台本概要
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タイトル | イレギュラー☆ |
---|---|
作者名 | すばら (@kou0204hei) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 2人用台本(不問2) |
時間 | 20 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
遊び用、練習用、ストレス発散用。叫びまくりたい時‼️
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キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
グレイトス | 不問 | 38 | 雰囲気は40歳くらい。聡明。クール。魔力に長けてる。大賢者。 |
ラディック | 不問 | 38 | 俺様系。餓鬼、20代くらいの見た目。自傷技あり。半身が龍。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
イレギュラー。
0:かつて、名を馳せたであろう二種の英傑らが下らない口論を起点に血肉踊る、死闘へと発展してしまった。互いの命を賭けた一幕の火蓋が切って落とされる。
グレイトス:ラディック、貴様には失望した。
ラディック:何とでも吼えておけ、グレイトス。
グレイトス:最早、私の全力を持って貴様を滅する他無いようだ。
ラディック:やってみやがれ!俺の黒焔がお前の腑抜けた身体を焼き焦がすぜッ!
グレイトス:覚悟しろ。
ラディック:来いッ!
グレイトス:古の巨人よ、眼前の敵をその剛腕にて捻り潰せ。エンシェント•グレートマン!
ラディック:かはっ!見事な右ストレートだ。早速、容赦がないぜ!菓子パンを誤って喰ったばかりに命を脅かされる羽目になるとはな。
グレイトス:命の次に大切な「クリームフランス」を奪った罪は、万死に値する。
ラディック:どこぞの、お偉い大賢者様とは思えない発言だぜ。まぁ、そう簡単にはやらせないけどなッ!
グレイトス:丁度良い。貴様の黒龍(ヘイロン)がどれ程の力か、これを機会に見極めさせて貰おう。
ラディック:これを受けてもその強気な発言を続けていられるか?
グレイトス:…
ラディック:黒龍(ヘイロン)俺に力を貸せッ!! ……あちぃ、あぢぃーーぅおおお!灼熱の業火に抱かれて、灰燼と化せ!!黒龍の幼火(おさなび)ヤング・ファイアー!
グレイトス:くっ…!私のロープが焦げてしまった。火の玉如きでも、油断は大敵と言う訳か。
ラディック:初っ端なから、大技を放ったら、俺自身が楽しめないからな!先ずは、小手調べの下位攻撃だぜ!
グレイトス:舐められたものだ。だが、その手加減が後悔となろう。
ラディック:なんだ?雰囲気が変わった?!
グレイトス:゛ここから゛は貴様には過ぎた禁術だが、悠長に会話している時間も惜しい。
ラディック:いいぜ!お前のありったけをかましてこいよー!!
グレイトス:ふん…口の減らない奴だ。——万物を司る、誉れ高き偉神よ。愚かな者に厳正なる審判を!ストリクト・ジャッジメント!!
ラディック:ぐぉお!!こいつぁ、桁違いの攻撃が来たぜ。老耄もまだ現役って訳だな!
グレイトス:黙れ。こう見えて、私はまだ40だ。——私の中位禁術を喰らっても戯言が吐けるとは、根性だけは備わっているようだ。
ラディック:いや、全くのノーダメージじゃないぜ?膝をつかせたのはお前が初めてだぞ。誇りに思えよ!グレイトス!
グレイトス:生意気な童が。
ラディック:そんじゃ、俺もそろそろ本腰を入れさせて貰うぜ。怨むなよ?いくぜぇー!!
グレイトス:何?暗転しただと?!
ラディック:メインディッシュはこれからだぜ!…黒龍(ヘイロン)更なる、力を俺に注ぎ込めッ!!……ッ!!ズゥオオオー!!…はぁ…はぁ……
グレイトス:止まった?まさか、黒龍(ヘイロン)にその身を捧げたか?
ラディック:クッハハハ!!馬鹿いってんじゃねぇよ!こいつ「黒龍」は俺の忠実な兵だぜ?
グレイトス:龍の半身を持つ呪われし人の子、チカラを完に解き放つ時、自我を失いて、己が尽きる。
ラディック:その呪説(じゅせつ)は!さすがは探究心が豊富な大賢者様だぜ!歳を喰っても、脳味噌は衰えないみたいだな!
グレイトス:貴様は゛例外゛とでも言うのか?
ラディック:伝承の一説?そんなものは眉唾なんだよ!俺は呪説とかは信じねぇ!逆に考えりゃ、俺だけに与えられた特殊なチカラって訳だ。そんな事より、俺を呪う前に自分の身を呪ったらどうだ?グレイトス。
グレイトス:ラディック…貴様の身が朽ちようとも、私には関係の無い事だ。
ラディック:そうだ、それでこそ俺の好敵手(ライバル)だ!簡単にくたばるなよ?…ズゥオオオー!!…黒龍の怒号(ヘイロンロアー)
グレイトス:ぬぉお!!…私が退くとは…!
