台本概要
417 views
タイトル | 好きって言って |
---|---|
作者名 | シジミ (@sizimi1810) |
ジャンル | ラブストーリー |
演者人数 | 2人用台本(男1、女1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
好きあっていれば言葉なんて必要ない そう思っていた男性が彼女と向き合い変わっていく 名称変更可。 世界観を壊さない範囲でアドリブ可。 417 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
直也 | 男 | 44 | 直也(なおや) 裏表のない性格 論理的に物事を考える事が多く。穂花とすれ違うことも |
穂花 | 女 | 42 | 穂花(ほのか) 真面目で神経質 気持ちを溜め込んでしまう 気配り上手で自分の気持ちを押し殺してしまうことも |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
直也:あの頃の俺は愛し合っていれば言葉なんて無くても、心は通じ合ってる。
直也:…そんな事を本気で思ってたんだ。
0:(間)
穂花:…ねぇ。私の事好き?
直也:んー?突然なに?好きだよ
穂花:私の何処が好き?
直也:んー……全部好きだよ
穂花:…そっか。
0:(少し悲しそうに俯いた)
穂花:ねぇ。今度いつデート出来る?
直也:んー…仕事忙しいから分かんない。
穂花:今度の週末とかは?
直也:週末は無理
穂花:…そっか…時間合えば電話とかしたいな…
直也:うん。時間合えばね。
穂花:あのさ。気になってるお店が合ってね?今度二人で行きたいなって
直也:んー…そうだねー…
0:穂花(ほのか)の気持ちがあふれ出る
穂花:(2ヶ月ぶりのデートなんだよ?)
穂花:(もっとちゃんと私を見てよ?もっと私の話聞いてよ)
穂花:(一生懸命オシャレしてきたんだよ?)
穂花:(会えるの楽しみにしてたんだよ?)
穂花:(メイクもいつもと違うし、ネイルだって気合い入れてきたの)
穂花:(…もっと私の変化に気付いてよ)
0:
穂花:……ねぇ。私の事…好き…?
直也:好きだよー?好きだから付き合ってんじゃん
穂花:……もういい。帰る。バイバイ。
直也:えっ!?ちょっと!待ってよ!穂花!
0:(間)
直也:この日から穂花(ほのか)から連絡が来なくなった
直也:機嫌が悪かっただけだろう。すぐに連絡がくる
直也:呑気(のんき)にそんな事を考えていた。
直也:しかし、1週間経っても穂花から連絡は来なかった。
直也:『この前はごめん。メッセージ見たら返信欲しい。』
0:
直也:干渉し過ぎないのが大人の恋愛だと思っていた。
直也:人前でイチャつくカップルを見ると、だらしの無い幼稚なカップルに見えた。
直也:だから気が向いた時にしかメールしないし、仕事の事を優先にしてきた。
直也:それでも穂花は分かってくれてると思ってた。
直也:私の何処が好き?なんて聞かれても『好き』って感情は理屈じゃなくて感覚的な物だから好きだから好きだよ。としか言えないんだ。
0:
直也:『まだ怒ってる?』
直也:『ごめん。俺が悪かった反省してる』
穂花:『何を反省してるの?』
直也:あっ、返信きた…。
直也:『この前の事』
穂花:『この前の何を反省してるの?誤魔化さないでよ』
直也:何をって…『俺がデート中にスマホ見てたことだろ?』
直也:『でも、仕事の連絡だったし仕方ないだろ』
穂花:『それだけじゃないよ』
直也:『じゃあ、何が嫌だったの?言ってくれなきゃ分からないよ』
直也:『直接話したい。今電話出来る?』
穂花:『…うん。分かった。』
直也:…もしもし?
穂花:…もしもし
直也:…この前はごめん。何が嫌だったのか教えて欲しい。
穂花:…私ずっと我慢してたの。今の関係壊したくなくて、言いたいこと呑み込んで、直也に合わせてきたの
直也:…うん。
穂花:直也にもっと好きって言って欲しい。
穂花:もっと私の事見て欲しい。
直也:…うん。
穂花:もっと二人の時間大切にして欲しい。
穂花:もっと二人の思い出を作りたい。
直也:…うん。
穂花:些細(ささい)な事でも良いからメッセージのやり取りしたい。
穂花:たまには電話する時間作って欲しい。
直也:…うん。
穂花:行為や態度だけじゃなくて、言葉で愛を伝えて欲しい。
穂花:……ごめん。言い過ぎた。
直也:ううん。他には?
