台本概要

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タイトル 添友【ソフレ】
作者名 蒼(あおい)  (@aoi_m_o10)
ジャンル その他
演者人数 2人用台本(男1、女1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 「……いつもの、してもいい?」「それやらないと、眠れないんでしょ?」
添い寝するだけの友達。― ソフレ ―
ゆっくりとした時間が流れてゆく。


演者様の性別は不問です。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
58 ◆悠(ゆう):未唯のソフレ相手。
未唯 53 ◆未唯(みい):悠のソフレ相手。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
0:―悠の家。未唯が訪ねて来る。 0:―インターホンが鳴る。 0:―悠、扉を開けて、未唯を招き入れる。 悠:いらっしゃい。 未唯:お邪魔します。 悠:今日はどうする? 悠:少し雑談でもしてからにするか? 未唯:何?話題でもあるの? 悠:…いや?特にないけど。 未唯:ないんかい。 悠:(笑)まぁいいじゃん。 未唯:そういう所、変わってないよね。 悠:そう…? 未唯:うん、全く。 悠:まぁ、変わるつもりもないけどね。 未唯:知ってる。 悠:あ、何か飲む? 未唯:何があるの? 悠:インスタントだけど、コーヒーとか。 未唯:寝れなくなるじゃん!寝るために来てるのに。 悠:(笑)冗談、冗談。 未唯:もう…(笑) 悠:紅茶もあるよ。冷蔵庫に牛乳もあるから、砂糖入れてミルクティーにでもする? 未唯:あ、それいいかも。 悠:じゃあ、作ってくるから。ちょっと待ってて。 未唯:はーい。 0:―悠、キッチンでミルクティーを作る。 0:―未唯、ソファーに座って寛いでいる。 悠:はい、お待たせ。 未唯:ありがとう。 0:―未唯、ミルクティーを一口飲む。 未唯:……あ、美味しい。 悠:甘すぎたりしてない? 未唯:ううん、これくらいがちょうどいい。ホッとする。 悠:そう、良かった。 0:―悠もミルクティーを一口飲む。 悠:……うん、美味い。 未唯:…雑談とかって言ってたけどさ。 悠:…ん? 未唯:こうして、飲みながらお互いまったりするだけでも、正直落ち着くもんだよね。 悠:そうだね。 未唯:そういうのも、求めてたりするんだけどさ。 悠:癒しが欲しいよね。 未唯:お互い一人暮らしでさ… 悠:そこそこにお互いのこと知ってるけど… 未唯:そこそこに他人だからね。 悠:だからこそ、成り立つんでしょ?この関係。 未唯:まぁね。 悠:最初、話聞いた時は驚いたけど。 未唯:ごめん…。 悠:いや、いいよ。何だかんだで、俺も慣れてきちゃってるからさ。 未唯:そう? 悠:うん。 未唯:でも、確かに。どっちかって言うと、最近は私より悠が多いね? 悠:だめだった…? 未唯:ううん。気持ちは分からなくないから。 悠:そう。 未唯:だって、この話持ちかけたの私だもん。 悠:確かに。 未唯:受け入れてくれるとは、正直、思わなかったけど。 悠:うーん…まぁ、気持ちは分からなくなかったから。 未唯:…ありがと。 悠:うん…。 0:―静寂が二人を包む。 悠:そろそろ、寝る? 未唯:うん。 0:―ミルクティーを飲み終え、寝室へ向かう二人。 0:―悠の寝室― 悠:そっち、狭くない?大丈夫? 未唯:うん、大丈夫。 悠:……いつもの、してもいい? 未唯:それやらないと、眠れないんでしょ? 