台本概要

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タイトル 台無しバディ 2
作者名 野菜  (@irodlinatuyasai)
ジャンル コメディ
演者人数 2人用台本(不問2)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 ツミビトバディ番外編です。絡みのなかったメンバーで後日談。
本編のシリアスを大きく破壊する可能性があります。

亜奇とヒセン

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
亜奇 不問 22 疲れすぎて風邪をひいたそうです。
ヒセン 不問 22 手のかからない身内がいない。きっとみんなの保護者枠。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
0:孤児院の台所。 0:料理当番のヒセンのもとに、亜奇が現れた。 亜奇:あー、よかっただれかいるー。 ヒセン:うわ亜奇か。 亜奇:わあヒセンだラッキー。 ヒセン:ラッキーってどういう意味だよそれ。 亜奇:そっちこそ「うわ」って言わなかった? 亜奇:ちょっとおなかすいちゃってねえ、なにか食べ…… ヒセン:…………? ヒセン:亜奇? ヒセン:え、壁にもたれたまま死んだ? 0: 0:亜奇(とそのバディ)の部屋 亜奇:ありがとうママ。死ぬかと思った。 ヒセン:本物のママにツラ見せてこい。一度、ガチで。 亜奇:ヒセンパパおなかすいた。 ヒセン:いやパパかママかの問題じゃねえよ。ほらおかゆ。 亜奇:わあーい。でもお肉食べたいなあ。 ヒセン:やめとけおかゆにしとけ。 ヒセン:まったく。死なないったって、熱40度まで出すほどムチャするか、普通。 亜奇:「カンポウ」は作れたんだけど。おなかすいてるし水も欲しいしで。到着して気絶とはなあ。 ヒセン:「カンポウ」?……銃か? 亜奇:詳しくないけどなんかありそうだね。カンポウはお薬だよ。 ヒセン:え、薬?なに企んでるんだよ今度は。 亜奇:俺のイメージ悪すぎじゃない?熱を下げるくらいしかできないよ。材料無いし。 ヒセン:魔法使えば? 亜奇:…………ああ、そんなもの、あったね。 ヒセン:ほんと、もうろうとしてんだなあ。大丈夫かよ。 亜奇:歴戦の戦士だって、意外な理由でこの世を去るものだよ。「異世界転生」とか流行ったなあ。 ヒセン:聞いたことないが、そういう名前の感染症でも流行らせたのか? 亜奇:俺のイメージ、ヒセンくんの中でどうなってんの?? 0: ヒセン:……聞くだけ無駄だと思うが、おまえのバディは? 亜奇:昼間だから……あれ?そこで寝てない? ヒセン:うっわベッドの下で寝てる。獣? 亜奇:ハウスはおぼえた。俺めっちゃ頑張った。 ヒセン:おまえ、苦労してんな…… 亜奇:ヒセンも七津と仲いいよねー。 ヒセン:頼むから七津で遊ぶのやめてくれ。昨日のはほんとに困った。変な知識や嘘を吹き込むな。 亜奇:え、俺かな、はるちゃんかな。あるいは子供たちかな。 ヒセン:複数犯かよ。もう味方はひなたくらいしか……。 亜奇:最近一番悪ノリが激しいのはひなたくーん☆ ヒセン:全滅したじゃねえか。 亜奇:そこで寝てる子がまだいるよ。 ヒセン:コミュニケーション壊滅してるだろ。亜奇以外とはまず会話が成立しねえっつの。 亜奇:……なるほど。次の改善点はそこか。 ヒセン:まったく。仲良く寝てろよ。んで二人とも他に迷惑かけんな。 亜奇:ヒセンくん…… ヒセン:着替えここ、水はおいとく。一応3時間おきに見に来るがやばかったら獣起こせよ。のどと鼻はまだ無事だが、熱下がらなかったら回復使えるやつ連れて…… 亜奇:立派なママに育って……おじいちゃん嬉しい…… ヒセン:おいそろそろ手が出るぞグーで出るぞ。 ヒセン:……いつもこんな役回りだよなあ、私。 亜奇:おやすみ。 ヒセン:はいはい、おやすみ。

