台本概要
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| タイトル | 効果音喫茶みみなり |
|---|---|
| 作者名 | 熊野むっち (@mucchi_0908) |
| ジャンル | コメディ |
| 演者人数 | 3人用台本（男2、女1） |
| 時間 | 20 分 |
| 台本使用規定 | 台本説明欄参照 |
| 説明 |
【声劇配信時の規約】 ・配信時に作者名および作品名を記載 ※上記一点のみ必ずご対応くだされば、作者への連絡は不要です。 （投げ銭の有無、有償無償に関わらず） 1409 views |
キャラ説明
| 名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 男 |
男  |
81 | 客 |
| 女 |
女  |
71 | 店員 |
| 効果音 |
男 |
69 | 効果音喫茶「みみなり」の店長 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
：【効果音喫茶「みみなり」】（作・ムッチ）
：
：
0：男が通りを歩いていると、見慣れない看板の店が目に入る。
：
：
男：あれ？こんなところに新しい店できてる。
男：えーっと、効果音喫茶「みみなり」…効果音喫茶ってなんだ？
男：時間まで、まだ少しあるから、ちょっと入ってみるか。
：
効果音：カランカランコローン。
：
女：いらっしゃいませー。効果音喫茶「みみなり」にようこそ。
女：当店のサービスを受けられるのは初めてですか？
：
男：あ、はい。
：
女：ありがとうございます！
女：
女：当店はお客様が死ぬまでに一度は経験してみたいシチュエーションを、効果音付きで体験できるという、当店オリジナルのサービスを提供させて頂いております。
：
効果音：ペコッ
：
男：オリジナルサービス、ですか？
：
女：そうです。
女：こちらが当店のオーナー兼、効果音担当のスタッフでございます。
：
効果音：シュタッ、サッ、メィシッ（名刺を渡す）
：
男：名刺ですか。ああ、ご丁寧に有難うございます。
：
0：男、名刺を受け取る。名刺には【オーナー高下温男】と書いてある
：
男：えっと、オーナーの【たかした あつお】さんとお読みすればいいんですかね？
：
女：いえ。オーナーの【こうかおん おとこ】です。
：
男：いや！名前！効果音男って！
男：え！？それ本名！？それ本名なのちょっと！？
男：あと何でさっきからずっと無言なの！？なんか喋ってよ気持ち悪いなあ！おい！
：
女：オーナーの、いえ、【こうかおんおとこ】の効果音で、臨場感溢れる体験をお約束します！
：
男：オーナー呼び捨てにしてるけど、そこはオッケーなんだ。
：
女：それではお客様、こちらのメニューの中から、お好きなコースをお選びください。
：
効果音：メヌッ シュパッ
：
男：ああ、どうも。（メニューを読んで）えっと「異世界転生コース」「巨大ロボットコース」「戦国武将コース」……うーん、メニュー見ただけじゃよくわかんないなあ。
男：あの、すいません。オススメのコースとかってありますか？
：
効果音：ピッ、ピッ、ピッ、ピピピピピピピピ、ピピーン！
：
女：はい！決まりました！本日の当店のオススメは「甘酸っぱい初恋コース」です！
：
男：「甘酸っぱい初恋コース」？うーん、名前聞いただけじゃよくわかんないけど、まあいいや。
男：じゃあ、それでいいです。
：
女：はーい！「甘酸っぱい初恋コース」一丁、ご注文頂きましたー！
：
効果音：（急に大声で）はい！「甘酸っぱい初恋コース」一丁、入りまーす！！
：
男：わあ！ビックリした！
男：いや！喋れるんじゃん！効果音男！
：
女：お待たせしましたー！「甘酸っぱい初恋コース」一丁でーす！
：
効果音：お待たせしましたー！「甘酸っぱい初恋コース」一丁でーす！（紙の束を渡す）
効果音：
効果音：バサッ
：
男：わあ！ビックリしたあ！……ん？これは…何ですか？
：
女：はい！これはお客様の台本ですね。
：
男：えっ、台本？これを読むの！？
：
女：はい！ではいきますよー！よーい…アクション！！
：
効果音：カチンコッ！
：
0：劇中劇【甘酸っぱい初恋】
0：【男】男子高生
0：【女】女性高生
：
：
効果音：（雨音）ザザー
：
女：雨、止まないね。
：
男：…うん。傘は？
：
女：持って来なかった。だって雨の予報じゃなかったから、今日。
：
男：だよな。じゃあ、もう少しここで時間潰してこーぜ。
：
女：うん。
女：体育館の屋根に大粒の雨がぶつかっては、弾ける音がする。
：
効果音：（雨音）ザザー！カンカン…カンカンココン…
：
男：じゃあさ、俺と勝負しない？
：
効果音：（ドリブルの音）ダムッ、ダムッ、ダムッ！
：
女：そう言って彼は、私の前でバスケットボールをつきはじめた。
：
男：ここからシュート打ってさ、スリー（ポイントシュート）が入ったら俺の勝ち。
男：俺が勝ったら、俺の言う事なんでも聞くっていうのは？
：
効果音：（ドリブルの音）ダンッ、ダンッ、ダンッ、…キュッ
：
女：フフッ。いいよ、別に。
女：じゃあ、シュートが入んなかったら、私の言う事も、何でも聞いてくれるの？
：
男：うん。でも絶対入れるから、見てて。
：
効果音：スウッ、ピタッ
：
女：そう言うと、彼は深く息を吸ったあと、ピタリと止まって、シュートモーションに入った。
：
効果音：シュトッ
：
女：彼の細くしなやかな指先から離れたボールが、大きな放物線を描く。
：
効果音：（スローモーション）チッ チッ チッ チッ チッ チッ
効果音：ボスッ
：
男：うっし！やたっ！
：
女：へー。すごいじゃん。ちょっとだけ、見直した。
：
効果音：（シューズの音）キュ
：
男：ちょっとだけ？
：
女：へへー。嘘嘘。すごく。それで、お願いって何？
：
効果音：（ドリブルの音）ダンッ、ダンッ、ダン
：
男：あのさ、お願いっていうか、俺と、その、今度…
：
効果音：コツ コツ コツ
：
男：えっ
：
効果音：（情熱的な口づけ）ブチュッ
：
男：っ！
：
効果音：シト シト ピチャン パァーッ
：
女：…ほーら！雨あがったよ！いこっ！
：
効果音：タッタッタッタ
：
男：ちょ！待てって！……今の（キス）どういう意味なんだよー！！
：
：
0：劇中劇終わり
：
：
女：はい！カットー！
：
効果音：カチンコッ！
：
男：わわっ！終わりか！？
：
女：お客様、いかがでしたか？
：
男：まあその、ところどころ、気になるところはありましたけど……意外と、
：
女：意外と？
：
男：意外と、楽しめました…。
：
女：ありがとうございます！
：
効果音：ワー！ドンドンドンドンドン！パフパフ！
：
男：なんだそのユーチューブでありがちな安っぽい効果音は！？
：
0：オーナーが店員を小声で呼びつける
：
効果音：（コンビニの入口の音）ピロンピロンピロン…
：
女：あっ！はい！なんですかオーナー？
：
効果音：ゴニョゴニョゴニョ…
：
女：はい！わかりました！
：
男：え！なになになに！？
：
女：あの、オーナーがですね。
女：本日ご来店のお客様への特別サービスで、１コース分のお値段でもう１コース体験できるそうなんですが、どうなさいますか？
：
男：えっ、そうなの！？
