひゃひゃひゃ・・・ちゅっ! 友:あひゃひゃひゃひゃひゃ・・・ちゅっ! 私:あひゃひゃひゃひゃひゃ・・・ぎゅっ! 友:あひゃひゃひゃひゃひゃ・・・ぎゅっ! 0:シナリオ部分終わり(お疲れさまでした) 0:シナリオ読み終わって・・・ 友:・・・ハァ~、すっごい狂気だったね~・・・アヒャヒャ 私:でしょ?アヒャヒャ 友:これならあのイベントに出しても大丈夫っしょ!アヒャヒャ! 私:良かった!アヒャヒャ 私:よっしゃあ、これでシナリオイベント間違いなし!アヒャヒャ! 私:おいこら、某声劇アプリぃィィィィやァァァァァァァァァァ!これですくみやがれェェェェ!アヒャヒャ! 友:多分、これで良かったんだと思う。アヒャヒャ 0:終わらない!アヒャヒャ! 私:・・・ダメだった 友:でしょうね 私:なんか、 私:「笑いと勢いで文字数を稼いでるだけだろ」 私:って言われた 友:まぁ・・・多分そう言われるだろうとは読んでるうちにわかった 私:先に言ってよ 友:書いてるうちに気づけよ 私:・・・ということで、もう一個書きました 友:おっ、立ち直り早い 友:・・・と言うか、最初からそっちの方を見せてほしかったな 私:こっちは狂気が足りないので見せませんでした 友:まぁまぁ、そう言わず・・・ 友:こうなったら見せてよ 友:なにかアドバイスできるかも 私:・・・うん。いいよ。 私:それにしても、ともちゃん。 友:・・・なに? 私:私のために・・・ここまでしてくれて、ありがと。 友:・・・いいって。私も好きでやってるんだし。 友:・・・それに、しーちゃんのことも・・・ 私:ん?なにか言った? 友:なんでもない! 友:さ、早くそのもう一つの方見せて? 私:・・・例に漏れず、この台本も二人のロリによる百合がベースになってます。 友:わかった。 私:「私」の名前は「私子(さきこ)ちゃん」であだ名は「しーちゃん」でよろしく。 私:・・・あと、このシナリオ、兼役いるかも。 私:兼役の場合はやってほしい人・・・ 私:って言っても私かともちゃんしかいないか。 私:・・・一応指定はしてあるつもりだから。 私:そこんとこヨロ。 友:うん。 私:それじゃあ、いくよ 0:シナリオ本編2 私:「私」こと「私子(さきこ)」は妹の「友(とも)ちゃん」が好きだ。 友:・・・でさ~ 私:ともちゃん・・・彼女は私の妹にして、「初恋の人」。 私:常にそばにいる、「最愛の人」。 私:・・・ともちゃんのためなら、私はなんだってできる。 私:・・・なんでも。 友:・・・?どうかした?お姉ちゃん? 私:・・・ううん、なんでもない!なんでも・・・! 0:間を開ける 私:・・・え?いじめられた? 友:・・・うん、そうなの。 私:・・・誰に。 友:隣のクラスの、河合(かわい)さん。 私:河合・・・確か、あの・・・ 私:「自分は可愛いから何しても許される」 私:とかぬかすクソガキ・・・ 友:・・・ 私:・・・ともちゃんをいじめるやつは・・・たとえどんなやつだろうと許さない 0:体育館裏 河合さん:「なんか~呼び出されたんだけど~ここでいい感じ~?」 私:・・・ 河合さん:「あんたが私を呼んだのぉ~?ちょーダルなんですけど~・・・ってか誰?みたいな~」 私:・・・来たわね、クソビッチ 河合さん:「うわ~、いきなりクソビッチ呼ばわりされたしぃ~河合かわいそー」 私:・・・死ね 河合さん:「グハっ・・・?え・・・?な・・・何が起きた・・・系・・・?」 私:・・・ともちゃんを・・・私の妹を・・・イジメるやつ!死ね!死ね!死ね! 河合さん:「ガッ・・・?ガハッ・・・!」 私:死ね・・・死ねよ!死ねよや! 河合さん:「アガっ・・・・・・・」 私:・・・あはは! 私:あはははははははは! 私:あはははははははははははははははは!!!!!!!!!!! 私:死ね!死ね!死ね死ね死ね死ね死ね死ね!死ねェェェェェェェェェ! 0:河合さん絶命 私:(心の声)「私は・・・私は初めて「人を殺した」。」 私:(心の声)「それは愛する人のため」 私:(心の声)「でも・・・でも。」 私:(心の声)「心のなかで、一つの思いが芽生えるのを私は確かに感じた。」 私:・・・楽しい・・・ 0:数日後 友:ねえ、お姉ちゃん! 私:ん?どうかした? 友:なんかね・・・私、いじめられなくなった! 私:・・・よかったね。 友:うん!・・・あとそれとさ・・・なんか変なんだけど 私:・・・うん? 友:私をいじめてたあの「河合さん」? 私:うん 友:なんだか・・・行方不明だって・・・ 私:へぇ・・・そうなんだ・・・ 友:どうしたんだろうね? 私:不思議なこともあるんだねぇ・・・ 友:うん・・・ 私:(心の声)「河合さん・・・」 私:(心の声)「そう・・・あのクソ生意気なガキ」 私:(心の声)「アイツはもうこの世にいない。」 私:(心の声)「アイツは今どこにいるのかって?」 0:ちょっとの間(溜めて) 私:・・・ごちそうさま 0:私、ニタァ・・・と笑う 0:数日後、友ちゃんの疑惑 友:・・・最近、お姉ちゃんの様子がおかしい。 友:いつからだろう。・・・よくわかんない 友:でも・・・確かに・・・なにかが「変わった」 友:そう感じる。 私:・・・さてと 友:・・・お姉ちゃんが今日もどこかへ行く。 友:今日は・・・お姉ちゃんの変化の「理由」。 友:それを探りに行く予定だ。 0:友ちゃん追跡(友ちゃん小声) 私:・・・ここらでいいかな? 