台本概要

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タイトル 新鮮な幽霊
作者名 どでかぬれ  (@Mrkanure)
ジャンル ホラー
演者人数 3人用台本(不問3)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 コメディー寄りホラー

都内某所。そこには知る人ぞ知る新鮮なアレを提供してくれるお店があるという。そこに一人の客が訪れて…。

【所要時間7分~】【不問3】
一人称や語尾、口調、アドリブ、セリフの追加変更等○

※脳ミソ飛ばし系台本です。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
不問 61 客です。この手の店は初めてでドキがムネムネしてる。
大将 不問 50 お店の大将。分け隔てなく接することのできる大将さん。
幽霊 不問 17 新鮮な幽霊達と()表記であるSEの方もお願いします。口で表現して頂ければと思います。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
客:ここが、知る人ぞ知るというあの… 客:よし、いくぞ…! 幽霊:(SE)ガラガラ 大将:えいらっしゃい! 大将:1人かい? 客:あ、はい 大将:こちらどうぞ 客:ありがとうございます 大将:お客さんうち初めてだよね? 客:ぇ、はい、初めてです 大将:うちは新鮮さを売りにしてるから、ちょいとお時間いただくんだけど、そこは大丈夫? 客:大丈夫です! 大将:おし、それじゃ今日はどうする? 客:えーっと、実はこういうとこに来るのも初めてでして、なにをどうしたらいいのか… 大将:おお、そうだったのか 大将:そしたら実際に見て決めた方がいいな 客:いいんですか? 大将:いいともいいとも、取ってくるからちょっと待っててな 客:…ふぅー 客:(もっとヒョロガリで怪しい人がやってるのかと思ってたけど、あんなザ大将って感じの人だったとはなぁ 客:人当たりも良いし、この店を選んでよかっーー) 幽霊:(SE)バキッ、ズガンッ 客:…え? 大将:ほい、おまたせぇい!新鮮な豚の幽霊だよ 客:んん? 大将:おや、もしかしてお客さん、あれかい? 客:えっと… 大将:ほれ、これを掛けて 客:なんですか、このダサいメガネ 大将:いいから、掛けてみな 客:はいは……えぇ!?!? 大将:みえたかい? 客:は、はい…! 大将:これがうちの新鮮なネタよ 幽霊:ぶ、ブヒィイアアアア 客:す、すごいですね 大将:そうだろ、活きがいいんだよ、うちのは 客:幽霊だけど活きがいい…? 幽霊:ブヒィッ!ブヒィイアアアア!! 客:う、うわあぁぁあ 大将:こら!落ち着かんか! 大将:っかしいな、いつもはここまで暴れることないんだがな 幽霊:ブヒィッブヒィッ!ブヒヒ!ぶひひひ!! 客:すごい睨まれてるというか今にも襲い掛かってきそうなんですが 大将:あー… 大将:もしかしてお客さん、豚派? 客:え? 大将:焼き肉とかで、牛より豚派? 客:どちらかといえば、そうですね 大将:それだな 客:んん?? 大将:お客さんの喰ってきた豚の魂を感じ取っちゃてるんだな、こいつ 客:ど、どういうことです…? 大将:そりゃ、あれだよ 大将:目の前に、同族殺しまくった殺人鬼がいたとしたらどうよ?仇討ちの一つや二つしたくなるってもんじゃないですかい? 客:えぇ!? 大将:お客さん、今までみえてなかったみたいだけど…自分の背中、確認したら? 客:…は?背中…? 大将:ほら、びっしり… 客:う、うわぁあああああ 幽霊:ブヒィイアアアア!! 大将:おら、しずまらんか! 大将:とりあえずこいつ、しまってきますわ 客:は、はいぃ 客:(なにこれなにこれなにこれぇえ…) 客:(嘘でしょ!?ただただ豚肉が好きなだけだよ!?それでこんな、え?見える人から見たら、自分、体中が豚の鼻だらけなの!?やばいって、嘘でしょ!?いろんな意味でやばいって!!) 幽霊:(SE)ドカ!バキッ!! 客:ま、またすごい音が… 大将:お客さん、お待たせして悪いね 客:あ、いえ 大将:とりあえず今日はこいつでどうです 幽霊:(SE)コトッ 客:これは…お好み焼き…? 大将:いやいや、これは 大将:新鮮鶏の幽霊丸潰し焼きよ 客:お、おお… 大将:お好きな調味料をかけて召し上がれ 客:(召し上がれって言われても…) 幽霊:コ、コ、コケ…コ、コ… 客:(なんか聞こえるんですけどぉ!?) 大将:次の用意してくるんで、食べちゃっててくだせぇ 客:は、はい 幽霊:コ、コ…コケ…シ、… 客:見た目はお好み焼きだし、ソースでいいのかな。でも、そうれだとソースの味になっちゃうよなぁ 幽霊:テ、コ、コ…ケ、、シ… 客:あー、素材の味を、生かすといえば、、塩か、それだな、よし、ええい! 幽霊:コ、コ⁉…コケコケッ…コ、k…… 客:ん…?なんか…?ま、いっかパクー 客:もぐもぐ、ごくん 客:…あれ?なんだこれ 客:ただの塩味のパンケーキみたいな… 大将:お、お客さん、まさか 客:大将どうしたんです? 大将:塩かけちゃった? 客:あ、はい、素材の味を感じたくて 大将:だめだよ!! 客:ええ!? 大将:見るんだ!表面に付いた塩を 客:…ぇ、なんか黒くなってる? 大将:塩なんてかけたら新鮮なうちのネタは成仏しちゃうに決まってるでしょ! 客:成仏!? 大将:全く困るよ、そんなことされちゃ 客:す、すいません 大将:とりあえず、次はトカゲの幽霊群生煮を用意したから、これ食べて 客:あ、はい 大将:気をつけてよ 0:間 客:ふぅ…食べた食べた 大将:どうでした?うちの 客:美味しかったです!特に芽ネギの幽霊漬け、止まらなかったですよ 大将:そうかそうか 客:植物にも魂みたいなものがあるんですねー 大将:そりゃそうよ 客:おお 大将:なんや今は 大将:「動物虐待だー」「動物さんかわいそう」 大将:とか言うて、植物しか食わん連中もおるみたいだが、こっちからしてみたら、植物さんたちのが可愛いそうだわ 客:あはは… 大将:まぁ、なんにでも魂っちゅうもんは宿ってるってことだな 客:そうなんですね 大将:おう 客:初めてでしてけど、もっと早く来るべきでしたよ、ほんと大満足です! 大将:はははっ、それはよかった 客:はい、じゃそろそろお会計を 大将:いいよいいよ 客:え、そんな、悪いですって 大将:いいって 幽霊:(SE)…シャッ、シャッ(小さめで) 客:ほんとですか? 大将:もちろんよ 幽霊:(SE)シャッ…シャッ(小さめで) 客:うわー、ありがとうございます! 大将:ちょっと待っとってな 客:ん?はーい 幽霊:(SE)シャッシャッシャッ 客:…え? 幽霊:(SE)シャッ、シャッ、シャッ…ジャキッ 客:た、大将?なんで今、包丁研いで−−− 大将:お待たせしたね、お客さん 客:あ、えと、大将、それって 大将:うちは新鮮なネタが売りなんだよ 客:そ、そうですね 大将:わかってくれて嬉しいよ 客:あ、やっぱり、もう帰りま---- 幽霊:(SE)ゴトッ 0:おしまい

