台本概要

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タイトル 正義のヒーローが変身中に攻撃してくる
作者名 マメの助
ジャンル コメディ
演者人数 3人用台本(男1、女1、不問1)
時間 20 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 ヒーローとヴュランの頂上決戦

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
ヒーロー 70 正義!世界の平和を今日も守る!
ピンク 41 ヒーローの相棒!ちょっと毒舌!
デビルマン 不問 64 めっちゃ強い!
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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正義のヒーローが変身中に攻撃してくる ヒーロー:「デビルマン!遂にここまでやって来たぞッ!この世界の平和を守る為!お前とはここで決着をつけてやる!」 ピンク:「そうよ!正義は負けないわ!」 デビルマン:「よく来たなヒーロー。貴様の噂はかねがね聴いていた。正義を掲げ、我々ヴュランをその拳1つで打ち砕いてきたと、そしてそのあまりの強さに他のヴュランは本来の力を出す前に皆、貴様の拳に屠られたとな」 ヒーロー:「ふん。そうだ、私の拳は世界の平和を守る為!そして、悪を打ち砕く為の拳ダッ!正義が悪に負けることなどないッ!」 ピンク:「そうよ!絶対負けないわ! デビルマン:「フフフッフハハハ...アハハハハッ!悪が正義に勝てない道理などこの世界には存在しない!今それを貴様にも思い知らせてやろうではないか」 ヒーロー:「お前こそ!正義の重みを命の尊さ思い知るがいい!」 ピンク:「えぇ!思い知るがいいわ!」 0:変身シーン(変身の音は自分でトゥイントゥインとか言って遊んでください) ヒーロー:「光は悪を打ち砕く為、光は世界を照らす為。世界の命運をこの拳にかける!輝ける未来に幸せな未来に今この拳を捧げよう!みんなの夢と希望!そして、平和と未来をこの手で守る!そして!この世に蔓延る悪はこの拳で根絶してみせる!そして、家族も友達も全部守ってやる!他の誰にも失う辛さをもう2度と味合わせはしない!輝かしい未来に今向かって走ろう!ラブandピース!世界に平和と愛を!今ここに!この拳に!秘めた力を呼び起こす!シャイニングライトぉぉ!ッと心に叫び!心を奮起させ!今ここに正義を掲げよう!これが私の力だ!へーんしーん!」 ピンク:「へーんしん!」 デビルマン:「よ、よし。なるほど。終わったんだな?」 ヒーロー:「いくぞォオ!!」 ピンク:「いくわよぉぉ!」 デビルマン:「あ、終わったんだ。わかった。では。フフフ!残念だが!私は貴様達を舐めていた他のヴュランとは違うッ!初めから最終形態で行かせてもらう!!へーんッ」 ヒーロー:「トゥッ!」 0:デビルマン殴られる デビルマン:「フゴッ....え?」 ヒーロー:「さすがだな!確かに他のヴュランとは違うようだ。わたしの拳の一撃に沈まないとはな。ではもう一度いくぞ!」 デビルマン:「え、え?うんうんッ違う違う。え?」 ヒーロー:「フン!どうした!やはり私の拳の強さを思い知ったか!」 デビルマン:「え?ううん?え、変身中私。私変身中だった今。え?」 ヒーロー:「変身中だと?それがどうした!お前は戦いの最中に言い訳をするのか!」 デビルマン:「え?違う違う違う違う!え?いや普通待つじゃん?その変身中って攻撃しちゃいけないみたいな暗黙のルールみたいなのあるじゃん!?」 ヒーロー:「そんなもんしらん!」 デビルマン:「待ってた待ってた待ってた!すっごい律儀に待ってた!因みに私結構待ってたからねなんなら、だってそいうルールだと思ってたから。それに君すっごい長い変身シーンしてたんだから。いつ終わるんだろーなぁって聴いてたら急に終わって急に攻めてくるから、あヤバイヤバイ、じゃ次は私の番だ〜って思って変身しようとしたら、すっごいちゃんとした攻撃してくるじゃん!?びっくりしちゃったよ?」 ヒーロー:「悪を倒す為なら何でもやってやる!」 デビルマン:「わぁっ。どうしよ!すっごいストレス溜まる!敢えて言わなかったけど、もうぶちまけるわ!!お前変身に尺取り過ぎ、長過ぎて戦隊モノかと思ったわ!お前1人で5人分集合しちゃってたよ?後、そしてが多過ぎ。言いたい事全部言おうとしちゃって言葉の綴りが脳筋じゃん、脳みそに皺ないのかよ!