友:・・・お姉ちゃん・・・? 友:こんな人気のない場所で・・・いったい・・・ 私:・・・来たわね・・・ 友:・・・誰か来た・・・ 友:・・・ってあれは! 私:・・・あなたが、ここに呼ばれた理由。わかってるわよね 友:(心の声)「・・・間違いない。間違えるはずもない」 友:(心の声)「・・・あれは・・・」 友:(心の声)「私をいじめてた・・・「河合さん」の取り巻き・・・」 友:(心の声)「・・・そう言えば、「河合さん」の取り巻きの子・・・」 友:(心の声)「「河合さん」がいなくなってから次々と行方不明に・・・」 友:(心の声)「まさか・・・まさか、お姉ちゃんが、なにか知って・・・」 私:死ねェェェェェ! 友:え?お姉ちゃん? 私:死ね!死ね!死ね!死ね!死ね! 友:(心の声)「ちょ・・・お姉ちゃん・・・?」 友:(心の声)「なに・・・やってるの?」 私:死ね・・・死ね・・・!死ね! 私:死んでしまえ! 私:あはははははははは! 友:(心の声)「・・・お姉ちゃんはそこにいた。」 友:(心の声)「確かにそこにいた」 友:(心の声)「でも・・・そこにいたお姉ちゃんは」 友:(心の声)「「お姉ちゃん」であって「お姉ちゃん」ではないなにか。」 友:(心の声)「まるで「お姉ちゃん」の殻をかぶった「誰か」がそこにはいるようだった・・・」 私:・・・死んだか。 友:(心の声)「いじめっ子を滅多刺しにした「お姉ちゃん」。」 友:(心の声)「その表情は・・・「恍惚」・・・」 友:(心の声)「・・・どうしちゃったのお姉ちゃん。」 友:(心の声)「お姉ちゃんはそんな事する人じゃ・・・」 私:・・・さて 友:(心の声)「私は目を疑った。」 友:(心の声)「疑わざるを得なかった」 友:(心の声)「だってそうでしょ!?」 友:(心の声)「だって・・・だって!」 私:あはははははは! 私:ピンク色! 私:きれいなピンク色よ! 私:それじゃ・・・いただきます♪ 友:オエッ・・・ 友:人を・・・喰ってる・・・ 私:あはははははははは! 私:〆(しめ)たばかりの人肉! 私:なんて美味なのかしら! 私:感謝しなさい、いじめっ子ども! 私:あなた達の血肉を、この私が有効活用してあげようってんだから! 私:私の糧にしてあげるのよ!!!!!! 0:その場を逃げ出す友ちゃん 友:・・・オエッ・・・ 友:・・・ハァ・・・ハァ・・・ 友:オエ・・・ 友:・・・見ていられない・・・ 友:・・・お姉ちゃん・・・ 0:私、遠くで笑う 私:あはははははははははははははははははははははは! 0:友ちゃん心の声 友:(心の声)「・・・気持ち悪い・・・」 友:(心の声)「お腹の中のものは全部戻した。もう、出るものはない。」 友:(心の声)「それでも・・・何かがこみ上げてくる。」 友:(心の声)「オエッ・・・」 友:(心の声)「・・・でも・・・でも、なんだろう。この、こみ上げてくる熱いもの。」 友:(心の声)「嫌悪すべき感情ではなく、それは・・・」 0:間を取る 友:・・・うつくしい。 0:私、独白 私:私は・・・私は初めて人を殺した、あの日。 私:・・・そう、あの日。 私:あの日を境に、私の人生は狂ってしまった。 私:・・・でも後悔はしていない。 私:これも全て、愛するあの子のため。 私:そして・・・自分の快楽のため。 私:私は人を殺し続ける。・・・そして・・・ 私:ふふ・・・ふふふ・・・あーはっはっはっはっはっは! 0:友ちゃん独白 友:(心の声)「・・・あの日。」 友:(心の声)「そう、あの日だ。」 友:(心の声)「お姉ちゃんの「兇行(きょうこう)」を目撃したあの日。」 友:(心の声)「あの日から・・・私もすっかりと変わってしまった。」 友:(心の声)「・・・あの日以来、私は度々お姉ちゃんの後を追って「現場」に行った」 友:(心の声)「美しい・・・姉をこの目に焼き付けるため。」 友:(心の声)「ああ・・・なんて美しいのだろう。」 友:(心の声)「「人」という倫理(りんり)の拘束具から放たれた存在。」 友:(心の声)「それが「お姉ちゃん」という新しい存在」 友:(心の声)「「理性」「倫理」・・・これらによって縛られる「人」という存在・・・」 友:(心の声)「タガをハズして、一度、野に放たれた野生は「人」が「人」たり得るべき存在」 友:(心の声)「・・・そう、あれは、「ニンゲン」なのだ。」 友:(心の声)「「ニンゲン」の本来あるべき姿。」 友:(心の声)「「法」、「倫理」、「理性」・・・」 友:(心の声)「これらに支配された「人」はおよそ「ニンゲン」と呼ばれる存在ではない。」 友:(心の声)「・・・家畜だ。」 友:(心の声)「法や倫理という、愚かな飼い主に飼われた「家畜」も同然なのだ。」 友:(心の声)「姉はそのしがらみを自ら振り抜き、新たな存在へと「昇華」しつつあるのだ。」 友:(心の声)「それが「美しい」・・・「美」でなくしてなんと言うのか。」 0:数日後 私:さて・・・ 0:私、出かける。友ちゃん、コソコソと後を追う 友:今日も今日とて姉は何処へと出かける。 友:・・・行く場所は知っている。 0:私、気配を察知する 私:・・・・誰か・・・ 友:・・・! 私:誰か・・・ついてきてるわね。 友:(心の声)・・・まさか、感づかれた? 私:・・・ここ数日。ここ数日、私をつける不快な存在がいるのよねぇ。 