男：（時計を見て）まだ時間いけるしなあ…それじゃあ、もう１回、お願いしようかな。
：
女：有難うございます。ではメニューの中から、次に体験するコースを選んでください。
：
男：どうしよう、迷っちゃうな…。
男：あっ、じゃあ次はこの「剣と魔法の世界コース」でお願いします！
：
女：はーい！「剣と魔法の世界コース」一丁、ご注文頂きましたー！
：
効果音：はい！「剣と魔法の世界コース」一丁、入りまーす！！
：
男：わあ！だから急におっきい声出さないでよ！
：
女：お待たせしましたー！「剣と魔法の世界コース」一丁でーす！
：
効果音：お待たせしましたー！「剣と魔法の世界コース」一丁でーす！（紙の束を渡す）
効果音：
効果音：ホンダッ！バッサアッ！
：
男：えっ、いま本田翼って言わなかった！？
：
女：（無視して）それではいきますよー！よーい！アクション！
：
効果音：カチンコッ！
：
：
0：劇中劇【剣と魔法の世界】
0：【男】ナイト（騎士）
0：【女】クレリック（僧侶）
：
：
効果音：（剣戟の音）ガキンッ！カン！ギーン！ガキーン！
：
男：クッ、しつこいやつだな！
：
効果音：ギィー！ギョワッ！
：
男：くらえっ！炎剣！（えんけん）レーヴァテイン！
：
効果音：ジュボボボボ…ボウッ！
：
男：クソッ！コボルトどもがウジャウジャと鬱陶しい！これじゃキリがないぜ！
：
女：ナイト！離れて！
女：
女：（呪文を詠唱する）…水神（すいしん）ネプトゥーヌスの御名（みな）において精霊に命ず、濁流よ放て！メイルシュトローム！
：
効果音：ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
効果音：ザバー！ザバザバザバ…ザバーン！
効果音：ドカンドカンドゴーン！！
効果音：
効果音：ギョワギョワギョワー！
：
男：フゥ…助かったよ。クレリック。
：
女：無事に地上に帰ったら、酒場でエールをタルで奢ってもらうわよ。
：
男：全く、この生臭坊主め…（ただならぬ気配に気付いて）っっ！？…クレリック構えを解くな……奥にまだ一体いるっ！
：
女：っっ！？
：
：
0：暗闇から複数の頭をした巨大な龍が現れる。
：
：
効果音：（鳴き声）ボルゥゥ…ボルゥゥ…
：
男：…な！？こいつは危険度ＳＳの伝説の古龍、アジ・ダカーハ…！
：
女：そんな…！？ヤツは地下８０階層より先のフロアにしか現れないはずよ！
女：どうしてこんな上層にいるのっ！？
：
男：わからん…わからんが今はそんな事言ってる場合じゃないぞ！来る…！
：
効果音：（鳴き声）ボルゥゥゥ…ゾゥィ
：
女：キャアッ！
：
男：グゥッ、…今の俺たちじゃ太刀打ちできん……！
男：クレリック！俺がヤツの注意をひいてるうちに退くぞ！援護を頼む！
：
女：うんっ、わかった！
女：（詠唱する）信仰の鎧をこの者に纏いたまえ……プロテクション！
：
効果音：ブォン…カキーン！
効果音：
効果音：（鳴き声）ダルゥ…ダルッ……
：
男：おい！お前の相手はこっちだアジ・ダカーハ！そんなデカい図体で俺を捕まえられるとでも思ってるのか！？
：
効果音：（鳴き声）ダルゥ……メシャーーンッ！！
：
男：くそう！なんて速さだっ！やつの背後に回り込めんっ！
男：それにヤツの咆哮を喰らっただけで…全身がバラバラになっちまいそうだ！
：
効果音：（鳴き声）ポメェ…ポメラニァーン
：
女：ナイトー！逃げてー！
：
男：いや…まだやれる…！クレリック…せめてお前だけでも…！
：
女：ナイトー！ナイトー！
：
効果音：（鳴き声）ポメッ…ポメッ…ポメラニァーン！！！！
：
男：……あの、ちょっと止めてもらってもいいですか？
：
：
0：劇中劇終わり
：
：
効果音：カチンコッ！
：
女：あら、どうかされましたか？剣と魔法の世界で、古のドラゴンとの対決、お好みじゃありませんでしたか？
：
男：いや好きですよ！男の子だったら一度は憧れた、夢と冒険の世界ですよ！そうなんだけど…
：
女：何か問題ありましたか？
：
男：あの、さっきから効果音？っていうか、その、ドラゴンの鳴き声が、気になっちゃって…。
：
女：え？鳴き声…ですか？
：
男：あの、効果音男さん！
：
効果音：……ポメ？
：
男：さっきのドラゴンの鳴き声のとこだけ、もっかいやってもらっていいですか？
：
効果音：（鳴き声）ボルゥゥゥ…ゾゥィ
：
男：はい、次。
：
効果音：（鳴き声）ダルゥ……メシャーーンッ！！
：
男：はい、その次。
：
効果音：（鳴き声）ポメッ…ポメッ…ポメラニァーン！！！！
：
男：いや犬種！鳴き声が全部犬の名前になってるんだよ！
：
女：えっ？
：
男：えっ？じゃねえよ！さすがに気付けよ！
男：なんで伝説の古龍アジ・ダカーハの咆哮が「ポメラニァーン」なの！？
男：気になってストーリーがぜんっぜん入ってこないんだけど！？
：
効果音：クゥーン…
：
男：クゥーンじゃねえよ！お前まだ犬に引っ張られてんじゃねえかよ！
：
効果音：（コンビニの入口の音）ピロンピロンピロン…
：
女：あ、はい！なんですかオーナー
：
効果音：カクカクシカジカ…
：
女：はい、はい…わかりました。
女：
女：あの、お客様。オーナーからの提案で、本日だけのスペシャルサービスで、お値段据え置きでもう１コースお楽しみ頂きたいとの事なんですが、いかがなさいますか？
：
男：えっ！？そうなの！？
男：（まんざらでもない）まあ…じゃあ…もう１コース…お願いしちゃおっかな〜
：
女：かしこまりました！
女：では次はどのコースをお楽しみになりますか？
：
効果音：メヌッ シュパッ
：
男：うーん……どうしよ…。じゃあ次はこの「愛と冒険のスペースオペラコース」にします！
：
女：はーい！「愛と冒険のスペースオペラコース」一丁、ご注文頂きましたー！
：
効果音：はい！「愛と冒険のスペースオペラコース」一丁、入りまーす！！
：
男：のわー！だからおっきい声やめてって！
：
女：お待たせしましたー！「愛と冒険のスペースオペラコース」一丁でーす！
：
効果音：お待たせしましたー！「愛と冒険のスペースオペラコース」一丁でーす！（紙の束を渡す）
効果音：
効果音：ョザワッ……バサアッ
：
男：与沢翼！？いりますその効果音…？
：
女：（無視して）はいでは早速まいりましょう！よーい…アクション！！
：
効果音：カチンコッ！
：
：
0：劇中劇「愛と冒険のスペースオペラコース」
0：【男】宇宙船の艦長
0：【女】宇宙船のオペレーター
：
：
効果音：（ワープ音）シュインシュインシュイン……バシュゥゥゥゥンンン！！！シュバァッ！！
：
女：ワープアウト成功。亜空間からの移動を確認しました。
女：これより自動航行に移行します。
：
男：うむ、ご苦労。君も少し休むといい。
男：もうすぐ航路にベスティリアード星雲が見える。…美しい星だ。君もその目で見ておくべきだと思うよ。
：
女：有難うございます。
女：艦長、もうすぐ地球ですね…。
：
男：ああ。長い旅だったが、こうして終わりが近付くとあっという間で、少し、寂しくもあるな。
：
女：こうして艦長と共に任務に付けた事を大変光栄に感じています。
女：わたし、実際に宇宙を旅して、改めて自分自身の好奇心に向き合えた気がしています。…本当に有難うございました。
：
男：ハッハッハ。まだ少し気が早いな。まずは無事に地球に帰る事に専心したまえ。
：
女：やだ、私ったら…失礼しました！
：
