台本概要

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タイトル キモダメシ
作者名 そらいろ  (@sorairo_0801)
ジャンル コメディ
演者人数 3人用台本(男2、女1)
時間 10 分
台本使用規定 台本説明欄参照
説明 はねだきょうさんとの共同作品です!!

台本をご利用の際は、作者名、作品名、台本URLを記載して頂けると嬉しいです。
アドリブなど大歓迎ですので、ご自由に演じてください。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
征太郎 43 兄。しっかり者
勇次郎 49 弟。よわむし
28 廃墟にいる謎の女
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
『配信者』 幽霊・魂(こん)♀ 征太郎(せいたろう)♂ 勇次郎(ゆうじろう)♂ 征太郎:「ここがこの辺で1番出るって噂の心霊スポットか」 勇次郎:「うわぁ…。廃病院ってやっぱり怖いなぁ…」 征太郎:「おい、ゆう!俺にくっつくな!」 勇次郎:「だって…」 征太郎:「あぁうっとおしい!ほら、突っ立ってないでとっとと行くぞ!」 勇次郎:「ちょっ!置いてかないでくれよ兄貴ィ!」 0:中に入る二人 勇次郎:「うわ…暗いな。兄貴、足下気をつけろよ」 征太郎:「あぁ。ゆう、ライトの予備はちゃんと準備してあるか?」 勇次郎:「もちろんだ」 征太郎:「よし!じゃあ進むぞ」 0:物陰から二人を覗く謎の女 魂:「ふふ…やっと…来てくれた…(ボソッ)」 0: 征太郎:「…。中は、結構冷えるな」 勇次郎:「確かに…。外はあんなに蒸し暑かったってのに」 0:(ガサッ) 勇次郎:「ヒッ!!」 征太郎:「なんだ!?って、ネズミじゃねぇか。ビビるんじゃねぇよ」 勇次郎:「ご、ごめん。けど兄貴、ここ…思ってたよりも気味悪いな」 征太郎:「そうだな。車いすとか治療用の機材とかそのまんま残ってるし。うわ、注射器まであるぞ」 勇次郎:「本当だ…空気もなんかどんよりしてるし」 征太郎:「ここが階段だな。よし…二階も行ってみるか」 勇次郎:「あ、あぁ」 征太郎:「はぐれるなよ」 勇次郎:「おう」 0: 征太郎:「この病室で最後だけど…幽霊いないな」 勇次郎:「だな」 征太郎:「ほっとした顔してるんじゃねーよ」 勇次郎:「はぁ。今回も空振りかぁ…。どこかに可愛い幽霊いないかなぁ」 征太郎:「可愛い幽霊ってもはやレアな存在だよな。幽霊の中でもSSRだきっと」 勇次郎:「確かに。病院なんだし、ナース姿の幽霊に会えるかなぁってちょっと期待してたのにさ」 征太郎:「ま、病院だとお年寄りの幽霊の方が圧倒的に多そうだけどな」 勇次郎:「(大きなため息)だよなぁ…」 征太郎:「じゃあそろそろ帰るか」 勇次郎:「そうだな」 魂:「(被せて)あなたはだぁれ…?(ボソッ)」 征太郎:「!?ゆう、お前、今なにか言ったか!?」 勇次郎:「え?そうだな…って」 征太郎:「その後だよっ…!!」 勇次郎:「はぁ?その後って」 魂:「あなたたちは、だぁれ…?(ボソッ)」 勇次郎:「え!なになになに!!」 征太郎:「おい、今、女の声聞こえたよな!?」 勇次郎:「あ、あぁ、聞こえた!」 魂:「ふふふ」 征太郎:「で、でもどこから!?」 勇次郎:「!!…兄貴、…なんかあそこの部屋から薄い人影みたいなの見えないか…?」 征太郎:「…確かに…。よし、行ってみるぞ」 勇次郎:「え、ま、マジかよ兄貴ィ…」 征太郎:「なんのためにここまで来たと思ってるんだよ!!」 勇次郎:「うぅ…」 0: 征太郎:「なんか…空気重いな…」 魂:「私がいるからね…(ボソッ)」 勇次郎:「なんか誰かに見られてるような感じもする…。」 魂:「ずっと見てるよ…。初めから…。(ボソッ)」 征太郎:「ん?なんか、ライトの調子悪くないか?明かりが弱くなってるような」 魂:「私に…気づいて(ボソッ)」 0:ライトが消える 勇次郎:「ラ、ラ、ラ、ライトが消えた!?な、なんで急にっ!?」 征太郎:「おちつけ!!ゆう!!予備があるだろっ!!」 勇次郎:「そ、そ、そうか!!…よし、ついた!!」 魂:「やっと…会えた」 勇次郎:「でたぁぁぁぁぁ(同時に)」 征太郎:「でたぁぁぁぁぁ(同時に)」 魂:「ふふふっ」 勇次郎:「さ、さ、さ貞子だぁぁぁーーーー!」 征太郎:「ゆう!!早く逃げるぞっ!!」 勇次郎:「ま、待ってよ、兄貴!!」 魂:「ねぇ…どうして逃げるの?私に会いに来たんでしょう。ねぇねぇねぇ」 勇次郎:「くるなぁぁぁ。俺が会いたかったのはナース姿の幽霊だぁぁぁ!」 征太郎:「貞子なんて出てきたら流石の俺らだって逃げるに決まってんだろぉぉ!!こえーよ」 魂:「ふふ、私と一緒に遊びましょう?」 勇次郎:「いーやーだーっ!!」 征太郎:「くそっ。髪で前が見えないはずなのになんて足の速さだこいつ!!!」 魂:「私、速さには自信があるの」 勇次郎:「兄貴ィィィィィ!!追いつかれるってぇぇぇぇ」 征太郎:「ゆう、後ろ振り返るな!!」 魂:「あぁ…分かった…これは鬼ごっこね?ふふふ。私、追いかけるの大好きなの…どこまでもあなたたちを追いかけてあげる。永遠に…ね」 勇次郎:「だぁぁぁストーカータイプの幽霊だぁぁぁ。おい!!そんなに重いとモテないぞ!!!」 魂:「大丈夫。私浮いてるから♡」 勇次郎:「その重いじゃねーんだよぉぉぉぉぉ。っていうか足で普通に走ってるじゃねーか!!」 征太郎:「おい、お前だって今まで一度もモテたことないだろう!!!」 勇次郎:「ええええ…兄貴ひどーい」 征太郎:「いっそお前今から口説いてくれば?上手くいけば助かるかもしれないぞ!!!」 勇次郎:「兄貴!さすがにモテない俺だって誰でもいいわけじゃないんだからな!!」 征太郎:「贅沢言うな!!選べる顔してないだろお前」 勇次郎:「体力尽きる前にメンタル持たないってェェェェ!!」 征太郎:「憑りつかれたくないならもっと速く走れ!!」 0: 勇次郎:「あ、兄貴!」 征太郎:「っつ!くそ…行き止まりだ」 魂:「ふふ。お・い・つ・い・た♡」 征太郎:「くっそ…どうすれば…あ、ゆう!!そっちの部屋だっ!!早く入れ!」 勇次郎:「あ、あぁ!」 0:病室に入る 勇次郎:「くそっ!鍵が壊れてる!」 魂:「そこに隠れても無駄よ。鬼ごっこはもうおしまい。ふふっ、うふふっ、あはははははは!!」 征太郎:「おいおいおいおい!くるぞくるぞ!俺はドア抑えてるから、はやく椅子とか机でドア塞げ!!」 勇次郎:「わ、わかった!!!」 0:(ドンドン) 勇次郎:「よしっ!できたぞ」 征太郎:「これで少しは時間が稼げるはずだ」 魂:「二人でなにしてるの~?私も混ぜてよ」 征太郎:「くそ。ここからどうすれば…」 勇次郎:「どうする兄貴ィ」 魂:「あ~け~て~」 征太郎:「あ、ゆう!あそこの小窓だ!!いそげっ!!」 勇次郎:「分かった!」 魂:「ね~え。開けてよぉ~」 勇次郎:「よし。こっちは大丈夫だ!兄貴もはやく!!」 征太郎:「あぁ!!よいしょっと」 魂:「え、ちょっと、ほんとに開けて?」 勇次郎:「ふぅ。間一髪だったな、兄貴」 征太郎:「あぁ。やっぱり病院はだめだな。次行くぞ、ゆう」 勇次郎:「だね、兄貴!」 魂:「あ、あれ?いる?」 勇次郎:「今度は温泉街の廃ホテル行こうよ。そこなら浴衣の幽霊いるかもしれないし」 征太郎:「あぁそうだな。俺もおしとやかな幽霊の方が好きだ」 勇次郎:「だな。俺もさっきみたいな重い女性の幽霊はちょっと無理だ」 征太郎:「仕切り直しだな!」 魂:「おーい…聞こえてる~?…え?」 0:【間】 魂:「どりやぁぁぁぁぁ!!(ドアをけり破る)はぁ…はぁ…。やっと開いたわ。あなたたち!って…あれ、いないじゃない!うっそーぉ…。あーあ、ネタばらしする前に行っちゃった。1カ月も泊まり込みして仕掛けも頑張ったのに…まぁ動画も録れたし、生配信できたし…いっか!!」 0:女。カメラを構える 魂:「ふふん。てことで!!今回の『心霊スポットに来た人をを驚かしてみた!!』どうだったかな??今日は心霊スポットに来ていた兄弟を驚かしてみました!まぁネタばらしする前に逃げられちゃったんだけど。お!コメント欄も盛り上がってるねぇ。なになに?〈誰を追いかけてたの〉〈何も映ってなかった〉うんうん!…え?〈逆に怖かった〉〈でも勝手にドア開いたりしてたよね〉〈微かに男の声入ってたような〉。…あははは。みんな私を驚かせようとしてるんだなぁ。もう、魂ちゃん泣いちゃうぞ!!じゃぁ、今回はここまで!明日はASMR配信だよ!みんなを覚めない眠りに落としてあ・げ・るっ♪それでは、幽霊魂ちゃんのドキドキチャンネルでした〜、またねっ♪」 0:配信を切る 魂:「あーつかれた。かえってはやく寝よ…」 0:後日 魂:(M)次の日私は、昨日の動画を編集するために、部屋でひとり動画を再生した 0: 魂:「今回めっちゃ盛り上がったし、第2弾として、次は温泉街の廃ホテルに行ってみようかなぁ。ふふ。登録者も増えたし最高!!よしっ昨日の動画はちゃんと撮れてるかなぁ~。…え。なななななな何で!!誰も…うつって…ない!!?え、嘘でしょ!じゃあ私が追いかけたあの兄弟は…ま、ま、ま、まさか…いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 0: 魂:(M)この出来事から2か月後、今度は廃ホテルでまたあの兄弟と遭遇することになるんだけど…その話は次の機会に!

『配信者』 幽霊・魂(こん)♀ 征太郎(せいたろう)♂ 勇次郎(ゆうじろう)♂ 征太郎:「ここがこの辺で1番出るって噂の心霊スポットか」 勇次郎:「うわぁ…。廃病院ってやっぱり怖いなぁ…」 征太郎:「おい、ゆう!俺にくっつくな!」 勇次郎:「だって…」 征太郎:「あぁうっとおしい!ほら、突っ立ってないでとっとと行くぞ!」 勇次郎:「ちょっ!置いてかないでくれよ兄貴ィ!」 0:中に入る二人 勇次郎:「うわ…暗いな。兄貴、足下気をつけろよ」 征太郎:「あぁ。ゆう、ライトの予備はちゃんと準備してあるか?」 勇次郎:「もちろんだ」 征太郎:「よし!じゃあ進むぞ」 0:物陰から二人を覗く謎の女 魂:「ふふ…やっと…来てくれた…(ボソッ)」 0: 征太郎:「…。中は、結構冷えるな」 勇次郎:「確かに…。外はあんなに蒸し暑かったってのに」 0:(ガサッ) 勇次郎:「ヒッ!!」 征太郎:「なんだ!?って、ネズミじゃねぇか。ビビるんじゃねぇよ」 勇次郎:「ご、ごめん。けど兄貴、ここ…思ってたよりも気味悪いな」 征太郎:「そうだな。車いすとか治療用の機材とかそのまんま残ってるし。うわ、注射器まであるぞ」 勇次郎:「本当だ…空気もなんかどんよりしてるし」 征太郎:「ここが階段だな。よし…二階も行ってみるか」 勇次郎:「あ、あぁ」 征太郎:「はぐれるなよ」 勇次郎:「おう」 0: 征太郎:「この病室で最後だけど…幽霊いないな」 勇次郎:「だな」 征太郎:「ほっとした顔してるんじゃねーよ」 勇次郎:「はぁ。今回も空振りかぁ…。どこかに可愛い幽霊いないかなぁ」 征太郎:「可愛い幽霊ってもはやレアな存在だよな。幽霊の中でもSSRだきっと」 勇次郎:「確かに。病院なんだし、ナース姿の幽霊に会えるかなぁってちょっと期待してたのにさ」 征太郎:「ま、病院だとお年寄りの幽霊の方が圧倒的に多そうだけどな」 勇次郎:「(大きなため息)だよなぁ…」 征太郎:「じゃあそろそろ帰るか」 勇次郎:「そうだな」 魂:「(被せて)あなたはだぁれ…?(ボソッ)」 征太郎:「!?ゆう、お前、今なにか言ったか!?」 勇次郎:「え?そうだな…って」 征太郎:「その後だよっ…!!」 勇次郎:「はぁ?その後って」 魂:「あなたたちは、だぁれ…?(ボソッ)」 勇次郎:「え!なになになに!!」 征太郎:「おい、今、女の声聞こえたよな!?」 勇次郎:「あ、あぁ、聞こえた!」 魂:「ふふふ」 征太郎:「で、でもどこから!?」 勇次郎:「!!…兄貴、…なんかあそこの部屋から薄い人影みたいなの見えないか…?」 征太郎:「…確かに…。よし、行ってみるぞ」 勇次郎:「え、ま、マジかよ兄貴ィ…」 征太郎:「なんのためにここまで来たと思ってるんだよ!!」 勇次郎:「うぅ…」 0: 征太郎:「なんか…空気重いな…」 魂:「私がいるからね…(ボソッ)」 勇次郎:「なんか誰かに見られてるような感じもする…。」 魂:「ずっと見てるよ…。初めから…。(ボソッ)」 征太郎:「ん?なんか、ライトの調子悪くないか?明かりが弱くなってるような」 魂:「私に…気づいて(ボソッ)」 0:ライトが消える 勇次郎:「ラ、ラ、ラ、ライトが消えた!?な、なんで急にっ!?」 征太郎:「おちつけ!!ゆう!!予備があるだろっ!!」 勇次郎:「そ、そ、そうか!!…よし、ついた!!」 魂:「やっと…会えた」 勇次郎:「でたぁぁぁぁぁ(同時に)」 征太郎:「でたぁぁぁぁぁ(同時に)」 魂:「ふふふっ」 勇次郎:「さ、さ、さ貞子だぁぁぁーーーー!」 征太郎:「ゆう!!早く逃げるぞっ!!」 勇次郎:「ま、待ってよ、兄貴!!」 魂:「ねぇ…どうして逃げるの?私に会いに来たんでしょう。ねぇねぇねぇ」 勇次郎:「くるなぁぁぁ。俺が会いたかったのはナース姿の幽霊だぁぁぁ!」 征太郎:「貞子なんて出てきたら流石の俺らだって逃げるに決まってんだろぉぉ!!こえーよ」 魂:「ふふ、私と一緒に遊びましょう?」 勇次郎:「いーやーだーっ!!」 征太郎:「くそっ。髪で前が見えないはずなのになんて足の速さだこいつ!!!」 魂:「私、速さには自信があるの」 勇次郎:「兄貴ィィィィィ!!追いつかれるってぇぇぇぇ」 征太郎:「ゆう、後ろ振り返るな!!」 魂:「あぁ…分かった…これは鬼ごっこね?ふふふ。私、追いかけるの大好きなの…どこまでもあなたたちを追いかけてあげる。永遠に…ね」 勇次郎:「だぁぁぁストーカータイプの幽霊だぁぁぁ。おい!!そんなに重いとモテないぞ!!!」 魂:「大丈夫。私浮いてるから♡」 勇次郎:「その重いじゃねーんだよぉぉぉぉぉ。っていうか足で普通に走ってるじゃねーか!!」 征太郎:「おい、お前だって今まで一度もモテたことないだろう!!!」 勇次郎:「ええええ…兄貴ひどーい」 征太郎:「いっそお前今から口説いてくれば?上手くいけば助かるかもしれないぞ!!!」 勇次郎:「兄貴!さすがにモテない俺だって誰でもいいわけじゃないんだからな!!」 征太郎:「贅沢言うな!!選べる顔してないだろお前」 勇次郎:「体力尽きる前にメンタル持たないってェェェェ!!」 征太郎:「憑りつかれたくないならもっと速く走れ!!」 0: 勇次郎:「あ、兄貴!」 征太郎:「っつ!くそ…行き止まりだ」 魂:「ふふ。お・い・つ・い・た♡」 征太郎:「くっそ…どうすれば…あ、ゆう!!そっちの部屋だっ!!早く入れ!」 勇次郎:「あ、あぁ!」 0:病室に入る 勇次郎:「くそっ!鍵が壊れてる!」 魂:「そこに隠れても無駄よ。鬼ごっこはもうおしまい。ふふっ、うふふっ、あはははははは!!」 征太郎:「おいおいおいおい!くるぞくるぞ!俺はドア抑えてるから、はやく椅子とか机でドア塞げ!!」 勇次郎:「わ、わかった!!!」 0:(ドンドン) 勇次郎:「よしっ!できたぞ」 征太郎:「これで少しは時間が稼げるはずだ」 魂:「二人でなにしてるの~?私も混ぜてよ」 征太郎:「くそ。ここからどうすれば…」 勇次郎:「どうする兄貴ィ」 魂:「あ~け~て~」 征太郎:「あ、ゆう!あそこの小窓だ!!いそげっ!!」 勇次郎:「分かった!」 魂:「ね~え。開けてよぉ~」 勇次郎:「よし。こっちは大丈夫だ!兄貴もはやく!!」 征太郎:「あぁ!!よいしょっと」 魂:「え、ちょっと、ほんとに開けて?」 勇次郎:「ふぅ。間一髪だったな、兄貴」 征太郎:「あぁ。やっぱり病院はだめだな。次行くぞ、ゆう」 勇次郎:「だね、兄貴!」 魂:「あ、あれ?いる?」 勇次郎:「今度は温泉街の廃ホテル行こうよ。そこなら浴衣の幽霊いるかもしれないし」 征太郎:「あぁそうだな。俺もおしとやかな幽霊の方が好きだ」 勇次郎:「だな。俺もさっきみたいな重い女性の幽霊はちょっと無理だ」 征太郎:「仕切り直しだな!」 魂:「おーい…聞こえてる~?…え?」 0:【間】 魂:「どりやぁぁぁぁぁ!!(ドアをけり破る)はぁ…はぁ…。やっと開いたわ。あなたたち!って…あれ、いないじゃない!うっそーぉ…。あーあ、ネタばらしする前に行っちゃった。1カ月も泊まり込みして仕掛けも頑張ったのに…まぁ動画も録れたし、生配信できたし…いっか!!」 0:女。カメラを構える 魂:「ふふん。てことで!!今回の『心霊スポットに来た人をを驚かしてみた!!』どうだったかな??今日は心霊スポットに来ていた兄弟を驚かしてみました!まぁネタばらしする前に逃げられちゃったんだけど。お!コメント欄も盛り上がってるねぇ。なになに?〈誰を追いかけてたの〉〈何も映ってなかった〉うんうん!…え?〈逆に怖かった〉〈でも勝手にドア開いたりしてたよね〉〈微かに男の声入ってたような〉。…あははは。みんな私を驚かせようとしてるんだなぁ。もう、魂ちゃん泣いちゃうぞ!!じゃぁ、今回はここまで!明日はASMR配信だよ!みんなを覚めない眠りに落としてあ・げ・るっ♪それでは、幽霊魂ちゃんのドキドキチャンネルでした〜、またねっ♪」 0:配信を切る 魂:「あーつかれた。かえってはやく寝よ…」 0:後日 魂:(M)次の日私は、昨日の動画を編集するために、部屋でひとり動画を再生した 0: 魂:「今回めっちゃ盛り上がったし、第2弾として、次は温泉街の廃ホテルに行ってみようかなぁ。ふふ。登録者も増えたし最高!!よしっ昨日の動画はちゃんと撮れてるかなぁ~。…え。なななななな何で!!誰も…うつって…ない!!?え、嘘でしょ!じゃあ私が追いかけたあの兄弟は…ま、ま、ま、まさか…いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 0: 魂:(M)この出来事から2か月後、今度は廃ホテルでまたあの兄弟と遭遇することになるんだけど…その話は次の機会に!