他にも、輝かしい未来に今向かって走ろう!ってドラマかよ、昨日ドラマでも見たのか!」 ヒーロー:「う、うるさい!べ、別にいいだろ!」 ピンク:「そうよ!精神的攻撃してくるなんてナメクジ以下ね!だからモテないのよ!」 デビルマン:「・・・」 0: デビルマン:「誰だよ!!おまえぇ!!めっちゃ失礼な奴だな!後お前の事ずっと気になってた!初めからずっと!ヒーロー1人だって聴いてたからずっと気になってた!なんで女がいるんだろうって最初は気にしない様に頑張ってたけど!やっぱ無理だわ!そんな事言われたらもう無理だわ!こっちにも精神的攻撃きてるわ!」 ピンク:「ハッ確かにナメクジ以下は失礼ね。比べられているナメクジが可哀想だわ。それにピーチクパーチクと鳴いてうるさい人。夏だったら蝉と仲良く鳴けるわよ。あ、でも夏じゃないから一緒に鳴けるお友達にもいないか。ご愁傷様」 デビルマン:「傷の上塗りぃい!!すでにある大きな傷に塩かけてるよ!?塩かけ過ぎてナメクジなら跡形もなく消えちゃってるよ!?良かったな!!私がナメクジじゃなくてぇ!」 ヒーロー:「私とピンクの出会いは、昨日の事だった・・・」 デビルマン:「助走なしの回想!!何だお前!アクセルしか踏めねえのか!なんで何でも急なんだ!」 ヒーロー:「私はいつもの通い慣れたBARに足を運んでいた」 デビルマン:「あ、本当に始まるんだ!?」 ヒーロー:「マスターいつもので。」 0: ヒーロー:「マスターは寡黙な人で必要な時しか喋らない。けれどそれが良い。静かな時間を過ごしたい時はいつもここに来ている。」 0:チリンチリン ヒーロー:「ドアベルの音と共に1人の女性が店内へ入ってきた。私は毎日来ているから分かったが、この女性客は初めてこの店に来た客だろう」 デビルマン:「通い詰めすぎだろ。どんだけ静かな時間過ごしたいんだよ」 ピンク:「マスターいつもので。」 ヒーロー:「女性は手慣れた感じで注文する。あまりの手慣れ具合に私の知らない隠れ常連なのかと思っていた。けれど、その言葉を聴いてマスターは固まっていた。あのマスターが何か悩んでいるようだ。」 0:間 ピンク:「あ、そうだったわ。この店初めて来たんだった。ごめんなさいね。じゃー水で」 ヒーロー:「この時私は、この女性はなんてお茶目な人だ。仲良くなりたいと思ったんだ」 デビルマン:「怖いよ。初めての店でいつものでって言えるやつ怖えよ。マスターもそらゃ固まるわ。それにお茶目だなって思うお前も怖えよ。後水ってなんだよ。BARに来てそうそうに水って」 ヒーロー:「私は意を決して女性に話しかけた」 ヒーロー:「や、や、やぁ!私はヒーローをやってるものだ!急なんだが私の相棒にならないか!?フフフ未来の相棒ってやつにさ!」 ピンク:「えぇ、良いわよ」 0: ピンク:「初めてそんな事を言われた。私にこんな風にナンパしてくる男は初めてだった。私は自分で言うのもあれだけどめっちゃ美人だから街を歩けばナンパはよくされてた。最初は冴えない男だと思ってたけど、何だか可愛いと思ってしまったの。だから興味本位でイエスって言ってあげたわ」 ヒーロー:「え?良いのか!イェーイ!早速ではあるんだけど、明日ヴュランを倒しに行くんだ!一緒に行かないか!心配は無用!危険な目には遭わせないよ」 ピンク:「ふふふ。良いわね面白そう。行きましょう」 ヒーロー:「こうして私はピンクを相棒にする事ができた。ヴュランとの戦いでもしかしたら吊橋効果って奴も発動して、なんかピンクといい感じになれるかもしれないなと思惑を張り巡らした」 ピンク:「こうして私はヒーローの相棒になった。つまらない日常がなんだか面白くなりそう。明日が楽しみだわ」 0:間 ヒーロー:「そして今に至る」 デビルマン:「そして今に至るッ。じゃーねぇよ!何ちゃっかり私で吊橋効果狙ってんだよ!ふざけんな!お前の正義黒く濁りすぎだろ!不純物混ざりすぎだろ!?そして薄いよ!?仲間加入イベントがッ。もっと熱い展開あるかと思ったら唯のナンパじゃねぇーか!そして毒舌ピンク一般人じゃねえか!」 ヒーロー:「おい!仲間を侮辱するのは許さないぞ!撤回しろ!ピンクの何を知っていると言うのだ!何故ピンクが毒舌を吐くようになったかも知らないくせに!撤回しろ!」 デビルマン:「え、なんかあるの?」 ピンク:「ないわよ」 ヒーロー:「え?」 デビルマン:「え?」 ピンク:「まぁ強いて言うなら、反応見るの楽しいからかしらね。でも貴方に毒舌とか罵られるのは癪だから2度と言わないで頂戴」 ヒーロー:「・・・」 デビルマン:「・・・」 ヒーロー:「ぴ、ピンクもこんな風に言っているが本当は」 デビルマン:「厳しいって。