男：はは。構わんさ。
男：しばらくは地球の重力は堪（こた）えるぞ、帰還後にまたたっぷりとシゴイてやるから覚悟しておけ。
：
女：はい！
：
男：さあ、君も少し休むといい、ここはわた……
：
効果音：ドガーン！
：
男：なっ！？
：
女：キャアッ！…４時の方向に謎の移動体！
女：（戸惑い）…なぜ…！？レーダーで捕捉できなかったの！？
：
男：一体何が…！？…損害を報告してくれ！
：
効果音：カチッ…ピピピピ…ピーン
：
女：右舷後方（うげんこうほう）に被弾！機体損傷率１８パーセント！右舷後方の速射砲（そくしゃほう）が全門破壊されました！
女：（驚き）はっ！謎の移動体が速度を上げて本艦に接近しています！…このままでは……衝突します！
：
男：チィッ！回避運動を取りつつ迎撃準備を行う！
：
女：了解！回避運動始め！
：
男：クウッ、間に合わん！総員！衝撃に備えろ！
：
効果音：ドゥッ！ボガン！ボガン！ボガーン！
：
男：グワッ！くそう！何て事だ！
：
女：艦長！…謎の移動体を視認、映像を出力します！
：
効果音：ピッ ブゥーーーン
：
男：なんだこの怪物は…！？
：
効果音：ギギ…ギギギギ…ギシャアアァァ！
：
女：なんて巨大で禍々しいの…
：
男：こうなったらやむを得まい…応戦する！全砲門開け！
：
効果音：ブォンブォンブォンブォン……ガコン！
：
女：はいっ！艦長！全砲門攻撃準備整いました！
：
男：これより一斉射撃を行う、全砲門撃てぇー！！
：
効果音：ヌグプププ ズボッ ズボッ ズズン ズズン
：
女：やりました！移動体への着弾を確認！
：
男：攻撃の手を緩めるな！全弾発射！！
：
効果音：ぱんッ ぱんッ ぱぱんッ！ ぬちょ ぶちゅッ ぶちゅッ
効果音：
効果音：ギシャアアアーーー！！
：
男：よし！イケるぞ！これでとどめだ！……主砲、放てー！！
：
効果音：ドピュッッッ ドクンドクン トロォー
：
男：オイーーッ！待て待て待て待てー！！
：
：
0：劇中劇終わり
：
：
効果音：カチンコッ！
：
女：え〜またですかあ〜！いいとこなのに～
：
男：いやいや、気付かないとでも思った！？こんなのダメに決まってるでしょ！
：
女：えっ、
：
男：だからえっじゃないって！効果音！戦艦から出る武器の音が全部センシティブなの！
：
女：（とぼけて）ぜんぶ せんしてぃぶ～？
女：…それって韻踏んでます？
：
男：踏んでねえわ！どこの世界にズボッとかトロォーとか音立てて出る砲台があんだよ！？正気かお前ら！？
：
女：えー、革新的だと思ったんだけどな～
女：心の汚れた人にしか伝わらないセンシティブ。
：
男：革新的過ぎるから！いや確信犯だからー！エキセントリック過ぎて誰もついていけてないからー！！！！
男：いい加減にしろ！俺は帰る！
：
効果音：ガタンッ！ カランカランコローン
：
女：あっ！お客様！まだお代を頂いておりません！
女：オーナー！これは悪質な…無銭飲食ならぬ、無銭効果音ですっ！
：
効果音：（激しいパトライト）ファンファンファンファン……ウウー！
：
男：おわっ！なんだ！？さっきの店のやつらが追いかけて来やがる！？
：
効果音：ダッダッダッダッ…
：
女：待てー！この食い逃げー！…じゃなかった効果音逃げー！
：
効果音：ダッダッダッダッタ…
：
男：へっ！待てと言われて、待つバカがいるかよー！？
：
女：待てー！止まらんと撃つぞー！
：
効果音：ダッダッダッダッ…ガチャ！バキュン！バキューン！バキューン！
：
男：グアッ！…なんで喫茶店の代金踏み倒しただけで…撃たれなきゃなんないん…だ……
：
効果音：ガクッ
：
女：はい！カーット！
：
効果音：カチンコッ！
：
男：いや～！コースに載ってないアドリブにも効果音を付けてくれるんですね～！？
男：もうクセになってきちゃいました！効果音喫茶「みみなり」！！
：
女：ありがとうございます！
女：
女：当店ではお客様が望まれるどんなシチュエーションにも、ピッタリの効果音を付けさせて頂きます！
女：当店スタッフ一同、お客様のまたのご来店を心よりお待ちしております！！
：
効果音：（最後のオチにピッタリの効果音）
：
：
0：（終わり）
：
：
：【効果音喫茶「みみなり」】（作・ムッチ）
：
：
0：男が通りを歩いていると、見慣れない看板の店が目に入る。
：
：
男：あれ？こんなところに新しい店できてる。
男：えーっと、効果音喫茶「みみなり」…効果音喫茶ってなんだ？
男：時間まで、まだ少しあるから、ちょっと入ってみるか。
：
効果音：カランカランコローン。
：
女：いらっしゃいませー。効果音喫茶「みみなり」にようこそ。
女：当店のサービスを受けられるのは初めてですか？
：
男：あ、はい。
：
女：ありがとうございます！
女：
女：当店はお客様が死ぬまでに一度は経験してみたいシチュエーションを、効果音付きで体験できるという、当店オリジナルのサービスを提供させて頂いております。
：
効果音：ペコッ
：
男：オリジナルサービス、ですか？
：
女：そうです。
女：こちらが当店のオーナー兼、効果音担当のスタッフでございます。
：
効果音：シュタッ、サッ、メィシッ（名刺を渡す）
：
男：名刺ですか。ああ、ご丁寧に有難うございます。
：
0：男、名刺を受け取る。名刺には【オーナー高下温男】と書いてある
：
男：えっと、オーナーの【たかした あつお】さんとお読みすればいいんですかね？
：
女：いえ。オーナーの【こうかおん おとこ】です。
：
男：いや！名前！効果音男って！
男：え！？それ本名！？それ本名なのちょっと！？
男：あと何でさっきからずっと無言なの！？なんか喋ってよ気持ち悪いなあ！おい！
：
女：オーナーの、いえ、【こうかおんおとこ】の効果音で、臨場感溢れる体験をお約束します！
：
男：オーナー呼び捨てにしてるけど、そこはオッケーなんだ。
：
女：それではお客様、こちらのメニューの中から、お好きなコースをお選びください。
：
効果音：メヌッ シュパッ
：
男：ああ、どうも。（メニューを読んで）えっと「異世界転生コース」「巨大ロボットコース」「戦国武将コース」……うーん、メニュー見ただけじゃよくわかんないなあ。
男：あの、すいません。オススメのコースとかってありますか？
：
効果音：ピッ、ピッ、ピッ、ピピピピピピピピ、ピピーン！
：
女：はい！決まりました！本日の当店のオススメは「甘酸っぱい初恋コース」です！
：
男：「甘酸っぱい初恋コース」？うーん、名前聞いただけじゃよくわかんないけど、まあいいや。
男：じゃあ、それでいいです。
：
女：はーい！「甘酸っぱい初恋コース」一丁、ご注文頂きましたー！
：
効果音：（急に大声で）はい！「甘酸っぱい初恋コース」一丁、入りまーす！！
：
男：わあ！ビックリした！
男：いや！喋れるんじゃん！効果音男！
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女：お待たせしましたー！「甘酸っぱい初恋コース」一丁でーす！
：
効果音：お待たせしましたー！「甘酸っぱい初恋コース」一丁でーす！（紙の束を渡す）
効果音：
効果音：バサッ
：
男：わあ！ビックリしたあ！……ん？これは…何ですか？
：
女：はい！これはお客様の台本ですね。
：
男：えっ、台本？これを読むの！？
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女：はい！ではいきますよー！よーい…アクション！！
：
効果音：カチンコッ！
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0：劇中劇【甘酸っぱい初恋】
0：【男】男子高生
0：【女】女性高生
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効果音：（雨音）ザザー
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女：雨、止まないね。
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男：…うん。傘は？
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女：持って来なかった。だって雨の予報じゃなかったから、今日。
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男：だよな。じゃあ、もう少しここで時間潰してこーぜ。
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女：うん。
女：体育館の屋根に大粒の雨がぶつかっては、弾ける音がする。
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効果音：（雨音）ザザー！カンカン…カンカンココン…
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男：じゃあさ、俺と勝負しない？
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効果音：（ドリブルの音）ダムッ、ダムッ、ダムッ！
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女：そう言って彼は、私の前でバスケットボールをつきはじめた。
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男：ここからシュート打ってさ、スリー（ポイントシュート）が入ったら俺の勝ち。
男：俺が勝ったら、俺の言う事なんでも聞くっていうのは？
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効果音：（ドリブルの音）ダンッ、ダンッ、ダンッ、…キュッ
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女：フフッ。いいよ、別に。
女：じゃあ、シュートが入んなかったら、私の言う事も、何でも聞いてくれるの？
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男：うん。でも絶対入れるから、見てて。
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効果音：スウッ、ピタッ
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女：そう言うと、彼は深く息を吸ったあと、ピタリと止まって、シュートモーションに入った。
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効果音：シュトッ
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女：彼の細くしなやかな指先から離れたボールが、大きな放物線を描く。
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効果音：（スローモーション）チッ チッ チッ チッ チッ チッ
効果音：ボスッ
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男：うっし！やたっ！
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女：へー。すごいじゃん。ちょっとだけ、見直した。
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効果音：（シューズの音）キュ
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男：ちょっとだけ？
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女：へへー。嘘嘘。すごく。それで、お願いって何？
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効果音：（ドリブルの音）ダンッ、ダンッ、ダン
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男：あのさ、お願いっていうか、俺と、その、今度…
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効果音：コツ コツ コツ
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男：えっ
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効果音：（情熱的な口づけ）ブチュッ
：
男：っ！
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効果音：シト シト ピチャン パァーッ
：
女：…ほーら！雨あがったよ！いこっ！
：
効果音：タッタッタッタ
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男：ちょ！待てって！……今の（キス）どういう意味なんだよー！！
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0：劇中劇終わり
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女：はい！カットー！
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効果音：カチンコッ！
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男：わわっ！終わりか！？
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女：お客様、いかがでしたか？
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男：まあその、ところどころ、気になるところはありましたけど……意外と、
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女：意外と？
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男：意外と、楽しめました…。