0:孤児院の台所。 0:料理当番のヒセンのもとに、亜奇が現れた。 亜奇:あー、よかっただれかいるー。 ヒセン:うわ亜奇か。 亜奇:わあヒセンだラッキー。 ヒセン:ラッキーってどういう意味だよそれ。 亜奇:そっちこそ「うわ」って言わなかった? 亜奇:ちょっとおなかすいちゃってねえ、なにか食べ…… ヒセン:…………? ヒセン:亜奇? ヒセン:え、壁にもたれたまま死んだ? 0: 0:亜奇(とそのバディ)の部屋 亜奇:ありがとうママ。死ぬかと思った。 ヒセン:本物のママにツラ見せてこい。一度、ガチで。 亜奇:ヒセンパパおなかすいた。 ヒセン:いやパパかママかの問題じゃねえよ。ほらおかゆ。 亜奇:わあーい。でもお肉食べたいなあ。 ヒセン:やめとけおかゆにしとけ。 ヒセン:まったく。死なないったって、熱40度まで出すほどムチャするか、普通。 亜奇:「カンポウ」は作れたんだけど。おなかすいてるし水も欲しいしで。到着して気絶とはなあ。 ヒセン:「カンポウ」?……銃か? 亜奇:詳しくないけどなんかありそうだね。カンポウはお薬だよ。 ヒセン:え、薬?なに企んでるんだよ今度は。 亜奇:俺のイメージ悪すぎじゃない?熱を下げるくらいしかできないよ。材料無いし。 ヒセン:魔法使えば? 亜奇:…………ああ、そんなもの、あったね。 ヒセン:ほんと、もうろうとしてんだなあ。大丈夫かよ。 亜奇:歴戦の戦士だって、意外な理由でこの世を去るものだよ。「異世界転生」とか流行ったなあ。 ヒセン:聞いたことないが、そういう名前の感染症でも流行らせたのか? 亜奇:俺のイメージ、ヒセンくんの中でどうなってんの?? 0: ヒセン:……聞くだけ無駄だと思うが、おまえのバディは? 亜奇:昼間だから……あれ?そこで寝てない? ヒセン:うっわベッドの下で寝てる。獣? 亜奇:ハウスはおぼえた。俺めっちゃ頑張った。 ヒセン:おまえ、苦労してんな…… 亜奇:ヒセンも七津と仲いいよねー。 ヒセン:頼むから七津で遊ぶのやめてくれ。昨日のはほんとに困った。変な知識や嘘を吹き込むな。 亜奇:え、俺かな、はるちゃんかな。あるいは子供たちかな。 ヒセン:複数犯かよ。もう味方はひなたくらいしか……。 亜奇:最近一番悪ノリが激しいのはひなたくーん☆ ヒセン:全滅したじゃねえか。 亜奇:そこで寝てる子がまだいるよ。 ヒセン:コミュニケーション壊滅してるだろ。亜奇以外とはまず会話が成立しねえっつの。 亜奇:……なるほど。次の改善点はそこか。 ヒセン:まったく。仲良く寝てろよ。んで二人とも他に迷惑かけんな。 亜奇:ヒセンくん…… ヒセン:着替えここ、水はおいとく。一応3時間おきに見に来るがやばかったら獣起こせよ。のどと鼻はまだ無事だが、熱下がらなかったら回復使えるやつ連れて…… 亜奇:立派なママに育って……おじいちゃん嬉しい…… ヒセン:おいそろそろ手が出るぞグーで出るぞ。 ヒセン:……いつもこんな役回りだよなあ、私。 亜奇:おやすみ。 ヒセン:はいはい、おやすみ。