もう厳しいよヒーロー。無理だよ。あんな真っ直ぐな目であんな事言ってるだよ?あれ本心だって」 ヒーロー:「くッ!だが侮辱したことは撤回しろ!」 ピンク:「そうよ!撤回を求めるわ!」 デビルマン:「・・・よし。わかった良いだろ!その代わり変身させろ!それが交換条件だ」 ヒーロー:「どうするピンク?あぁ言っているが」 ピンク:「撤回させる為よ、仕方ないわ」 ヒーロー:「よし!わかった。しかしまずはそちらから撤回しろ!変身した後に約束を反故にされては敵わんからな」 デビルマン:「まぁ、それくらいなら良いだろう。ピンクに毒舌と言ったことは撤回する。すまなかった」 ヒーロー:「あぁ言っているが、良いか?」 ピンク:「まぁ、撤回してくれた訳だし許してあげるわ」 ヒーロー:「だ、そうだ!よかったな!」 デビルマン:「めっちゃくちゃ癪だが、仕方ないここは我慢だ我慢。よし!では私も変身する!」 ヒーロー:「良いだろ!」 ピンク:「良いわよ」 デビルマン:「フフフこれでやっと本気が出せる!いくぞヒーロー!!へーんしー」 ヒーロー:「トゥッ!」 0:デビルマンを殴る デビルマン:「フゴッ...え」 ピンク:「え?」 ヒーロー:「やはり、まだ足りないか!ピンク!今のうちに畳かけるぞ!」 デビルマン:「待て待て待て待てぇ!!え!?理解追いつかないって!約束したよね!?私は守ったよね!?ホラ、ピンクも驚いちゃってんじゃん!なになに?何が起きたの?殴ったよね今?殴ったよね!?」 ヒーロー:「殴った!」 デビルマン:「・・・そうだよねぇ殴ったよね。びっくりしちゃったよ。約束したじゃん殴らないってピンクの侮辱を撤回したら殴らないってお前約束したよね。正義のヒーローは約束破ってもいいの!?」 ヒーロー:「悪の言葉など守る義理はない!」 ピンク:「ちょっと、それはダメなんじゃない?」 ヒーロー:「え、」 ピンク:「正義のヒーローは例え相手が悪だとしても約束は守らないと。じゃなきゃ貴方もアイツと同じ土俵に上がっちゃうことになるわよ」 ヒーロー:「ッ!そうか...そうだなピンクの言う通りだ。やたらめったらと正義を振りかざすのは悪にも匹敵する事だ。すまなかったピンク!」 デビルマン:「いや、私に謝れよ!なぁ!約束破られたの私だから!びっくりするわ、さっきからこっちはびっくりし過ぎて自分のキャラ迷子になっちゃってるよ!?」 ピンク:「あんたも本当にさっきからうるさいわね。ヒーローも謝ってんだから、いいじゃない?」 デビルマン:「いやピンクにな!?私にではなく!」 ピンク:「はぁ〜本当小さことばっか気にして、未練タラタラでネバネバで本当ナマコね気持ちわるい。その辺りの海にでも放り投げてあげましょうか?」 デビルマン:「・・・さっきから貴様はなんなんだぁ!ピンクぅ!?私がお前に何かしたか!何もしてないぃ!逆に言うとこっちがされてる側だぞ!被害者と言っても過言じゃないぞ!精神的攻撃狙ってんなら大成功だよ!」 ヒーロー:「わかった。仕方ないがお前にも変身猶予をやろう。さぁ!変身するがいい!」 ピンク:「素直なとこも可愛いわ」 デビルマン:「・・・言ったな?」 ヒーロー:「ぁあ。言った。約束を守ろう。」 デビルマン:「絶対破るなよ」 ヒーロー:「もちろん」 デビルマン:「絶対攻撃するなよ!俺がちゃんと変身するまで絶対攻撃するなよ?」 ヒーロー:「わかった」 デビルマン:「絶対の絶対!攻撃するなよ!絶対だぞ!」 ピンク:「早くやりなさいよ!」 デビルマン:「フフフ。よし!では早速行かせて貰う!へーんしー」 ヒーロー:「トゥッ!」 0:デビルマンを殴る デビルマン:「フゴッ」 ヒーロー:「どうだ!デビルマン!中々空気読めているだろう!我ながら良いタイミングだった」 ピンク:「本当にデビルマンも好きねーそいうノリ。私にはあんまり分かんないけど」 デビルマン:「(小声で)そいう...ねぇーよ」 ヒーロー:「え?」 ピンク:「何よ言いたいことがあるなら大きな声で言いなさいよ」 デビルマン:「そう言うノリじゃねぇよ!!!!馬鹿野郎!!」 ヒーロー:「な、な訳ないだろ!あんな盛大なフリをしておいて...」 デビルマン:「うるせぇ!!こっちは疑心暗鬼なんだよ!ちゃんと守ってくれる心配で聞いてただけだわ!確かにそこだけ切り取ると攻撃されるのを待っていたみたいな感じになるけど!ちょっと言い過ぎたなって思ったけど!こっち真面目だわ!真剣だわ!」 ピンク:「貴方も思ってたんじゃない。だったら勘違いしちゃうわよ。勘違いさせる方にも原因があると思うわ」 ヒーロー:「私もてっきり、あれだけ念押しをされたら攻撃しない訳にも行かないと思ってしまった」 デビルマン:「うるさいー!!