台本概要

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タイトル AM6:00
作者名 あの人。
ジャンル ラブストーリー
演者人数 2人用台本(男1、女1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 早朝6時に酔っ払いの男から呼び出される女の話。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
51 同棲中の彼女がいる。呼び出した。
50 独身。呼び出された。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
AM6:00 :マンションのエレベーターが下る音。 :チンと音が鳴り扉が開く :マンションの扉を開ける女 女:はい。 男:いやぁごめん :酒が回りヘラヘラしている男 女:ほんとに悪いと思ってんの。今もう朝の 6時よ 6時。 男:あはは 女:常識的に考えてあり得ないからねほんっと。 男:だよねぇ、わかってる~ 女:わかってるなら呼びつけんな。 男:いやほら、寝てるかな~って思ったんだけど、ほら、起きてたし。 女:まーじ既読つけなきゃよかった。 男:付けちゃったね~ 女:ほんと感謝してよね。こんな時間に呼び出されて出てくるのなんか私くらいよ。 男:頭が上がりませんわ 女:へらへらしやがって、ほんとに思ってんの? 男:思ってる思ってる。 女:はあ。 :寒そうに両手に息を吐く女 男:寒いよね 女:うん。1月北海道の真冬。しかも早朝。寒くないわけがないんだわ。 男:俺の上着着る? 女:いらない。 男:でも 女:(遮って)つうか、帰んないの。 男:タクシーだったんだけど間違ってここで降りちゃった。 女:別に遠くないんだから歩いて帰ればいいじゃん。それかあんた金あるんだしまたタクシーでも拾えば。 男:この時間のタクシーって深夜料金のままのもあるし、普通に数少ない 女:じゃあ歩けば。 男:まあねぇ。 女:… 男:なんか飲む? 女:コンポタ。金ないから買って。 男:はいはいそのつもりですけど、お前いっつも働いてるのに金ないよなぁ。 :自販機でコンポタを 2つ買う男 男:ほい。 女:サンキュ。あっつ! 男:はは、寒いからね :微妙な間 男:あー、だいぶ酔ってるわ。楽しいもん今 女:私は全然だけどね 男:まぁまぁ。 女:…てかまじ帰りなよ。家で彼女待ってるでしょ。 男:うーん 女:…はあ、また喧嘩したの 男:喧嘩っていうかまぁ、いろいろ。 女:あんたらの事情なんて聞かなくても大体わかるよ :コンポタを飲む女 :つられる様に男も飲む 女:でも、こんな時間にほかの女に会いに来てるって事実のほうがよっぽど火に油って感じ 男:わかってる。というか今日は家に彼女いないんだよね 女:ふうん 男:朝まで。 女:あー。 男:知らん男と。 女:まだやってたんだ、パパ活。 男:やめろって言ったんだけどね 女:そうね。 女:で、やけ酒してこんな時間になったと。 男:まぁ。 女:あーほんと無視すりゃよかったわ 男:へへ、すんません :しばしの沈黙 男:ねぇ 女:ん 男:今彼氏いたっけ 女:いたらこんな時間の異性からの呼び出しに応じないわ。冷やかしなら帰るぞ 男:ちがくて :沈黙 男:俺たち知り合ってどんくらいだっけ。 女:5年くらい? 男:もうそんなになるかぁ 女:そんなにでしょ。 :沈黙 女:なに、さっきから何が言いたいの。 男:…俺たちさ 女:… 男:俺たち、付き合わん? 女:は 男:お前といると楽だし、話してて楽しいし酒も同じペースで飲めるじゃん。 女:お前の方が弱いけどね 男:はは、そーでした。 :空いたコンポタの缶を捨てる女 男:ね、だめかな 女:…酔っぱらってるでしょ。 男:まぁ 女:私は酔っ払いの言葉は信じない。あと彼女持ちの言葉。 男:はは、まぁ、そうだよ(ね) 女:(遮って)シラフん時、もっかい言って。 男:え? 女:あと今後こんな時間に連絡してくんな 男:…どうせ来るのに? 女:優しいからね。 :足元の雪を靴で遊ぶ女 女:わかった? 男:…うん 女:よし。じゃあもう用はないね 男:あ、待って 女:はあ、まだなんかあんの。 男:あーごめん。…あのさ、つまりシラフの時に言えば聞いてくれるの? 女:少しはまじめに聞いてやる。まぁでも私は彼女持ちに興味ないけどね。 男:…別れそうなんだよね。 女:ふうん 男:…また連絡する。 女:はいはい、次は常識的な時間でお願いします。 男:それはわからん 女:いい加減にしろよお前 :二人、軽く笑い合う 女:じゃ、まじ帰るわ私。明日、ってか今日か。仕事あるんで。 男:何時から? 女:8時。 男:ほんとよく来たなお前。 女:優しいからね 男:… 女:黙んな。…じゃ、またね。今度感謝の気持ちを込めて飲みを奢りなさい。 男:へーい。おやすみ。

