台本概要

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タイトル コンビニ夜勤の二人話
作者名 大里 悠  (@O_satoyu)
ジャンル コメディ
演者人数 2人用台本(男1、女1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 コンビニで夜勤をしている二人の特に内容がない会話。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
田中 45 先輩 最近彼女にフラれた
桜井 44 後輩 語尾が「っす」になりがち
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
田中:・・暇だな。 桜井:まぁ、こんな夜中にコンビニに来るってそうそうないっすからね。 田中:え? 桜井:・・え? 田中:・・あぁ、確かに。 桜井:なんすか?今の、え?って。 田中:いや、俺は夜にもコンビニに行く時が多かったから不思議に思ったんだが、まぁ普通はよほどの急ぎじゃないと夜に出歩かないしな。 桜井:なるほど。 田中:にしても、暇だなぁ。 桜井:ほんと、そうっすね~。 田中:品出しもやったし、在庫確認もした・・掃除もしたばかりだし・・。 桜井:あ、それじゃあ先輩、しりとりでもしますか? 田中:ほう?しりとりか・・この、しりとりの田中と呼ばれた俺に挑むとはなかなか度胸あるじゃないか。 桜井:ダサ。 田中:え?まじか・・そんなにダサい? 桜井:ダサいっすね。なんのひねりもないんで。 田中:そっかぁ・・じゃあしりとりの、り。 桜井:あ、ずるいっすよ!う~ん・・。 田中:悩むの早くないか・ 桜井:リュウキュウエリマキトカゲ、次げっすよ、先輩。 田中:初めに出るのがそれか?ふつうリンゴとかのほうが先に思いつくと思うんだが・・いや、別にいいけどさ・・げ、げ・・げっげげのげ~。 桜井:あれ、学校も仕事も無いと楽そうっすけど、暇を持て余しそうっすよね。 田中:本当にな、ゲーム 桜井:胸毛。 田中:チョイス変わってんな。 桜井:変わってるってなんすか?胸毛は私のチャームポイントすよ? 田中:なん、だと・・ 桜井:いや、んなわけないでしょ、冗談っすよ。 田中:なんだ、冗談か・・原稿。 桜井:仮に本当だったとしてもそう簡単に言うわけ無いっすよ、腕毛。 田中:まぁそうだろうけど、だとしても毛好きか?ゲルマニウム。 桜井:別にそこまででもないっすね~、ムニエル。 田中:ほ~ん、ルービックキューブ。 桜井:ブリーフィング、ぐっすよ。 田中:ふむ・・さては桜井、頭良いな? 桜井:ふっふっふ、これでも成績トップっすからね、えっへん。 田中:まじか~、桜井も俺と同じそこそこな感じだと思ってたのに、グミ 桜井:いうて先輩も結構頭良いほうじゃなかったっすか?ほら、この前百点取ったって。 田中:それは数学だけな。他はまあまあしか取れん。 桜井:ほえ~、そうなんすか、ミミズク。 田中:そ、しかも英語は毎回赤点ギリギリ・・クルミ 桜井:あ、そういえば先輩、彼女さんとはどうなんすか?この前デート行ってくるって。 田中:ん?あぁ・・そん時にフラれた。 桜井:え、まじっすか?なんで? 田中:この前のデートで水族館行ったんだけどさ、帰り際に呼び止められて、「なんか違う」って言われたんだよ。 桜井:ほうほう。 田中:たださ、なんかってなんだよ・・何がどう違うんだよ・・せめて何が違うかくらいは言ってほしかった・・。 桜井:それは災難だったっすね~、ミョウガ。 田中:いや、軽くないか?確かに災難だったけど・・ガンガゼ。 桜井:ぜ・・先輩、ガンガゼって何すか? 田中:あ~、あれだよウニみたいな見た目で毒持ってるやつ。 桜井:ほえ~、そんなのがいるんすか・・それって美味いんすかね? 田中:いや知らんが、というか毒あるって言ったやつに対して初めに思うことがそれか? 桜井:わかんないじゃ無いっすか、もしかしたらすごくおいしいのかもしれないっすよ? 田中:だったらたぶん毒の対処の方法とかも調べられてるんじゃないか? 桜井:ま、それもそうっすね、後で調べよっと・・ゼウス。 田中:スイス。そういえばもうすぐ交代の時間だな、バイト終わったらどっか飯行くか? 