台本概要

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タイトル オカマバーの日常
作者名 ハスキ  (@e8E3z1ze9Yecxs2)
ジャンル コメディ
演者人数 3人用台本(男3)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 とあるオカマバーのオカマは悩んでいた...そう、経営危機だと!そこで売り上げを上げるべく、奮闘する。オカマバー「たまガール」に生きる三匹のオカマ達が織り成す痛快ギャグコメディ。
男女不問。アドリブ大歓迎!

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
ママ 29 オカマバー「たまガール」のママ。最近は景気が悪く、打開策を日々考えている。怒らすと誰にも止められない最強生物。
珠代 27 オカマバー「たまガール」のキャスト。熊を素手で倒せる実力の持ち主。ママには頭が上がらない。
玉子 27 オカマバー「たまガール」のキャスト。地下格闘技チャンピオンの実力者。ママには頭が上がらない。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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珠代:う~ん、どっちかしら~ 玉子:ほらほら、さっさと決めちゃいな ママ:ただいま~て、あれ?あの子達どこにいるのかしら? 珠代:ふん!こっちじゃ~い! 玉子:ブッブー!ざんね~ん、それババアでした~ ママ:くらぁーー!お前らなに店のテーブルでババ抜きやっとんじゃ~~! 珠代:ひゃあーー!マ、ママ!? 玉子:い、いつの間に帰ってたのよ~! ママ:あんた達!仕事もしないで何遊んでるのよ? 珠代:いや、ねえ? 玉子:う~ん、そうよね? ママ:あん?あんた達何が言いたいのよ、ハッキリいいなさいよ 珠代:そりゃ働きたいけど~ 玉子:お客さん、ひとっこ一人、来ないもんね? ママ:ああそういう事ね、そりゃお客さん居なかったら優秀なあんた達でもどうしようもないわね 珠代:そうよね? 玉子:そりゃそうよ ママ:だからって⋯遊んでていいわけないじゃろがぁ~~!! 珠代:ぎゃーー!怖い顔!! 玉子:バケモノーー!! ママ:客が居なかったら表に出て呼び込みで もなんでもしてこんかーい!あとどさくさに紛れて悪口言ったの覚えときなさいよ! 珠代:は、は~い!ほら、いくわよ玉子 玉子:か、かしこまり~!いってきま~す 0:間 ママ:⋯はぁ、まったくあの子達ったら、しょうがないわね ママ:もう一年なのね⋯この店「たまガール」をオープンしてから ママ:こんなご時世だから、どこも厳しいのは分かってるけど、何かお客さんが来てもらえるような事を考えなきゃねー 珠代:はぁ、はあ、あいつ、追ってきてない? 玉子:はあ、はあ、大丈夫、うまくまいたみたい ママ:あら、帰ってくるの早かったじゃない。どうだったのよ? 珠代:え?あ、あ~お客さんね、まあおしかったわよね? 玉子:そ、そうよね?もう一押しだったんだけど、残念ね ママ:ん?なんか怪しいわね。あら?電話がかかってきたわ。ガチャ、はい、こちらオカマバー、「たまガール」です ママ:え?警察? 珠代:げげ! 玉子:やっば! ママ:え、巡回中の警察の方がうちの従業員らしき二人組に絡まれて強引に店まで引きずって行こうとされたー?ほんとなの? 珠代:玉子、あんたでしょ? 玉子:何言ってるの、珠代あんたでしょ? 珠代:なんじゃとこら~! 玉子:何だやるんか~! ママ:⋯はい、うちのものがすみませんでした。はい、はい、良く言って聞かせておきますので逮捕は勘弁してやって下さい。今度うちのお酒安くしときますから、はい、ありがとうございます ママ:⋯おおコラ?、おめーら何してくれとんじゃ?店潰す気か? 珠代:ヒィ!す、すみませんママ⋯ 玉子:は、反省してますママ⋯ ママ:はぁ⋯もういいわ。あんた達も努力はしようとしたみたいだしね 珠代:マ、ママ~! 玉子:あ~んだからママ好き~! ママ:調子に乗るんじゃないよ?うちの店がヤバイ状況なのは変わりないんだから 珠代:え、この店ってヤバかったの?あんた知ってた? 玉子:いんや~?私もぜーんぜん知らなかったわ ママ:あんた達の危機感のなさに呆れるわ。先月も、先々月もお客さん少なかったのよ? 珠代:も、もしかしてこのままだと? 玉子:ひょっとして? ママ:「たまガール」は潰れるわ 珠代:それ、文字通り「たま無し」になるわけね 玉子:アッハッハ、それうける~~ ママ:だまらっしゃーーい!! 珠代:ヒィ! 玉子:ご、ごめんなさ~い! ママ:とにかく!何か店にお客さんが来てくれるような事を考えなきゃならないわ。あんた達何かアイデア出しなさい 珠代:アイデアって、急に言われても~ 玉子:そうね、お客さんが来てもらえる事なんて⋯あ、いい事考えちゃった! ママ:玉子、何よ、言ってみなさい 玉子:お客さんは、愛に飢えてるのよ、温もりが必要なのよ! 珠代:どういう事? 玉子:だから、「来店してくれたお客さんにもれなくキャストと相撲対決出来るサービス」ってのはどうかしら? ママ:はあ~~?それの何がサービスなのよ? 玉子:だから、相撲って肌と肌のぶつかり合いでしょ?お客さんは温もりを感じれるし、嬉しいでしょ?さらに私達に勝ったらお酒サービスしちゃうとかもありじゃない? ママ:なるほど?まあ悪くないわね 珠代:それ駄目よ、私達みたいなマッチョオカマが相手したらお客さん死んじゃうわよ 玉子:あー、そうね。私手加減って出来ないから、これは却下ね ママ:そううまくいかないか、他にないかしら? 珠代:あ、私も閃いたわ ママ:あら、何かしら? 珠代:ようするに、人が来たくなるような何かがあればいいわけよ 玉子:どういう事? 珠代:最近はコスプレが流行ってるみたいだから、「猫や熊の着ぐるみ着てにゃんにゃん、べあべあ接客する」これよ! 玉子:はあ~?そんなどこでもやってそうなの却下よ! 珠代:何よ! ママ:うーん、どっちも悪くないんだけどね。もういっそ着ぐるみで相撲したら? 珠代:⋯それじゃー!!(同時) 玉子:⋯それじゃー!!(同時) ママ:(N)その後、たまガールは謎に繁盛していくのだった、完

珠代:う~ん、どっちかしら~ 玉子:ほらほら、さっさと決めちゃいな ママ:ただいま~て、あれ?あの子達どこにいるのかしら? 珠代:ふん!こっちじゃ~い! 玉子:ブッブー!ざんね~ん、それババアでした~ ママ:くらぁーー!お前らなに店のテーブルでババ抜きやっとんじゃ~~! 珠代:ひゃあーー!マ、ママ!? 玉子:い、いつの間に帰ってたのよ~! ママ:あんた達!仕事もしないで何遊んでるのよ? 珠代:いや、ねえ? 玉子:う~ん、そうよね? ママ:あん?あんた達何が言いたいのよ、ハッキリいいなさいよ 珠代:そりゃ働きたいけど~ 玉子:お客さん、ひとっこ一人、来ないもんね? ママ:ああそういう事ね、そりゃお客さん居なかったら優秀なあんた達でもどうしようもないわね 珠代:そうよね? 玉子:そりゃそうよ ママ:だからって⋯遊んでていいわけないじゃろがぁ~~!! 珠代:ぎゃーー!怖い顔!! 玉子:バケモノーー!! ママ:客が居なかったら表に出て呼び込みで もなんでもしてこんかーい!あとどさくさに紛れて悪口言ったの覚えときなさいよ! 珠代:は、は~い!ほら、いくわよ玉子 玉子:か、かしこまり~!