ラディック:クッハハハ!!どうだ?降参するなら今の内だぜ?黒龍(ヘイロン)と同化した俺は無敵だからな!
グレイトス:…
ラディック:おい、爺さん?俺の強大さに萎縮したか?
グレイトス:ふ…そうか。どうやら、私は貴様を見縊っていたらしい。
ラディック:おっと?白旗を上げる気になったか?それなら、その潔さに免じて…
グレイトス:吐かせ。童。私を愚弄した事をあの世で悔いると良い。
ラディック:グレイトスの周囲から、奇妙な魔法陣?本領発揮って訳か。おもしれぇ!そうじゃないと張り合いがないからな!
グレイトス:正直、この私に上位禁術を使わせたのは貴様で゛二人目゛だ。詫びとして、地獄への片道切符をくれてやろう。
ラディック:地獄の片道切符?言い得て妙だが、お生憎この身を゛焦がした゛時から既に地獄でな!
グレイトス:魔界より出し、災厄の化身アスモデウスよ。惑い子に怨嗟を帯びた漆黒の鎌で葬れ!灰の葬列!!(フューネラル・プロセッションオブ・アッシュズ)
ラディック:し、死神?!…ぐはっ…くっ!……ごはっ!!はぁ……何が起こったんだ?…俺のチカラが失われ…
グレイトス:ふん…他愛もない。今度こそ、終わりだ。ラディック。
ラディック:…
グレイトス:私に出会ってしまったその不運を呪うが良い。龍をその身に宿し呪われた童よ。
ラディック:…
グレイトス:躯に語る口無し。さて、私は行くとしよ…
ラディック:いってぇな!…おい、どこに行くんだ?俺はまだ死んでいないぜ?グレイトス。
グレイトス:何っ?!貴様、化け物か!?
ラディック:化け物か。まぁ、あながち間違いじゃないかもな?俺みたいな゛特別な人間゛ってのは化け物と最も近い存在にあるからな。
グレイトス:何故だ!何故、まだ息をしている?!
ラディック:まぁ、実を言うと、あの世ってヤツを見てきた。だが、そこに徘徊していた虚な眼をした住人共は、俺を受け入れてはくれなかったみたいだぜ!世知辛い話だろ?
グレイトス:…
ラディック:グレイトス、お前は俺を受け入れる準備出来てるよな?さぁ、続きを楽しもうぜ!
グレイトス:…
ラディック:おいおい、ガス欠か?勘弁してくれよ、これからって言う時によ。攻撃の手を緩めるのは勝手だが、俺も勝手をさせて貰うぜ!
グレイトス:…(これ以上は危険だと判断するべきか。)
ラディック:ぬぐぁあ!!自傷が限界に来そうだ…はぁはぁ…!…ぬぅおああ!勝利は目前だ!黒龍の凱旋(トライアンファント・リターンオブザ・ヘイロン)
グレイトス:ぐほぁ!!…かは!……不意打ちとは卑怯な…
ラディック:不意打ちだと?いや、ちゃんと宣言はしただろ?グレイトス、今度は耳の老化が始まったんじゃないだろうな?
グレイトス:…出血が思ったりより芳しくないか。止むを得まい。…はぁあ!!治癒光!!(ヒーリング)
ラディック:ひゅー!眩しい光が辺りを包んでるから、何事かと思ったが回復かよ!こりゃ、骨が折れるぜ!
グレイトス:ふぅ…ラディック。貴様には心底、驚かされた。大賢者グレイトス・ジ・ソレイユ・が二度も膝を付くとはな。私の体力も魔力も底を尽き始めている。同時に貴様も持って後1回か、2回か。
ラディック:確かにその推察は正しい。俺も全くの無傷って訳にはいかない。黒龍(ヘイロン)を解放するにも自傷が付き纏うからな。
グレイトス:それならば、互いに死力を尽くして闘うとしよう。
ラディック:元より、そのつもりだぜ!グレイトス。
グレイトス:童。否、強敵(とも)よ、貴様と言う存在を私は永遠に忘れん!ラディック。
ラディック:クッハハハ!ようやく、認められたと言う事かよ!英傑はこの世に…
グレイトス:二つは要らぬ!禁術神位、空に降り注ぐ無慈悲な隕石群よ!神でさえも畏怖した若き英傑に落日を!!last meteor!
ラディック:黒龍(ヘイロン)こうなりゃ、奥の手だ!更に超越したチカラを寄越せッ!! …ぐぉおおおー!身体が溶ける勢いで熱いーー!!……黒龍の大憤怒(グレートアンガーヘイロン)
0:二人の白熱したバトルは終止符を刻んだ。その後、彼等を見た者は誰もいなかった。
0:Game Over
イレギュラー。
0:かつて、名を馳せたであろう二種の英傑らが下らない口論を起点に血肉踊る、死闘へと発展してしまった。互いの命を賭けた一幕の火蓋が切って落とされる。
グレイトス:ラディック、貴様には失望した。
ラディック:何とでも吼えておけ、グレイトス。
グレイトス:最早、私の全力を持って貴様を滅する他無いようだ。
ラディック:やってみやがれ!俺の黒焔がお前の腑抜けた身体を焼き焦がすぜッ!
グレイトス:覚悟しろ。
ラディック:来いッ!
グレイトス:古の巨人よ、眼前の敵をその剛腕にて捻り潰せ。エンシェント•グレートマン!
ラディック:かはっ!見事な右ストレートだ。早速、容赦がないぜ!菓子パンを誤って喰ったばかりに命を脅かされる羽目になるとはな。
グレイトス:命の次に大切な「クリームフランス」を奪った罪は、万死に値する。
ラディック:どこぞの、お偉い大賢者様とは思えない発言だぜ。まぁ、そう簡単にはやらせないけどなッ!
グレイトス:丁度良い。貴様の黒龍(ヘイロン)がどれ程の力か、これを機会に見極めさせて貰おう。
ラディック:これを受けてもその強気な発言を続けていられるか?
グレイトス:…
ラディック:黒龍(ヘイロン)俺に力を貸せッ!! ……あちぃ、あぢぃーーぅおおお!灼熱の業火に抱かれて、灰燼と化せ!!黒龍の幼火(おさなび)ヤング・ファイアー!
グレイトス:くっ…!私のロープが焦げてしまった。火の玉如きでも、油断は大敵と言う訳か。
ラディック:初っ端なから、大技を放ったら、俺自身が楽しめないからな!先ずは、小手調べの下位攻撃だぜ!
グレイトス:舐められたものだ。だが、その手加減が後悔となろう。
ラディック:なんだ?雰囲気が変わった?!
グレイトス:゛ここから゛は貴様には過ぎた禁術だが、悠長に会話している時間も惜しい。
ラディック:いいぜ!お前のありったけをかましてこいよー!!
グレイトス:ふん…口の減らない奴だ。——万物を司る、誉れ高き偉神よ。愚かな者に厳正なる審判を!ストリクト・ジャッジメント!!
ラディック:ぐぉお!!こいつぁ、桁違いの攻撃が来たぜ。老耄もまだ現役って訳だな!
グレイトス:黙れ。こう見えて、私はまだ40だ。——私の中位禁術を喰らっても戯言が吐けるとは、根性だけは備わっているようだ。
ラディック:いや、全くのノーダメージじゃないぜ?膝をつかせたのはお前が初めてだぞ。誇りに思えよ!グレイトス!
グレイトス:生意気な童が。
ラディック:そんじゃ、俺もそろそろ本腰を入れさせて貰うぜ。怨むなよ?いくぜぇー!!
グレイトス:何?暗転しただと?!
ラディック:メインディッシュはこれからだぜ!…黒龍(ヘイロン)更なる、力を俺に注ぎ込めッ!!……ッ!!ズゥオオオー!!…はぁ…はぁ……
グレイトス:止まった?まさか、黒龍(ヘイロン)にその身を捧げたか?
ラディック:クッハハハ!!馬鹿いってんじゃねぇよ!こいつ「黒龍」は俺の忠実な兵だぜ?
グレイトス:龍の半身を持つ呪われし人の子、チカラを完に解き放つ時、自我を失いて、己が尽きる。
ラディック:その呪説(じゅせつ)は!さすがは探究心が豊富な大賢者様だぜ!歳を喰っても、脳味噌は衰えないみたいだな!
グレイトス:貴様は゛例外゛とでも言うのか?
ラディック:伝承の一説?そんなものは眉唾なんだよ!俺は呪説とかは信じねぇ!逆に考えりゃ、俺だけに与えられた特殊なチカラって訳だ。そんな事より、俺を呪う前に自分の身を呪ったらどうだ?グレイトス。
グレイトス:ラディック…貴様の身が朽ちようとも、私には関係の無い事だ。
ラディック:そうだ、それでこそ俺の好敵手(ライバル)だ!簡単にくたばるなよ?…ズゥオオオー!!…黒龍の怒号(ヘイロンロアー)
グレイトス:ぬぉお!!…私が退くとは…!
ラディック:クッハハハ!!どうだ?降参するなら今の内だぜ?黒龍(ヘイロン)と同化した俺は無敵だからな!
グレイトス:…
ラディック:おい、爺さん?俺の強大さに萎縮したか?
グレイトス:ふ…そうか。どうやら、私は貴様を見縊っていたらしい。
ラディック:おっと?白旗を上げる気になったか?それなら、その潔さに免じて…
グレイトス:吐かせ。童。私を愚弄した事をあの世で悔いると良い。
ラディック:グレイトスの周囲から、奇妙な魔法陣?本領発揮って訳か。おもしれぇ!そうじゃないと張り合いがないからな!
グレイトス:正直、この私に上位禁術を使わせたのは貴様で゛二人目゛だ。詫びとして、地獄への片道切符をくれてやろう。
ラディック:地獄の片道切符?言い得て妙だが、お生憎この身を゛焦がした゛時から既に地獄でな!
グレイトス:魔界より出し、災厄の化身アスモデウスよ。惑い子に怨嗟を帯びた漆黒の鎌で葬れ!灰の葬列!!(フューネラル・プロセッションオブ・アッシュズ)
ラディック:し、死神?!…ぐはっ…くっ!……ごはっ!!はぁ……何が起こったんだ?…俺のチカラが失われ…
グレイトス:ふん…他愛もない。今度こそ、終わりだ。ラディック。
ラディック:…
グレイトス:私に出会ってしまったその不運を呪うが良い。龍をその身に宿し呪われた童よ。
ラディック:…
グレイトス:躯に語る口無し。さて、私は行くとしよ…
ラディック:いってぇな!…おい、どこに行くんだ?俺はまだ死んでいないぜ?グレイトス。
グレイトス:何っ?!貴様、化け物か!?
ラディック:化け物か。まぁ、あながち間違いじゃないかもな?俺みたいな゛特別な人間゛ってのは化け物と最も近い存在にあるからな。
グレイトス:何故だ!何故、まだ息をしている?!
ラディック:まぁ、実を言うと、あの世ってヤツを見てきた。だが、そこに徘徊していた虚な眼をした住人共は、俺を受け入れてはくれなかったみたいだぜ!世知辛い話だろ?
グレイトス:…
ラディック:グレイトス、お前は俺を受け入れる準備出来てるよな?さぁ、続きを楽しもうぜ!
グレイトス:…
ラディック:おいおい、ガス欠か?勘弁してくれよ、これからって言う時によ。攻撃の手を緩めるのは勝手だが、俺も勝手をさせて貰うぜ!
グレイトス:…(これ以上は危険だと判断するべきか。)
ラディック:ぬぐぁあ!!自傷が限界に来そうだ…はぁはぁ…!…ぬぅおああ!勝利は目前だ!黒龍の凱旋(トライアンファント・リターンオブザ・ヘイロン)
グレイトス:ぐほぁ!!…かは!……不意打ちとは卑怯な…
ラディック:不意打ちだと?いや、ちゃんと宣言はしただろ?グレイトス、今度は耳の老化が始まったんじゃないだろうな?
グレイトス:…出血が思ったりより芳しくないか。止むを得まい。…はぁあ!!治癒光!!(ヒーリング)
ラディック:ひゅー!眩しい光が辺りを包んでるから、何事かと思ったが回復かよ!こりゃ、骨が折れるぜ!
グレイトス:ふぅ…ラディック。貴様には心底、驚かされた。大賢者グレイトス・ジ・ソレイユ・が二度も膝を付くとはな。私の体力も魔力も底を尽き始めている。同時に貴様も持って後1回か、2回か。
ラディック:確かにその推察は正しい。俺も全くの無傷って訳にはいかない。黒龍(ヘイロン)を解放するにも自傷が付き纏うからな。
グレイトス:それならば、互いに死力を尽くして闘うとしよう。
ラディック:元より、そのつもりだぜ!グレイトス。
グレイトス:童。否、強敵(とも)よ、貴様と言う存在を私は永遠に忘れん!ラディック。
ラディック:クッハハハ!ようやく、認められたと言う事かよ!英傑はこの世に…
グレイトス:二つは要らぬ!禁術神位、空に降り注ぐ無慈悲な隕石群よ!神でさえも畏怖した若き英傑に落日を!!last meteor!
ラディック:黒龍(ヘイロン)こうなりゃ、奥の手だ!更に超越したチカラを寄越せッ!! …ぐぉおおおー!身体が溶ける勢いで熱いーー!!……黒龍の大憤怒(グレートアンガーヘイロン)
0:二人の白熱したバトルは終止符を刻んだ。その後、彼等を見た者は誰もいなかった。
0:Game Over