客:ここが、知る人ぞ知るというあの… 客:よし、いくぞ…! 幽霊:(SE)ガラガラ 大将:えいらっしゃい! 大将:1人かい? 客:あ、はい 大将:こちらどうぞ 客:ありがとうございます 大将:お客さんうち初めてだよね? 客:ぇ、はい、初めてです 大将:うちは新鮮さを売りにしてるから、ちょいとお時間いただくんだけど、そこは大丈夫? 客:大丈夫です! 大将:おし、それじゃ今日はどうする? 客:えーっと、実はこういうとこに来るのも初めてでして、なにをどうしたらいいのか… 大将:おお、そうだったのか 大将:そしたら実際に見て決めた方がいいな 客:いいんですか? 大将:いいともいいとも、取ってくるからちょっと待っててな 客:…ふぅー 客:(もっとヒョロガリで怪しい人がやってるのかと思ってたけど、あんなザ大将って感じの人だったとはなぁ 客:人当たりも良いし、この店を選んでよかっーー) 幽霊:(SE)バキッ、ズガンッ 客:…え? 大将:ほい、おまたせぇい!新鮮な豚の幽霊だよ 客:んん? 大将:おや、もしかしてお客さん、あれかい? 客:えっと… 大将:ほれ、これを掛けて 客:なんですか、このダサいメガネ 大将:いいから、掛けてみな 客:はいは……えぇ!?!? 大将:みえたかい? 客:は、はい…! 大将:これがうちの新鮮なネタよ 幽霊:ぶ、ブヒィイアアアア 客:す、すごいですね 大将:そうだろ、活きがいいんだよ、うちのは 客:幽霊だけど活きがいい…? 幽霊:ブヒィッ!ブヒィイアアアア!! 客:う、うわあぁぁあ 大将:こら!落ち着かんか! 大将:っかしいな、いつもはここまで暴れることないんだがな 幽霊:ブヒィッブヒィッ!ブヒヒ!ぶひひひ!! 客:すごい睨まれてるというか今にも襲い掛かってきそうなんですが 大将:あー… 大将:もしかしてお客さん、豚派? 客:え? 大将:焼き肉とかで、牛より豚派? 客:どちらかといえば、そうですね 大将:それだな 客:んん?? 大将:お客さんの喰ってきた豚の魂を感じ取っちゃてるんだな、こいつ 客:ど、どういうことです…? 大将:そりゃ、あれだよ 大将:目の前に、同族殺しまくった殺人鬼がいたとしたらどうよ?仇討ちの一つや二つしたくなるってもんじゃないですかい? 客:えぇ!? 大将:お客さん、今までみえてなかったみたいだけど…自分の背中、確認したら? 客:…は?背中…? 大将:ほら、びっしり… 客:う、うわぁあああああ 幽霊:ブヒィイアアアア!! 大将:おら、しずまらんか! 大将:とりあえずこいつ、しまってきますわ 客:は、はいぃ 客:(なにこれなにこれなにこれぇえ…) 客:(嘘でしょ!?ただただ豚肉が好きなだけだよ!?それでこんな、え?見える人から見たら、自分、体中が豚の鼻だらけなの!?やばいって、嘘でしょ!?いろんな意味でやばいって!!) 幽霊:(SE)ドカ!バキッ!! 客:ま、またすごい音が… 大将:お客さん、お待たせして悪いね 客:あ、いえ 大将:とりあえず今日はこいつでどうです 幽霊:(SE)コトッ 客:これは…お好み焼き…? 大将:いやいや、これは 大将:新鮮鶏の幽霊丸潰し焼きよ 客:お、おお… 大将:お好きな調味料をかけて召し上がれ 客:(召し上がれって言われても…) 幽霊:コ、コ、コケ…コ、コ… 客:(なんか聞こえるんですけどぉ!?) 大将:次の用意してくるんで、食べちゃっててくだせぇ 客:は、はい 幽霊:コ、コ…コケ…シ、… 客:見た目はお好み焼きだし、ソースでいいのかな。でも、そうれだとソースの味になっちゃうよなぁ 幽霊:テ、コ、コ…ケ、、シ… 客:あー、素材の味を、生かすといえば、、塩か、それだな、よし、ええい! 幽霊:コ、コ⁉…コケコケッ…コ、k…… 客:ん…?なんか…?ま、いっかパクー 客:もぐもぐ、ごくん 客:…あれ?なんだこれ 客:ただの塩味のパンケーキみたいな… 大将:お、お客さん、まさか 客:大将どうしたんです? 大将:塩かけちゃった? 客:あ、はい、素材の味を感じたくて 大将:だめだよ!! 客:ええ!? 大将:見るんだ!表面に付いた塩を 客:…ぇ、なんか黒くなってる? 大将:塩なんてかけたら新鮮なうちのネタは成仏しちゃうに決まってるでしょ! 客:成仏!? 大将:全く困るよ、そんなことされちゃ 客:す、すいません 大将:とりあえず、次はトカゲの幽霊群生煮を用意したから、これ食べて 客:あ、はい 大将:気をつけてよ 0:間 客:ふぅ…食べた食べた 大将:どうでした?うちの 客:美味しかったです!特に芽ネギの幽霊漬け、止まらなかったですよ 大将:そうかそうか 客:植物にも魂みたいなものがあるんですねー 大将:そりゃそうよ 客:おお 大将:なんや今は 大将:「動物虐待だー」「動物さんかわいそう」 大将:とか言うて、植物しか食わん連中もおるみたいだが、こっちからしてみたら、植物さんたちのが可愛いそうだわ 客:あはは… 大将:まぁ、なんにでも魂っちゅうもんは宿ってるってことだな 客:そうなんですね 大将:おう 客:初めてでしてけど、もっと早く来るべきでしたよ、ほんと大満足です! 大将:はははっ、それはよかった 客:はい、じゃそろそろお会計を 大将:いいよいいよ 客:え、そんな、悪いですって 大将:いいって 幽霊:(SE)…シャッ、シャッ(小さめで) 客:ほんとですか? 大将:もちろんよ 幽霊:(SE)シャッ…シャッ(小さめで) 客:うわー、ありがとうございます! 大将:ちょっと待っとってな 客:ん?はーい 幽霊:(SE)シャッシャッシャッ 客:…え? 幽霊:(SE)シャッ、シャッ、シャッ…ジャキッ 客:た、大将?なんで今、包丁研いで−−− 大将:お待たせしたね、お客さん 客:あ、えと、大将、それって 大将:うちは新鮮なネタが売りなんだよ 客:そ、そうですね 大将:わかってくれて嬉しいよ 客:あ、やっぱり、もう帰りま---- 幽霊:(SE)ゴトッ 0:おしまい