私:私、怒らないから出てきてほしいな 友:(心の声)・・・「人」という「家畜」から解き放たれ、野生と同等の存在になったお姉ちゃん・・・ 友:(心の声)まさか・・・感覚も・・・人の数倍・・・? 0:私、狂ったように 私:・・・出てこないならぁ・・・私が・・・自ら・・・ 私:殺して・・・なぶって・・・犯したくなっちゃうじゃなぁい・・・! 私:うふふ・・・楽しみ・・・楽しみだわぁ! 私:さぁ・・・さぁさぁさぁさぁ! 私:早く早く早く早く! 私:もう、待てない! 私:出てこないようだし・・・ 私:私が・・・殺してあげる! 0:友ちゃん、ゆっくりと私の前に姿を見せる 友:・・・ 0:私、正気に戻る 私:・・・!? 私:と・・・ともちゃん! 私:・・・どうしてここに・・・!? 友:お姉ちゃん・・・ 私:ここは危ないから・・・さぁ、早く家に帰って。 私:私なら大丈夫だから 友:私・・・私ね・・・? 友:知ってる・・・知っちゃった・・・ 友:お姉ちゃんが・・・「何」してるのかを・・・ 0:すべてを知った友ちゃんを前に身構える私 私:・・・! 私:ここ数日・・・私をつけていたのも・・・! 友:・・・私 0:私、怒りと悲しみを押し殺すように 私:なんで・・・なんでなんでなんで!? 私:私は・・・私は、ともちゃんのために・・・! 0:友ちゃん、ゆっくりと私をなだめるように震えつつ優しく包み込むように話す 友:私・・・私ね、怖かった。 友:そして、同時に嬉しささえ感じたんだ。 友:私のためにお姉ちゃんが汚れ仕事をしてくれる。 友:その事実に。 友:そして・・・そんなお姉ちゃんが・・・美しいと。 私:美しい? 友:だって・・・お姉ちゃんは、私のために「人」を捨て去ったんだよ? 友:これを「美しい」と言わなくて、なんだというの? 私:・・・ 友:・・・私も一緒に連れて行って。 友:私も、お姉ちゃんと一緒に、「美しく」ありたい 私:でも・・・ 0:友ちゃん、覚悟を決めたように強くはっきりと 友:私だって・・・ヤれるよ? 友:私も・・・お姉ちゃんの妹だから 私:・・・わかった。 私:それじゃあ、行こうか。 友:うん! 0:私と友ちゃん、一緒にある場所へ行く 私:友ちゃん、ついたよ 友:(心の声)「私がついていった先・・・」 友:(心の声)「そこには罠にかかった「いじめっ子」の姿が」 0:焦りと恐怖を含ませたように叫ぶいじめっ子(兼役の場合、私役) いじめっ子:「ちょっと!なに・・・何よこれ!」 いじめっ子:「呼び出されたと思ったら・・・いきなり・・・!」 0:罠にかかったいじめっ子を見据えながら 友:私をいじめてた・・・ 0:眼前に立つ人物の正体に驚き、震えながら叫ぶ 0:友ちゃんはそれをじっと見下すように見つめる いじめっ子:「あ、アンタは・・・」 いじめっ子:「私を呼び出したのはアンタなの!?」 いじめっ子:「なに!?何をしようってのよ!」 いじめっ子:「あれ以来、アンタには、危害を加えていないじゃない!」 0:すべてを理解し、震えが止まらないいじめっ子 友:・・・ いじめっ子:「・・・ハッ」 いじめっ子:「理解した・・・理解したわよ。」 いじめっ子:「ここ数日の行方不明騒動・・・アンタの仕業ね!私をどうするつもり!?」 友:・・・ 0:いじめっ子に苛ついた私はナイフを持ち彼女の喉元に斬りかかる 私:・・・ちっ・・・うるさいハエね 私:・・・っ、えいっ! 友:あっ・・・ いじめっ子:「ガハッ・・・!?」 0:私、ナイフを友ちゃんに渡しながら覚悟を問う 友:・・・ 私:喉は潰した。 私:これでピーピー喚くこともない。 私:さぁ、ともちゃん・・・どうする? 友:え・・・私? 私:・・・トドメは、譲ってあげる。 0:友ちゃん、譲り受けた血濡れのナイフを握りしめながら 友:(心の声)「・・・ッ」 友:(心の声)「私に・・・私にデキるの?」 友:(心の声)「確かに覚悟はできている。」 友:(心の声)「だけど人を殺したこと・・・そんなのやったことないじゃない。」 0:友ちゃん、震えながら言葉をひねり出す 友:・・・私・・・ 私:ヤラないの?なら私が 0:友ちゃん、「私が」の言葉を遮るように 友:・・・エイッ! いじめっ子:「ガハッ・・・!?」 0:友ちゃん、感触を確かめるように 友:(心の声)「・・・刃物が人の肉に突き刺さる。」 友:(心の声)「柔らかい感触。」 友:(心の声)「人の体って、ここまで柔いんだ。」 友:えいっ!エイっ! いじめっ子:「ギャッ・・・」 友:(心の声)「手に伝わる感触・・・」 友:(心の声)「肉に深々と刺さる感触。」 友:(心の声)「それは包丁で肉をさばくあの感覚・・・」 友:(心の声)「似ている・・・」 友:(心の声)「ただ違うとすれば、それは・・・」 友:(心の声)「傷から滴り落ちてくる液体が、とても暖かくて、まだ「生きている」という感覚があるくらいか。」 友:(心の声)「しかし・・・」 いじめっ子:「ガ・・・」 0:友ちゃん、すべてが吹っ切れたように 友:(心の声)「楽しい!楽しい!」 友:(心の声)「人をなぶって、刺して、殺して!」 友:(心の声)「こんなに、楽しいの、初めて!」 友:(心の声)「人としてのタガが外れた瞬間は・・・なんと・・・ああ・・・」 0:友ちゃん、恍惚としながら 友:快・・・感・・・! 私:ともちゃん・・・友ちゃんも、「こっち側」だったのね 0:友ちゃん、怒りと快感に身を委ね、いじめっ子を刺していく 友:うふふ・・・死ね・・・!死ね・・・!死ね・・・! いじめっ子:「ガ・・・助け・・・」 友:お前は!私が!助けを!求めても!助けたか!? いじめっ子:「たす・・・死ぬ・・・?イヤ・・・!死ぬのは・・・」 友:うるさい!死ね! 友:死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね! 友:死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね! 友:死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね! 友:死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね! 0:しばらくいじめっ子を刺し続ける友ちゃん、そして・・・ 私:・・・ともちゃん 友:うふふ・・・あはは! 私:あはは!あはははははははは! 友:あはははははははは!あはははははははは! 私:あはははははははは!あはははははははは! 友:これからも・・・ 私:一杯・・・ 友:人を・・・ 私:殺して 友:なぶって! 私:いたぶって! 友:犯して! 私:人の尊厳を・・・壊す! 友:あはは!あはははははははは! 私:私の大好きな、ともちゃん 友:私の大好きな、しー姉ちゃん 私:大好き 友:大好き 0:二人は血の海に染まった地面に座り込み、お互いを愛し合うかのように愛撫しあった・・・ 0:シナリオ2の部分終わり!お疲れ様でした。色々と。 私:・・・っていうシナリオなんだけど。 友:・・・・ 私:なんだかこう「狂気」っていうのが足りないよね、これ。 友:むしろこっちを提出すればよかったんじゃない? 私:え~?そうかな~。 友:カニバってる時点で十分狂気 私:でも狂気がないよ? 友:しーちゃんの「狂気」の基準がわからん。 私:最初のほうが「狂気」っぽかったけどなぁ 友:確かにただ笑ってるだけとか「正気」の沙汰じゃないよね。 友:・・・提出する人の頭が 私:あっ、ひっど~い! 私:「笑えばいい」って言ったのともちゃんじゃ~ん。 友:それを言われると、反論できない 私:・・・とりあえず、これ、提出してくるね。 私:おらァァァァ!ボイコネェェェ! 私:これをお納めくださいやがれェェェェェ! 友:多分これで大丈夫だと思う。 私:あ・・・あと、言い忘れてたけど。 友:わっ!? 私:私も、ともちゃんのこと大好きだよ!ちゅっ! 友:はわわ!? 私:それじゃ!行ってくる!オラァァァァァァァ・・・! 友:・・・もう・・・ 友:しーちゃんの、そういうとこ、大好きだよ 友:・・・殺して、額縁に飾りたい、ほどにね・・・(ニチャア)

0:狂気ってなんだろう 0:登場人物─ 私:私子(さきこ)と読んで「しーちゃん」。そういや「ちびまる子ちゃん」のお姉ちゃんの名前も「さきこ」なんだよ、知ってた? 友:友子(ともこ)で「ともちゃん」。「ゆうこ」じゃないです。そうも読めるけど。 河合さん:「友」兼役。「かわいい」を名前にしたら「河合ゆい」って名前になったよ いじめっ子:「私」兼役。モブ。名前決めてない。どうせすぐ退場するから別にええやろ 0:注意!前読みする前に 0:このシナリオはとある声劇アプリでとあるシナリオライターさんのイベントで提出したシナリオです 0:(複数のシナリオライターさんで狂気なシナリオ投稿して演者さんにやってもらおうぜ!という企画) 0:理由はわかりませんがお蔵入りになりました(多分過激すぎるからだと思う) 0:ですので、過激な描写が苦手な人は読むのをおすすめしません 0:本編 私:ねぇ。 友:ん?なあに? 私:狂気な話って、どうやったらかけると思う? 友:今度は狂気?なんでいきなり。 私:いや、あのね・・・ 友:ふーん、なるほど 私:いや、まだなにも言ってないけど 友:某声劇アプリでとあるシナリオライターさんの個人的なイベントに参加したい、そういう話でしょ? 私:もうこの時点で狂気 友:君はまだ本当の狂気を知らない 私:じゃあおしえて?本当の狂気ってやつを。 友:う~ん・・・難しいな 私:やっぱり難しい? 友:・・・っていうかさ、しーちゃんの書くシナリオって、大抵どこかしらにネジ落っことしたような狂気しか感じないのばっかじゃん 私:誰がキチガイだよ、バカ野郎、コノヤロウ! 友:・・・ 私:・・・ 友:・・・ 私:・・・えっ 友:・・・えっ 私:ちょ、え?何? 私:「え?気付いてないの?」 私:みたいな反応。 友:えっ 私:え?ちょ・・・え? 友:・・・ 私:ちょ・・・これじゃマジで私が「キチガイ」みたいじゃん 友:ええ・・・ 私:困惑された!?えっ、私の書くシナリオ、キチガイだったの!? 友:・・・ 私:・・・マジかよ 友:マジだよ 私:嘘だろ・・・ 友:そこは自覚してほしかった 私:うそだろ・・・ 友:ワタシ嘘つかない 私:・・・で、とりあえず狂気な台本書きたいんだけど 友:うわ、無理やりな軌道修正。もはやお家芸 私:んで、どうしたらいいと思う? 友:どうしたら・・・ね・・・ 私:ワクワク。 友:とりあえず、笑っときゃいいんじゃない。 私:笑う? 友:そそ。笑うの 私:それって、(笑)的な意味で? 友:それってただの煽りじゃん。ねらーかよ 私:スイーツ(笑) 友:がっし!