台本概要
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タイトル | オタクと幽霊 |
---|---|
作者名 | 柊聖(ひいらぎ せい) (@hiragi_sei) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 2人用台本(男1、女1) ※兼役あり |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
オタクと幽霊のコメディ台本です。最後警察官な役をオタク役の方が演じてください┏〇゛ 楽しんで演じて頂けると幸いです。面白かったらよかったよーと人方言ってもらえると作者は飛んで喜びます() 531 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
オタク | 男 | 45 | あかりたんのオタク。幽霊が見える |
幽霊 | 女 | 46 | 未練があり成仏できない幽霊 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
オタク:「あかりたんのライブ楽しかったなぁ〜!!」
幽霊:「ア…ア」
オタク:「ん?……んんんん!!?!」
オタク:「もしやこれは幽霊…?いやでも結構はっきり見えるな。こういう時は…………無視!!!!!うん無視が1番だな」
幽霊:「ア……あの…」
オタク:「……」
幽霊:「あ、あの〜??」
オタク:「…………」
幽霊:「見えてますよね?」
オタク:「…グッ……」
幽霊:「いや今グッって言った」
オタク:「見えてません」
幽霊:「見えてます。」
オタク:「いーや!!!見えてません!てか見ません!」
幽霊:「めんどくさいなこの人。…まぁ、私の事見える人なんて珍しいしこの人でいいか。ひとつ頼み事をしてもいいですか?困ってるんです」
オタク:「…やだ(小声)」
幽霊:「は?」
オタク:「いやだ!!!!!!!ぜっったいやだ!!!そもそも他の人から見たら一人で喋ってる頭のおかしい変な成人男性なのにこれ以上変人にしないでくれよ!!!!」
幽霊:「いやもう既に変なんで気になりませんって」
オタク:「そういう問題じゃない」
幽霊:「とりあえず話だけでも聞いてくれませんか?」
オタク:「…………」
幽霊:「チッ。ア゙ア゙ー!ほんとめんどくさいなこいつ!」
オタク:「そ、そういう言い方するなら俺は帰る!」
幽霊:「(被せて)すみませんでした。」
オタク:「はや!!!」
幽霊:「ちょっと私事故にあって死んでしまったんですけど…」
オタク:「いや話聞くなんて言ってないんだが」
幽霊:「家に色々黒歴史が残ってて」
オタク:「あ、強行突破する気だーこの人!……もういいや。はいなんです?」
幽霊:「処分してほしいんです!!」
オタク:「……は?」
幽霊:「生前の黒歴史!処分してほしいんですよ。いやほら私幽霊なんで物、触れないじゃないですか」
オタク:「いや…いやいやいやいや!!!むーりむりむりむり!」
幽霊:「そこをなんとか!まじでこのせいで成仏できないっていうか!?幽霊なっちゃった的な?!」
オタク:「(深呼吸)お断りします♡」
幽霊:「……あかりたん…」
オタク:「ん??」
幽霊:「私もあかりたん好きなんですよね〜!!!!期間限定販売のグッズとか持ってますよー?やってくれたらあげちゃおっかなぁ〜????」
オタク:「ふっ……舐められちゃあ困りますな。俺はあかりたんのグッズは全て!!!買っているのだから」
幽霊:「…あかりたんが武道館で着てた衣装持ってます。」
オタク:「…………ん、んんん?(震え声)あの、オークションの…300万で買われた………。お前が買ったの!?!?!?」
幽霊:「はい。300万で落札しました」
オタク:「名前は…?」
幽霊:「はい???」
オタク:「だからお前の名前!!!聞いてんだよ!!!」
幽霊:「いや名前とかもうなんでもいいですよ。幽霊なんでじゃあ「れい」とでも呼んでください」
オタク:「(手のひら返し)れい氏〜〜〜僕がその、黒歴史の処分?だかなんだか知んないけどお手伝いしたら〜……貰っていいんすか」
幽霊:「もちろん」
オタク:「スゥー。…………タダで?」
幽霊:「タダで。」
オタク:「やりまぁぁああす!!!やらせてください」
幽霊:「あ、ちょろいなこいつ」
オタク:「れい氏〜まずは何しましょう〜♪」
幽霊:「家に案内するよ。ついてきて」
オタク:「はぁ〜い…ぐへへ」
幽霊:「きめぇな」
オタク:「ん?何か言いました?」
幽霊:「いえなにも〜」
:ーーー間ーーー
幽霊:「着きました〜ここが私の部屋です」
オタク:「お、おぉぉおおおお!!!!!あかりたんのワンマンライブの写真!?!チェキ!?サイン入りの写真集!?!?天国ッッ」
幽霊:「ゆっくりしてる場合じゃないんです!母が帰ってきてしまうのでなるべく早くお願いしますね」
オタク:「れい氏もなかなかのオタクでござるなぁ〜話が合いそうだ!!君が死んでいるのが残念だ〜よっ!……って重ッ!?!!」
幽霊:「これ私の黒歴史ノートなので全てまとめて燃やします」
オタク:「なになにぃ〜どれどれ」
幽霊:「あっ!ちょ読むな!!!!!」
オタク:「あかりたん…ああ愛しのあかりたん…キミがいるから私は今日も生きられる。私の太陽。Ah〜Love&peace(ピース)…………って
痛った!!!なにこれイタい。超絶イタい」
幽霊:「呪いますよ」
オタク:「(被せて)すみませんでした。」
幽霊:「も〜だから嫌なんです!母親…はまだしも父に見られたら死ぬー!!!」
オタク:「はいはい捨てます燃やします。もう大丈夫ですって。さあ衣装を!衣装を拝ませてくれぇぇい!!」
:ーーー間ーーー
オタク:「これが……これがあかりたんの武道館で着た衣装……本物だぁぁあぁあ」
幽霊:「さぁ、これと黒歴史まるごと持ってさっさと消えてください」
オタク:「ついに…ついに俺の手の中にぃぃぃ〜!!!!!むはははははは!!!!!」
幽霊:ーサイレンの音が聞こえてくるー
:
幽霊:「っと……この音は…」
オタク:「いやぁ最近は物騒ですからなぁ!警察さん!いつもお疲れっすぅー!」
幽霊:「……いえ…。あの…パトカー、うちの前に止まってます……」
オタク:「んん!?!?なになぁに!君なんかやらかしたのぉ?」
幽霊:「なにもしてねえよ。…………あっ!!!!そういえばもう母親が帰ってきてる時間…。もしかして不審者が家に侵入してると通報して…!?!」
オタク:「………………」
幽霊:「………………」
オタク:「まずくない?」
幽霊:「はい。大変まずいです…」
:
オタク:「(警察の役)おい!!動くな!!!不法侵入罪で逮捕する!!!!!」
幽霊:「あぁ…終わった…」
オタク:「…」
幽霊:「……」
オタク:「俺の…」
幽霊:「私の…」
オタク:「人生と衣装がぁあああ……!!!(同時に)」
幽霊:「黒歴史ノートがあああああ……!!!(同時に)」
:めでたしめでたし
オタク:「あかりたんのライブ楽しかったなぁ〜!!」
幽霊:「ア…ア」
オタク:「ん?……んんんん!!?!」
オタク:「もしやこれは幽霊…?いやでも結構はっきり見えるな。こういう時は…………無視!!!!!うん無視が1番だな」
幽霊:「ア……あの…」
オタク:「……」
幽霊:「あ、あの〜??」
オタク:「…………」
幽霊:「見えてますよね?」
オタク:「…グッ……」
幽霊:「いや今グッって言った」
オタク:「見えてません」
幽霊:「見えてます。」
オタク:「いーや!!!見えてません!てか見ません!」
幽霊:「めんどくさいなこの人。…まぁ、私の事見える人なんて珍しいしこの人でいいか。ひとつ頼み事をしてもいいですか?困ってるんです」
オタク:「…やだ(小声)」
幽霊:「は?」
オタク:「いやだ!!!!!!!ぜっったいやだ!!!そもそも他の人から見たら一人で喋ってる頭のおかしい変な成人男性なのにこれ以上変人にしないでくれよ!!!!」
幽霊:「いやもう既に変なんで気になりませんって」
オタク:「そういう問題じゃない」
幽霊:「とりあえず話だけでも聞いてくれませんか?」
オタク:「…………」
幽霊:「チッ。ア゙ア゙ー!ほんとめんどくさいなこいつ!」
オタク:「そ、そういう言い方するなら俺は帰る!」
幽霊:「(被せて)すみませんでした。」
オタク:「はや!!!」
幽霊:「ちょっと私事故にあって死んでしまったんですけど…」
オタク:「いや話聞くなんて言ってないんだが」
幽霊:「家に色々黒歴史が残ってて」
