台本概要

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タイトル 好きって言って
作者名 シジミ  (@sizimi1810)
ジャンル ラブストーリー
演者人数 2人用台本(男1、女1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 好きあっていれば言葉なんて必要ない
そう思っていた男性が彼女と向き合い変わっていく

名称変更可。
世界観を壊さない範囲でアドリブ可。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
直也 44 直也(なおや) 裏表のない性格 論理的に物事を考える事が多く。穂花とすれ違うことも
穂花 42 穂花(ほのか) 真面目で神経質 気持ちを溜め込んでしまう 気配り上手で自分の気持ちを押し殺してしまうことも
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
直也:あの頃の俺は愛し合っていれば言葉なんて無くても、心は通じ合ってる。 直也:…そんな事を本気で思ってたんだ。 0:(間) 穂花:…ねぇ。私の事好き? 直也:んー?突然なに?好きだよ 穂花:私の何処が好き? 直也:んー……全部好きだよ 穂花:…そっか。 0:(少し悲しそうに俯いた) 穂花:ねぇ。今度いつデート出来る? 直也:んー…仕事忙しいから分かんない。 穂花:今度の週末とかは? 直也:週末は無理 穂花:…そっか…時間合えば電話とかしたいな… 直也:うん。時間合えばね。 穂花:あのさ。気になってるお店が合ってね?今度二人で行きたいなって 直也:んー…そうだねー… 0:穂花(ほのか)の気持ちがあふれ出る 穂花:(2ヶ月ぶりのデートなんだよ?) 穂花:(もっとちゃんと私を見てよ?もっと私の話聞いてよ) 穂花:(一生懸命オシャレしてきたんだよ?) 穂花:(会えるの楽しみにしてたんだよ?) 穂花:(メイクもいつもと違うし、ネイルだって気合い入れてきたの) 穂花:(…もっと私の変化に気付いてよ) 0: 穂花:……ねぇ。私の事…好き…? 直也:好きだよー?好きだから付き合ってんじゃん 穂花:……もういい。帰る。バイバイ。 直也:えっ!?ちょっと!待ってよ!穂花! 0:(間) 直也:この日から穂花(ほのか)から連絡が来なくなった 直也:機嫌が悪かっただけだろう。すぐに連絡がくる 直也:呑気(のんき)にそんな事を考えていた。 直也:しかし、1週間経っても穂花から連絡は来なかった。 直也:『この前はごめん。メッセージ見たら返信欲しい。』 0: 直也:干渉し過ぎないのが大人の恋愛だと思っていた。 直也:人前でイチャつくカップルを見ると、だらしの無い幼稚なカップルに見えた。 直也:だから気が向いた時にしかメールしないし、仕事の事を優先にしてきた。 直也:それでも穂花は分かってくれてると思ってた。 直也:私の何処が好き?なんて聞かれても『好き』って感情は理屈じゃなくて感覚的な物だから好きだから好きだよ。としか言えないんだ。 0: 直也:『まだ怒ってる?』 直也:『ごめん。俺が悪かった反省してる』 穂花:『何を反省してるの?』 直也:あっ、返信きた…。 直也:『この前の事』 穂花:『この前の何を反省してるの?誤魔化さないでよ』 直也:何をって…『俺がデート中にスマホ見てたことだろ?』 直也:『でも、仕事の連絡だったし仕方ないだろ』 穂花:『それだけじゃないよ』 直也:『じゃあ、何が嫌だったの?言ってくれなきゃ分からないよ』 直也:『直接話したい。今電話出来る?』 穂花:『…うん。分かった。』 直也:…もしもし? 穂花:…もしもし 直也:…この前はごめん。何が嫌だったのか教えて欲しい。 穂花:…私ずっと我慢してたの。今の関係壊したくなくて、言いたいこと呑み込んで、直也に合わせてきたの 直也:…うん。 穂花:直也にもっと好きって言って欲しい。 穂花:もっと私の事見て欲しい。 直也:…うん。 穂花:もっと二人の時間大切にして欲しい。 穂花:もっと二人の思い出を作りたい。 直也:…うん。 穂花:些細(ささい)な事でも良いからメッセージのやり取りしたい。 穂花:たまには電話する時間作って欲しい。 直也:…うん。 穂花:行為や態度だけじゃなくて、言葉で愛を伝えて欲しい。 穂花:……ごめん。言い過ぎた。 直也:ううん。他には? 穂花:…それぐらい。