台本概要

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タイトル 壺先
作者名 うどんマン  (@hello_udon_don)
ジャンル その他
演者人数 2人用台本(男2)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 学園ミステリー。

憧れの壺屋先生の正体は

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
壺屋 49 壺屋先生。立派な主任の先生
遠藤 50 遠藤先生。先生になりたての副担任
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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壺屋:で?さらに30分がたったわけだが… 壺屋:誰も名乗りでないんだな? 壺屋:ふぅ… 遠藤:壺屋先生、外も暗くなってきました。そろそろ下校させた方がいいかと 壺屋:そうは言ってもなぁ 遠藤:門限に厳しい親御さんもいらっしゃいますし…、これ以上は問題になりませんかね 壺屋:東原の靴が盗まれてまだ見つかってないっていうのに、このまま帰せるか。犯人が名乗り出るまで全員で居残りだ 遠藤:犯人捜しは得策とは思えませんが… 壺屋:仲間だろ!大切なクラスメイトにこんな陰湿なことをするやつが俺は大っ嫌いなんだ! 壺屋:聞いてんのか!?もう一度言うぞ。東原の靴を隠したやつ、正直に名乗り出ろ。 0:…。 遠藤:…わかりました。もう遅いので、あとは先生たちで探しておきます。皆さんは気をつけて下校して下さい。 遠藤:もう靴隠しなんて子供みたいなことしないで下さいね? 0:…。 0:クラスメイト下校、職員室にて 壺屋:東原、すまんな。靴は先生たちが見つけるから今日はお前も帰れ。ほら、俺の貸してやる。BIGサイズだぞ~ 壺屋:…バーカ。臭くねぇっつーの。 壺屋:明日はそれ履いて登校してこいよ。先生のだからなちゃんと返せよ?約束だ。 0:東原、下校 遠藤:…先生、すみません。副担任が勝手な判断をしちゃって 壺屋:いいや、俺もひくにひけないところまできてたからな。 遠藤:先生、怒ると怖いんですね 壺屋:バーカ 遠藤:見習います 0: 遠藤:(M)そのあと僕たちは閉めの警備員さんが来るまで東原の靴を探し続けた。でも、靴は見つからなかった。 遠藤:はぁ。こんな時代になっても靴隠しなんてあんのか。変わらないなぁ。くだらないなぁ。 壺屋:「仲間じゃねぇのか!大切なクラスメイトだろ!」 遠藤:…壺屋先生の真剣なまなざし。なんだろう、凄く「先生」って感じだった。上手く言えないけど。かっこよかったなぁ。。。 遠藤:東原、明日来てくれるといいな… 遠藤:靴、見つからないかな… 遠藤:あ。靴忘れた。 0: 遠藤:駅までスリッパとかバカすぎ… 遠藤:自分が靴忘れてどうすんだよぉ。。。 遠藤:ほんと何してんだか… 遠藤:…あれ?壺屋先生?あんなところで何を…? 0: 遠藤:あれれ~?まさか先生も靴忘れちゃいました?なんて。実は僕も… 壺屋:っ! 遠藤:壺屋先生? 壺屋:…なんだ、遠藤先生か。 遠藤:そんなにびっくりしなくても 壺屋:もう帰ったんじゃなかったのか? 遠藤:いやぁそれが、靴を履き替え忘れちゃって。ほら、スリッパのまま駅まで行っちゃってたんですよ~!マヌケすぎますよね笑 遠藤:そういう先生は…? 壺屋:ああ 遠藤:あ、そうか。東原に靴貸しちゃったから履く靴が無かったんですね。 壺屋:ああ、そうだ。 遠藤:あ、でも手に靴…?先生、予備もってたんですか?