悠:そうだけど、一応許可は取らないと…。 悠:『相手が嫌なことはしない』のがルールなんでしょ? 未唯:そうね。いいよ、どうぞ。 悠:…ありがとう。 0:―悠、未唯を抱き寄せ、未唯の身体に足を絡ませる。 悠:……。(深呼吸する) 未唯:落ち着く? 悠:…うん。 悠:癒される……。 未唯:そう。なら、良かった。 悠:一人暮らしだと、無性に人肌恋しくなる時あるからさ…。 悠:仕事で嫌なことあった時とか、ふと、寂しいなぁって感じる時とか… 未唯:うん、わかる。 未唯:モヤモヤしてたり、落ち込んだ時とかね。 悠:自分と親しければ親しい程、そういう時って、なかなか相談できないんだよなぁ。 悠:余計に気を使っちゃうというか… 未唯:あまり踏み込まないからこその、第三者の意見が聞きたいのよね。 悠:そうそう。抱き枕に相談しても、返事が返ってくる訳じゃないしさ。 未唯:そりゃあね(笑) 悠:(笑) 未唯:干渉し過ぎず、自由でいたいのよねぇ。 悠:普通の人からしたら、この関係って、どう思われてんのかな? 未唯:どうなんだろう?やってる人自体が少ないから、あんまり良い印象ではないんじゃない? 悠:そっか…。まぁ、人ぞれだよね。男女の意見もさ。 未唯:そうだね。 悠:……。(欠伸をする) 未唯:眠くなってきた? 悠:…うん、ちょっと。 未唯:……私もさ、 悠:うん…? 未唯:いい? 悠:…?何を? 未唯:私も、悠に足絡ませてみたい。 悠:え…?背中に抱きつくやつじゃなくて? 未唯:うん。今日は、なんか、そんな感じだから。 悠:珍しい…。 未唯:良いじゃない、別に。 悠:(笑)いいよ。どうぞ。 0:―未唯も悠の身体に足を絡ませる。 悠:…どう? 未唯:……悪くはない、かも。 悠:それは良かった。 未唯:…悠の心臓の音が聴こえる。 悠:そりゃあ、生きてますから。 未唯:(笑)なにそれ。 悠:俺も、未唯の心臓の音聴いて、毎回寝てる。 未唯:え?でも直接、耳当ててないじゃん。聴こえてる? 悠:身体から感じ取ってる。結構伝わってくるもんだぞ? 未唯:そうなんだ。 悠:そうなんですよ。 0:―お互い、微笑む。 悠:そろそろ、寝ようか。 未唯:うん。 未唯:……悠、 悠:ん…? 未唯:おやすみ。 悠:……おやすみ。 0:― fin. ―

0:―悠の家。未唯が訪ねて来る。 0:―インターホンが鳴る。 0:―悠、扉を開けて、未唯を招き入れる。 悠:いらっしゃい。 未唯:お邪魔します。 悠:今日はどうする? 悠:少し雑談でもしてからにするか? 未唯:何?話題でもあるの? 悠:…いや?特にないけど。 未唯:ないんかい。 悠:(笑)まぁいいじゃん。 未唯:そういう所、変わってないよね。 悠:そう…? 未唯:うん、全く。 悠:まぁ、変わるつもりもないけどね。 未唯:知ってる。 悠:あ、何か飲む? 未唯:何があるの? 悠:インスタントだけど、コーヒーとか。 未唯:寝れなくなるじゃん!寝るために来てるのに。 悠:(笑)冗談、冗談。 未唯:もう…(笑) 悠:紅茶もあるよ。冷蔵庫に牛乳もあるから、砂糖入れてミルクティーにでもする? 未唯:あ、それいいかも。 悠:じゃあ、作ってくるから。ちょっと待ってて。 未唯:はーい。 0:―悠、キッチンでミルクティーを作る。 0:―未唯、ソファーに座って寛いでいる。 悠:はい、お待たせ。 未唯:ありがとう。 0:―未唯、ミルクティーを一口飲む。 未唯:……あ、美味しい。 悠:甘すぎたりしてない? 未唯:ううん、これくらいがちょうどいい。ホッとする。 悠:そう、良かった。 0:―悠もミルクティーを一口飲む。 悠:……うん、美味い。 