もういい!!!もう!!いい!!貴様の許可などもう要らない!こうなったらゴリ押しで変身してやるわ!!舐めるなよ!うぉぉ!へんーし」 ヒーロー:「トゥッ!」 0:ここからは間など殴られたときの声など自由に遊んでください。 デビルマン:「ッ!へんーしー」 ヒーロー:「トゥッ!」 デビルマン:「へーんし!」 ヒーロー:「トゥッ!」 デビルマン:「へーん!」 ヒーロー:「トゥッ!」 デビルマン:「へー!」 ヒーロー:「トゥッ」 0:間 デビルマン:「(泣く)させてよぉおぉ!!!!!なんでさせてくんないんだよぉ!!お前どんな反射神経だよ!全部攻撃してくんじゃねぇか!ふざけんなよぉ!なぁ~!たのむよぉ!!させてくれよぉ!!お願いしますぅ!!変身させてくださいぃ!」 0:(デビルマン次のセリフまで啜り泣く) ヒーロー:「・・・」 ピンク:「・・・」 0: ピンク:「ねぇ、ヒーロー?何だか可哀想になってきたわ。そろそろ変身させてあげたら?」 ヒーロー:「うん。そうだな。ちょっとやり過ぎたかもしれん。デビルマンすまなかった。」 デビルマン:「ぅぅううう...なんだよ!」 ヒーロー:「もう絶対に攻撃しない。変身が終わるまで絶対だ!」 デビルマン:「うぅ。嘘だ!絶対嘘だ!わかってるんだからな!?」 ヒーロー:「本当だって!ちょっと我ながらやり過ぎたなって思ってたから。ごめん!」 ピンク:「そうよ!私も色々酷いこと言っちゃってごめんなさい。ヒーローが攻撃しようとしたら、もう体張って止めるわ!ねぇ?だから」 デビルマン:「うぅう。本当?」 ヒーロー:「本当本当!」 ピンク:「本当よ!」 デビルマン:「・・・じゃ。本当に変身していいんだな?」 ヒーロー:「もちろん!是非変身してくれ!変身したお前と私は戦いたい!」 ピンク:「ここまでくると逆に変身した貴方を見たくなったわ!」 デビルマン:「そうかぁ。じゃぁ〜わかった。信じる」 ヒーロー:「よし!こい!デビルマン!」 ピンク:「見せて!貴方の本気を!」 デビルマン:「うおぉぉお!へーんしん!!!」 0:間 デビルマン:「フフフッフハハ!アハハハ!やっとなれたぞ!これが私の最終形態だぁあ!!今までの借りを全て返してやるからなぁ!お前達!覚悟しろ!!」 ヒーロー:「それが。お前の最終形態か、禍々しいな。」 デビルマン:「フン!もう謝ったて許さないからな!この手で葬ってやるわ!」 ヒーロー:「計画通りだ」 デビルマン:「何、うん?ピンクはどこだ!?」 ピンク:「貴方の後ろよ」 デビルマン:「いつの間に!?」 ピンク:「残念もう遅いわ」 0:注射を刺す デビルマン:「 何をした...力が抜けて...グハッ!」 ピンク:「ギリギリの賭けだったわね。成功してよかった」 ヒーロー:「あぁ。卑怯な真似ばかりしてすまなかったデビルマン。しかし、ここまでやらなければ私達はお前に勝てなかった」 デビルマン:「な、んだと...」 ピンク:「もし、貴方が最初の形態でゴリ押しで来ていてたら私達は負けていたわ。なんせあの形態はどんな攻撃も効きづらくなる。ヒーローの力を持ってしても持久戦に持ち込まれたら勝ち目は無かったの」 ヒーロー:「私達がお前に勝つ為の条件を揃えるのは大変だった」 デビルマン:「...条件だと?」 ヒーロー:「そうだ。まず1つ、お前に初めから本気を出させる事。これは他のヴュランに噂を流させた。アイツと戦うときは舐めない方がいいとな。お前の性格上それを聞けば初めから本気でくるだろうと踏んでいた。 0: ヒーロー:「そして2つ、お前の体力がギリギリになった所で最終形態へ変身を促す。少しでも違和感を持たれたりしたらアウトだった。」 0: ヒーロー:「そして3つ、最終形態となったお前の背後を取りこれを打ち込む事。ピンクの能力は1日一度だけ、誰からも気配を悟られなくなる。しかし万全の最終形態であれば気づかれていた可能性もあるからな確実性が必要だった。」 デビルマン:「フフフ...そうかやはり唯の一般人ではなかったか。違和感ではあったのだ。あのヒーローが一般人をこの戦いに巻き込む事などするだろうかと、しかし、あの茶番でそんな事も考えられなくなった。それも作戦の内か。」 ピンク:「この薬は、対ヴュラン用に作られた毒よ。万全な貴方なら解毒と出来ていたでしょうけど。今の状態じゃ無理だと思うわ デビルマン:「フン...これは私の未熟が招いた事だ。思う存分暴れられなかった事に悔いは残るが、まぁ良いだろう。充分この世界を楽しんだ」 ヒーロー:「デビルマン!もしもっと私に力があれば正々堂々と戦えた!すまない」 デビルマン:「謝るな。ヒーローにそこまでさせた私の力を褒めてやりたいくらいだ。」 ヒーロー:「フン。お前とはヒーローとヴュランなどと言う立場がなければ良き友になれていただろうな。もしまた生まれ変わったら友になろう!」 デビルマン:「死んでも嫌!!グハッ!」 ピンク:こうしてヒーローとデビルマンの戦いは幕を閉じた。しかし、ヒーローに休む暇などない!今も世界は悪に脅かされてる!行くんだヒーロー!負けるなヒーロー!世界の平和君の拳に掛かっている

