台本概要
545 views
タイトル | 指先の恋 |
---|---|
作者名 | むち (@muchi_milk_game) |
ジャンル | ラブストーリー |
演者人数 | 1人用台本(不問1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
ひとりよみです。 性別不問です。 ゆっくり間をとって読んで 5分と少しくらいの長さです。 朗読練習にもどうぞ! 545 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
ぼく | 不問 | 28 | 性別不問。片想い。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
指先の恋
ぼく:「じゃあ・・
ぼく:またね
ぼく:おつかれさま
ぼく:おやすみなさい」
0:
ぼく:ぼくの日課
ぼく:深夜のふたりだけの時間が
ぼく:今日も終わった
0:
ぼく:たったいま切ったばかりなのに
ぼく:まだ話したい、
ぼく:また話したい、
0:
ぼく:何度話しても
0:
ぼく:何時間話しても
0:
ぼく:〝足りない〟と感じるほど
ぼく:
ぼく:きみとの時間は楽しくて
ぼく:
ぼく:あっという間の数時間
0:
ぼく:通話を切ったあとに
ぼく:
ぼく:あぁ幸せだなって
ぼく:
ぼく:じんわり、ゆっくり、
ぼく:
ぼく:日々、胸の中にたまっていく想い
0:
ぼく:その想いがどんな種類なのか
ぼく:
ぼく:どんな言葉が当てはまるのか
ぼく:
ぼく:今のぼくには
ぼく:
ぼく:まだ答えがわからないけど
0:
ぼく:でもぼくが確かに言えることは
ぼく:
ぼく:きみはぼくにとって
ぼく:
ぼく:大切で必要な存在だってこと
0:
ぼく:余計なことを考えず
ぼく:
ぼく:シンプルに
ぼく:
ぼく:自分が感じるままの
ぼく:
ぼく:この気持ちを大切にしたい
0:
ぼく:・・・なんて
ぼく:
ぼく:頭の中でこんなふうに
ぼく:
ぼく:かっこつけて考えたりするけど
0:
ぼく:ただ
ぼく:
ぼく:きみのことが
ぼく:
ぼく:どうしようもなく好きなだけ、
0:
ぼく:でも変わることが怖くて
ぼく:
ぼく:なかなか踏み込めないままで。
0:
ぼく:それでもまた1日の最後の時間、
ぼく:
ぼく:眠るまでの時間、
ぼく:
ぼく:きみの声をできるだけ聞いていたい、
ぼく:
ぼく:そう思ってしまう。
0:
ぼく:「今から話せる?」
ぼく:
ぼく:「声が聴きたいな」
0:
ぼく:打って
ぼく:
ぼく:消して
ぼく:
ぼく:また打って。
ぼく:
ぼく:迷う指先
0:
ぼく:きみとぼくの想いが
ぼく:
ぼく:同じならいいのに、
0:
ぼく:そんな自分勝手でわがままな願いを
ぼく:
ぼく:口には出せずに
ぼく:
ぼく:ひっそりスマホのメモ機能で文字に残す
0:
ぼく:こんなにも溢れてしまっている
ぼく:
ぼく:ぼくの気持ち
ぼく:
ぼく:本当はきみと話すたびに
ぼく:
ぼく:口から零れそうになってしまう
0:
ぼく:でもこんなの自己満足な気持ち
ぼく:
ぼく:だからきみには伝える気はない
0:
ぼく:嫌われてしまうことがこわい
0:
ぼく:いまきみに拒絶されてしまっても
ぼく:
ぼく:離れることなんて出来ないから。
ぼく:
ぼく:離れたくないから。
0:
ぼく:だから
ぼく:いまは
ぼく:
ぼく:伝えないことが
ぼく:
ぼく:最善な気がするから
0:
ぼく:静かに胸の奥にしまっている。
0:
ぼく:「今日も幸せだったな」
ぼく:
ぼく:「明日もまた、きみの声が聴けたらいいな」
0:
ぼく:指先でなら
ぼく:
ぼく:いくらでも素直に伝えられるのに。
ぼく:
ぼく:やっぱり口には出せない
0:
ぼく:きみは知らないと思うけど、
ぼく:
ぼく:ぼくは毎日きみのことを考えながら
ぼく:
ぼく:眠りにつくんだよ
0:
ぼく:おやすみなさい、また明日。
指先の恋
ぼく:「じゃあ・・
ぼく:またね
ぼく:おつかれさま
ぼく:おやすみなさい」
0:
ぼく:ぼくの日課
ぼく:深夜のふたりだけの時間が
ぼく:今日も終わった
0:
ぼく:たったいま切ったばかりなのに
ぼく:まだ話したい、
ぼく:また話したい、
0:
ぼく:何度話しても
0:
ぼく:何時間話しても
0:
ぼく:〝足りない〟と感じるほど
ぼく:
ぼく:きみとの時間は楽しくて
ぼく:
ぼく:あっという間の数時間
0:
ぼく:通話を切ったあとに
ぼく:
ぼく:あぁ幸せだなって
ぼく:
ぼく:じんわり、ゆっくり、
ぼく:
ぼく:日々、胸の中にたまっていく想い
0:
ぼく:その想いがどんな種類なのか
ぼく:
ぼく:どんな言葉が当てはまるのか
ぼく:
ぼく:今のぼくには
ぼく:
ぼく:まだ答えがわからないけど
0:
ぼく:でもぼくが確かに言えることは
ぼく:
ぼく:きみはぼくにとって
ぼく:
ぼく:大切で必要な存在だってこと
0:
ぼく:余計なことを考えず
ぼく:
ぼく:シンプルに
ぼく:
ぼく:自分が感じるままの
ぼく:
ぼく:この気持ちを大切にしたい
0:
ぼく:・・・なんて
ぼく:
ぼく:頭の中でこんなふうに
ぼく:
ぼく:かっこつけて考えたりするけど
0:
ぼく:ただ
ぼく:
ぼく:きみのことが
ぼく:
ぼく:どうしようもなく好きなだけ、
0:
ぼく:でも変わることが怖くて
ぼく:
ぼく:なかなか踏み込めないままで。
0:
ぼく:それでもまた1日の最後の時間、
ぼく:
ぼく:眠るまでの時間、
ぼく:
ぼく:きみの声をできるだけ聞いていたい、
ぼく:
ぼく:そう思ってしまう。
0:
ぼく:「今から話せる?」
ぼく:
ぼく:「声が聴きたいな」
0:
ぼく:打って
ぼく:
ぼく:消して
ぼく:
ぼく:また打って。
ぼく:
ぼく:迷う指先
0:
ぼく:きみとぼくの想いが
ぼく:
ぼく:同じならいいのに、
0:
ぼく:そんな自分勝手でわがままな願いを
ぼく:
ぼく:口には出せずに
ぼく:
ぼく:ひっそりスマホのメモ機能で文字に残す
0:
ぼく:こんなにも溢れてしまっている
ぼく:
ぼく:ぼくの気持ち
ぼく:
ぼく:本当はきみと話すたびに
ぼく:
ぼく:口から零れそうになってしまう
0:
ぼく:でもこんなの自己満足な気持ち
ぼく:
ぼく:だからきみには伝える気はない
0:
ぼく:嫌われてしまうことがこわい
0:
ぼく:いまきみに拒絶されてしまっても
ぼく:
ぼく:離れることなんて出来ないから。
ぼく:
ぼく:離れたくないから。
0:
ぼく:だから
ぼく:いまは
ぼく:
ぼく:伝えないことが
ぼく:
ぼく:最善な気がするから
0:
ぼく:静かに胸の奥にしまっている。
0:
ぼく:「今日も幸せだったな」
ぼく:
ぼく:「明日もまた、きみの声が聴けたらいいな」
0:
ぼく:指先でなら
ぼく:
ぼく:いくらでも素直に伝えられるのに。
ぼく:
ぼく:やっぱり口には出せない
0:
ぼく:きみは知らないと思うけど、
ぼく:
ぼく:ぼくは毎日きみのことを考えながら
ぼく:
ぼく:眠りにつくんだよ
0:
ぼく:おやすみなさい、また明日。