ぼか! 私:私は死んだ 友:・・・これ狂気に見える? 私:う~ん、間抜けに見える 友:それは言い過ぎ 私:すまんな 友:ええんやで 私:じゃあ、笑うってどういうふうに? 友:例えば、「あひゃひゃ」笑いとか 私:あひゃひゃ・・・? 友:そう、あひゃひゃ 私:ん~ 友:なんかさ、狂気系のキャラって、結構普通じゃありえない笑い方してるやつ多いじゃん? 私:・・・たしかに、言われてみれば。 友:だからさ、もう台本全部「あひゃひゃ」系の笑いで書いちゃえ。そうすりゃ実質「狂気系シナリオ」だ。 私:なるほど。 友:「あ~あ、そこらの人間殺してぇな、アヒャヒャヒャヒャヒャ」 私:おお、確かに狂気系! 友:でしょ? 私:やっぱ持つべきものは親友だな、アヒャヒャ 友:嬉しいこと言ってくれるじゃないの、アヒャヒャ 私:オーケー、じゃあその案で行くアヒャヒャ 友:台本書き上がるの楽しみアヒャ 0:数日後 私:ともちゃん!台本書き上がったアヒャヒャ! 友:おお、やっとできたアヒャ! 私:内容は・・・まぁいつもどおり、ロリ二人で、狂気系やる台本アヒャ 友:なるほどアヒャヒャ 友:それじゃあ見せてもらおうかアヒャ 私:一応、私とともちゃんがアヒャる前提でアヒャ 私:アヒャヒャよろしくアヒャ 0:シナリオ本編(全力でキチガイっぽく笑え!) 私:あひゃひゃひゃひゃひゃ! 友:カカカカカ! 私:コココココ! 友:あぎゃぎゃぎゃぎゃ? 私:あはははははははは! 友:うふふふふふふふふふ! 私:どっ!ワハハハ! 友:きゃははははははははは! 私:むほほほほほほほほ! 友:うへへへへへへ 0:あびゃびゃびゃびゃびゃ 私:ぐへへへへ・・・ 友:ぬふふふふ 私:なははははははは 友:げらげらげら 私:あひゃひゃひゃひゃ 友:あひゃひゃひゃひゃひゃ 私:あぎゃぎゃぎゃぎゃ 友:あぎゃぎゃぎゃぎゃ! 私:イ~ヒッヒッヒッヒ! 友:オホホホホホホホホホ 私:あひゃひゃひゃひゃひゃ 友:あひゃひゃひゃひゃひゃ 私:あぎゃぎゃぎゃぎゃ? 友:あひゃひゃひゃひゃひゃ 私:あひゃひゃひゃひゃひゃ 友:あぎゃぎゃぎゃぎゃ 私:あびゃびゃびゃびゃびゃ 友:あひゃひゃひゃひゃひゃ 私:あひゃひゃひゃひゃひゃ 友:あひゃひゃひゃひゃひゃ 私:あひゃひゃひゃひゃひゃ 友:あひゃひゃひゃひゃひゃ 私:あひゃひゃひゃひゃひゃ 友:あひゃひゃひゃひゃひゃ 私:あひゃひゃひゃひゃひゃ 友:あひゃひゃひゃひゃひゃ 私:あひゃひゃひゃひゃひゃ 友:あひゃひゃひゃひゃひゃ 私:あひゃひゃひゃひゃひゃ・・・ 友:あひゃひゃひゃひゃひゃ! 私:あひゃひゃひゃひゃひゃ・・・ちゅっ! 友:あひゃひゃひゃひゃひゃ・・・ちゅっ! 私:あひゃひゃひゃひゃひゃ・・・ぎゅっ! 友:あひゃひゃひゃひゃひゃ・・・ぎゅっ! 0:シナリオ部分終わり(お疲れさまでした) 0:シナリオ読み終わって・・・ 友:・・・ハァ~、すっごい狂気だったね~・・・アヒャヒャ 私:でしょ?アヒャヒャ 友:これならあのイベントに出しても大丈夫っしょ!アヒャヒャ! 私:良かった!アヒャヒャ 私:よっしゃあ、これでシナリオイベント間違いなし!アヒャヒャ! 私:おいこら、某声劇アプリぃィィィィやァァァァァァァァァァ!これですくみやがれェェェェ!アヒャヒャ! 友:多分、これで良かったんだと思う。アヒャヒャ 0:終わらない!アヒャヒャ! 私:・・・ダメだった 友:でしょうね 私:なんか、 私:「笑いと勢いで文字数を稼いでるだけだろ」 私:って言われた 友:まぁ・・・多分そう言われるだろうとは読んでるうちにわかった 私:先に言ってよ 友:書いてるうちに気づけよ 私:・・・ということで、もう一個書きました 友:おっ、立ち直り早い 友:・・・と言うか、最初からそっちの方を見せてほしかったな 私:こっちは狂気が足りないので見せませんでした 友:まぁまぁ、そう言わず・・・ 友:こうなったら見せてよ 友:なにかアドバイスできるかも 私:・・・うん。いいよ。 私:それにしても、ともちゃん。 友:・・・なに? 私:私のために・・・ここまでしてくれて、ありがと。 友:・・・いいって。私も好きでやってるんだし。 友:・・・それに、しーちゃんのことも・・・ 私:ん?なにか言った? 友:なんでもない! 友:さ、早くそのもう一つの方見せて? 私:・・・例に漏れず、この台本も二人のロリによる百合がベースになってます。 友:わかった。 私:「私」の名前は「私子(さきこ)ちゃん」であだ名は「しーちゃん」でよろしく。 私:・・・あと、このシナリオ、兼役いるかも。 私:兼役の場合はやってほしい人・・・ 私:って言っても私かともちゃんしかいないか。 私:・・・一応指定はしてあるつもりだから。 私:そこんとこヨロ。 友:うん。 私:それじゃあ、いくよ 0:シナリオ本編2 私:「私」こと「私子(さきこ)」は妹の「友(とも)ちゃん」が好きだ。 友:・・・でさ~ 私:ともちゃん・・・彼女は私の妹にして、「初恋の人」。 私:常にそばにいる、「最愛の人」。 私:・・・ともちゃんのためなら、私はなんだってできる。 私:・・・なんでも。 友:・・・?どうかした?お姉ちゃん? 私:・・・ううん、なんでもない!なんでも・・・! 0:間を開ける 私:・・・え?いじめられた? 友:・・・うん、そうなの。 私:・・・誰に。 友:隣のクラスの、河合(かわい)さん。 私:河合・・・確か、あの・・・ 私:「自分は可愛いから何しても許される」 私:とかぬかすクソガキ・・・ 友:・・・ 私:・・・ともちゃんをいじめるやつは・・・たとえどんなやつだろうと許さない 0:体育館裏 河合さん:「なんか~呼び出されたんだけど~ここでいい感じ~?」 私:・・・ 河合さん:「あんたが私を呼んだのぉ~?ちょーダルなんですけど~・・・ってか誰?みたいな~」 私:・・・来たわね、クソビッチ 河合さん:「うわ~、いきなりクソビッチ呼ばわりされたしぃ~河合かわいそー」 私:・・・死ね 河合さん:「グハっ・・・?え・・・?な・・・何が起きた・・・系・・・?」 私:・・・ともちゃんを・・・私の妹を・・・イジメるやつ!死ね!死ね!死ね! 河合さん:「ガッ・・・?ガハッ・・・!」 私:死ね・・・死ねよ!死ねよや! 河合さん:「アガっ・・・・・・・」 私:・・・あはは! 私:あはははははははは! 私:あはははははははははははははははは!!!!!!!!!!! 私:死ね!死ね!死ね死ね死ね死ね死ね死ね!死ねェェェェェェェェェ! 0:河合さん絶命 私:(心の声)「私は・・・私は初めて「人を殺した」。」 私:(心の声)「それは愛する人のため」 私:(心の声)「でも・・・でも。」 私:(心の声)「心のなかで、一つの思いが芽生えるのを私は確かに感じた。」 私:・・・楽しい・・・ 0:数日後 友:ねえ、お姉ちゃん! 私:ん?どうかした? 友:なんかね・・・私、いじめられなくなった! 私:・・・よかったね。 友:うん!・・・あとそれとさ・・・なんか変なんだけど 私:・・・うん? 友:私をいじめてたあの「河合さん」? 私:うん 友:なんだか・・・行方不明だって・・・ 私:へぇ・・・そうなんだ・・・ 友:どうしたんだろうね? 私:不思議なこともあるんだねぇ・・・ 友:うん・・・ 私:(心の声)「河合さん・・・」 私:(心の声)「そう・・・あのクソ生意気なガキ」 私:(心の声)「アイツはもうこの世にいない。」 私:(心の声)「アイツは今どこにいるのかって?」 0:ちょっとの間(溜めて) 私:・・・ごちそうさま 0:私、ニタァ・・・と笑う 0:数日後、友ちゃんの疑惑 友:・・・最近、お姉ちゃんの様子がおかしい。 友:いつからだろう。・・・よくわかんない 友:でも・・・確かに・・・なにかが「変わった」 友:そう感じる。 私:・・・さてと 友:・・・お姉ちゃんが今日もどこかへ行く。 友:今日は・・・お姉ちゃんの変化の「理由」。 友:それを探りに行く予定だ。 0:友ちゃん追跡(友ちゃん小声) 私:・・・ここらでいいかな? 友:・・・お姉ちゃん・・・? 友:こんな人気のない場所で・・・いったい・・・ 私:・・・来たわね・・・ 友:・・・誰か来た・・・ 友:・・・ってあれは! 私:・・・あなたが、ここに呼ばれた理由。わかってるわよね 友:(心の声)「・・・間違いない。間違えるはずもない」 友:(心の声)「・・・あれは・・・」 友:(心の声)「私をいじめてた・・・「河合さん」の取り巻き・・・」 友:(心の声)「・・・そう言えば、「河合さん」の取り巻きの子・・・」 友:(心の声)「「河合さん」がいなくなってから次々と行方不明に・・・」 友:(心の声)「まさか・・・まさか、お姉ちゃんが、なにか知って・・・」 私:死ねェェェェェ! 友:え?お姉ちゃん? 私:死ね!死ね!死ね!死ね!死ね! 友:(心の声)「ちょ・・・お姉ちゃん・・・?」 友:(心の声)「なに・・・やってるの?」 私:死ね・・・死ね・・・!死ね! 私:死んでしまえ! 私:あはははははははは! 友:(心の声)「・・・お姉ちゃんはそこにいた。」 友:(心の声)「確かにそこにいた」 友:(心の声)「でも・・・そこにいたお姉ちゃんは」 友:(心の声)「「お姉ちゃん」であって「お姉ちゃん」ではないなにか。」 友:(心の声)「まるで「お姉ちゃん」の殻をかぶった「誰か」がそこにはいるようだった・・・」 私:・・・死んだか。 友:(心の声)「いじめっ子を滅多刺しにした「お姉ちゃん」。」 友:(心の声)「その表情は・・・「恍惚」・・・」 友:(心の声)「・・・どうしちゃったのお姉ちゃん。」 友:(心の声)「お姉ちゃんはそんな事する人じゃ・・・」 私:・・・さて 友:(心の声)「私は目を疑った。」 友:(心の声)「疑わざるを得なかった」 友:(心の声)「だってそうでしょ!?」 友:(心の声)「だって・・・だって!」 私:あはははははは! 私:ピンク色! 私:きれいなピンク色よ! 私:それじゃ・・・いただきます♪ 友:オエッ・・・ 友:人を・・・喰ってる・・・ 私:あはははははははは! 私:〆(しめ)たばかりの人肉! 私:なんて美味なのかしら! 私:感謝しなさい、いじめっ子ども! 私:あなた達の血肉を、この私が有効活用してあげようってんだから! 私:私の糧にしてあげるのよ!!!!!! 0:その場を逃げ出す友ちゃん 友:・・・オエッ・・・ 友:・・・ハァ・・・ハァ・・・ 友:オエ・・・ 友:・・・見ていられない・・・ 友:・・・お姉ちゃん・・・ 0:私、遠くで笑う 私:あはははははははははははははははははははははは! 0:友ちゃん心の声 友:(心の声)「・・・気持ち悪い・・・」 友:(心の声)「お腹の中のものは全部戻した。もう、出るものはない。」 友:(心の声)「それでも・・・何かがこみ上げてくる。」 