オタク:「あ、強行突破する気だーこの人!……もういいや。はいなんです?」
幽霊:「処分してほしいんです!!」
オタク:「……は?」
幽霊:「生前の黒歴史!処分してほしいんですよ。いやほら私幽霊なんで物、触れないじゃないですか」
オタク:「いや…いやいやいやいや!!!むーりむりむりむり!」
幽霊:「そこをなんとか!まじでこのせいで成仏できないっていうか!?幽霊なっちゃった的な?!」
オタク:「(深呼吸)お断りします♡」
幽霊:「……あかりたん…」
オタク:「ん??」
幽霊:「私もあかりたん好きなんですよね〜!!!!期間限定販売のグッズとか持ってますよー?やってくれたらあげちゃおっかなぁ〜????」
オタク:「ふっ……舐められちゃあ困りますな。俺はあかりたんのグッズは全て!!!買っているのだから」
幽霊:「…あかりたんが武道館で着てた衣装持ってます。」
オタク:「…………ん、んんん?(震え声)あの、オークションの…300万で買われた………。お前が買ったの!?!?!?」
幽霊:「はい。300万で落札しました」
オタク:「名前は…?」
幽霊:「はい???」
オタク:「だからお前の名前!!!聞いてんだよ!!!」
幽霊:「いや名前とかもうなんでもいいですよ。幽霊なんでじゃあ「れい」とでも呼んでください」
オタク:「(手のひら返し)れい氏〜〜〜僕がその、黒歴史の処分?だかなんだか知んないけどお手伝いしたら〜……貰っていいんすか」
幽霊:「もちろん」
オタク:「スゥー。…………タダで?」
幽霊:「タダで。」
オタク:「やりまぁぁああす!!!やらせてください」
幽霊:「あ、ちょろいなこいつ」
オタク:「れい氏〜まずは何しましょう〜♪」
幽霊:「家に案内するよ。ついてきて」
オタク:「はぁ〜い…ぐへへ」
幽霊:「きめぇな」
オタク:「ん?何か言いました?」
幽霊:「いえなにも〜」
:ーーー間ーーー
幽霊:「着きました〜ここが私の部屋です」
オタク:「お、おぉぉおおおお!!!!!あかりたんのワンマンライブの写真!?!チェキ!?サイン入りの写真集!?!?天国ッッ」
幽霊:「ゆっくりしてる場合じゃないんです!母が帰ってきてしまうのでなるべく早くお願いしますね」
オタク:「れい氏もなかなかのオタクでござるなぁ〜話が合いそうだ!!君が死んでいるのが残念だ〜よっ!……って重ッ!?!!」
幽霊:「これ私の黒歴史ノートなので全てまとめて燃やします」
オタク:「なになにぃ〜どれどれ」
幽霊:「あっ!ちょ読むな!!!!!」
オタク:「あかりたん…ああ愛しのあかりたん…キミがいるから私は今日も生きられる。私の太陽。Ah〜Love&peace(ピース)…………って
痛った!!!なにこれイタい。超絶イタい」
幽霊:「呪いますよ」
オタク:「(被せて)すみませんでした。」
幽霊:「も〜だから嫌なんです!母親…はまだしも父に見られたら死ぬー!!!」
オタク:「はいはい捨てます燃やします。もう大丈夫ですって。さあ衣装を!衣装を拝ませてくれぇぇい!!」
:ーーー間ーーー
オタク:「これが……これがあかりたんの武道館で着た衣装……本物だぁぁあぁあ」
幽霊:「さぁ、これと黒歴史まるごと持ってさっさと消えてください」
オタク:「ついに…ついに俺の手の中にぃぃぃ〜!!!!!むはははははは!!!!!」
幽霊:ーサイレンの音が聞こえてくるー
:
幽霊:「っと……この音は…」
オタク:「いやぁ最近は物騒ですからなぁ!警察さん!いつもお疲れっすぅー!」
幽霊:「……いえ…。あの…パトカー、うちの前に止まってます……」
オタク:「んん!?!?なになぁに!君なんかやらかしたのぉ?」
幽霊:「なにもしてねえよ。…………あっ!!!!そういえばもう母親が帰ってきてる時間…。もしかして不審者が家に侵入してると通報して…!?!」
オタク:「………………」
幽霊:「………………」
オタク:「まずくない?」
幽霊:「はい。大変まずいです…」
:
オタク:「(警察の役)おい!!動くな!!!不法侵入罪で逮捕する!!!!!」
幽霊:「あぁ…終わった…」
オタク:「…」
幽霊:「……」
オタク:「俺の…」
幽霊:「私の…」
オタク:「人生と衣装がぁあああ……!!!(同時に)」
幽霊:「黒歴史ノートがあああああ……!!!(同時に)」
:めでたしめでたし