正義のヒーローが変身中に攻撃してくる ヒーロー:「デビルマン!遂にここまでやって来たぞッ!この世界の平和を守る為!お前とはここで決着をつけてやる!」 ピンク:「そうよ!正義は負けないわ!」 デビルマン:「よく来たなヒーロー。貴様の噂はかねがね聴いていた。正義を掲げ、我々ヴュランをその拳1つで打ち砕いてきたと、そしてそのあまりの強さに他のヴュランは本来の力を出す前に皆、貴様の拳に屠られたとな」 ヒーロー:「ふん。そうだ、私の拳は世界の平和を守る為!そして、悪を打ち砕く為の拳ダッ!正義が悪に負けることなどないッ!」 ピンク:「そうよ!絶対負けないわ! デビルマン:「フフフッフハハハ...アハハハハッ!悪が正義に勝てない道理などこの世界には存在しない!今それを貴様にも思い知らせてやろうではないか」 ヒーロー:「お前こそ!正義の重みを命の尊さ思い知るがいい!」 ピンク:「えぇ!思い知るがいいわ!」 0:変身シーン(変身の音は自分でトゥイントゥインとか言って遊んでください) ヒーロー:「光は悪を打ち砕く為、光は世界を照らす為。世界の命運をこの拳にかける!輝ける未来に幸せな未来に今この拳を捧げよう!みんなの夢と希望!そして、平和と未来をこの手で守る!そして!この世に蔓延る悪はこの拳で根絶してみせる!そして、家族も友達も全部守ってやる!他の誰にも失う辛さをもう2度と味合わせはしない!輝かしい未来に今向かって走ろう!ラブandピース!世界に平和と愛を!今ここに!この拳に!秘めた力を呼び起こす!シャイニングライトぉぉ!ッと心に叫び!心を奮起させ!今ここに正義を掲げよう!これが私の力だ!へーんしーん!」 ピンク:「へーんしん!」 デビルマン:「よ、よし。なるほど。終わったんだな?」 ヒーロー:「いくぞォオ!!」 ピンク:「いくわよぉぉ!」 デビルマン:「あ、終わったんだ。わかった。では。フフフ!残念だが!私は貴様達を舐めていた他のヴュランとは違うッ!初めから最終形態で行かせてもらう!!へーんッ」 ヒーロー:「トゥッ!」 0:デビルマン殴られる デビルマン:「フゴッ....え?」 ヒーロー:「さすがだな!確かに他のヴュランとは違うようだ。わたしの拳の一撃に沈まないとはな。ではもう一度いくぞ!」 デビルマン:「え、え?うんうんッ違う違う。え?」 ヒーロー:「フン!どうした!やはり私の拳の強さを思い知ったか!」 デビルマン:「え?ううん?え、変身中私。私変身中だった今。え?」 ヒーロー:「変身中だと?それがどうした!お前は戦いの最中に言い訳をするのか!」 デビルマン:「え?違う違う違う違う!え?いや普通待つじゃん?その変身中って攻撃しちゃいけないみたいな暗黙のルールみたいなのあるじゃん!?」 ヒーロー:「そんなもんしらん!」 デビルマン:「待ってた待ってた待ってた!すっごい律儀に待ってた!因みに私結構待ってたからねなんなら、だってそいうルールだと思ってたから。それに君すっごい長い変身シーンしてたんだから。いつ終わるんだろーなぁって聴いてたら急に終わって急に攻めてくるから、あヤバイヤバイ、じゃ次は私の番だ〜って思って変身しようとしたら、すっごいちゃんとした攻撃してくるじゃん!?びっくりしちゃったよ?」 ヒーロー:「悪を倒す為なら何でもやってやる!」 デビルマン:「わぁっ。どうしよ!すっごいストレス溜まる!敢えて言わなかったけど、もうぶちまけるわ!!お前変身に尺取り過ぎ、長過ぎて戦隊モノかと思ったわ!お前1人で5人分集合しちゃってたよ?後、そしてが多過ぎ。言いたい事全部言おうとしちゃって言葉の綴りが脳筋じゃん、脳みそに皺ないのかよ!他にも、輝かしい未来に今向かって走ろう!ってドラマかよ、昨日ドラマでも見たのか!」 ヒーロー:「う、うるさい!べ、別にいいだろ!」 ピンク:「そうよ!精神的攻撃してくるなんてナメクジ以下ね!だからモテないのよ!」 デビルマン:「・・・」 0: デビルマン:「誰だよ!!おまえぇ!!めっちゃ失礼な奴だな!後お前の事ずっと気になってた!初めからずっと!ヒーロー1人だって聴いてたからずっと気になってた!なんで女がいるんだろうって最初は気にしない様に頑張ってたけど!