ごめん。気持ちがあふれて 直也:…そっか。ごめんね。気付いてあげられなくて 穂花:ううん…私の方こそ、ごめん…。 直也:今までそんな思いをさせていたんだな… 直也:些細な事でも連絡貰えると嬉しいし、声を聞けるだけでもこんなに安心するんだね。 直也:ごめん…寂しい思いさせて 穂花:ずっと、寂しいかった… 直也:うん…。そうだよね…。 穂花:ごめんね。幻滅したよね…。こんな面倒な女でごめんね。 直也:ううん。そんな事ないよ。 直也:今まで、いっぱい我慢させちゃったね。不安だったよね。 直也:ありがとうね。気持ちをさらけ出してくれて 直也:これからは穂花に寂しい思いさせないように頑張るから、これからも穂花と一緒にいたい 穂花:…うん。 直也:穂花愛してるよ。 穂花:私も…私も愛してる。 直也:…会いたいな。穂花に会いたい。 穂花:私も会いたい。直也に会いたいよ。 直也:うん。会いたい…電話してくれてありがとうね。 穂花:ううん。私の方こそ、ありがとう。声聞けて安心した。 直也:うん。俺も安心した。これからはもっと電話する機会作るね。 穂花:うん。ありがとう。 0: 直也:これからは穂花に寂しい思いをさせない。 直也:俺は愛を伝える大切さを身にしみて感じた。 直也:それから数年が経ち、俺達は同棲を始めた。 0: 直也:やっべッ!!寝坊した!!! 穂花:あっ、やっと起きたー。何回起こしても起きないんだもん。 直也:ごめん!爆睡してた…! 穂花:今日大事な会議あるんでしょ?間に合う? 直也:急いで準備すれば間に合いそう! 穂花:ご飯用意したけど、食べる時間無いよね。 直也:食べる!ありがと! 穂花:えっ、でも急がないと 直也:駅まで走るから大丈夫!用意してくれてありがとう!いただきます! 直也:…ご馳走様!味わって食べれなくてごめん!美味しかったよ!行ってくるね! 穂花:行ってらっしゃいー!気を付けてねー! 直也:あー!! 穂花:どうしたの!?忘れ物?? 直也:行ってきますのギューっしてない! 穂花:良いから早く行け 直也:ごめんー!メールでギューッ!するから!帰ったらいっぱいギューっするから!! 穂花:分かった分かった。行ってらっしゃい。 0:(間) 直也:ただいまー!! 穂花:おかえりー。もうすぐご飯出来るから先にお風呂入っちゃって 直也:はーい!すげぇ良い香りする!カレー?? 穂花:うん。カレーだよ。 直也:カレーいいね!美味しそう〜!いつもありがとうね。先にお風呂行ってくるねー 穂花:…ねぇ。 直也:んー?どうしたー? 穂花:…ううん。なんでもない。 直也:なに?どうしたの?何かあった? 穂花:ううん。ほんとに何でも無いよ。ゆっくり浸かってきてね。 穂花:(今は私の事好き?なんて聞かなくても大丈夫。愛してるよ)

直也:あの頃の俺は愛し合っていれば言葉なんて無くても、心は通じ合ってる。 直也:…そんな事を本気で思ってたんだ。 0:(間) 穂花:…ねぇ。私の事好き? 直也:んー?突然なに?好きだよ 穂花:私の何処が好き? 直也:んー……全部好きだよ 穂花:…そっか。 0:(少し悲しそうに俯いた) 穂花:ねぇ。今度いつデート出来る? 直也:んー…仕事忙しいから分かんない。 穂花:今度の週末とかは? 直也:週末は無理 穂花:…そっか…時間合えば電話とかしたいな… 直也:うん。時間合えばね。 穂花:あのさ。気になってるお店が合ってね?今度二人で行きたいなって 直也:んー…そうだねー… 0:穂花(ほのか)の気持ちがあふれ出る 穂花:(2ヶ月ぶりのデートなんだよ?) 穂花:(もっとちゃんと私を見てよ?もっと私の話聞いてよ) 穂花:(一生懸命オシャレしてきたんだよ?) 穂花:(会えるの楽しみにしてたんだよ?) 穂花:(メイクもいつもと違うし、ネイルだって気合い入れてきたの) 穂花:(…もっと私の変化に気付いてよ) 0: 穂花:……ねぇ。私の事…好き…? 直也:好きだよー?好きだから付き合ってんじゃん 穂花:……もういい。帰る。バイバイ。 直也:えっ!?ちょっと!待ってよ!穂花! 0:(間) 直也:この日から穂花(ほのか)から連絡が来なくなった 直也:機嫌が悪かっただけだろう。すぐに連絡がくる 直也:呑気(のんき)にそんな事を考えていた。 直也:しかし、1週間経っても穂花から連絡は来なかった。 直也:『この前はごめん。メッセージ見たら返信欲しい。』 0: 直也:干渉し過ぎないのが大人の恋愛だと思っていた。 