声劇台本置き場

0：『お笑い入りのお酒で酔っていきませんか』 0：【笑酎】 0：「東京と大阪の話」 ikechan：はいどーもー！ikechanですー ひよこ：どーもー！！ひよこですー2人で漫才していくので宜しくお願いしますー！ ikechan：ありがとうございますーこんな変なのに出させて頂いてー ひよこ：いやいや、言い方！ありがたい話じゃないのよ！ ikechan：ねー！ほんとにありがたいお話でございますわよー精一杯頑張りますので宜しくお願い致します！っつってね！ ひよこ：そういえばこの前ね、 ikechan：はいはいはいはいはい ひよこ：いや、はいが多いわ！私ですね！この間大阪行きましてね！ ikechan：あら、嬉しい！良いところやったでしょぉ！どうだったん？ ひよこ：まぁ、色々いきましたけど大阪の料理、あれなんですか？油の串？ ikechan：油の串ってなんや！！串揚げや！ ひよこ：その串揚げさぁ、どこ見てもそればっかじゃん！ ikechan：そんな事ないよ！たこ焼きだってあるし、明石焼きだってあるよ！ ひよこ：串揚げとたこしかないの大阪は？東京はいっぱいあるのにねぇ！ ikechan：…ほんなら、言わしてもらいますけどね！ ひよこ：あ！これスイッチはいったな、おん ikechan：この前東京に行って西麻布で料理食べたんやけどね！ ひよこ：あら、ずいぶんオシャレなところ行ったね！ ikechan：こーんな大きい皿にこーんなちょっとの料理しか置いてなくてよ！あと、ぺぺっとソースがあるかどうかも分からんちっこいのがあったんよ！ ひよこ：いや、声だけの漫才で「こーんな」って言っても伝わらんよ！しかもそれ、コースじゃないの？おそらく ikechan：もう、あたす我慢できなくて思わず言ってやったわ！ ひよこ：うん！なんて言ったのよ ikechan：おい、あんたのところのキッチンは全部アルコールランプで料理してるんか！ ひよこ：なんてこと言うのよ！ちゃんと謝りなさいよ！ ikechan：いや絶対謝らへん！あと、もう一つあったわ！ ひよこ：何よ！ ikechan：東京の地下鉄が迷路すぎる！！ ひよこ：そんな事ないよ！ちゃんと案内板見れば分かるでしょ！ ikechan：おまえ今、案内板言うたな！見て分かるか？あれ？ ひよこ：分かるよ！ ikechan：あれ、もう蜘蛛の巣やで！ ひよこ：なんて事いうの！ ikechan：そうやろ！だってー！ ikechan：ここ行ったらCに出てーとかBじゃなくてAに出てーとかあんなん人間関係ぐらいごちゃごちゃしてるよ！ ひよこ：どういう事よ人間関係で何があったの！ ikechan：いやいやちゃうのよ！東京観光してる時にな地下鉄使うやん！ ひよこ：おん、確かに使うねー ikechan：途中道が分からなくなって東京の人に聞いたんよ、あのーすみません！東京スカイツリーにいきたいんやけどー言うて ひよこ：おん ikechan：ほんならな！すぐそこの駅員さんに聞いた方がいいじゃないですか？言われて ひよこ：おん ikechan：冷たいでー東京 ひよこ：いや、その人は急いでたんじゃないの？ ikechan：ほんで隣の人に聞いたんよ ひよこ：いや、駅員さんに聞けって ikechan：そしたらすぐそこの駅員さんに聞いた方がいいじゃないですか？ってさっき言うたでしょ言われて ひよこ：あ！隣の人って連れの人ね！ ikechan：冷たいでー東京！ ひよこ：そりゃ同じ事言われるわ！あんた！ ひよこ：ちゃんと駅員さんに聞いて駅員さんに！ ikechan：ほんで駅員さんに聞いたんよ！ ひよこ：お、やっとか！ ikechan：そしたら、すぐ先のあっちの階段を上がってコインロッカーが見えるとおもうんで２つ目のあっちの階段を降りてくださいって言うから行ったんよ！そっちに！ ひよこ：うん、どうでもいいけどあっちとかそっちとか言われても伝わらんよ ikechan：ほんならな！なんーもない道路だけのとこに出て、あたす、あっちに行きたいのに、こっちのところはー横断歩道があるところから探さなあかんスタートやったから！！あたす！！30分も遅刻したねんぞ！ ひよこ：いや！知らん知らん！なに、怒ってるの！？ ikechan：思い出したら腹たってきたわ！あの時の感情が出てしもうたわ！ ひよこ：おー！落ち着いて落ち着いて！ ikechan：こういう時は人という字を書くんやったな ひよこ：うん！そうそう ikechan：人という字を書いて………フン！！！ ひよこ：投げるな！！アホ！ ikechan：あいつ……東京に引っ越したらしいで… ひよこ：なんの話！！？ ikechan：ふぅー落ち着いたぁ ひよこ：いやこっちが落ち着かない！え！？落ち着かせる方法が独特すぎるよ！ ikechan：あ！これ、申し訳ないですけど大阪やったら道案内してくれるで ひよこ：急にもどるやん！うそ？まじで？ ikechan：この前な！そこら辺のおっさんに通天閣行きたいんですけどー言うたら ひよこ：あんた関西人だったら通天閣ぐらい行けるようにしとけ！ ikechan：ピッタリ後ろ付いてくれて右、左言うてくれんねんで ひよこ：普通前でしょ！ピッタリ後ろにってお前ドラクエか！ ikechan：いや！FFや！ ひよこ：どっちでもいいわ！そんなもん！道案内のおっさん、仲間になってもでしょ！それ！ ikechan：こう、歩いてるとな、途中で言うてくれるんよあっ違うそこの階段やない！ ひよこ：えっ？ ikechan：すぐさっきのあっちの階段や ひよこ：ん？ ikechan：ほんならコインロッカー２つ目のあっちの階段降りてー ひよこ：いや、それ！さっきの東京の駅員さん！！また大阪に引っ越したんか！？ ikechan：ん？なんの話？ ひよこ：いや！こっちのセリフ！！ ikechan：もうずっとうるさいから途中やかましいって突き飛ばしましたわ ひよこ：そんな優しいおっさんを突き飛ばすなよ！ ikechan：そしたら、反論してきてな！ ひよこ：そりゃあ、あんたやかましいって突き飛ばしたら、突っかかってくるでしょうよ！ ikechan：そのおっさんが案内板見て、もう、蜘蛛の巣みたいやから見ても分からへんやろー！言うて ひよこ：あ！大阪でも！！？ ikechan：こんなん人間関係ぐらいごちゃごちゃしてんねんで！言うて ひよこ：おう！デジャブ！ ikechan：そのあと、おっさんとご飯食べに行ったんよ ひよこ：よく、そのおっさんとご飯食べられるなぁ！ ikechan：ほんならな！こーーんのぐらい大きい皿にな ひよこ：このぐらいって！だから声漫才やからわからないって！ ikechan：こーんなちっさい料理がのっててソースもぺぺっと少ししか乗ってなくてな ひよこ：まさか！！ ikechan：あたす言ってやったわ！！ ひよこ：これもう！聞いてるリスナーさんも分かるとおもうよ！これ ikechan：オイ！お前の所のキッチンは（アルコール） ひよこ：（被せて）アルコールランプで作ってるのかー！！ ikechan：なんでわかったん！？ ひよこ：いや、これお互い初対面同士でも分かるわ！ ikechan：んじゃあー東京のいい所100個以上あげていこうかぁ！ ひよこ：お前、めちゃくちゃ東京好きじゃん！ ひよこ：もういいぜ！ありがとうございました！