穂花:…それぐらい。ごめん。気持ちがあふれて
直也:…そっか。ごめんね。気付いてあげられなくて
穂花:ううん…私の方こそ、ごめん…。
直也:今までそんな思いをさせていたんだな…
直也:些細な事でも連絡貰えると嬉しいし、声を聞けるだけでもこんなに安心するんだね。
直也:ごめん…寂しい思いさせて
穂花:ずっと、寂しいかった…
直也:うん…。そうだよね…。
穂花:ごめんね。幻滅したよね…。こんな面倒な女でごめんね。
直也:ううん。そんな事ないよ。
直也:今まで、いっぱい我慢させちゃったね。不安だったよね。
直也:ありがとうね。気持ちをさらけ出してくれて
直也:これからは穂花に寂しい思いさせないように頑張るから、これからも穂花と一緒にいたい
穂花:…うん。
直也:穂花愛してるよ。
穂花:私も…私も愛してる。
直也:…会いたいな。穂花に会いたい。
穂花:私も会いたい。直也に会いたいよ。
直也:うん。会いたい…電話してくれてありがとうね。
穂花:ううん。私の方こそ、ありがとう。声聞けて安心した。
直也:うん。俺も安心した。これからはもっと電話する機会作るね。
穂花:うん。ありがとう。
0:
直也:これからは穂花に寂しい思いをさせない。
直也:俺は愛を伝える大切さを身にしみて感じた。
直也:それから数年が経ち、俺達は同棲を始めた。
0:
直也:やっべッ!!寝坊した!!!
穂花:あっ、やっと起きたー。何回起こしても起きないんだもん。
直也:ごめん!爆睡してた…!
穂花:今日大事な会議あるんでしょ?間に合う?
直也:急いで準備すれば間に合いそう!
穂花:ご飯用意したけど、食べる時間無いよね。
直也:食べる!ありがと!
穂花:えっ、でも急がないと
直也:駅まで走るから大丈夫!用意してくれてありがとう!いただきます!
直也:…ご馳走様!味わって食べれなくてごめん!美味しかったよ!行ってくるね!
穂花:行ってらっしゃいー!気を付けてねー!
直也:あー!!
穂花:どうしたの!?忘れ物??
直也:行ってきますのギューっしてない!
穂花:良いから早く行け
直也:ごめんー!メールでギューッ!するから!帰ったらいっぱいギューっするから!!
穂花:分かった分かった。行ってらっしゃい。
0:(間)
直也:ただいまー!!
穂花:おかえりー。もうすぐご飯出来るから先にお風呂入っちゃって
直也:はーい!すげぇ良い香りする!カレー??
穂花:うん。カレーだよ。
直也:カレーいいね!美味しそう〜!いつもありがとうね。先にお風呂行ってくるねー
穂花:…ねぇ。
直也:んー?どうしたー?
穂花:…ううん。なんでもない。
直也:なに?どうしたの?何かあった?
穂花:ううん。ほんとに何でも無いよ。ゆっくり浸かってきてね。
穂花:(今は私の事好き?なんて聞かなくても大丈夫。愛してるよ)
直也:あの頃の俺は愛し合っていれば言葉なんて無くても、心は通じ合ってる。
直也:…そんな事を本気で思ってたんだ。
0:(間)
穂花:…ねぇ。私の事好き?
直也:んー?突然なに?好きだよ
穂花:私の何処が好き?
直也:んー……全部好きだよ
穂花:…そっか。
0:(少し悲しそうに俯いた)
穂花:ねぇ。今度いつデート出来る?
直也:んー…仕事忙しいから分かんない。
穂花:今度の週末とかは?
直也:週末は無理
穂花:…そっか…時間合えば電話とかしたいな…
直也:うん。時間合えばね。
穂花:あのさ。気になってるお店が合ってね?今度二人で行きたいなって
直也:んー…そうだねー…
0:穂花(ほのか)の気持ちがあふれ出る
穂花:(2ヶ月ぶりのデートなんだよ?)
穂花:(もっとちゃんと私を見てよ?もっと私の話聞いてよ)
穂花:(一生懸命オシャレしてきたんだよ?)
穂花:(会えるの楽しみにしてたんだよ?)
穂花:(メイクもいつもと違うし、ネイルだって気合い入れてきたの)
穂花:(…もっと私の変化に気付いてよ)
0:
穂花:……ねぇ。私の事…好き…?
直也:好きだよー?好きだから付き合ってんじゃん
穂花:……もういい。帰る。バイバイ。
直也:えっ!?ちょっと!待ってよ!穂花!