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女：ありがとうございます！
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効果音：ワー！ドンドンドンドンドン！パフパフ！
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男：なんだそのユーチューブでありがちな安っぽい効果音は！？
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0：オーナーが店員を小声で呼びつける
：
効果音：（コンビニの入口の音）ピロンピロンピロン…
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女：あっ！はい！なんですかオーナー？
：
効果音：ゴニョゴニョゴニョ…
：
女：はい！わかりました！
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男：え！なになになに！？
：
女：あの、オーナーがですね。
女：本日ご来店のお客様への特別サービスで、１コース分のお値段でもう１コース体験できるそうなんですが、どうなさいますか？
：
男：えっ、そうなの！？
男：（時計を見て）まだ時間いけるしなあ…それじゃあ、もう１回、お願いしようかな。
：
女：有難うございます。ではメニューの中から、次に体験するコースを選んでください。
：
男：どうしよう、迷っちゃうな…。
男：あっ、じゃあ次はこの「剣と魔法の世界コース」でお願いします！
：
女：はーい！「剣と魔法の世界コース」一丁、ご注文頂きましたー！
：
効果音：はい！「剣と魔法の世界コース」一丁、入りまーす！！
：
男：わあ！だから急におっきい声出さないでよ！
：
女：お待たせしましたー！「剣と魔法の世界コース」一丁でーす！
：
効果音：お待たせしましたー！「剣と魔法の世界コース」一丁でーす！（紙の束を渡す）
効果音：
効果音：ホンダッ！バッサアッ！
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男：えっ、いま本田翼って言わなかった！？
：
女：（無視して）それではいきますよー！よーい！アクション！
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効果音：カチンコッ！
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0：劇中劇【剣と魔法の世界】
0：【男】ナイト（騎士）
0：【女】クレリック（僧侶）
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効果音：（剣戟の音）ガキンッ！カン！ギーン！ガキーン！
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男：クッ、しつこいやつだな！
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効果音：ギィー！ギョワッ！
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男：くらえっ！炎剣！（えんけん）レーヴァテイン！
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効果音：ジュボボボボ…ボウッ！
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男：クソッ！コボルトどもがウジャウジャと鬱陶しい！これじゃキリがないぜ！
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女：ナイト！離れて！
女：
女：（呪文を詠唱する）…水神（すいしん）ネプトゥーヌスの御名（みな）において精霊に命ず、濁流よ放て！メイルシュトローム！
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効果音：ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
効果音：ザバー！ザバザバザバ…ザバーン！
効果音：ドカンドカンドゴーン！！
効果音：
効果音：ギョワギョワギョワー！
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男：フゥ…助かったよ。クレリック。
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女：無事に地上に帰ったら、酒場でエールをタルで奢ってもらうわよ。
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男：全く、この生臭坊主め…（ただならぬ気配に気付いて）っっ！？…クレリック構えを解くな……奥にまだ一体いるっ！
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女：っっ！？
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0：暗闇から複数の頭をした巨大な龍が現れる。
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効果音：（鳴き声）ボルゥゥ…ボルゥゥ…
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男：…な！？こいつは危険度ＳＳの伝説の古龍、アジ・ダカーハ…！
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女：そんな…！？ヤツは地下８０階層より先のフロアにしか現れないはずよ！
女：どうしてこんな上層にいるのっ！？
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男：わからん…わからんが今はそんな事言ってる場合じゃないぞ！来る…！
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効果音：（鳴き声）ボルゥゥゥ…ゾゥィ
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女：キャアッ！
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男：グゥッ、…今の俺たちじゃ太刀打ちできん……！
男：クレリック！俺がヤツの注意をひいてるうちに退くぞ！援護を頼む！
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女：うんっ、わかった！
女：（詠唱する）信仰の鎧をこの者に纏いたまえ……プロテクション！
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効果音：ブォン…カキーン！
効果音：
効果音：（鳴き声）ダルゥ…ダルッ……
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男：おい！お前の相手はこっちだアジ・ダカーハ！そんなデカい図体で俺を捕まえられるとでも思ってるのか！？
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効果音：（鳴き声）ダルゥ……メシャーーンッ！！
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男：くそう！なんて速さだっ！やつの背後に回り込めんっ！
男：それにヤツの咆哮を喰らっただけで…全身がバラバラになっちまいそうだ！
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効果音：（鳴き声）ポメェ…ポメラニァーン
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女：ナイトー！逃げてー！
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男：いや…まだやれる…！クレリック…せめてお前だけでも…！
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女：ナイトー！ナイトー！
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効果音：（鳴き声）ポメッ…ポメッ…ポメラニァーン！！！！
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男：……あの、ちょっと止めてもらってもいいですか？
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0：劇中劇終わり
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効果音：カチンコッ！
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女：あら、どうかされましたか？剣と魔法の世界で、古のドラゴンとの対決、お好みじゃありませんでしたか？
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男：いや好きですよ！男の子だったら一度は憧れた、夢と冒険の世界ですよ！そうなんだけど…
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女：何か問題ありましたか？
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男：あの、さっきから効果音？っていうか、その、ドラゴンの鳴き声が、気になっちゃって…。
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女：え？鳴き声…ですか？
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男：あの、効果音男さん！
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効果音：……ポメ？
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男：さっきのドラゴンの鳴き声のとこだけ、もっかいやってもらっていいですか？
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効果音：（鳴き声）ボルゥゥゥ…ゾゥィ
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男：はい、次。
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効果音：（鳴き声）ダルゥ……メシャーーンッ！！
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男：はい、その次。
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効果音：（鳴き声）ポメッ…ポメッ…ポメラニァーン！！！！
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男：いや犬種！鳴き声が全部犬の名前になってるんだよ！
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女：えっ？
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男：えっ？じゃねえよ！さすがに気付けよ！
男：なんで伝説の古龍アジ・ダカーハの咆哮が「ポメラニァーン」なの！？
男：気になってストーリーがぜんっぜん入ってこないんだけど！？
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効果音：クゥーン…
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男：クゥーンじゃねえよ！お前まだ犬に引っ張られてんじゃねえかよ！
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効果音：（コンビニの入口の音）ピロンピロンピロン…
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女：あ、はい！なんですかオーナー
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効果音：カクカクシカジカ…
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女：はい、はい…わかりました。
女：
女：あの、お客様。オーナーからの提案で、本日だけのスペシャルサービスで、お値段据え置きでもう１コースお楽しみ頂きたいとの事なんですが、いかがなさいますか？
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男：えっ！？そうなの！？
男：（まんざらでもない）まあ…じゃあ…もう１コース…お願いしちゃおっかな〜
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女：かしこまりました！
女：では次はどのコースをお楽しみになりますか？
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効果音：メヌッ シュパッ
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男：うーん……どうしよ…。じゃあ次はこの「愛と冒険のスペースオペラコース」にします！
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女：はーい！「愛と冒険のスペースオペラコース」一丁、ご注文頂きましたー！
