台本概要

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タイトル 台無しバディ 4
作者名 野菜  (@irodlinatuyasai)
ジャンル コメディ
演者人数 2人用台本(不問2)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 ツミビトバディ番外編。絡みのなかったメンバーで後日談。
本編のシリアスなんてもうそろそろ無い。

サントとラク

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
サント 不問 22 独特な喋りの機械人形。元凶。
ラク 不問 21 ペット枠の殺人鬼。今回飼い主不在。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
0:復興しつつある市場の中。 0:スチームパンクの機械人形のサントと一応人間のラクが買い物をしている。 サント:さて、おつかいもこれで終わりですかねー。 ラク:眠い。あ、このオレンジ買って。 サント:いいですよー。オレンジはお好きで? ラク:フルーツはけっこう好き。 サント:ワタクシ会計してきますね。さて、レジは……人がいませんねー。ベルは……っと。 ラク:なにしてんの。 サント:ですから、お金を払わないとでーす。 ラク:この国、もうほとんど機能してないから、硬貨の価値とかゼロだけど。 サント:Oh……あ、記憶消去前のワタクシのせいですかー? ラク:知らない。あんた引きこもりすぎじゃない?僕がチャージしてくるから。 サント:チャージ……電車? ラク:電車も交通系も、だいたいはるひとひなたがぶっこわしたよ。 ラク:自分の魔力を専用の水晶に提供すんの。魔力がお金。 サント:あー、エネルギーが価値を持ったのですね。前回のワタクシは何をしたのやら……。 0: 0: ラク:ねむ……太陽きつ……のど乾いたおなかすいた。 サント:ワタクシも久々の日光です。まあこの機械と魔法の体では、健康も何もあったものではないですがねHAHAHA。 ラク:僕はしぶしぶ命令に従っただけなのに。 サント:ワタクシ、人体を確かに要求しましたが、余った分を台所の冷蔵庫に詰めたのはラクですよー。このうっかりさん。 サント:おかげでヒセンと七津に怒られて、買い出しさせられてるのですよ? ラク:やっぱり玄関に捨てておけばよかった。 サント:ラクはやっぱり考え方が斬新ですねー。そうだ、ワタクシ、今研究に行き詰ってましてー。 ラク:相談相手間違えてるよ。 サント:ではなにか、してみたいことはありませんか?ワタクシもなにか別のことをしていたら、アイデアがわくかもしれませーん。 ラク:あの垂れ目のお兄さんかな。 サント:動詞を聞きたかったですねー。今宵の殺害予告を聞くとは、いやはや。 ラク:じゃあ食べたい。 サント:あなたカニバリズムをお持ちで? ラク:腹が膨れればなんでも。 サント:やれやれ。 サント:おチビがワタクシの背後に飛んでたりしませんかねー。早く肉体の再現研究を完成させないと……。 ラク:魂とかの話?僕の背後とか大混雑だろうね。 サント:押し入って殺人しでかした後、その被害者の持っていたゲームをしてくつろいでいたと聞きましたが。 ラク:?? ラク:それなんかマズい? サント:大丈夫な部分はひとつもなかったでーす。……しかし、ふむ。 ラク:なに。(小声)……よし。 サント:おチビの魂さえ戻れば、一度生きた動物を使って交霊魔法を先に作ってもよいかもですね……。 サント:発想の転換ができました、ありが……ん?ラク?ラクー?どちらへ? ラク:あ、この肉使う? サント:垂れ目のお兄さんが!!なんて早業、どうやったんですか!もう一回やってみてくださーい! ラク:身体強化とか速度アップの魔法かけただけ。 サント:じゃあつまんないのでいいでーす。あとしばらくは動かない肉はいらないでーす。 ラク:それならこれ処理してくる。じゃ、よろしく。 サント:よろしく? ラク:報告してから殺れって言われてんの。これ事後報告になるから、間違いなく亜奇がキレる。夜までになだめといて。 サント:怒ると天使のような笑顔になりますよね。亜奇も大概、喜怒哀楽バグってると思いまーす。 ラク:そういうわけだから。あとこのオレンジもらってく。 0: 0: サント:おお、屋根の上を……気が合いそうでーす。 サント:…………。 サント:おチビ……すぐ、よみがえらせてあげますからね。 0:

0:復興しつつある市場の中。 0:スチームパンクの機械人形のサントと一応人間のラクが買い物をしている。 サント:さて、おつかいもこれで終わりですかねー。 ラク:眠い。あ、このオレンジ買って。 サント:いいですよー。オレンジはお好きで? ラク:フルーツはけっこう好き。 サント:ワタクシ会計してきますね。さて、レジは……人がいませんねー。ベルは……っと。 ラク:なにしてんの。 サント:ですから、お金を払わないとでーす。 ラク:この国、もうほとんど機能してないから、硬貨の価値とかゼロだけど。 サント:Oh……あ、記憶消去前のワタクシのせいですかー? ラク:知らない。あんた引きこもりすぎじゃない?僕がチャージしてくるから。 サント:チャージ……電車? ラク:電車も交通系も、だいたいはるひとひなたがぶっこわしたよ。 ラク:自分の魔力を専用の水晶に提供すんの。魔力がお金。 サント:あー、エネルギーが価値を持ったのですね。前回のワタクシは何をしたのやら……。 0: 0: ラク:ねむ……太陽きつ……のど乾いたおなかすいた。 サント:ワタクシも久々の日光です。まあこの機械と魔法の体では、健康も何もあったものではないですがねHAHAHA。 ラク:僕はしぶしぶ命令に従っただけなのに。 サント:ワタクシ、人体を確かに要求しましたが、余った分を台所の冷蔵庫に詰めたのはラクですよー。このうっかりさん。 サント:おかげでヒセンと七津に怒られて、買い出しさせられてるのですよ? ラク:やっぱり玄関に捨てておけばよかった。 サント:ラクはやっぱり考え方が斬新ですねー。そうだ、ワタクシ、今研究に行き詰ってましてー。 ラク:相談相手間違えてるよ。 サント:ではなにか、してみたいことはありませんか?ワタクシもなにか別のことをしていたら、アイデアがわくかもしれませーん。 ラク:あの垂れ目のお兄さんかな。 サント:動詞を聞きたかったですねー。今宵の殺害予告を聞くとは、いやはや。 ラク:じゃあ食べたい。 サント:あなたカニバリズムをお持ちで? ラク:腹が膨れればなんでも。 サント:やれやれ。 サント:おチビがワタクシの背後に飛んでたりしませんかねー。早く肉体の再現研究を完成させないと……。 ラク:魂とかの話?僕の背後とか大混雑だろうね。 サント:押し入って殺人しでかした後、その被害者の持っていたゲームをしてくつろいでいたと聞きましたが。 ラク:?? ラク:それなんかマズい? サント:大丈夫な部分はひとつもなかったでーす。……しかし、ふむ。 ラク:なに。(小声)……よし。 サント:おチビの魂さえ戻れば、一度生きた動物を使って交霊魔法を先に作ってもよいかもですね……。 サント:発想の転換ができました、ありが……ん?ラク?ラクー?どちらへ? ラク:あ、この肉使う? サント:垂れ目のお兄さんが!!なんて早業、どうやったんですか!もう一回やってみてくださーい! ラク:身体強化とか速度アップの魔法かけただけ。 サント:じゃあつまんないのでいいでーす。あとしばらくは動かない肉はいらないでーす。 ラク:それならこれ処理してくる。じゃ、よろしく。 サント:よろしく? ラク:報告してから殺れって言われてんの。これ事後報告になるから、間違いなく亜奇がキレる。夜までになだめといて。 サント:怒ると天使のような笑顔になりますよね。亜奇も大概、喜怒哀楽バグってると思いまーす。 ラク:そういうわけだから。あとこのオレンジもらってく。 0: 0: サント:おお、屋根の上を……気が合いそうでーす。 サント:…………。 サント:おチビ……すぐ、よみがえらせてあげますからね。 0: