台本概要

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タイトル 大切なあなた
作者名 玲ちゃ  (@REIcha0610)
ジャンル ラブストーリー
演者人数 4人用台本(男2、女2)
時間 30 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 許嫁を言い渡されたあいが祐太を諦められずに4年間追い続ける物語。
祐太は遠距離のため何も言えない....あいが頑張って親と話し合いをする....
あとは読んで楽しんでね!

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
あい 100 祐太のことがものすごく大好きで素直な彼女
祐太 62 素直になれないあいの彼氏。本当はあいのことが大好き
20 あいの父
37 あいの母
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
祐太:あ、またあいからメールが来てる。毎日来るのは嬉しいけど…ちょっと多すぎるんだよなぁ。まぁ、いつも通り返信しよ。 あい:今日も祐太とメール出来て幸せだなぁ!でも…祐太はいつも通り冷たい…うぅもう少し気持ち気づいてよ!遠距離で忙しいのは分かるけども。もう少し優しく返してよね。 祐太:はぁ…今日も仕事疲れたな。また今日も遅くなったな。メール確認しよ…あ、丁度あいからメール来てる。「通話したい!」いつものメールだ。今日は明日早いしなぁ。「明日早いからダメです」と、よしそろそろ寝ようかな。て、また来てる。いつも通り返して諦めてもらうまで返しとこ。 あい:もぉ。メール返す暇あるなら電話してよね。本当にいつもそっけなくて少し傷つくな。気持ち知ってるなら意地悪しないで欲しいな。ぐぬぬはぁ、もう遅いし寝よ。「ゆっくり休んでね」と。…今日も話せなかったな。少し寂しい。 祐太:という感じで、あいは俺のことが大好きすぎるみたいだ。なので毎日大量にメールが来るというわけ。まぁ意地悪した時の反応とかかわいいから楽しいけどでも、素直になんか伝える事は出来ないんだよなぁ。まぁいつか伝えればいいか。彼女の気持ちは素直に凄く嬉し。俺のことをこんなに好きでいてるれるというのは凄く嬉し。俺のことをここまで好きっていってくれる子はいないから、すごくうれしい。 あい:祐太はいつもこんな感じ。少しも私のことを見てくれない。はぁ…いつになったら振り向いてくれるのやら。それに、いつも意地悪ばかりで気持ちに気づいててもなかなか素直に受け取ってくれない。私はそんな彼が大好きで嫌いだ。でも!必ず振り向かせてやる!そんなことを考えていた矢先。私は、許嫁を約束されてしまった。 0:|あいの家にて あい:そんな!お母様!おかしいです!私には祐太がいるんですよ?!私が好きなのは祐太だけです。 母:あい。気持ちは分かるけど、もう諦めなさい。 あい:いやです!!そんなの出来ません!! 母:あい!お願いだからわがままを言わないでちょうだい!! あい:でもっ…!! 母:もう彼と連絡をとるのもやめなさい。もし、連絡を取るようなら、彼に二度会えないようにします。 あい:そ、そんな…あんまりですよ。 母:… あい:ねぇお母さま。もし、許嫁を破ったらどうなるのですか? 母:今は言えないは… あい:お母様?1教えてください。 0:|母が去る あい:なんで…許嫁なんか。なぜ。 父:仕方ない。決まってしまったことだ。 あい:え? 父:お前の気持ちも分かるが…母さんのいることを聞いてやってくれ。 あい:… 父:黙り込んでどうした? あい:いえ…何もないです。 父:なら、良かった。 あい:はい…では、失礼します… 0: 祐太:よし、仕事終わった。メール確認しよ。…あいからの不在着信?「不在入ってるけどどうしたの?」と。 あい:あ、祐太からのメールだ。…無視しなきゃ。 祐太:返事がこない。 あい:返したい…でも、祐太に会えなくなるのはいやだ… 祐太:…気づいてないのかも知れない。と、とりあえず待ってみよう。 あい:あぁ。連絡したい… 祐太:あい、どうしたんだろ。寝落ちたのかな。 あい:どうしよう。 0: 母:あい何してるの?そろそろ寝なさい。 あい:う、うん。 母:おやすみなさい。 あい:うん。おやすみなさい。 母:あ、あと、あの人には連絡してはだめよ。 あい:... 母:分かってるの? あい:はい。 祐太:そろそろ寝なきゃ、明日また連絡を待とう。 0:|翌日 母:あい、いつまで寝てるの?そろそろ起きなさい! あい:ふぁ~…今起きました。すぐ着替えております。 祐太:あいからのメール来てるかな。...来てない。 あい:あ、祐太にメール送らなきゃて、お母さまに止められてるんだった。 母:あい?遅れるわよ あい:は、はい! 母:あい、今日はテストでしょ?テスト勉強した? あい:うん。もちろん。 父:あいは偉いな! あい:あ、お父様おはようございます。 父:ああ。おはようもう大丈夫か? あい:ええ。大丈夫です。 母:あの人は諦められた? あい:… 母:あい…もう忘れなさいて、言ったでしょ?ちゃんと忘れるのよ。 あい:... 母:あ、あい!もう…全く。 0: 祐太:あいから連絡こない…心配だ。 あい:あぁ。早く祐太と話したい… 祐太:とりあえず連絡をまとう。でも、連絡したい。あぁ。 あい:祐太何してるかな。 祐太:あい何してるかな。 0:|放課後 祐太:「あい、返事ないけど大丈夫?」と あい:あ、祐太からのメールだ。…珍しいなぁ… 祐太:あ、既読ついた! あい:なんて答えよう…でも、無視しなきゃ。 祐太:あいから既読ついたのに返事が来ない…少し寂しな… あい:返事したいのに出来ない。 祐太:待ってみよう。 あい:明日目を盗んでちゃんと話さなきゃ、それまでは我慢しなきゃ。 0: 母:あいお帰りなさい!ごはっ… あい:いらない。猛勉強のために部屋いく。 祐太:あれから3日返事はない。 あい:「少しいい?」 祐太:「大丈夫?少しなら行けるよ。」 あい:「ありがとう」 0:|電話 祐太:もしもし あい:もしもし… 祐太:久しぶり。元気してた? あい:うん。そっちは? 祐太:うん。元気だよ。声聞けてもっと元気になった。 あい:なるほど、 祐太:どうしたの? あい:ごめん。私…私…  祐太:あい?どうした?急に謝られても分からないよ。 あい:私、もうあなたとは居たくない。 祐太:え?どういうことだよ。 あい:祐太、私は、あなたが…き、嫌いです… 祐太:え?は?ちょ、ちょっと待って?どういうこと?意味が分からない あい:そのままの意味だよ。 祐太:… あい:ごめん… 祐太:あい…?それ、本気? あい:うん。本気、だよ。 祐太:なんで急に? あい:だから関係を終わりたいの 祐太:だからなぜ?! あい:疲れたからよ、いつもこっちは素直なのに冷たくしてきて、忙しいの一点張り…私はそんな人よりも 祐太:… あい:… 祐太:いつも言ってた大好きやあの言葉も嘘だってんだね。全部全部。偽りだってんだね。君がそんな人だとは思わなかったよ。そんな簡単に終われるなんて思わなかったよ。あれだけ諦めないて言ったじゃないか!俺と居れるだけでも幸せて…全部嘘だってのか?どうなんだよ! あい:っ… 祐太:俺と離れたくないて、あれだけ言ってたじゃないか! あい:そういうところが嫌いなのよ(笑)。いつも冷たいくせに離れるときだけ素直になって、最初っから素直になって欲しかった…ちゃんと気持ち伝えて欲しかった。私も本気で好きだったから。だからあなたの為に色々努力したのに、結局何もうまくいかなかった。だからどれだけ努力しててもあなたの元まで届かなかった… 祐太:…そっか。俺も変なプライドが邪魔してた。本当は素直に伝えたかった。まさか、あいから別れを告げられるなんて思わなかった。でも、おれは、本当にあいが好きだよ。離れたくもない。 あい:やめてよ…今更言わないでよ。もう遅いよ。 祐太:そうだよね、ごめんね。 