にしては小さめかな…? 壺屋:ああ、これは東原のだ。さっき見つけたんだよ。良かった良かった 遠藤:おお…!どこにあったんすか! 壺屋:屋上だ 遠藤:屋上…?屋上って、今封鎖されてますよね?? 壺屋:そうだな。 遠藤:鍵もかかってるし、どうやって 壺屋:遠藤。 遠藤:なんですか…? 壺屋:俺が屋上っつったら屋上なんだよ 遠藤:は、はい? 壺屋:俺はなぁ、先生やってんだよ 遠藤:…それは、知ってます。なに言ってんすか 壺屋:皆から慕われる「先生」やってんの 遠藤:うーん?よくわかりません。。。 壺屋:「靴隠しの犯人を探す」なんて、最高に先生だろ 遠藤:そうですね…? 壺屋:たぎってくんだろ??お前も先生なら一度は体験したいイベントだよなぁ? 遠藤:え…?あれ、壺屋先生、探し疲れておかしくなっちゃってますよ。。。?どうしちゃったんですか~なんか怖いし~ 壺屋:俺は普通だ。 遠藤:警備員さんにも怒られちゃうなぁ~そろそろ帰らないと…! 壺屋:警備員なら帰った。ここには誰もいねぇよ。だから誰にも怒られない。お前が変なことをしなけりゃ、な? 遠藤:へ、変なこと??変なことってなんだろうなぁ。。。もしかして僕がこのことを告発するとか思ってます???だとしたらお門違い、そんなことしませんよ!!!たとえ壺屋先生が生徒の靴を隠して自作自演の先生ごっこをしてる変態でも… 壺屋:遠藤!!!!! 遠藤:あはははは怖いなぁ怖いなぁ~。夜の学校ってこんなに怖いんだぁ~あはは、あはははは、はやく帰ろーっと。。。! 壺屋:何帰ろうとしてんの遠藤ちゃ~~ん。逃がさないよ 遠藤:っ!離して下さい! 壺屋:ばれたら仕方ない。 遠藤:こ、怖い!!! 壺屋:いいから、俺と遊ぼうよ 遠藤:先生、なんか様子がおかしいですよ…!? 壺屋:幻滅した?幻滅しちゃったぁ??あはははは 壺屋:君が敬愛していた「壺屋先生」は、先生の威厳を保つため、生徒の靴を隠す変態サイコ野郎でした~ 遠藤:うわあああっ! 壺屋:1つ、2つ、3つ、4つ、今月でもう5回目 遠藤:ああ、えっと、えっと…! 壺屋:5回目は誰のにする~?ねぇ、誰にする~?? 遠藤:やばいやばいやばいやばい 壺屋:おいおい。スマホなんか取り出して、通報でもする気?やめてよねぇ、遠藤ちゃん 遠藤:た、たすけて…! 壺屋:こっちのセリフだよ。そんなつまんねぇことすんなよなぁ。フフ、俺がもうそんなマネできないようにしてやる。「先生」の俺がちゃーんと指導してやるからな? 遠藤:壺屋…先生…! 壺屋:俺、先生だからさ。 遠藤:やめて…! 壺屋:パワーで勝てると思ってんのか? 遠藤:ゴリラみたいに強い…! 壺屋:ウホ、ウホ、ウホホホ!今日見たこと、黙っててくれるよな? 遠藤:…(睨む) 壺屋:なにその顔?そそる…!今度は不良更生イベントにするか。お前みたいな不良はきっちり更正してやるからなぁ♡ 遠藤:が、がはっ…! 壺屋:たっぷり教えてやるよ… 遠藤:やめ…て…。。。 壺屋:3、2、1…(息を吸う) 0: 0:職員室 壺屋:というわけで靴は見つかったぞ、良かったな東原。 壺屋:だが肝心の犯人がまだ見つかっていない。誰か心当たりはいないか?…そうか 壺屋:安心しろ。そんなやつは俺たちが見つけて校正させる。それが先生の仕事だからな 壺屋:な、遠藤先生。 遠藤:は、はい 壺屋:一人で悩む前に相談しろよなっ 0: 遠藤:…壺谷先生。 壺屋:なんだい遠藤先生。 遠藤:てっきり僕が犯人に仕立て上げられる流れかと… 壺屋:聞こえが悪いなぁ。悪い子にはお仕置きしちゃうよーん? 遠藤:勘弁してください。 壺屋:うふふ。だって、遠藤ちゃんを犯人にしちゃったら教職奪われて遊べなくなっちゃうでしょ~? 壺屋:せっかくこんないいおもちゃ見つけたのに勿体ないじゃん 遠藤:そんな…、僕はおもちゃじゃない。 壺屋:おもちゃだよ。 遠藤:…っ! 壺屋:この痛みも時期に慣れてくる。快感に変わってくるから 遠藤:そんなこと… 壺屋:あるよ。また、遊ぼうね♡ 遠藤:…っ。 壺屋:そんな怯えないでよぉ。まるで俺が悪者みたいじゃ~ん 遠藤:…必ず見つけましょうね。犯人。 壺屋:んふふ、そうだねぇ。 壺屋:二人で見つけようねぇ。犯人を。

壺屋:で?さらに30分がたったわけだが… 壺屋:誰も名乗りでないんだな? 壺屋:ふぅ… 遠藤:壺屋先生、外も暗くなってきました。そろそろ下校させた方がいいかと 壺屋:そうは言ってもなぁ 遠藤:門限に厳しい親御さんもいらっしゃいますし…、これ以上は問題になりませんかね 壺屋:東原の靴が盗まれてまだ見つかってないっていうのに、このまま帰せるか。犯人が名乗り出るまで全員で居残りだ 遠藤:犯人捜しは得策とは思えませんが… 壺屋:仲間だろ!大切なクラスメイトにこんな陰湿なことをするやつが俺は大っ嫌いなんだ! 壺屋:聞いてんのか!?もう一度言うぞ。東原の靴を隠したやつ、正直に名乗り出ろ。 0:…。 遠藤:…わかりました。もう遅いので、あとは先生たちで探しておきます。皆さんは気をつけて下校して下さい。 遠藤:もう靴隠しなんて子供みたいなことしないで下さいね? 0:…。 0:クラスメイト下校、職員室にて 壺屋:東原、すまんな。靴は先生たちが見つけるから今日はお前も帰れ。ほら、俺の貸してやる。BIGサイズだぞ~ 壺屋:…バーカ。臭くねぇっつーの。 壺屋:明日はそれ履いて登校してこいよ。先生のだからなちゃんと返せよ?約束だ。 0:東原、下校 遠藤:…先生、すみません。副担任が勝手な判断をしちゃって 壺屋:いいや、俺もひくにひけないところまできてたからな。 遠藤:先生、怒ると怖いんですね 壺屋:バーカ 遠藤:見習います 0: 遠藤:(M)そのあと僕たちは閉めの警備員さんが来るまで東原の靴を探し続けた。でも、靴は見つからなかった。 遠藤:はぁ。こんな時代になっても靴隠しなんてあんのか。変わらないなぁ。くだらないなぁ。 壺屋:「仲間じゃねぇのか!大切なクラスメイトだろ!」 遠藤:…壺屋先生の真剣なまなざし。なんだろう、凄く「先生」って感じだった。上手く言えないけど。かっこよかったなぁ。。。 遠藤:東原、明日来てくれるといいな… 遠藤:靴、見つからないかな… 遠藤:あ。靴忘れた。 0: 遠藤:駅までスリッパとかバカすぎ… 遠藤:自分が靴忘れてどうすんだよぉ。。。 遠藤:ほんと何してんだか… 遠藤:…あれ?壺屋先生?あんなところで何を…? 0: 遠藤:あれれ~?まさか先生も靴忘れちゃいました?なんて。実は僕も… 壺屋:っ! 遠藤:壺屋先生? 壺屋:…なんだ、遠藤先生か。 遠藤:そんなにびっくりしなくても 壺屋:もう帰ったんじゃなかったのか? 遠藤:いやぁそれが、靴を履き替え忘れちゃって。ほら、スリッパのまま駅まで行っちゃってたんですよ~!マヌケすぎますよね笑 遠藤:そういう先生は…? 壺屋:ああ 遠藤:あ、そうか。東原に靴貸しちゃったから履く靴が無かったんですね。 壺屋:ああ、そうだ。 遠藤:あ、でも手に靴…?先生、予備もってたんですか?にしては小さめかな…? 壺屋:ああ、これは東原のだ。さっき見つけたんだよ。良かった良かった 遠藤:おお…!どこにあったんすか! 壺屋:屋上だ 遠藤:屋上…?屋上って、今封鎖されてますよね?? 壺屋:そうだな。 遠藤:鍵もかかってるし、どうやって 壺屋:遠藤。 遠藤:なんですか…? 壺屋:俺が屋上っつったら屋上なんだよ 遠藤:は、はい? 壺屋:俺はなぁ、先生やってんだよ 遠藤:…それは、知ってます。