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効果音：はい！「愛と冒険のスペースオペラコース」一丁、入りまーす！！
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男：のわー！だからおっきい声やめてって！
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女：お待たせしましたー！「愛と冒険のスペースオペラコース」一丁でーす！
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効果音：お待たせしましたー！「愛と冒険のスペースオペラコース」一丁でーす！（紙の束を渡す）
効果音：
効果音：ョザワッ……バサアッ
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男：与沢翼！？いりますその効果音…？
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女：（無視して）はいでは早速まいりましょう！よーい…アクション！！
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効果音：カチンコッ！
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0：劇中劇「愛と冒険のスペースオペラコース」
0：【男】宇宙船の艦長
0：【女】宇宙船のオペレーター
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効果音：（ワープ音）シュインシュインシュイン……バシュゥゥゥゥンンン！！！シュバァッ！！
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女：ワープアウト成功。亜空間からの移動を確認しました。
女：これより自動航行に移行します。
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男：うむ、ご苦労。君も少し休むといい。
男：もうすぐ航路にベスティリアード星雲が見える。…美しい星だ。君もその目で見ておくべきだと思うよ。
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女：有難うございます。
女：艦長、もうすぐ地球ですね…。
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男：ああ。長い旅だったが、こうして終わりが近付くとあっという間で、少し、寂しくもあるな。
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女：こうして艦長と共に任務に付けた事を大変光栄に感じています。
女：わたし、実際に宇宙を旅して、改めて自分自身の好奇心に向き合えた気がしています。…本当に有難うございました。
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男：ハッハッハ。まだ少し気が早いな。まずは無事に地球に帰る事に専心したまえ。
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女：やだ、私ったら…失礼しました！
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男：はは。構わんさ。
男：しばらくは地球の重力は堪（こた）えるぞ、帰還後にまたたっぷりとシゴイてやるから覚悟しておけ。
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女：はい！
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男：さあ、君も少し休むといい、ここはわた……
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効果音：ドガーン！
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男：なっ！？
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女：キャアッ！…４時の方向に謎の移動体！
女：（戸惑い）…なぜ…！？レーダーで捕捉できなかったの！？
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男：一体何が…！？…損害を報告してくれ！
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効果音：カチッ…ピピピピ…ピーン
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女：右舷後方（うげんこうほう）に被弾！機体損傷率１８パーセント！右舷後方の速射砲（そくしゃほう）が全門破壊されました！
女：（驚き）はっ！謎の移動体が速度を上げて本艦に接近しています！…このままでは……衝突します！
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男：チィッ！回避運動を取りつつ迎撃準備を行う！
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女：了解！回避運動始め！
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男：クウッ、間に合わん！総員！衝撃に備えろ！
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効果音：ドゥッ！ボガン！ボガン！ボガーン！
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男：グワッ！くそう！何て事だ！
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女：艦長！…謎の移動体を視認、映像を出力します！
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効果音：ピッ ブゥーーーン
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男：なんだこの怪物は…！？
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効果音：ギギ…ギギギギ…ギシャアアァァ！
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女：なんて巨大で禍々しいの…
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男：こうなったらやむを得まい…応戦する！全砲門開け！
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効果音：ブォンブォンブォンブォン……ガコン！