AM6:00 :マンションのエレベーターが下る音。 :チンと音が鳴り扉が開く :マンションの扉を開ける女 女:はい。 男:いやぁごめん :酒が回りヘラヘラしている男 女:ほんとに悪いと思ってんの。今もう朝の 6時よ 6時。 男:あはは 女:常識的に考えてあり得ないからねほんっと。 男:だよねぇ、わかってる~ 女:わかってるなら呼びつけんな。 男:いやほら、寝てるかな~って思ったんだけど、ほら、起きてたし。 女:まーじ既読つけなきゃよかった。 男:付けちゃったね~ 女:ほんと感謝してよね。こんな時間に呼び出されて出てくるのなんか私くらいよ。 男:頭が上がりませんわ 女:へらへらしやがって、ほんとに思ってんの? 男:思ってる思ってる。 女:はあ。 :寒そうに両手に息を吐く女 男:寒いよね 女:うん。1月北海道の真冬。しかも早朝。寒くないわけがないんだわ。 男:俺の上着着る? 女:いらない。 男:でも 女:(遮って)つうか、帰んないの。 男:タクシーだったんだけど間違ってここで降りちゃった。 女:別に遠くないんだから歩いて帰ればいいじゃん。それかあんた金あるんだしまたタクシーでも拾えば。 男:この時間のタクシーって深夜料金のままのもあるし、普通に数少ない 女:じゃあ歩けば。 男:まあねぇ。 女:… 男:なんか飲む? 女:コンポタ。金ないから買って。 男:はいはいそのつもりですけど、お前いっつも働いてるのに金ないよなぁ。 :自販機でコンポタを 2つ買う男 男:ほい。 女:サンキュ。あっつ! 男:はは、寒いからね :微妙な間 男:あー、だいぶ酔ってるわ。楽しいもん今 女:私は全然だけどね 男:まぁまぁ。 女:…てかまじ帰りなよ。家で彼女待ってるでしょ。 男:うーん 女:…はあ、また喧嘩したの 男:喧嘩っていうかまぁ、いろいろ。 女:あんたらの事情なんて聞かなくても大体わかるよ :コンポタを飲む女 :つられる様に男も飲む 女:でも、こんな時間にほかの女に会いに来てるって事実のほうがよっぽど火に油って感じ 男:わかってる。というか今日は家に彼女いないんだよね 女:ふうん 男:朝まで。 女:あー。 男:知らん男と。 女:まだやってたんだ、パパ活。 男:やめろって言ったんだけどね 女:そうね。 女:で、やけ酒してこんな時間になったと。 男:まぁ。 女:あーほんと無視すりゃよかったわ 男:へへ、すんません :しばしの沈黙 男:ねぇ 女:ん 男:今彼氏いたっけ 女:いたらこんな時間の異性からの呼び出しに応じないわ。冷やかしなら帰るぞ 男:ちがくて :沈黙 男:俺たち知り合ってどんくらいだっけ。 女:5年くらい? 男:もうそんなになるかぁ 女:そんなにでしょ。 :沈黙 女:なに、さっきから何が言いたいの。 男:…俺たちさ 女:… 男:俺たち、付き合わん? 女:は 男:お前といると楽だし、話してて楽しいし酒も同じペースで飲めるじゃん。 女:お前の方が弱いけどね 男:はは、そーでした。 :空いたコンポタの缶を捨てる女 男:ね、だめかな 女:…酔っぱらってるでしょ。 男:まぁ 女:私は酔っ払いの言葉は信じない。あと彼女持ちの言葉。 男:はは、まぁ、そうだよ(ね) 女:(遮って)シラフん時、もっかい言って。 男:え? 女:あと今後こんな時間に連絡してくんな 男:…どうせ来るのに? 女:優しいからね。 :足元の雪を靴で遊ぶ女 女:わかった? 男:…うん 女:よし。じゃあもう用はないね 男:あ、待って 女:はあ、まだなんかあんの。 男:あーごめん。…あのさ、つまりシラフの時に言えば聞いてくれるの? 女:少しはまじめに聞いてやる。まぁでも私は彼女持ちに興味ないけどね。 男:…別れそうなんだよね。 女:ふうん 男:…また連絡する。 女:はいはい、次は常識的な時間でお願いします。 男:それはわからん 女:いい加減にしろよお前 :二人、軽く笑い合う 女:じゃ、まじ帰るわ私。明日、ってか今日か。仕事あるんで。 男:何時から? 女:8時。 男:ほんとよく来たなお前。 女:優しいからね 男:… 女:黙んな。…じゃ、またね。今度感謝の気持ちを込めて飲みを奢りなさい。 男:へーい。おやすみ。