0:(間)
直也:この日から穂花(ほのか)から連絡が来なくなった
直也:機嫌が悪かっただけだろう。すぐに連絡がくる
直也:呑気(のんき)にそんな事を考えていた。
直也:しかし、1週間経っても穂花から連絡は来なかった。
直也:『この前はごめん。メッセージ見たら返信欲しい。』
0:
直也:干渉し過ぎないのが大人の恋愛だと思っていた。
直也:人前でイチャつくカップルを見ると、だらしの無い幼稚なカップルに見えた。
直也:だから気が向いた時にしかメールしないし、仕事の事を優先にしてきた。
直也:それでも穂花は分かってくれてると思ってた。
直也:私の何処が好き?なんて聞かれても『好き』って感情は理屈じゃなくて感覚的な物だから好きだから好きだよ。としか言えないんだ。
0:
直也:『まだ怒ってる?』
直也:『ごめん。俺が悪かった反省してる』
穂花:『何を反省してるの?』
直也:あっ、返信きた…。
直也:『この前の事』
穂花:『この前の何を反省してるの?誤魔化さないでよ』
直也:何をって…『俺がデート中にスマホ見てたことだろ?』
直也:『でも、仕事の連絡だったし仕方ないだろ』
穂花:『それだけじゃないよ』
直也:『じゃあ、何が嫌だったの?言ってくれなきゃ分からないよ』
直也:『直接話したい。今電話出来る?』
穂花:『…うん。分かった。』
直也:…もしもし?
穂花:…もしもし
直也:…この前はごめん。何が嫌だったのか教えて欲しい。
穂花:…私ずっと我慢してたの。今の関係壊したくなくて、言いたいこと呑み込んで、直也に合わせてきたの
直也:…うん。
穂花:直也にもっと好きって言って欲しい。
穂花:もっと私の事見て欲しい。
直也:…うん。
穂花:もっと二人の時間大切にして欲しい。
穂花:もっと二人の思い出を作りたい。
直也:…うん。
穂花:些細(ささい)な事でも良いからメッセージのやり取りしたい。
穂花:たまには電話する時間作って欲しい。
直也:…うん。
穂花:行為や態度だけじゃなくて、言葉で愛を伝えて欲しい。
穂花:……ごめん。言い過ぎた。
直也:ううん。他には?
穂花:…それぐらい。ごめん。気持ちがあふれて
直也:…そっか。ごめんね。気付いてあげられなくて
穂花:ううん…私の方こそ、ごめん…。
直也:今までそんな思いをさせていたんだな…
直也:些細な事でも連絡貰えると嬉しいし、声を聞けるだけでもこんなに安心するんだね。
直也:ごめん…寂しい思いさせて
穂花:ずっと、寂しいかった…
直也:うん…。そうだよね…。
穂花:ごめんね。幻滅したよね…。こんな面倒な女でごめんね。
直也:ううん。そんな事ないよ。
直也:今まで、いっぱい我慢させちゃったね。不安だったよね。
直也:ありがとうね。気持ちをさらけ出してくれて
直也:これからは穂花に寂しい思いさせないように頑張るから、これからも穂花と一緒にいたい
穂花:…うん。
直也:穂花愛してるよ。
穂花:私も…私も愛してる。
直也:…会いたいな。穂花に会いたい。
穂花:私も会いたい。直也に会いたいよ。
直也:うん。会いたい…電話してくれてありがとうね。
穂花:ううん。私の方こそ、ありがとう。声聞けて安心した。
直也:うん。俺も安心した。これからはもっと電話する機会作るね。
穂花:うん。ありがとう。
0:
直也:これからは穂花に寂しい思いをさせない。
直也:俺は愛を伝える大切さを身にしみて感じた。
直也:それから数年が経ち、俺達は同棲を始めた。
0:
直也:やっべッ!!寝坊した!!!
穂花:あっ、やっと起きたー。何回起こしても起きないんだもん。
直也:ごめん!爆睡してた…!
穂花:今日大事な会議あるんでしょ?間に合う?
直也:急いで準備すれば間に合いそう!
穂花:ご飯用意したけど、食べる時間無いよね。
直也:食べる!ありがと!
穂花:えっ、でも急がないと
直也:駅まで走るから大丈夫!用意してくれてありがとう!いただきます!
直也:…ご馳走様!味わって食べれなくてごめん!美味しかったよ!行ってくるね!
穂花:行ってらっしゃいー!気を付けてねー!
直也:あー!!
穂花:どうしたの!?忘れ物??
直也:行ってきますのギューっしてない!
穂花:良いから早く行け
直也:ごめんー!メールでギューッ!するから!帰ったらいっぱいギューっするから!!
穂花:分かった分かった。行ってらっしゃい。
0:(間)
直也:ただいまー!!
穂花:おかえりー。もうすぐご飯出来るから先にお風呂入っちゃって
直也:はーい!すげぇ良い香りする!カレー??
穂花:うん。カレーだよ。
直也:カレーいいね!美味しそう〜!いつもありがとうね。先にお風呂行ってくるねー
穂花:…ねぇ。
直也:んー?どうしたー?
穂花:…ううん。なんでもない。
直也:なに?どうしたの?何かあった?
穂花:ううん。ほんとに何でも無いよ。ゆっくり浸かってきてね。
穂花:(今は私の事好き?なんて聞かなくても大丈夫。愛してるよ)