友:(心の声)「オエッ・・・」 友:(心の声)「・・・でも・・・でも、なんだろう。この、こみ上げてくる熱いもの。」 友:(心の声)「嫌悪すべき感情ではなく、それは・・・」 0:間を取る 友:・・・うつくしい。 0:私、独白 私:私は・・・私は初めて人を殺した、あの日。 私:・・・そう、あの日。 私:あの日を境に、私の人生は狂ってしまった。 私:・・・でも後悔はしていない。 私:これも全て、愛するあの子のため。 私:そして・・・自分の快楽のため。 私:私は人を殺し続ける。・・・そして・・・ 私:ふふ・・・ふふふ・・・あーはっはっはっはっはっは! 0:友ちゃん独白 友:(心の声)「・・・あの日。」 友:(心の声)「そう、あの日だ。」 友:(心の声)「お姉ちゃんの「兇行(きょうこう)」を目撃したあの日。」 友:(心の声)「あの日から・・・私もすっかりと変わってしまった。」 友:(心の声)「・・・あの日以来、私は度々お姉ちゃんの後を追って「現場」に行った」 友:(心の声)「美しい・・・姉をこの目に焼き付けるため。」 友:(心の声)「ああ・・・なんて美しいのだろう。」 友:(心の声)「「人」という倫理(りんり)の拘束具から放たれた存在。」 友:(心の声)「それが「お姉ちゃん」という新しい存在」 友:(心の声)「「理性」「倫理」・・・これらによって縛られる「人」という存在・・・」 友:(心の声)「タガをハズして、一度、野に放たれた野生は「人」が「人」たり得るべき存在」 友:(心の声)「・・・そう、あれは、「ニンゲン」なのだ。」 友:(心の声)「「ニンゲン」の本来あるべき姿。」 友:(心の声)「「法」、「倫理」、「理性」・・・」 友:(心の声)「これらに支配された「人」はおよそ「ニンゲン」と呼ばれる存在ではない。」 友:(心の声)「・・・家畜だ。」 友:(心の声)「法や倫理という、愚かな飼い主に飼われた「家畜」も同然なのだ。」 友:(心の声)「姉はそのしがらみを自ら振り抜き、新たな存在へと「昇華」しつつあるのだ。」 友:(心の声)「それが「美しい」・・・「美」でなくしてなんと言うのか。」 0:数日後 私:さて・・・ 0:私、出かける。友ちゃん、コソコソと後を追う 友:今日も今日とて姉は何処へと出かける。 友:・・・行く場所は知っている。 0:私、気配を察知する 私:・・・・誰か・・・ 友:・・・! 私:誰か・・・ついてきてるわね。 友:(心の声)・・・まさか、感づかれた? 私:・・・ここ数日。ここ数日、私をつける不快な存在がいるのよねぇ。 私:私、怒らないから出てきてほしいな 友:(心の声)・・・「人」という「家畜」から解き放たれ、野生と同等の存在になったお姉ちゃん・・・ 友:(心の声)まさか・・・感覚も・・・人の数倍・・・? 0:私、狂ったように 私:・・・出てこないならぁ・・・私が・・・自ら・・・ 私:殺して・・・なぶって・・・犯したくなっちゃうじゃなぁい・・・! 私:うふふ・・・楽しみ・・・楽しみだわぁ! 私:さぁ・・・さぁさぁさぁさぁ! 私:早く早く早く早く! 私:もう、待てない! 私:出てこないようだし・・・ 私:私が・・・殺してあげる! 0:友ちゃん、ゆっくりと私の前に姿を見せる 友:・・・ 0:私、正気に戻る 私:・・・!? 私:と・・・ともちゃん! 私:・・・どうしてここに・・・!? 友:お姉ちゃん・・・ 私:ここは危ないから・・・さぁ、早く家に帰って。 私:私なら大丈夫だから 友:私・・・私ね・・・? 友:知ってる・・・知っちゃった・・・ 友:お姉ちゃんが・・・「何」してるのかを・・・ 0:すべてを知った友ちゃんを前に身構える私 私:・・・! 私:ここ数日・・・私をつけていたのも・・・! 友:・・・私 0:私、怒りと悲しみを押し殺すように 私:なんで・・・なんでなんでなんで!? 私:私は・・・私は、ともちゃんのために・・・! 0:友ちゃん、ゆっくりと私をなだめるように震えつつ優しく包み込むように話す 友:私・・・私ね、怖かった。 友:そして、同時に嬉しささえ感じたんだ。 友:私のためにお姉ちゃんが汚れ仕事をしてくれる。 友:その事実に。 友:そして・・・そんなお姉ちゃんが・・・美しいと。 私:美しい? 友:だって・・・お姉ちゃんは、私のために「人」を捨て去ったんだよ? 友:これを「美しい」と言わなくて、なんだというの? 私:・・・ 友:・・・私も一緒に連れて行って。 友:私も、お姉ちゃんと一緒に、「美しく」ありたい 私:でも・・・ 0:友ちゃん、覚悟を決めたように強くはっきりと 友:私だって・・・ヤれるよ? 友:私も・・・お姉ちゃんの妹だから 私:・・・わかった。 私:それじゃあ、行こうか。 友:うん! 0:私と友ちゃん、一緒にある場所へ行く 私:友ちゃん、ついたよ 友:(心の声)「私がついていった先・・・」 友:(心の声)「そこには罠にかかった「いじめっ子」の姿が」 0:焦りと恐怖を含ませたように叫ぶいじめっ子(兼役の場合、私役) いじめっ子:「ちょっと!なに・・・何よこれ!」 いじめっ子:「呼び出されたと思ったら・・・いきなり・・・!」 0:罠にかかったいじめっ子を見据えながら 友:私をいじめてた・・・ 0:眼前に立つ人物の正体に驚き、震えながら叫ぶ 0:友ちゃんはそれをじっと見下すように見つめる いじめっ子:「あ、アンタは・・・」 いじめっ子:「私を呼び出したのはアンタなの!?」 