直也:人前でイチャつくカップルを見ると、だらしの無い幼稚なカップルに見えた。 直也:だから気が向いた時にしかメールしないし、仕事の事を優先にしてきた。 直也:それでも穂花は分かってくれてると思ってた。 直也:私の何処が好き?なんて聞かれても『好き』って感情は理屈じゃなくて感覚的な物だから好きだから好きだよ。としか言えないんだ。 0: 直也:『まだ怒ってる?』 直也:『ごめん。俺が悪かった反省してる』 穂花:『何を反省してるの?』 直也:あっ、返信きた…。 直也:『この前の事』 穂花:『この前の何を反省してるの?誤魔化さないでよ』 直也:何をって…『俺がデート中にスマホ見てたことだろ?』 直也:『でも、仕事の連絡だったし仕方ないだろ』 穂花:『それだけじゃないよ』 直也:『じゃあ、何が嫌だったの?言ってくれなきゃ分からないよ』 直也:『直接話したい。今電話出来る?』 穂花:『…うん。分かった。』 直也:…もしもし? 穂花:…もしもし 直也:…この前はごめん。何が嫌だったのか教えて欲しい。 穂花:…私ずっと我慢してたの。今の関係壊したくなくて、言いたいこと呑み込んで、直也に合わせてきたの 直也:…うん。 穂花:直也にもっと好きって言って欲しい。 穂花:もっと私の事見て欲しい。 直也:…うん。 穂花:もっと二人の時間大切にして欲しい。 穂花:もっと二人の思い出を作りたい。 直也:…うん。 穂花:些細(ささい)な事でも良いからメッセージのやり取りしたい。 穂花:たまには電話する時間作って欲しい。 直也:…うん。 穂花:行為や態度だけじゃなくて、言葉で愛を伝えて欲しい。 穂花:……ごめん。言い過ぎた。 直也:ううん。他には? 穂花:…それぐらい。ごめん。気持ちがあふれて 直也:…そっか。ごめんね。気付いてあげられなくて 穂花:ううん…私の方こそ、ごめん…。 直也:今までそんな思いをさせていたんだな… 直也:些細な事でも連絡貰えると嬉しいし、声を聞けるだけでもこんなに安心するんだね。 直也:ごめん…寂しい思いさせて 穂花:ずっと、寂しいかった… 直也:うん…。そうだよね…。 穂花:ごめんね。幻滅したよね…。こんな面倒な女でごめんね。 直也:ううん。そんな事ないよ。 直也:今まで、いっぱい我慢させちゃったね。不安だったよね。 直也:ありがとうね。気持ちをさらけ出してくれて 直也:これからは穂花に寂しい思いさせないように頑張るから、これからも穂花と一緒にいたい 穂花:…うん。 直也:穂花愛してるよ。 穂花:私も…私も愛してる。 直也:…会いたいな。穂花に会いたい。 穂花:私も会いたい。直也に会いたいよ。 直也:うん。会いたい…電話してくれてありがとうね。 穂花:ううん。私の方こそ、ありがとう。声聞けて安心した。 直也:うん。俺も安心した。これからはもっと電話する機会作るね。 穂花:うん。ありがとう。 0: 直也:これからは穂花に寂しい思いをさせない。 直也:俺は愛を伝える大切さを身にしみて感じた。 直也:それから数年が経ち、俺達は同棲を始めた。 0: 直也:やっべッ!!寝坊した!!! 穂花:あっ、やっと起きたー。何回起こしても起きないんだもん。 直也:ごめん!爆睡してた…! 穂花:今日大事な会議あるんでしょ?間に合う? 直也:急いで準備すれば間に合いそう! 穂花:ご飯用意したけど、食べる時間無いよね。 直也:食べる!ありがと! 穂花:えっ、でも急がないと 直也:駅まで走るから大丈夫!用意してくれてありがとう!いただきます! 直也:…ご馳走様!味わって食べれなくてごめん!美味しかったよ!行ってくるね! 穂花:行ってらっしゃいー!気を付けてねー! 直也:あー!! 穂花:どうしたの!?忘れ物?? 直也:行ってきますのギューっしてない! 穂花:良いから早く行け 直也:ごめんー!メールでギューッ!するから!帰ったらいっぱいギューっするから!! 穂花:分かった分かった。行ってらっしゃい。 0:(間) 直也:ただいまー!! 穂花:おかえりー。もうすぐご飯出来るから先にお風呂入っちゃって 直也:はーい!すげぇ良い香りする!カレー?? 穂花:うん。カレーだよ。 直也:カレーいいね!美味しそう〜!いつもありがとうね。先にお風呂行ってくるねー 穂花:…ねぇ。 直也:んー?どうしたー? 穂花:…ううん。なんでもない。 直也:なに?どうしたの?何かあった? 穂花:ううん。ほんとに何でも無いよ。ゆっくり浸かってきてね。 穂花:(今は私の事好き?なんて聞かなくても大丈夫。愛してるよ)