台本概要
350 views
タイトル | 添友【ソフレ】 |
---|---|
作者名 | 蒼(あおい) (@aoi_m_o10) |
ジャンル | その他 |
演者人数 | 2人用台本(男1、女1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
「……いつもの、してもいい?」「それやらないと、眠れないんでしょ?」 添い寝するだけの友達。― ソフレ ― ゆっくりとした時間が流れてゆく。 演者様の性別は不問です。 350 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
悠 | 男 | 58 | ◆悠(ゆう):未唯のソフレ相手。 |
未唯 | 女 | 53 | ◆未唯(みい):悠のソフレ相手。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
0:―悠の家。未唯が訪ねて来る。
0:―インターホンが鳴る。
0:―悠、扉を開けて、未唯を招き入れる。
悠:いらっしゃい。
未唯:お邪魔します。
悠:今日はどうする?
悠:少し雑談でもしてからにするか?
未唯:何?話題でもあるの?
悠:…いや?特にないけど。
未唯:ないんかい。
悠:(笑)まぁいいじゃん。
未唯:そういう所、変わってないよね。
悠:そう…?
未唯:うん、全く。
悠:まぁ、変わるつもりもないけどね。
未唯:知ってる。
悠:あ、何か飲む?
未唯:何があるの?
悠:インスタントだけど、コーヒーとか。
未唯:寝れなくなるじゃん!寝るために来てるのに。
悠:(笑)冗談、冗談。
未唯:もう…(笑)
悠:紅茶もあるよ。冷蔵庫に牛乳もあるから、砂糖入れてミルクティーにでもする?
未唯:あ、それいいかも。
悠:じゃあ、作ってくるから。ちょっと待ってて。
未唯:はーい。
0:―悠、キッチンでミルクティーを作る。
0:―未唯、ソファーに座って寛いでいる。
悠:はい、お待たせ。
未唯:ありがとう。
0:―未唯、ミルクティーを一口飲む。
未唯:……あ、美味しい。
悠:甘すぎたりしてない?
未唯:ううん、これくらいがちょうどいい。ホッとする。
悠:そう、良かった。
0:―悠もミルクティーを一口飲む。
悠:……うん、美味い。
未唯:…雑談とかって言ってたけどさ。
悠:…ん?
未唯:こうして、飲みながらお互いまったりするだけでも、正直落ち着くもんだよね。
悠:そうだね。
未唯:そういうのも、求めてたりするんだけどさ。
悠:癒しが欲しいよね。
未唯:お互い一人暮らしでさ…
悠:そこそこにお互いのこと知ってるけど…
未唯:そこそこに他人だからね。
悠:だからこそ、成り立つんでしょ?この関係。
未唯:まぁね。
悠:最初、話聞いた時は驚いたけど。
未唯:ごめん…。
悠:いや、いいよ。何だかんだで、俺も慣れてきちゃってるからさ。
未唯:そう?
悠:うん。
未唯:でも、確かに。どっちかって言うと、最近は私より悠が多いね?
悠:だめだった…?
未唯:ううん。気持ちは分からなくないから。
悠:そう。
未唯:だって、この話持ちかけたの私だもん。
悠:確かに。
未唯:受け入れてくれるとは、正直、思わなかったけど。
悠:うーん…まぁ、気持ちは分からなくなかったから。
未唯:…ありがと。
悠:うん…。
0:―静寂が二人を包む。
悠:そろそろ、寝る?
未唯:うん。
0:―ミルクティーを飲み終え、寝室へ向かう二人。
0:―悠の寝室―
悠:そっち、狭くない?大丈夫?
未唯:うん、大丈夫。
悠:……いつもの、してもいい?
未唯:それやらないと、眠れないんでしょ?
悠:そうだけど、一応許可は取らないと…。
悠:『相手が嫌なことはしない』のがルールなんでしょ?
未唯:そうね。いいよ、どうぞ。
悠:…ありがとう。
0:―悠、未唯を抱き寄せ、未唯の身体に足を絡ませる。
悠:……。(深呼吸する)
未唯:落ち着く?