いじめっ子:「なに!?何をしようってのよ!」 いじめっ子:「あれ以来、アンタには、危害を加えていないじゃない!」 0:すべてを理解し、震えが止まらないいじめっ子 友:・・・ いじめっ子:「・・・ハッ」 いじめっ子:「理解した・・・理解したわよ。」 いじめっ子:「ここ数日の行方不明騒動・・・アンタの仕業ね!私をどうするつもり!?」 友:・・・ 0:いじめっ子に苛ついた私はナイフを持ち彼女の喉元に斬りかかる 私:・・・ちっ・・・うるさいハエね 私:・・・っ、えいっ! 友:あっ・・・ いじめっ子:「ガハッ・・・!?」 0:私、ナイフを友ちゃんに渡しながら覚悟を問う 友:・・・ 私:喉は潰した。 私:これでピーピー喚くこともない。 私:さぁ、ともちゃん・・・どうする? 友:え・・・私? 私:・・・トドメは、譲ってあげる。 0:友ちゃん、譲り受けた血濡れのナイフを握りしめながら 友:(心の声)「・・・ッ」 友:(心の声)「私に・・・私にデキるの?」 友:(心の声)「確かに覚悟はできている。」 友:(心の声)「だけど人を殺したこと・・・そんなのやったことないじゃない。」 0:友ちゃん、震えながら言葉をひねり出す 友:・・・私・・・ 私:ヤラないの?なら私が 0:友ちゃん、「私が」の言葉を遮るように 友:・・・エイッ! いじめっ子:「ガハッ・・・!?」 0:友ちゃん、感触を確かめるように 友:(心の声)「・・・刃物が人の肉に突き刺さる。」 友:(心の声)「柔らかい感触。」 友:(心の声)「人の体って、ここまで柔いんだ。」 友:えいっ!エイっ! いじめっ子:「ギャッ・・・」 友:(心の声)「手に伝わる感触・・・」 友:(心の声)「肉に深々と刺さる感触。」 友:(心の声)「それは包丁で肉をさばくあの感覚・・・」 友:(心の声)「似ている・・・」 友:(心の声)「ただ違うとすれば、それは・・・」 友:(心の声)「傷から滴り落ちてくる液体が、とても暖かくて、まだ「生きている」という感覚があるくらいか。」 友:(心の声)「しかし・・・」 いじめっ子:「ガ・・・」 0:友ちゃん、すべてが吹っ切れたように 友:(心の声)「楽しい!楽しい!」 友:(心の声)「人をなぶって、刺して、殺して!」 友:(心の声)「こんなに、楽しいの、初めて!」 友:(心の声)「人としてのタガが外れた瞬間は・・・なんと・・・ああ・・・」 0:友ちゃん、恍惚としながら 友:快・・・感・・・! 私:ともちゃん・・・友ちゃんも、「こっち側」だったのね 0:友ちゃん、怒りと快感に身を委ね、いじめっ子を刺していく 友:うふふ・・・死ね・・・!死ね・・・!死ね・・・! いじめっ子:「ガ・・・助け・・・」 友:お前は!私が!助けを!求めても!助けたか!? いじめっ子:「たす・・・死ぬ・・・?イヤ・・・!死ぬのは・・・」 友:うるさい!死ね! 友:死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね! 友:死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね! 友:死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね! 友:死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね! 0:しばらくいじめっ子を刺し続ける友ちゃん、そして・・・ 私:・・・ともちゃん 友:うふふ・・・あはは! 私:あはは!あはははははははは! 友:あはははははははは!あはははははははは! 私:あはははははははは!あはははははははは! 友:これからも・・・ 私:一杯・・・ 友:人を・・・ 私:殺して 友:なぶって! 私:いたぶって! 友:犯して! 私:人の尊厳を・・・壊す! 友:あはは!あはははははははは! 私:私の大好きな、ともちゃん 友:私の大好きな、しー姉ちゃん 私:大好き 友:大好き 0:二人は血の海に染まった地面に座り込み、お互いを愛し合うかのように愛撫しあった・・・ 0:シナリオ2の部分終わり!お疲れ様でした。色々と。 私:・・・っていうシナリオなんだけど。 友:・・・・ 私:なんだかこう「狂気」っていうのが足りないよね、これ。 友:むしろこっちを提出すればよかったんじゃない? 私:え~?そうかな~。 友:カニバってる時点で十分狂気 私:でも狂気がないよ? 友:しーちゃんの「狂気」の基準がわからん。 私:最初のほうが「狂気」っぽかったけどなぁ 友:確かにただ笑ってるだけとか「正気」の沙汰じゃないよね。 友:・・・提出する人の頭が 私:あっ、ひっど~い! 私:「笑えばいい」って言ったのともちゃんじゃ~ん。 友:それを言われると、反論できない 私:・・・とりあえず、これ、提出してくるね。 私:おらァァァァ!ボイコネェェェ! 私:これをお納めくださいやがれェェェェェ! 友:多分これで大丈夫だと思う。 私:あ・・・あと、言い忘れてたけど。 友:わっ!? 私:私も、ともちゃんのこと大好きだよ!ちゅっ! 友:はわわ!? 私:それじゃ!行ってくる!オラァァァァァァァ・・・! 友:・・・もう・・・ 友:しーちゃんの、そういうとこ、大好きだよ 友:・・・殺して、額縁に飾りたい、ほどにね・・・(ニチャア)