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女：はいっ！艦長！全砲門攻撃準備整いました！
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男：これより一斉射撃を行う、全砲門撃てぇー！！
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効果音：ヌグプププ ズボッ ズボッ ズズン ズズン
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女：やりました！移動体への着弾を確認！
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男：攻撃の手を緩めるな！全弾発射！！
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効果音：ぱんッ ぱんッ ぱぱんッ！ ぬちょ ぶちゅッ ぶちゅッ
効果音：
効果音：ギシャアアアーーー！！
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男：よし！イケるぞ！これでとどめだ！……主砲、放てー！！
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効果音：ドピュッッッ ドクンドクン トロォー
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男：オイーーッ！待て待て待て待てー！！
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0：劇中劇終わり
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効果音：カチンコッ！
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女：え〜またですかあ〜！いいとこなのに～
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男：いやいや、気付かないとでも思った！？こんなのダメに決まってるでしょ！
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女：えっ、
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男：だからえっじゃないって！効果音！戦艦から出る武器の音が全部センシティブなの！
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女：（とぼけて）ぜんぶ せんしてぃぶ～？
女：…それって韻踏んでます？
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男：踏んでねえわ！どこの世界にズボッとかトロォーとか音立てて出る砲台があんだよ！？正気かお前ら！？
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女：えー、革新的だと思ったんだけどな～
女：心の汚れた人にしか伝わらないセンシティブ。
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男：革新的過ぎるから！いや確信犯だからー！エキセントリック過ぎて誰もついていけてないからー！！！！
男：いい加減にしろ！俺は帰る！
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効果音：ガタンッ！ カランカランコローン
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女：あっ！お客様！まだお代を頂いておりません！
女：オーナー！これは悪質な…無銭飲食ならぬ、無銭効果音ですっ！
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効果音：（激しいパトライト）ファンファンファンファン……ウウー！
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男：おわっ！なんだ！？さっきの店のやつらが追いかけて来やがる！？
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効果音：ダッダッダッダッ…
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女：待てー！この食い逃げー！…じゃなかった効果音逃げー！
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効果音：ダッダッダッダッタ…
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男：へっ！待てと言われて、待つバカがいるかよー！？
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女：待てー！止まらんと撃つぞー！
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効果音：ダッダッダッダッ…ガチャ！バキュン！バキューン！バキューン！
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男：グアッ！…なんで喫茶店の代金踏み倒しただけで…撃たれなきゃなんないん…だ……
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効果音：ガクッ
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女：はい！カーット！
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効果音：カチンコッ！
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男：いや～！コースに載ってないアドリブにも効果音を付けてくれるんですね～！？
男：もうクセになってきちゃいました！効果音喫茶「みみなり」！！
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女：ありがとうございます！
女：
女：当店ではお客様が望まれるどんなシチュエーションにも、ピッタリの効果音を付けさせて頂きます！
女：当店スタッフ一同、お客様のまたのご来店を心よりお待ちしております！！
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効果音：（最後のオチにピッタリの効果音）
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0：（終わり）
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