あい:…私だって、離れたくないし大好きだよ… 祐太:何か言った? あい:ううん、何もない。じゃあ。ばいばい… 祐太:あぁ。幸せにな、 0: あい:あれから4年。私は大学を卒業して、祐太ともあの日以来関わらなくなった。そいて許嫁の相手との結婚を控えていた。でも、私は、まだ…祐太を忘れられない。それに私は、彼じゃなくて、祐太の傍にいたい。だから、もう一度彼に連絡することにした。私のことを忘れてるかもしれない。でも、それでも伝えたかった。 祐太:あれから4年。あいとは全く話せてない。俺は、いまだにあいを忘れることが出来なかった。また話したい。俺のことを忘れててもいいからそれでもいいから、あいに伝えたい。 0: あい:「祐太、久しぶり。元気してる?」 祐太:?!あいから?! あい:既読がついた! 祐太:「久しぶり元気だよ。そっちは?」 あい:「私も元気。今少し話せる?」 祐太:「もちろん。」 あい:久しぶり。 祐太:久しぶり。 あい:あ、あの 祐太:あのさ。 あい:はい! 祐太:あ、ごめん あい:どうしたの? 祐太:俺、やっぱり忘れられない。まだ、あいのことが好きだ。あいには、俺の隣で幸せになって欲しい。だから、かえって来てほしい。おれ、分かったんだ、あいがどれだけ大事なのか。おれは、本気であいが好きです。 あい:祐太…私もだよ。私も祐太が忘れられない。本当はずっとずっと大好きの。でも、許嫁を言い渡された為仕方なく終わるしかなかった。本当は私も祐太の傍で幸せになりたい!私も本気で祐太が好き。 祐太:あい。そうだったんだね。嬉しいよ。でもどうするの?許嫁のことは あい:もう一度お母さまに話してみる。今回はもう折れない。折れたくない。だから、私頑張るよ。 祐太:おう。がんば あい:にしても、本当に寂しかったぞ!祐太居なくてかなり寂しかったよ! 祐太:あはは、俺もだよ。めっちゃ寂しかった。あいのいない生活があんなにも退屈だなんて思わなかったよ。あいといる時間がこんなに幸せなんて、まじで、めっちゃ寂しかった。 あい:ふふ!祐太が珍しく素直だ! 祐太:あいはいつも素直だけどね あい:でしょう~ 0:|2時間後 あい:あ、もうこんな時間だ。そろそろお母さま帰ってくるから話し合ってくるね。 祐太:あ、了解。いってらっしゃい。頑張ってね あい:うん!いってきます! 0: 母:あい話って何? あい:お母さま私結婚はしません、 母:何冗談をいってるの? あい:冗談じゃないです。本気です 母:どういう意味なのよ あい:私自分の好きな人と結婚します。だから許嫁なんていらないです。 母:何を言って! あい:私の人生なの!私が決めること! 母:相手方にはなんていうのよ! あい:そんのしらないよ。私が結婚したいわけじゃないし。 母:…もういいわ あい:あ、ちょ、お母さまどこいくの? 母:… 0: 母:あなた、あいが結婚したくないて、言い出すのよ。 父:そうか。お前はどうしたいんだ? 母:私はこのまま結婚して欲しいわ。 父:なぜだ? 母:相手はあなたの会社の社長の息子よ?! 父:でも、あいはどうなんだ 母:え? 父:お前が娘の気持ち分かってあげなくちゃ誰が分かってあげるんだ? 母:… 父:娘の幸せが一番だよ。そうじゃないか? 母:…で、でも、 父:もしもお前がおれとの結婚を否定されたらどんな気持ちだ? 母:それはいやよ!私はあなたと幸せになりたいもの! 父:あいもそうなんじゃないか?幸せになりたい人がいるんじゃないか? 母:… 父:それを俺らが引き裂くのは違うと思う 母:そうですね。でも、社長さんにはなんて言うの? 父:俺が何とかするよ 母:ありがとう。 0: 父:あい、少しいいか? あい:お父様、どうしたの? 父:許嫁の事だが、お前はどうしたい。 あい:私は、私は結婚したくない!祐太と幸せになりたいの。だから結婚なんてしたくない! 父:そうか。わかった、お前の好きにしなさい。 あい:え? 父:今まですまんかったな。お前の気持ちを分かってやれなくて。もう、お前は大人だ、だから自由にいきなさい。いきたいだ場所にいき、したいことをして好きな相手と幸せになりなさい。