台本概要
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タイトル | [朗読]死にたい |
---|---|
作者名 | 新武将@野生の台本師 (@atarasitakemasa) |
ジャンル | その他 |
演者人数 | 1人用台本(不問1) ※兼役あり |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 商用、非商用問わず作者へ連絡要 |
説明 |
死にたい私は自らの命すら断つこともできずに意味もなく生を続ける
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キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
0 | 不問 | 1 | 朗読用としてお使いください |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
0:死にたい
0:ふと、テレビを付けてみる
0:また、有名人の誰かが亡くなったみたいだ
0:どうしてみんな、命を断つの?
0:あの人は、死んでいい人間じゃない
0:本当に死ぬべきは自分なのに
0:私が変わりに死ねばよかったのに
0:死にたい
0:どうせ私が死んでも、悲しむ人なんていない
0:死にたい
0:私が死んでも、誰も気にも留めない
0:死にたい
0:私が死んだら、清々するでしょ
0:死にたい
0:みんな、みんな、私を拒絶する。私は世界から孤立する。
0:死にたい
0:こんな世界、私はいたくない
0:死にたい
0:世界すらも、私を拒絶する
0:死にたい
0:こんな世界に未練はない
0:私は遺書を書いていた
0:「私は疲れました。この世界からいなくなりたい」
0:手が震える
0:なんで?私は死にたいのに。
0:遺書を諦め、ビルの屋上に立ってみる。
0:足が震える
0:どうして?私は死にたいの!邪魔をしないでよ、「私」!
0:部屋に戻り、SNSを開いてみる
0:「どうして」
0:「ご冥福をお祈りします」
0:「好きだったのに」
0:上っ面だけの言葉に吐き気がする
0:どうせ私が死んでも、そこら辺の草を踏み潰した程度にしか思わないくせに
0:どうせ私が死んでも、すぐに忘れるくせに
0:どうせ私が死んでも、理由なんて気にもしないくせに
0:どうせ、どうせ、どうせ!
0:画面をスクロールするうちに一つの文を見つける
0:「死んでもなにもならないよ・・・生きてるほうが楽しいのに」
0:知ったふうな口を聞かないで
0:あなたに私の一体何がわかるの?
0:私は死んで楽になりたいの
0:あなたの基準をものさしで語らないで
0:・・・じゃあ、愛してよ
0:あなたが私を愛してよ!
0:あなたが私に生きる理由を頂戴よ!
0:出来もしないくせに、する気もないくせに・・・
0:勝手に人の「生」に価値を決めないで
0:あなたに決められるほど、私の人生、素晴らしいものじゃない
0:誰か、私を殺してよ!
0:私が死んでも誰も悲しまない!誰も覚えててくれない!
0:ならばいっそのこと誰か殺してよ!
0:通り魔さん、なんで私以外を刺し殺すの?
0:その人は死を望んでない
0:その人には、待ってる人がいる
0:その人には、悲しんでくれる人がいる
0:その人には、存在を覚えてくれる人がいる
0:その人は、世界に祝福されてる
0:その人は、私なんかよりよっぽど・・・よっぽど、生きてる価値のある人間なのに
0:通り魔じゃなくてもいい。
0:交通事故でもいい
0:レイプでもいい
0:強盗でもいい
0:なんでもいい
0:どうして死にたい私が、生き残って、死にたくない他人が死んでいくの!
0:私は死にたいのに!殺しをしたい人にとって都合のいい存在なのに!
0:なんで!なんで!なんで!!!!!!
0:・・・神様・・・もし、本当にいるのだとしたら、あなたはどうして私にこんな悪質な意地悪をするのですか
0:神様、あなたが本当にいるのだとしたら、私に死を・・・この世界から消え去ることをお許しください
0:終わり
0:死にたい
0:ふと、テレビを付けてみる
0:また、有名人の誰かが亡くなったみたいだ
0:どうしてみんな、命を断つの?
0:あの人は、死んでいい人間じゃない
0:本当に死ぬべきは自分なのに
0:私が変わりに死ねばよかったのに
0:死にたい
0:どうせ私が死んでも、悲しむ人なんていない
0:死にたい
0:私が死んでも、誰も気にも留めない
0:死にたい
0:私が死んだら、清々するでしょ
0:死にたい
0:みんな、みんな、私を拒絶する。私は世界から孤立する。
0:死にたい
0:こんな世界、私はいたくない
0:死にたい
0:世界すらも、私を拒絶する
0:死にたい
0:こんな世界に未練はない
0:私は遺書を書いていた
0:「私は疲れました。この世界からいなくなりたい」
0:手が震える
0:なんで?私は死にたいのに。
0:遺書を諦め、ビルの屋上に立ってみる。
0:足が震える
0:どうして?私は死にたいの!邪魔をしないでよ、「私」!
0:部屋に戻り、SNSを開いてみる
0:「どうして」
0:「ご冥福をお祈りします」
0:「好きだったのに」
0:上っ面だけの言葉に吐き気がする
0:どうせ私が死んでも、そこら辺の草を踏み潰した程度にしか思わないくせに
0:どうせ私が死んでも、すぐに忘れるくせに
0:どうせ私が死んでも、理由なんて気にもしないくせに
0:どうせ、どうせ、どうせ!
0:画面をスクロールするうちに一つの文を見つける
0:「死んでもなにもならないよ・・・生きてるほうが楽しいのに」
0:知ったふうな口を聞かないで
0:あなたに私の一体何がわかるの?
0:私は死んで楽になりたいの
0:あなたの基準をものさしで語らないで
0:・・・じゃあ、愛してよ
0:あなたが私を愛してよ!
0:あなたが私に生きる理由を頂戴よ!
0:出来もしないくせに、する気もないくせに・・・
0:勝手に人の「生」に価値を決めないで
0:あなたに決められるほど、私の人生、素晴らしいものじゃない
0:誰か、私を殺してよ!
0:私が死んでも誰も悲しまない!誰も覚えててくれない!
0:ならばいっそのこと誰か殺してよ!
0:通り魔さん、なんで私以外を刺し殺すの?
0:その人は死を望んでない
0:その人には、待ってる人がいる
0:その人には、悲しんでくれる人がいる
0:その人には、存在を覚えてくれる人がいる
0:その人は、世界に祝福されてる
0:その人は、私なんかよりよっぽど・・・よっぽど、生きてる価値のある人間なのに
0:通り魔じゃなくてもいい。
0:交通事故でもいい
0:レイプでもいい
0:強盗でもいい
0:なんでもいい
0:どうして死にたい私が、生き残って、死にたくない他人が死んでいくの!
0:私は死にたいのに!殺しをしたい人にとって都合のいい存在なのに!
0:なんで!なんで!なんで!!!!!!
0:・・・神様・・・もし、本当にいるのだとしたら、あなたはどうして私にこんな悪質な意地悪をするのですか
0:神様、あなたが本当にいるのだとしたら、私に死を・・・この世界から消え去ることをお許しください
0:終わり