やっぱ無理だわ!そんな事言われたらもう無理だわ!こっちにも精神的攻撃きてるわ!」 ピンク:「ハッ確かにナメクジ以下は失礼ね。比べられているナメクジが可哀想だわ。それにピーチクパーチクと鳴いてうるさい人。夏だったら蝉と仲良く鳴けるわよ。あ、でも夏じゃないから一緒に鳴けるお友達にもいないか。ご愁傷様」 デビルマン:「傷の上塗りぃい!!すでにある大きな傷に塩かけてるよ!?塩かけ過ぎてナメクジなら跡形もなく消えちゃってるよ!?良かったな!!私がナメクジじゃなくてぇ!」 ヒーロー:「私とピンクの出会いは、昨日の事だった・・・」 デビルマン:「助走なしの回想!!何だお前!アクセルしか踏めねえのか!なんで何でも急なんだ!」 ヒーロー:「私はいつもの通い慣れたBARに足を運んでいた」 デビルマン:「あ、本当に始まるんだ!?」 ヒーロー:「マスターいつもので。」 0: ヒーロー:「マスターは寡黙な人で必要な時しか喋らない。けれどそれが良い。静かな時間を過ごしたい時はいつもここに来ている。」 0:チリンチリン ヒーロー:「ドアベルの音と共に1人の女性が店内へ入ってきた。私は毎日来ているから分かったが、この女性客は初めてこの店に来た客だろう」 デビルマン:「通い詰めすぎだろ。どんだけ静かな時間過ごしたいんだよ」 ピンク:「マスターいつもので。」 ヒーロー:「女性は手慣れた感じで注文する。あまりの手慣れ具合に私の知らない隠れ常連なのかと思っていた。けれど、その言葉を聴いてマスターは固まっていた。あのマスターが何か悩んでいるようだ。」 0:間 ピンク:「あ、そうだったわ。この店初めて来たんだった。ごめんなさいね。じゃー水で」 ヒーロー:「この時私は、この女性はなんてお茶目な人だ。仲良くなりたいと思ったんだ」 デビルマン:「怖いよ。初めての店でいつものでって言えるやつ怖えよ。マスターもそらゃ固まるわ。それにお茶目だなって思うお前も怖えよ。後水ってなんだよ。BARに来てそうそうに水って」 ヒーロー:「私は意を決して女性に話しかけた」 ヒーロー:「や、や、やぁ!私はヒーローをやってるものだ!急なんだが私の相棒にならないか!?フフフ未来の相棒ってやつにさ!」 ピンク:「えぇ、良いわよ」 0: ピンク:「初めてそんな事を言われた。私にこんな風にナンパしてくる男は初めてだった。私は自分で言うのもあれだけどめっちゃ美人だから街を歩けばナンパはよくされてた。最初は冴えない男だと思ってたけど、何だか可愛いと思ってしまったの。だから興味本位でイエスって言ってあげたわ」 ヒーロー:「え?良いのか!イェーイ!早速ではあるんだけど、明日ヴュランを倒しに行くんだ!一緒に行かないか!心配は無用!危険な目には遭わせないよ」 ピンク:「ふふふ。良いわね面白そう。行きましょう」 ヒーロー:「こうして私はピンクを相棒にする事ができた。ヴュランとの戦いでもしかしたら吊橋効果って奴も発動して、なんかピンクといい感じになれるかもしれないなと思惑を張り巡らした」 ピンク:「こうして私はヒーローの相棒になった。つまらない日常がなんだか面白くなりそう。明日が楽しみだわ」 0:間 ヒーロー:「そして今に至る」 デビルマン:「そして今に至るッ。じゃーねぇよ!何ちゃっかり私で吊橋効果狙ってんだよ!ふざけんな!お前の正義黒く濁りすぎだろ!不純物混ざりすぎだろ!?そして薄いよ!?仲間加入イベントがッ。もっと熱い展開あるかと思ったら唯のナンパじゃねぇーか!そして毒舌ピンク一般人じゃねえか!」 ヒーロー:「おい!仲間を侮辱するのは許さないぞ!撤回しろ!ピンクの何を知っていると言うのだ!何故ピンクが毒舌を吐くようになったかも知らないくせに!撤回しろ!」 デビルマン:「え、なんかあるの?」 ピンク:「ないわよ」 ヒーロー:「え?」 デビルマン:「え?」 ピンク:「まぁ強いて言うなら、反応見るの楽しいからかしらね。でも貴方に毒舌とか罵られるのは癪だから2度と言わないで頂戴」 ヒーロー:「・・・」 デビルマン:「・・・」 ヒーロー:「ぴ、ピンクもこんな風に言っているが本当は」 デビルマン:「厳しいって。もう厳しいよヒーロー。無理だよ。あんな真っ直ぐな目であんな事言ってるだよ?あれ本心だって」 ヒーロー:「くッ!だが侮辱したことは撤回しろ!」 ピンク:「そうよ!撤回を求めるわ!」 デビルマン:「・・・よし。わかった良いだろ!その代わり変身させろ!それが交換条件だ」 ヒーロー:「どうするピンク?あぁ言っているが」 ピンク:「撤回させる為よ、仕方ないわ」 ヒーロー:「よし!わかった。しかしまずはそちらから撤回しろ!変身した後に約束を反故にされては敵わんからな」 デビルマン:「まぁ、それくらいなら良いだろう。ピンクに毒舌と言ったことは撤回する。すまなかった」 ヒーロー:「あぁ言っているが、良いか?」 ピンク:「まぁ、撤回してくれた訳だし許してあげるわ」 ヒーロー:「だ、そうだ!よかったな!」 デビルマン:「めっちゃくちゃ癪だが、仕方ないここは我慢だ我慢。よし!では私も変身する!」 ヒーロー:「良いだろ!」 ピンク:「良いわよ」 デビルマン:「フフフこれでやっと本気が出せる!いくぞヒーロー!!へーんしー」 ヒーロー:「トゥッ!」 0:デビルマンを殴る デビルマン:「フゴッ...え」 ピンク:「え?」 ヒーロー:「やはり、まだ足りないか!ピンク!今のうちに畳かけるぞ!」 デビルマン:「待て待て待て待てぇ!!え!?理解追いつかないって!約束したよね!?私は守ったよね!?ホラ、ピンクも驚いちゃってんじゃん!なになに?何が起きたの?殴ったよね今?殴ったよね!?」 ヒーロー:「殴った!」 デビルマン:「・・・そうだよねぇ殴ったよね。びっくりしちゃったよ。約束したじゃん殴らないってピンクの侮辱を撤回したら殴らないってお前約束したよね。正義のヒーローは約束破ってもいいの!?」 ヒーロー:「悪の言葉など守る義理はない!」 ピンク:「ちょっと、それはダメなんじゃない?」 ヒーロー:「え、」 ピンク:「正義のヒーローは例え相手が悪だとしても約束は守らないと。じゃなきゃ貴方もアイツと同じ土俵に上がっちゃうことになるわよ」 ヒーロー:「ッ!そうか...そうだなピンクの言う通りだ。やたらめったらと正義を振りかざすのは悪にも匹敵する事だ。すまなかったピンク!」 デビルマン:「いや、私に謝れよ!なぁ!約束破られたの私だから!びっくりするわ、さっきからこっちはびっくりし過ぎて自分のキャラ迷子になっちゃってるよ!?」 ピンク:「あんたも本当にさっきからうるさいわね。ヒーローも謝ってんだから、いいじゃない?」 デビルマン:「いやピンクにな!?私にではなく!」 ピンク:「はぁ〜本当小さことばっか気にして、未練タラタラでネバネバで本当ナマコね気持ちわるい。その辺りの海にでも放り投げてあげましょうか?」 デビルマン:「・・・さっきから貴様はなんなんだぁ!ピンクぅ!?私がお前に何かしたか!何もしてないぃ!逆に言うとこっちがされてる側だぞ!被害者と言っても過言じゃないぞ!精神的攻撃狙ってんなら大成功だよ!」 ヒーロー:「わかった。仕方ないがお前にも変身猶予をやろう。さぁ!変身するがいい!」 ピンク:「素直なとこも可愛いわ」 デビルマン:「・・・言ったな?」 ヒーロー:「ぁあ。言った。約束を守ろう。」 デビルマン:「絶対破るなよ」 ヒーロー:「もちろん」 デビルマン:「絶対攻撃するなよ!俺がちゃんと変身するまで絶対攻撃するなよ?」 ヒーロー:「わかった」 デビルマン:「絶対の絶対!攻撃するなよ!絶対だぞ!」 ピンク:「早くやりなさいよ!」 デビルマン:「フフフ。よし!では早速行かせて貰う!へーんしー」 ヒーロー:「トゥッ!」 0:デビルマンを殴る デビルマン:「フゴッ」 ヒーロー:「どうだ!デビルマン!中々空気読めているだろう!我ながら良いタイミングだった」 ピンク:「本当にデビルマンも好きねーそいうノリ。私にはあんまり分かんないけど」 デビルマン:「(小声で)そいう...ねぇーよ」 ヒーロー:「え?」 ピンク:「何よ言いたいことがあるなら大きな声で言いなさいよ」 デビルマン:「そう言うノリじゃねぇよ!!!!馬鹿野郎!!」 ヒーロー:「な、な訳ないだろ!あんな盛大なフリをしておいて...」 デビルマン:「うるせぇ!!こっちは疑心暗鬼なんだよ!ちゃんと守ってくれる心配で聞いてただけだわ!確かにそこだけ切り取ると攻撃されるのを待っていたみたいな感じになるけど!ちょっと言い過ぎたなって思ったけど!こっち真面目だわ!真剣だわ!」 ピンク:「貴方も思ってたんじゃない。だったら勘違いしちゃうわよ。勘違いさせる方にも原因があると思うわ」 ヒーロー:「私もてっきり、あれだけ念押しをされたら攻撃しない訳にも行かないと思ってしまった」 デビルマン:「うるさいー!!もういい!!!もう!!いい!!貴様の許可などもう要らない!こうなったらゴリ押しで変身してやるわ!!舐めるなよ!うぉぉ!へんーし」 ヒーロー:「トゥッ!」 0:ここからは間など殴られたときの声など自由に遊んでください。 デビルマン:「ッ!へんーしー」 ヒーロー:「トゥッ!」 デビルマン:「へーんし!」 ヒーロー:「トゥッ!」 デビルマン:「へーん!」 ヒーロー:「トゥッ!」 