台本概要
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タイトル | タコパ |
---|---|
作者名 | 天道司 |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 4人用台本(不問4) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
アドリブ自由!
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キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
春 | 不問 | 12 | 狂ってる中二病 |
夏 | 不問 | 14 | 口調悪いヤツ |
秋 | 不問 | 17 | この四人の中では一番まとも? |
冬 | 不問 | 13 | ただ「モーテル」って言いたいだけの人 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
夏:おいおい。まずは、誰かこの状況を説明してくれねぇか?
春:では、吾輩が説明しちゃってもいいかな?いいよね?
秋:あんたは黙ってた方がいい
夏:そうだな。春が喋ると、余計に話がややこしくなる
冬:だったら、私が説明するわ。ここは、私のモーテル
秋:ちょっと待って!
冬:何よ?
秋:モーテル?
冬:そうよ。ここは、私のモーテル
春:待ちたまえよ!モーテルとは、宿泊する為の個室と駐車スペースがセットになっている宿泊施設のことでは、ないのかね?
夏:だとしたら、ここは、モーテルじゃないだろ?ボロアパートだろ?
冬:いいえ、ここは、私のモーテル。ボロアパートなんて失礼なこと言わないでくれるかしら?
秋:あんた、モーテルって言いたいだけでしょ?まぁ、めんどくさいからそれでいいけど
冬:ここは、私のモーテル。モーテルなのよ!そして、私達は、ここでタコパをしていた
春:そう!タコパ!たこ焼きパーティ、略してタコパ!ちなみに、この計画を企画し、みんなを集めたのは、他でもない吾輩だ!
夏:暇だったからな
秋:ちょうど、実家からの仕送りでネギが大量に送られてきたからね
冬:一旦、話を整理するわね。ここは、私のモーテル。夏と秋が食材を持ってきて、春が持ってきたホットプレートを使って、タコパをしていた
春:あん?聞き捨てならないな。ホットプレートではない。たこ焼きもタイ焼きも、なんならクレープだって焼くことが可能な万能機械
春:箱のラベルには、こう書かれている『みんなでパーティ!なんでも焼けるよ!お祭り君!』と…
秋:フルネーム、長いね
夏:長いな
秋:『お祭り君』で、いいんじゃない?
春:駄目だ!それだけは、絶対に駄目だ!『みんなでパーティ!なんでも焼けるよ!お祭り君!』に失礼だ!
夏:ただの機械だろ?
冬:ただの機械とは、失礼よ!なぜなら、ここは、私の(モーテル!)
秋:(かぶせて)しつこい!モーテルモーテル!その件(くだり)は、もう、いいから!
夏:だな。いい加減しつこい。リスナーさんも飽きてきてるぞ
秋:ちょっと!メタ発言は禁止!
夏:あぁ、そうだな。すまん…
春:だったら、だったら?ここは、吾輩のサンクチュアリということで、どうかな?
秋:却下!
冬:ねぇ、私のモーテルを勝手に、春のサンクチュアリにしないでくれる?春のサンクチュアリにしたいなら、家賃3万円払ってよね
秋:え?ここ、3万円で借りられるの?
冬:そうよ
夏:安すぎないか?俺んところは、その倍の6万円だぞ
春:待て待て待て!今、そんな瑣末(さまつ)なことを話し合ってる場合では、ないのでは、ないかね?
春:今、まさにまさにまさに!たこ焼きの最後の一個を誰が食べるかで、にらみ合っている状況では、なかったのかね?
夏:あぁ、そうだったな。状況を簡潔(かんけつ)に説明してくれて、ありがとな
秋:私は食材として、大量のネギを持ってきたし、たこ焼きの粉も私が持ってきた物だから、私に食べる権利があるんじゃない?
夏:待てよ!その大量のネギは、実家から送られてきた奴だから、実際に秋がお金を出した物じゃないだろ?
夏:それに、たこ焼きの粉も、最初に家にあるって言ってなかったか?
夏:俺は、たこ焼きを作る上で最も重要な『核』であるタコを買ってきた。しかも、2千円も払ったんだ
夏:これは、最後の一個は、俺が食べるのが一番自然な流れじゃないのか?
春:否(いな)っ!夏よ、勝ち誇った顔を、ドヤ顔をやめてくれるかね?みんなでパーティ!なんでも焼けるよ!お祭り君!の定価は、6千円だよ!
春:つまりつまり、たこ焼きの最後の一個は、一番お金をかけている吾輩に食べる権利があるということでは、ないのかね?
冬:黙りなさいよ!春は、それを商店街の福引で当てたとか自慢してなかった?
冬:私は、私のモーテルを提供してるわ。やっぱりモーテルを提供している私に、食べる権利があるとは、思わない?家賃は3万円よ!
秋:ちょっと待ってよ!みんな、おかしいよ。たこ焼き一個で、どうして、こんな険悪なムードにならなきゃいけないの?おかしいよ!
春:そうだ!間違ってるのは、吾輩ではない!世界だ!
秋:いや、あんたは、色々間違ってるから
春:でも、タコパを企画したのは吾輩だ!その、みんなともっと仲良くなりたくて!吾輩は、もっと、みんなと仲良くなることを望んでいる!
夏:そうだな。俺もだ。その為にタコを2千円も払って買ってきた
冬:私も、みんなと仲良くしたい。だから、私のモーテルを提供したの
秋:だからさ。ここは、公平に、じゃんけんで決めない?
夏:いいねぇ!じゃんけん!
春:異論を唱える者は、吾輩の手で抹殺(まっさつ)する
冬:私のモーテルに誓って、じゃんけんに賛成よ
秋:それじゃ、じゃんけん
春:(同時に)ポン!
夏:(同時に)ポン!
秋:(同時に)ポン!
冬:(同時に)ポン!
0:
0:―了―
夏:おいおい。まずは、誰かこの状況を説明してくれねぇか?
春:では、吾輩が説明しちゃってもいいかな?いいよね?
秋:あんたは黙ってた方がいい
夏:そうだな。春が喋ると、余計に話がややこしくなる
冬:だったら、私が説明するわ。ここは、私のモーテル
秋:ちょっと待って!
冬:何よ?
秋:モーテル?
冬:そうよ。ここは、私のモーテル
春:待ちたまえよ!モーテルとは、宿泊する為の個室と駐車スペースがセットになっている宿泊施設のことでは、ないのかね?
夏:だとしたら、ここは、モーテルじゃないだろ?ボロアパートだろ?
冬:いいえ、ここは、私のモーテル。ボロアパートなんて失礼なこと言わないでくれるかしら?
秋:あんた、モーテルって言いたいだけでしょ?まぁ、めんどくさいからそれでいいけど
冬:ここは、私のモーテル。モーテルなのよ!そして、私達は、ここでタコパをしていた
春:そう!タコパ!たこ焼きパーティ、略してタコパ!ちなみに、この計画を企画し、みんなを集めたのは、他でもない吾輩だ!
夏:暇だったからな
秋:ちょうど、実家からの仕送りでネギが大量に送られてきたからね
冬:一旦、話を整理するわね。ここは、私のモーテル。夏と秋が食材を持ってきて、春が持ってきたホットプレートを使って、タコパをしていた
春:あん?聞き捨てならないな。ホットプレートではない。たこ焼きもタイ焼きも、なんならクレープだって焼くことが可能な万能機械
春:箱のラベルには、こう書かれている『みんなでパーティ!なんでも焼けるよ!お祭り君!』と…
秋:フルネーム、長いね
夏:長いな
秋:『お祭り君』で、いいんじゃない?
春:駄目だ!それだけは、絶対に駄目だ!『みんなでパーティ!なんでも焼けるよ!お祭り君!』に失礼だ!
夏:ただの機械だろ?
冬:ただの機械とは、失礼よ!なぜなら、ここは、私の(モーテル!)
秋:(かぶせて)しつこい!モーテルモーテル!その件(くだり)は、もう、いいから!
夏:だな。いい加減しつこい。リスナーさんも飽きてきてるぞ
秋:ちょっと!メタ発言は禁止!
夏:あぁ、そうだな。すまん…
春:だったら、だったら?ここは、吾輩のサンクチュアリということで、どうかな?
秋:却下!
冬:ねぇ、私のモーテルを勝手に、春のサンクチュアリにしないでくれる?春のサンクチュアリにしたいなら、家賃3万円払ってよね
秋:え?ここ、3万円で借りられるの?
冬:そうよ
夏:安すぎないか?俺んところは、その倍の6万円だぞ
春:待て待て待て!今、そんな瑣末(さまつ)なことを話し合ってる場合では、ないのでは、ないかね?
春:今、まさにまさにまさに!たこ焼きの最後の一個を誰が食べるかで、にらみ合っている状況では、なかったのかね?
夏:あぁ、そうだったな。状況を簡潔(かんけつ)に説明してくれて、ありがとな
秋:私は食材として、大量のネギを持ってきたし、たこ焼きの粉も私が持ってきた物だから、私に食べる権利があるんじゃない?
夏:待てよ!その大量のネギは、実家から送られてきた奴だから、実際に秋がお金を出した物じゃないだろ?
夏:それに、たこ焼きの粉も、最初に家にあるって言ってなかったか?
夏:俺は、たこ焼きを作る上で最も重要な『核』であるタコを買ってきた。しかも、2千円も払ったんだ
夏:これは、最後の一個は、俺が食べるのが一番自然な流れじゃないのか?
春:否(いな)っ!夏よ、勝ち誇った顔を、ドヤ顔をやめてくれるかね?みんなでパーティ!なんでも焼けるよ!お祭り君!の定価は、6千円だよ!
春:つまりつまり、たこ焼きの最後の一個は、一番お金をかけている吾輩に食べる権利があるということでは、ないのかね?
冬:黙りなさいよ!春は、それを商店街の福引で当てたとか自慢してなかった?
冬:私は、私のモーテルを提供してるわ。やっぱりモーテルを提供している私に、食べる権利があるとは、思わない?家賃は3万円よ!
秋:ちょっと待ってよ!みんな、おかしいよ。たこ焼き一個で、どうして、こんな険悪なムードにならなきゃいけないの?おかしいよ!
春:そうだ!間違ってるのは、吾輩ではない!世界だ!
秋:いや、あんたは、色々間違ってるから
春:でも、タコパを企画したのは吾輩だ!その、みんなともっと仲良くなりたくて!吾輩は、もっと、みんなと仲良くなることを望んでいる!
夏:そうだな。俺もだ。その為にタコを2千円も払って買ってきた
冬:私も、みんなと仲良くしたい。だから、私のモーテルを提供したの
秋:だからさ。ここは、公平に、じゃんけんで決めない?
夏:いいねぇ!じゃんけん!
春:異論を唱える者は、吾輩の手で抹殺(まっさつ)する
冬:私のモーテルに誓って、じゃんけんに賛成よ
秋:それじゃ、じゃんけん
春:(同時に)ポン!
夏:(同時に)ポン!
秋:(同時に)ポン!
冬:(同時に)ポン!
0:
0:―了―