悠:…うん。
悠:癒される……。
未唯:そう。なら、良かった。
悠:一人暮らしだと、無性に人肌恋しくなる時あるからさ…。
悠:仕事で嫌なことあった時とか、ふと、寂しいなぁって感じる時とか…
未唯:うん、わかる。
未唯:モヤモヤしてたり、落ち込んだ時とかね。
悠:自分と親しければ親しい程、そういう時って、なかなか相談できないんだよなぁ。
悠:余計に気を使っちゃうというか…
未唯:あまり踏み込まないからこその、第三者の意見が聞きたいのよね。
悠:そうそう。抱き枕に相談しても、返事が返ってくる訳じゃないしさ。
未唯:そりゃあね(笑)
悠:(笑)
未唯:干渉し過ぎず、自由でいたいのよねぇ。
悠:普通の人からしたら、この関係って、どう思われてんのかな?
未唯:どうなんだろう?やってる人自体が少ないから、あんまり良い印象ではないんじゃない?
悠:そっか…。まぁ、人ぞれだよね。男女の意見もさ。
未唯:そうだね。
悠:……。(欠伸をする)
未唯:眠くなってきた?
悠:…うん、ちょっと。
未唯:……私もさ、
悠:うん…?
未唯:いい?
悠:…?何を?
未唯:私も、悠に足絡ませてみたい。
悠:え…?背中に抱きつくやつじゃなくて?
未唯:うん。今日は、なんか、そんな感じだから。
悠:珍しい…。
未唯:良いじゃない、別に。
悠:(笑)いいよ。どうぞ。
0:―未唯も悠の身体に足を絡ませる。
悠:…どう?
未唯:……悪くはない、かも。
悠:それは良かった。
未唯:…悠の心臓の音が聴こえる。
悠:そりゃあ、生きてますから。
未唯:(笑)なにそれ。
悠:俺も、未唯の心臓の音聴いて、毎回寝てる。
未唯:え?でも直接、耳当ててないじゃん。聴こえてる?
悠:身体から感じ取ってる。結構伝わってくるもんだぞ?
未唯:そうなんだ。
悠:そうなんですよ。
0:―お互い、微笑む。
悠:そろそろ、寝ようか。
未唯:うん。
未唯:……悠、
悠:ん…?
未唯:おやすみ。
悠:……おやすみ。
0:― fin. ―
0:―悠の家。未唯が訪ねて来る。
0:―インターホンが鳴る。
0:―悠、扉を開けて、未唯を招き入れる。
悠:いらっしゃい。
未唯:お邪魔します。
悠:今日はどうする?
悠:少し雑談でもしてからにするか?
未唯:何?話題でもあるの?
悠:…いや?特にないけど。
未唯:ないんかい。
悠:(笑)まぁいいじゃん。
未唯:そういう所、変わってないよね。
悠:そう…?
未唯:うん、全く。
悠:まぁ、変わるつもりもないけどね。
未唯:知ってる。
悠:あ、何か飲む?
未唯:何があるの?
悠:インスタントだけど、コーヒーとか。
未唯:寝れなくなるじゃん!寝るために来てるのに。
悠:(笑)冗談、冗談。
未唯:もう…(笑)
悠:紅茶もあるよ。冷蔵庫に牛乳もあるから、砂糖入れてミルクティーにでもする?
未唯:あ、それいいかも。
悠:じゃあ、作ってくるから。ちょっと待ってて。
未唯:はーい。
0:―悠、キッチンでミルクティーを作る。
0:―未唯、ソファーに座って寛いでいる。
悠:はい、お待たせ。
未唯:ありがとう。
0:―未唯、ミルクティーを一口飲む。
未唯:……あ、美味しい。
悠:甘すぎたりしてない?
未唯:ううん、これくらいがちょうどいい。ホッとする。
悠:そう、良かった。
0:―悠もミルクティーを一口飲む。
悠:……うん、美味い。
未唯:…雑談とかって言ってたけどさ。
悠:…ん?
未唯:こうして、飲みながらお互いまったりするだけでも、正直落ち着くもんだよね。
悠:そうだね。
未唯:そういうのも、求めてたりするんだけどさ。
悠:癒しが欲しいよね。
未唯:お互い一人暮らしでさ…
悠:そこそこにお互いのこと知ってるけど…
未唯:そこそこに他人だからね。
悠:だからこそ、成り立つんでしょ?この関係。
未唯:まぁね。
悠:最初、話聞いた時は驚いたけど。
未唯:ごめん…。
悠:いや、いいよ。何だかんだで、俺も慣れてきちゃってるからさ。
未唯:そう?
悠:うん。
未唯:でも、確かに。どっちかって言うと、最近は私より悠が多いね?
悠:だめだった…?
未唯:ううん。気持ちは分からなくないから。
悠:そう。
未唯:だって、この話持ちかけたの私だもん。
悠:確かに。
未唯:受け入れてくれるとは、正直、思わなかったけど。
悠:うーん…まぁ、気持ちは分からなくなかったから。
未唯:…ありがと。
悠:うん…。
0:―静寂が二人を包む。
悠:そろそろ、寝る?
未唯:うん。
0:―ミルクティーを飲み終え、寝室へ向かう二人。
0:―悠の寝室―
悠:そっち、狭くない?大丈夫?
未唯:うん、大丈夫。
悠:……いつもの、してもいい?
未唯:それやらないと、眠れないんでしょ?
悠:そうだけど、一応許可は取らないと…。
悠:『相手が嫌なことはしない』のがルールなんでしょ?
未唯:そうね。いいよ、どうぞ。
悠:…ありがとう。
0:―悠、未唯を抱き寄せ、未唯の身体に足を絡ませる。
悠:……。(深呼吸する)
未唯:落ち着く?
悠:…うん。
悠:癒される……。
未唯:そう。なら、良かった。
悠:一人暮らしだと、無性に人肌恋しくなる時あるからさ…。
悠:仕事で嫌なことあった時とか、ふと、寂しいなぁって感じる時とか…
未唯:うん、わかる。
未唯:モヤモヤしてたり、落ち込んだ時とかね。
悠:自分と親しければ親しい程、そういう時って、なかなか相談できないんだよなぁ。
悠:余計に気を使っちゃうというか…
未唯:あまり踏み込まないからこその、第三者の意見が聞きたいのよね。
悠:そうそう。抱き枕に相談しても、返事が返ってくる訳じゃないしさ。
未唯:そりゃあね(笑)
悠:(笑)
未唯:干渉し過ぎず、自由でいたいのよねぇ。
悠:普通の人からしたら、この関係って、どう思われてんのかな?
未唯:どうなんだろう?やってる人自体が少ないから、あんまり良い印象ではないんじゃない?
悠:そっか…。まぁ、人ぞれだよね。男女の意見もさ。
未唯:そうだね。
悠:……。(欠伸をする)
未唯:眠くなってきた?
悠:…うん、ちょっと。
未唯:……私もさ、
悠:うん…?
未唯:いい?
悠:…?何を?
未唯:私も、悠に足絡ませてみたい。
悠:え…?背中に抱きつくやつじゃなくて?
未唯:うん。今日は、なんか、そんな感じだから。
悠:珍しい…。
未唯:良いじゃない、別に。
悠:(笑)いいよ。どうぞ。
0:―未唯も悠の身体に足を絡ませる。
悠:…どう?
未唯:……悪くはない、かも。
悠:それは良かった。
未唯:…悠の心臓の音が聴こえる。
悠:そりゃあ、生きてますから。
未唯:(笑)なにそれ。
悠:俺も、未唯の心臓の音聴いて、毎回寝てる。
未唯:え?でも直接、耳当ててないじゃん。聴こえてる?
悠:身体から感じ取ってる。結構伝わってくるもんだぞ?
未唯:そうなんだ。
悠:そうなんですよ。
0:―お互い、微笑む。
悠:そろそろ、寝ようか。
未唯:うん。
未唯:……悠、
悠:ん…?
未唯:おやすみ。
悠:……おやすみ。
0:― fin. ―