なに言ってんすか 壺屋:皆から慕われる「先生」やってんの 遠藤:うーん?よくわかりません。。。 壺屋:「靴隠しの犯人を探す」なんて、最高に先生だろ 遠藤:そうですね…? 壺屋:たぎってくんだろ??お前も先生なら一度は体験したいイベントだよなぁ? 遠藤:え…?あれ、壺屋先生、探し疲れておかしくなっちゃってますよ。。。?どうしちゃったんですか~なんか怖いし~ 壺屋:俺は普通だ。 遠藤:警備員さんにも怒られちゃうなぁ~そろそろ帰らないと…! 壺屋:警備員なら帰った。ここには誰もいねぇよ。だから誰にも怒られない。お前が変なことをしなけりゃ、な? 遠藤:へ、変なこと??変なことってなんだろうなぁ。。。もしかして僕がこのことを告発するとか思ってます???だとしたらお門違い、そんなことしませんよ!!!たとえ壺屋先生が生徒の靴を隠して自作自演の先生ごっこをしてる変態でも… 壺屋:遠藤!!!!! 遠藤:あはははは怖いなぁ怖いなぁ~。夜の学校ってこんなに怖いんだぁ~あはは、あはははは、はやく帰ろーっと。。。! 壺屋:何帰ろうとしてんの遠藤ちゃ~~ん。逃がさないよ 遠藤:っ!離して下さい! 壺屋:ばれたら仕方ない。 遠藤:こ、怖い!!! 壺屋:いいから、俺と遊ぼうよ 遠藤:先生、なんか様子がおかしいですよ…!? 壺屋:幻滅した?幻滅しちゃったぁ??あはははは 壺屋:君が敬愛していた「壺屋先生」は、先生の威厳を保つため、生徒の靴を隠す変態サイコ野郎でした~ 遠藤:うわあああっ! 壺屋:1つ、2つ、3つ、4つ、今月でもう5回目 遠藤:ああ、えっと、えっと…! 壺屋:5回目は誰のにする~?ねぇ、誰にする~?? 遠藤:やばいやばいやばいやばい 壺屋:おいおい。スマホなんか取り出して、通報でもする気?やめてよねぇ、遠藤ちゃん 遠藤:た、たすけて…! 壺屋:こっちのセリフだよ。そんなつまんねぇことすんなよなぁ。フフ、俺がもうそんなマネできないようにしてやる。「先生」の俺がちゃーんと指導してやるからな? 遠藤:壺屋…先生…! 壺屋:俺、先生だからさ。 遠藤:やめて…! 壺屋:パワーで勝てると思ってんのか? 遠藤:ゴリラみたいに強い…! 壺屋:ウホ、ウホ、ウホホホ!今日見たこと、黙っててくれるよな? 遠藤:…(睨む) 壺屋:なにその顔?そそる…!今度は不良更生イベントにするか。お前みたいな不良はきっちり更正してやるからなぁ♡ 遠藤:が、がはっ…! 壺屋:たっぷり教えてやるよ… 遠藤:やめ…て…。。。 壺屋:3、2、1…(息を吸う) 0: 0:職員室 壺屋:というわけで靴は見つかったぞ、良かったな東原。 壺屋:だが肝心の犯人がまだ見つかっていない。誰か心当たりはいないか?…そうか 壺屋:安心しろ。そんなやつは俺たちが見つけて校正させる。それが先生の仕事だからな 壺屋:な、遠藤先生。 遠藤:は、はい 壺屋:一人で悩む前に相談しろよなっ 0: 遠藤:…壺谷先生。 壺屋:なんだい遠藤先生。 遠藤:てっきり僕が犯人に仕立て上げられる流れかと… 壺屋:聞こえが悪いなぁ。悪い子にはお仕置きしちゃうよーん? 遠藤:勘弁してください。 壺屋:うふふ。だって、遠藤ちゃんを犯人にしちゃったら教職奪われて遊べなくなっちゃうでしょ~? 壺屋:せっかくこんないいおもちゃ見つけたのに勿体ないじゃん 遠藤:そんな…、僕はおもちゃじゃない。 壺屋:おもちゃだよ。 遠藤:…っ! 壺屋:この痛みも時期に慣れてくる。快感に変わってくるから 遠藤:そんなこと… 壺屋:あるよ。また、遊ぼうね♡ 遠藤:…っ。 壺屋:そんな怯えないでよぉ。まるで俺が悪者みたいじゃ~ん 遠藤:…必ず見つけましょうね。犯人。 壺屋:んふふ、そうだねぇ。 壺屋:二人で見つけようねぇ。犯人を。