デビルマン:「へー!」 ヒーロー:「トゥッ」 0:間 デビルマン:「(泣く)させてよぉおぉ!!!!!なんでさせてくんないんだよぉ!!お前どんな反射神経だよ!全部攻撃してくんじゃねぇか!ふざけんなよぉ!なぁ~!たのむよぉ!!させてくれよぉ!!お願いしますぅ!!変身させてくださいぃ!」 0:(デビルマン次のセリフまで啜り泣く) ヒーロー:「・・・」 ピンク:「・・・」 0: ピンク:「ねぇ、ヒーロー?何だか可哀想になってきたわ。そろそろ変身させてあげたら?」 ヒーロー:「うん。そうだな。ちょっとやり過ぎたかもしれん。デビルマンすまなかった。」 デビルマン:「ぅぅううう...なんだよ!」 ヒーロー:「もう絶対に攻撃しない。変身が終わるまで絶対だ!」 デビルマン:「うぅ。嘘だ!絶対嘘だ!わかってるんだからな!?」 ヒーロー:「本当だって!ちょっと我ながらやり過ぎたなって思ってたから。ごめん!」 ピンク:「そうよ!私も色々酷いこと言っちゃってごめんなさい。ヒーローが攻撃しようとしたら、もう体張って止めるわ!ねぇ?だから」 デビルマン:「うぅう。本当?」 ヒーロー:「本当本当!」 ピンク:「本当よ!」 デビルマン:「・・・じゃ。本当に変身していいんだな?」 ヒーロー:「もちろん!是非変身してくれ!変身したお前と私は戦いたい!」 ピンク:「ここまでくると逆に変身した貴方を見たくなったわ!」 デビルマン:「そうかぁ。じゃぁ〜わかった。信じる」 ヒーロー:「よし!こい!デビルマン!」 ピンク:「見せて!貴方の本気を!」 デビルマン:「うおぉぉお!へーんしん!!!」 0:間 デビルマン:「フフフッフハハ!アハハハ!やっとなれたぞ!これが私の最終形態だぁあ!!今までの借りを全て返してやるからなぁ!お前達!覚悟しろ!!」 ヒーロー:「それが。お前の最終形態か、禍々しいな。」 デビルマン:「フン!もう謝ったて許さないからな!この手で葬ってやるわ!」 ヒーロー:「計画通りだ」 デビルマン:「何、うん?ピンクはどこだ!?」 ピンク:「貴方の後ろよ」 デビルマン:「いつの間に!?」 ピンク:「残念もう遅いわ」 0:注射を刺す デビルマン:「 何をした...力が抜けて...グハッ!」 ピンク:「ギリギリの賭けだったわね。成功してよかった」 ヒーロー:「あぁ。卑怯な真似ばかりしてすまなかったデビルマン。しかし、ここまでやらなければ私達はお前に勝てなかった」 デビルマン:「な、んだと...」 ピンク:「もし、貴方が最初の形態でゴリ押しで来ていてたら私達は負けていたわ。なんせあの形態はどんな攻撃も効きづらくなる。ヒーローの力を持ってしても持久戦に持ち込まれたら勝ち目は無かったの」 ヒーロー:「私達がお前に勝つ為の条件を揃えるのは大変だった」 デビルマン:「...条件だと?」 ヒーロー:「そうだ。まず1つ、お前に初めから本気を出させる事。これは他のヴュランに噂を流させた。アイツと戦うときは舐めない方がいいとな。お前の性格上それを聞けば初めから本気でくるだろうと踏んでいた。 0: ヒーロー:「そして2つ、お前の体力がギリギリになった所で最終形態へ変身を促す。少しでも違和感を持たれたりしたらアウトだった。」 0: ヒーロー:「そして3つ、最終形態となったお前の背後を取りこれを打ち込む事。ピンクの能力は1日一度だけ、誰からも気配を悟られなくなる。しかし万全の最終形態であれば気づかれていた可能性もあるからな確実性が必要だった。」 デビルマン:「フフフ...そうかやはり唯の一般人ではなかったか。違和感ではあったのだ。あのヒーローが一般人をこの戦いに巻き込む事などするだろうかと、しかし、あの茶番でそんな事も考えられなくなった。それも作戦の内か。」 ピンク:「この薬は、対ヴュラン用に作られた毒よ。万全な貴方なら解毒と出来ていたでしょうけど。今の状態じゃ無理だと思うわ デビルマン:「フン...これは私の未熟が招いた事だ。思う存分暴れられなかった事に悔いは残るが、まぁ良いだろう。充分この世界を楽しんだ」 ヒーロー:「デビルマン!もしもっと私に力があれば正々堂々と戦えた!すまない」 デビルマン:「謝るな。ヒーローにそこまでさせた私の力を褒めてやりたいくらいだ。」 ヒーロー:「フン。お前とはヒーローとヴュランなどと言う立場がなければ良き友になれていただろうな。もしまた生まれ変わったら友になろう!」 デビルマン:「死んでも嫌!!グハッ!」 ピンク:こうしてヒーローとデビルマンの戦いは幕を閉じた。しかし、ヒーローに休む暇などない!今も世界は悪に脅かされてる!行くんだヒーロー!負けるなヒーロー!世界の平和君の拳に掛かっている