許嫁の話はもう話は済ませた。もう許嫁の話はない。お前は今すぐ好きなやつの所にでもいきなさい。幸せになって帰ってきな! あい:お父…様。ありがとう。でも、お母さまは?まだ、返事を貰って、 母:行きなさい。 あい:お母さま? 母:今まで私もごめんなさい。あなたに幸せになって欲しくて、無意識にあなたの幸せを奪っていたわ。本当にごめんなさい。あなたは、あなたの好きな人と幸せになって、本当の幸せを見つけなさい。私からのお願いよ。あい、幸せにね。 あい:お母さま… 母:何かあったらすぐ帰ってきなさい。辛いときはいくらでもかえっておいで。この場所でお父さんと待ってるは。 あい:う、うん!お母さま、お父様本当にありがとう。 父:あぁ、さあ行きな。 母:あい、いってらっしゃい あい:いってきます! 0: あい:「祐太今夜2人が初めて会ったあの場所で待ってる。」と、これで良し。 祐太:「今夜2人が初めて会ったあの場所で待ってる。」?分からないけど、向かおう。「了解」と。 あい:久しぶりにいくけど、祐太これるのかな。 0:|あの場所 あい:はぁ…はぁ…少し急ぎすぎたかな。祐太まだ来てない。やっぱり…こないよね。 祐太:あい! あい:祐太?! 祐太:はぁ…間に合った。ごめん、お待たせ。 あい:ううん。大丈夫。 祐太:あい、久しっ… 0:|あいが抱きつく あい:祐太ぁ…寂しかった。寂しかったよ…やっと、会えたね。 祐太:…あぁ…やっと会えたな。おれもすごく寂しかった。 あい:あなたは、どこで何をしてたの? 祐太:それはおれも聞きたいよ。 あい:私は、もう自由になったよ。許嫁がなくなってた。あなたと好きなだけ居れるよ! 祐太:それは本当か?!これから一緒に居れるのか?!許嫁の件は?! あい:お父様が説得を手伝ってくれたの。それで、お母さまも許してくれたの。 祐太:認められたて事?! あい:うん!そういうことだよ! 祐太:やっと2人で幸せになれるね! あい:そうだね!長かったね。 祐太:そうだね。かなり長かったんね。 あい:うん! 祐太:あ、あのさ。あい あい:ん?どうしたの? 祐太:改めて、結婚を前提におれとお付き合いしてください。 あい:はい!私でよければお願いします! 0: 祐太:俺はいつも素直で甘えん坊で可愛らしいあいのことが今も変わらず大好きだ。そして、もう誰にも邪魔されないように守っていきたい。 あい:私は、素直じゃなくて愛らしい彼が、今もこれからも変わらず大好き。そして、離れてた分彼の傍にいたい。 0:完

祐太:あ、またあいからメールが来てる。毎日来るのは嬉しいけど…ちょっと多すぎるんだよなぁ。まぁ、いつも通り返信しよ。 あい:今日も祐太とメール出来て幸せだなぁ!でも…祐太はいつも通り冷たい…うぅもう少し気持ち気づいてよ!遠距離で忙しいのは分かるけども。もう少し優しく返してよね。 祐太:はぁ…今日も仕事疲れたな。また今日も遅くなったな。メール確認しよ…あ、丁度あいからメール来てる。「通話したい!」いつものメールだ。今日は明日早いしなぁ。「明日早いからダメです」と、よしそろそろ寝ようかな。て、また来てる。いつも通り返して諦めてもらうまで返しとこ。 あい:もぉ。メール返す暇あるなら電話してよね。本当にいつもそっけなくて少し傷つくな。気持ち知ってるなら意地悪しないで欲しいな。ぐぬぬはぁ、もう遅いし寝よ。「ゆっくり休んでね」と。…今日も話せなかったな。少し寂しい。 祐太:という感じで、あいは俺のことが大好きすぎるみたいだ。なので毎日大量にメールが来るというわけ。まぁ意地悪した時の反応とかかわいいから楽しいけどでも、素直になんか伝える事は出来ないんだよなぁ。まぁいつか伝えればいいか。彼女の気持ちは素直に凄く嬉し。俺のことをこんなに好きでいてるれるというのは凄く嬉し。俺のことをここまで好きっていってくれる子はいないから、すごくうれしい。 あい:祐太はいつもこんな感じ。少しも私のことを見てくれない。はぁ…いつになったら振り向いてくれるのやら。それに、いつも意地悪ばかりで気持ちに気づいててもなかなか素直に受け取ってくれない。私はそんな彼が大好きで嫌いだ。でも!必ず振り向かせてやる!そんなことを考えていた矢先。私は、許嫁を約束されてしまった。 0:|あいの家にて あい:そんな!お母様!おかしいです!私には祐太がいるんですよ?!私が好きなのは祐太だけです。 母:あい。気持ちは分かるけど、もう諦めなさい。 あい:いやです!!そんなの出来ません!! 母:あい!お願いだからわがままを言わないでちょうだい!! あい:でもっ…!! 母:もう彼と連絡をとるのもやめなさい。もし、連絡を取るようなら、彼に二度会えないようにします。 あい:そ、そんな…あんまりですよ。 母:… あい:ねぇお母さま。もし、許嫁を破ったらどうなるのですか? 母:今は言えないは… あい:お母様?1教えてください。 0:|母が去る あい:なんで…許嫁なんか。なぜ。 父:仕方ない。決まってしまったことだ。 あい:え? 父:お前の気持ちも分かるが…母さんのいることを聞いてやってくれ。 あい:… 父:黙り込んでどうした? あい:いえ…何もないです。 父:なら、良かった。 あい:はい…では、失礼します… 0: 祐太:よし、仕事終わった。メール確認しよ。…あいからの不在着信?「不在入ってるけどどうしたの?」と。 あい:あ、祐太からのメールだ。…無視しなきゃ。 祐太:返事がこない。 あい:返したい…でも、祐太に会えなくなるのはいやだ… 祐太:…気づいてないのかも知れない。と、とりあえず待ってみよう。 あい:あぁ。連絡したい… 祐太:あい、どうしたんだろ。寝落ちたのかな。 あい:どうしよう。 0: 母:あい何してるの?そろそろ寝なさい。 あい:う、うん。 母:おやすみなさい。 あい:うん。おやすみなさい。 母:あ、あと、あの人には連絡してはだめよ。 あい:... 母:分かってるの? あい:はい。 祐太:そろそろ寝なきゃ、明日また連絡を待とう。 0:|翌日 母:あい、いつまで寝てるの?そろそろ起きなさい! あい:ふぁ~…今起きました。すぐ着替えております。 祐太:あいからのメール来てるかな。...来てない。 あい:あ、祐太にメール送らなきゃて、お母さまに止められてるんだった。 母:あい?遅れるわよ あい:は、はい! 母:あい、今日はテストでしょ?テスト勉強した? あい:うん。もちろん。 父:あいは偉いな! あい:あ、お父様おはようございます。 父:ああ。おはようもう大丈夫か? あい:ええ。大丈夫です。 母:あの人は諦められた? あい:… 母:あい…もう忘れなさいて、言ったでしょ?ちゃんと忘れるのよ。 あい:... 母:あ、あい!もう…全く。 0: 祐太:あいから連絡こない…心配だ。 あい:あぁ。早く祐太と話したい… 祐太:とりあえず連絡をまとう。でも、連絡したい。あぁ。 あい:祐太何してるかな。 祐太:あい何してるかな。 0:|放課後 祐太:「あい、返事ないけど大丈夫?」と あい:あ、祐太からのメールだ。…珍しいなぁ… 祐太:あ、既読ついた! あい:なんて答えよう…でも、無視しなきゃ。 祐太:あいから既読ついたのに返事が来ない…少し寂しな… あい:返事したいのに出来ない。 祐太:待ってみよう。 あい:明日目を盗んでちゃんと話さなきゃ、それまでは我慢しなきゃ。 0: 母:あいお帰りなさい!ごはっ… あい:いらない。猛勉強のために部屋いく。 祐太:あれから3日返事はない。 あい:「少しいい?」 祐太:「大丈夫?少しなら行けるよ。」 あい:「ありがとう」 0:|電話 祐太:もしもし あい:もしもし… 祐太:久しぶり。元気してた? あい:うん。そっちは? 祐太:うん。元気だよ。声聞けてもっと元気になった。 あい:なるほど、 祐太:どうしたの? あい:ごめん。私…私…  祐太:あい?どうした?急に謝られても分からないよ。 あい:私、もうあなたとは居たくない。 祐太:え?どういうことだよ。 あい:祐太、私は、あなたが…き、嫌いです… 祐太:え?は?ちょ、ちょっと待って?どういうこと?意味が分からない あい:そのままの意味だよ。 祐太:… あい:ごめん… 祐太:あい…?それ、本気? あい:うん。本気、だよ。 祐太:なんで急に? あい:だから関係を終わりたいの 祐太:だからなぜ?! あい:疲れたからよ、いつもこっちは素直なのに冷たくしてきて、忙しいの一点張り…私はそんな人よりも 祐太:… あい:… 祐太:いつも言ってた大好きやあの言葉も嘘だってんだね。全部全部。偽りだってんだね。君がそんな人だとは思わなかったよ。そんな簡単に終われるなんて思わなかったよ。あれだけ諦めないて言ったじゃないか!俺と居れるだけでも幸せて…全部嘘だってのか?どうなんだよ! あい:っ… 祐太:俺と離れたくないて、あれだけ言ってたじゃないか! あい:そういうところが嫌いなのよ(笑)。いつも冷たいくせに離れるときだけ素直になって、最初っから素直になって欲しかった…ちゃんと気持ち伝えて欲しかった。私も本気で好きだったから。だからあなたの為に色々努力したのに、結局何もうまくいかなかった。だからどれだけ努力しててもあなたの元まで届かなかった… 祐太:…そっか。俺も変なプライドが邪魔してた。本当は素直に伝えたかった。まさか、あいから別れを告げられるなんて思わなかった。でも、おれは、本当にあいが好きだよ。離れたくもない。 あい:やめてよ…今更言わないでよ。もう遅いよ。 祐太:そうだよね、ごめんね。 あい:…私だって、離れたくないし大好きだよ… 祐太:何か言った? あい:ううん、何もない。じゃあ。ばいばい… 祐太:あぁ。幸せにな、 0: あい:あれから4年。私は大学を卒業して、祐太ともあの日以来関わらなくなった。そいて許嫁の相手との結婚を控えていた。でも、私は、まだ…祐太を忘れられない。それに私は、彼じゃなくて、祐太の傍にいたい。だから、もう一度彼に連絡することにした。私のことを忘れてるかもしれない。でも、それでも伝えたかった。 祐太:あれから4年。あいとは全く話せてない。俺は、いまだにあいを忘れることが出来なかった。また話したい。俺のことを忘れててもいいからそれでもいいから、あいに伝えたい。 0: あい:「祐太、久しぶり。元気してる?」 祐太:?!あいから?! あい:既読がついた! 祐太:「久しぶり元気だよ。そっちは?」 あい:「私も元気。今少し話せる?」 祐太:「もちろん。」 あい:久しぶり。 祐太:久しぶり。 あい:あ、あの 祐太:あのさ。 あい:はい! 祐太:あ、ごめん あい:どうしたの? 祐太:俺、やっぱり忘れられない。まだ、あいのことが好きだ。あいには、俺の隣で幸せになって欲しい。だから、かえって来てほしい。おれ、分かったんだ、あいがどれだけ大事なのか。おれは、本気であいが好きです。 あい:祐太…私もだよ。私も祐太が忘れられない。本当はずっとずっと大好きの。でも、許嫁を言い渡された為仕方なく終わるしかなかった。本当は私も祐太の傍で幸せになりたい!私も本気で祐太が好き。 祐太:あい。そうだったんだね。嬉しいよ。でもどうするの?許嫁のことは あい:もう一度お母さまに話してみる。今回はもう折れない。折れたくない。だから、私頑張るよ。 祐太:おう。がんば あい:にしても、本当に寂しかったぞ!祐太居なくてかなり寂しかったよ! 祐太:あはは、俺もだよ。めっちゃ寂しかった。あいのいない生活があんなにも退屈だなんて思わなかったよ。あいといる時間がこんなに幸せなんて、まじで、めっちゃ寂しかった。 あい:ふふ!祐太が珍しく素直だ! 祐太:あいはいつも素直だけどね あい:でしょう~ 0:|2時間後 あい:あ、もうこんな時間だ。そろそろお母さま帰ってくるから話し合ってくるね。 祐太:あ、了解。いってらっしゃい。頑張ってね あい:うん!いってきます! 0: 母:あい話って何? あい:お母さま私結婚はしません、 母:何冗談をいってるの? あい:冗談じゃないです。本気です 母:どういう意味なのよ あい:私自分の好きな人と結婚します。だから許嫁なんていらないです。 母:何を言って! あい:私の人生なの!私が決めること! 母:相手方にはなんていうのよ! あい:そんのしらないよ。私が結婚したいわけじゃないし。 母:…もういいわ あい:あ、ちょ、お母さまどこいくの? 母:… 0: 母:あなた、あいが結婚したくないて、言い出すのよ。 父:そうか。お前はどうしたいんだ? 母:私はこのまま結婚して欲しいわ。 父:なぜだ? 母:相手はあなたの会社の社長の息子よ?! 父:でも、あいはどうなんだ 母:え? 父:お前が娘の気持ち分かってあげなくちゃ誰が分かってあげるんだ? 母:… 父:娘の幸せが一番だよ。そうじゃないか? 母:…で、でも、 父:もしもお前がおれとの結婚を否定されたらどんな気持ちだ? 母:それはいやよ!私はあなたと幸せになりたいもの! 父:あいもそうなんじゃないか?幸せになりたい人がいるんじゃないか? 母:… 父:それを俺らが引き裂くのは違うと思う 母:そうですね。でも、社長さんにはなんて言うの? 父:俺が何とかするよ 母:ありがとう。 0: 父:あい、少しいいか? あい:お父様、どうしたの? 父:許嫁の事だが、お前はどうしたい。 あい:私は、私は結婚したくない!祐太と幸せになりたいの。だから結婚なんてしたくない! 父:そうか。わかった、お前の好きにしなさい。 あい:え? 父:今まですまんかったな。お前の気持ちを分かってやれなくて。もう、お前は大人だ、だから自由にいきなさい。いきたいだ場所にいき、したいことをして好きな相手と幸せになりなさい。許嫁の話はもう話は済ませた。もう許嫁の話はない。お前は今すぐ好きなやつの所にでもいきなさい。幸せになって帰ってきな! あい:お父…様。ありがとう。でも、お母さまは?まだ、返事を貰って、 母:行きなさい。 あい:お母さま? 母:今まで私もごめんなさい。あなたに幸せになって欲しくて、無意識にあなたの幸せを奪っていたわ。本当にごめんなさい。あなたは、あなたの好きな人と幸せになって、本当の幸せを見つけなさい。私からのお願いよ。あい、幸せにね。 あい:お母さま… 母:何かあったらすぐ帰ってきなさい。辛いときはいくらでもかえっておいで。この場所でお父さんと待ってるは。 あい:う、うん!お母さま、お父様本当にありがとう。 父:あぁ、さあ行きな。 母:あい、いってらっしゃい あい:いってきます! 0: あい:「祐太今夜2人が初めて会ったあの場所で待ってる。」と、これで良し。 祐太:「今夜2人が初めて会ったあの場所で待ってる。」?分からないけど、向かおう。「了解」と。 あい:久しぶりにいくけど、祐太これるのかな。 0:|あの場所 あい:はぁ…はぁ…少し急ぎすぎたかな。祐太まだ来てない。やっぱり…こないよね。 祐太:あい! あい:祐太?! 祐太:はぁ…間に合った。ごめん、お待たせ。 あい:ううん。大丈夫。 祐太:あい、久しっ… 0:|あいが抱きつく あい:祐太ぁ…寂しかった。寂しかったよ…やっと、会えたね。 祐太:…あぁ…やっと会えたな。おれもすごく寂しかった。 あい:あなたは、どこで何をしてたの? 祐太:それはおれも聞きたいよ。 あい:私は、もう自由になったよ。許嫁がなくなってた。あなたと好きなだけ居れるよ! 祐太:それは本当か?!これから一緒に居れるのか?!許嫁の件は?! あい:お父様が説得を手伝ってくれたの。それで、お母さまも許してくれたの。 祐太:認められたて事?! あい:うん!そういうことだよ! 祐太:やっと2人で幸せになれるね! あい:そうだね!長かったね。 祐太:そうだね。かなり長かったんね。 あい:うん! 祐太:あ、あのさ。あい あい:ん?どうしたの? 祐太:改めて、結婚を前提におれとお付き合いしてください。 あい:はい!私でよければお願いします! 0: 祐太:俺はいつも素直で甘えん坊で可愛らしいあいのことが今も変わらず大好きだ。そして、もう誰にも邪魔されないように守っていきたい。 あい:私は、素直じゃなくて愛らしい彼が、今もこれからも変わらず大好き。そして、離れてた分彼の傍にいたい。 0:完