いってきま~す 0:間 ママ:⋯はぁ、まったくあの子達ったら、しょうがないわね ママ:もう一年なのね⋯この店「たまガール」をオープンしてから ママ:こんなご時世だから、どこも厳しいのは分かってるけど、何かお客さんが来てもらえるような事を考えなきゃねー 珠代:はぁ、はあ、あいつ、追ってきてない? 玉子:はあ、はあ、大丈夫、うまくまいたみたい ママ:あら、帰ってくるの早かったじゃない。どうだったのよ? 珠代:え?あ、あ~お客さんね、まあおしかったわよね? 玉子:そ、そうよね?もう一押しだったんだけど、残念ね ママ:ん?なんか怪しいわね。あら?電話がかかってきたわ。ガチャ、はい、こちらオカマバー、「たまガール」です ママ:え?警察? 珠代:げげ! 玉子:やっば! ママ:え、巡回中の警察の方がうちの従業員らしき二人組に絡まれて強引に店まで引きずって行こうとされたー?ほんとなの? 珠代:玉子、あんたでしょ? 玉子:何言ってるの、珠代あんたでしょ? 珠代:なんじゃとこら~! 玉子:何だやるんか~! ママ:⋯はい、うちのものがすみませんでした。はい、はい、良く言って聞かせておきますので逮捕は勘弁してやって下さい。今度うちのお酒安くしときますから、はい、ありがとうございます ママ:⋯おおコラ?、おめーら何してくれとんじゃ?店潰す気か? 珠代:ヒィ!す、すみませんママ⋯ 玉子:は、反省してますママ⋯ ママ:はぁ⋯もういいわ。あんた達も努力はしようとしたみたいだしね 珠代:マ、ママ~! 玉子:あ~んだからママ好き~! ママ:調子に乗るんじゃないよ?うちの店がヤバイ状況なのは変わりないんだから 珠代:え、この店ってヤバかったの?あんた知ってた? 玉子:いんや~?私もぜーんぜん知らなかったわ ママ:あんた達の危機感のなさに呆れるわ。先月も、先々月もお客さん少なかったのよ? 珠代:も、もしかしてこのままだと? 玉子:ひょっとして? ママ:「たまガール」は潰れるわ 珠代:それ、文字通り「たま無し」になるわけね 玉子:アッハッハ、それうける~~ ママ:だまらっしゃーーい!! 珠代:ヒィ! 玉子:ご、ごめんなさ~い! ママ:とにかく!何か店にお客さんが来てくれるような事を考えなきゃならないわ。あんた達何かアイデア出しなさい 珠代:アイデアって、急に言われても~ 玉子:そうね、お客さんが来てもらえる事なんて⋯あ、いい事考えちゃった! ママ:玉子、何よ、言ってみなさい 玉子:お客さんは、愛に飢えてるのよ、温もりが必要なのよ! 珠代:どういう事? 玉子:だから、「来店してくれたお客さんにもれなくキャストと相撲対決出来るサービス」ってのはどうかしら? ママ:はあ~~?それの何がサービスなのよ? 玉子:だから、相撲って肌と肌のぶつかり合いでしょ?お客さんは温もりを感じれるし、嬉しいでしょ?さらに私達に勝ったらお酒サービスしちゃうとかもありじゃない? ママ:なるほど?まあ悪くないわね 珠代:それ駄目よ、私達みたいなマッチョオカマが相手したらお客さん死んじゃうわよ 玉子:あー、そうね。私手加減って出来ないから、これは却下ね ママ:そううまくいかないか、他にないかしら? 珠代:あ、私も閃いたわ ママ:あら、何かしら? 珠代:ようするに、人が来たくなるような何かがあればいいわけよ 玉子:どういう事? 珠代:最近はコスプレが流行ってるみたいだから、「猫や熊の着ぐるみ着てにゃんにゃん、べあべあ接客する」これよ! 玉子:はあ~?そんなどこでもやってそうなの却下よ! 珠代:何よ! ママ:うーん、どっちも悪くないんだけどね。もういっそ着ぐるみで相撲したら? 珠代:⋯それじゃー!!(同時) 玉子:⋯それじゃー!!(同時) ママ:(N)その後、たまガールは謎に繁盛していくのだった、完