未唯:…雑談とかって言ってたけどさ。 悠:…ん? 未唯:こうして、飲みながらお互いまったりするだけでも、正直落ち着くもんだよね。 悠:そうだね。 未唯:そういうのも、求めてたりするんだけどさ。 悠:癒しが欲しいよね。 未唯:お互い一人暮らしでさ… 悠:そこそこにお互いのこと知ってるけど… 未唯:そこそこに他人だからね。 悠:だからこそ、成り立つんでしょ?この関係。 未唯:まぁね。 悠:最初、話聞いた時は驚いたけど。 未唯:ごめん…。 悠:いや、いいよ。何だかんだで、俺も慣れてきちゃってるからさ。 未唯:そう? 悠:うん。 未唯:でも、確かに。どっちかって言うと、最近は私より悠が多いね? 悠:だめだった…? 未唯:ううん。気持ちは分からなくないから。 悠:そう。 未唯:だって、この話持ちかけたの私だもん。 悠:確かに。 未唯:受け入れてくれるとは、正直、思わなかったけど。 悠:うーん…まぁ、気持ちは分からなくなかったから。 未唯:…ありがと。 悠:うん…。 0:―静寂が二人を包む。 悠:そろそろ、寝る? 未唯:うん。 0:―ミルクティーを飲み終え、寝室へ向かう二人。 0:―悠の寝室― 悠:そっち、狭くない?大丈夫? 未唯:うん、大丈夫。 悠:……いつもの、してもいい? 未唯:それやらないと、眠れないんでしょ? 悠:そうだけど、一応許可は取らないと…。 悠:『相手が嫌なことはしない』のがルールなんでしょ? 未唯:そうね。いいよ、どうぞ。 悠:…ありがとう。 0:―悠、未唯を抱き寄せ、未唯の身体に足を絡ませる。 悠:……。(深呼吸する) 未唯:落ち着く? 悠:…うん。 悠:癒される……。 未唯:そう。なら、良かった。 悠:一人暮らしだと、無性に人肌恋しくなる時あるからさ…。 悠:仕事で嫌なことあった時とか、ふと、寂しいなぁって感じる時とか… 未唯:うん、わかる。 未唯:モヤモヤしてたり、落ち込んだ時とかね。 悠:自分と親しければ親しい程、そういう時って、なかなか相談できないんだよなぁ。 悠:余計に気を使っちゃうというか… 未唯:あまり踏み込まないからこその、第三者の意見が聞きたいのよね。 悠:そうそう。抱き枕に相談しても、返事が返ってくる訳じゃないしさ。 未唯:そりゃあね(笑) 悠:(笑) 未唯:干渉し過ぎず、自由でいたいのよねぇ。 悠:普通の人からしたら、この関係って、どう思われてんのかな? 未唯:どうなんだろう?やってる人自体が少ないから、あんまり良い印象ではないんじゃない? 悠:そっか…。まぁ、人ぞれだよね。男女の意見もさ。 未唯:そうだね。 悠:……。(欠伸をする) 未唯:眠くなってきた? 悠:…うん、ちょっと。 未唯:……私もさ、 悠:うん…? 未唯:いい? 悠:…?何を? 未唯:私も、悠に足絡ませてみたい。 悠:え…?背中に抱きつくやつじゃなくて? 未唯:うん。今日は、なんか、そんな感じだから。 悠:珍しい…。 未唯:良いじゃない、別に。 悠:(笑)いいよ。どうぞ。 0:―未唯も悠の身体に足を絡ませる。 悠:…どう? 未唯:……悪くはない、かも。 悠:それは良かった。 未唯:…悠の心臓の音が聴こえる。 悠:そりゃあ、生きてますから。 未唯:(笑)なにそれ。 悠:俺も、未唯の心臓の音聴いて、毎回寝てる。 未唯:え?でも直接、耳当ててないじゃん。聴こえてる? 悠:身体から感じ取ってる。結構伝わってくるもんだぞ? 未唯:そうなんだ。 悠:そうなんですよ。 0:―お互い、微笑む。 悠:そろそろ、寝ようか。 未唯:うん。 未唯:……悠、 悠:ん…? 未唯:おやすみ。 悠:……おやすみ。 0:― fin. ―