桜井:・・先輩、乙女に向かって夜食を進めるとは、いい度胸っすね・・。 田中:おと、め?・・はて、乙女とはいったいどこにいるのやら。 桜井:なんすか、私は乙女じゃないって言いたいんすか?これでも結構モテるくらいには評判いいんすけど?喧嘩なら買いますよ?むしろこっちから売ってやりますよ? 田中:いや、桜井でも気にするんだなぁ、って。 桜井:私でもって・・はぁ、そんなんだから彼女さんにもフラれるんすよ。 田中:え、まじか。 桜井:いいっすか?女ってのはいつまでたっても乙女なんすよ。自分が乙女だと思ってる限りはいつまでも乙女なんすから、言葉に気を付けてくださいね?まったく、危うく私のこの黄金の左足が出るとこだったっすよ。 田中:へ~、そうなのか。あ、来た。 桜井:軽く受け流さないでほしいんすけど?もう・・あ、先輩。 田中:なんだ? 桜井:スリジャヤワルダナプラコッテっす。 田中:・・なんて? 桜井:だから、スリジャヤワルダナプラコッテっすよ。 田中:スリジャヤ・・。 桜井:まぁそれは置いといて、早く行きましょ?先輩。私もう腹ペコっすよ~・ 田中:あ、結局飯は行くのね。 桜井:当然っす。続きは店に向かいながらしましょ。 田中:はいはい、んじゃ引継ぎやったら行くから、先に着替えて裏で待ってろ。 桜井:は~い・・まぁ動けば大丈夫か。 田中:ん?なんか言ったか? 桜井:いえ?なんも言ってないっすよ。それじゃあ早く来てくださいね、私は寒空の下で凍えて待ってるっす。 田中:凍えるほど寒くはないけどな。・・・スリジャヤワルダナプラコッテ・・わかんねぇ・・。 桜井:あ、先輩!支払いはしりとりで負けたほうがおごりはどうっすか? 田中:俺負けそうなんだが・・まぁ、お前が負けても半分は払ってやるよ。 桜井:お!言ったっすね?それじゃあスマホの事典を開いて・・ 田中:やめい!ったく、いいからさっさと着替えてこい。 桜井:え、そんな先輩、さっさと着替えろなんて・・。 田中:頬を染めるな、くねくねするな、そんな意図は全くない! 桜井:は~い・・先輩。 田中:今度はなんだ? 桜井:覗いちゃダメっすよ? 田中:覗くか!

田中:・・暇だな。 桜井:まぁ、こんな夜中にコンビニに来るってそうそうないっすからね。 田中:え? 桜井:・・え? 田中:・・あぁ、確かに。 桜井:なんすか?今の、え?って。 田中:いや、俺は夜にもコンビニに行く時が多かったから不思議に思ったんだが、まぁ普通はよほどの急ぎじゃないと夜に出歩かないしな。 桜井:なるほど。 田中:にしても、暇だなぁ。 桜井:ほんと、そうっすね~。 田中:品出しもやったし、在庫確認もした・・掃除もしたばかりだし・・。 桜井:あ、それじゃあ先輩、しりとりでもしますか? 田中:ほう?しりとりか・・この、しりとりの田中と呼ばれた俺に挑むとはなかなか度胸あるじゃないか。 桜井:ダサ。 田中:え?まじか・・そんなにダサい? 桜井:ダサいっすね。なんのひねりもないんで。 田中:そっかぁ・・じゃあしりとりの、り。 桜井:あ、ずるいっすよ!う~ん・・。 田中:悩むの早くないか・ 桜井:リュウキュウエリマキトカゲ、次げっすよ、先輩。 田中:初めに出るのがそれか?ふつうリンゴとかのほうが先に思いつくと思うんだが・・いや、別にいいけどさ・・げ、げ・・げっげげのげ~。 桜井:あれ、学校も仕事も無いと楽そうっすけど、暇を持て余しそうっすよね。 田中:本当にな、ゲーム 桜井:胸毛。 田中:チョイス変わってんな。 桜井:変わってるってなんすか?胸毛は私のチャームポイントすよ? 田中:なん、だと・・ 桜井:いや、んなわけないでしょ、冗談っすよ。 田中:なんだ、冗談か・・原稿。 桜井:仮に本当だったとしてもそう簡単に言うわけ無いっすよ、腕毛。 田中:まぁそうだろうけど、だとしても毛好きか?ゲルマニウム。 桜井:別にそこまででもないっすね~、ムニエル。 田中:ほ~ん、ルービックキューブ。 桜井:ブリーフィング、ぐっすよ。 田中:ふむ・・さては桜井、頭良いな? 桜井:ふっふっふ、これでも成績トップっすからね、えっへん。 田中:まじか~、桜井も俺と同じそこそこな感じだと思ってたのに、グミ 桜井:いうて先輩も結構頭良いほうじゃなかったっすか?ほら、この前百点取ったって。 田中:それは数学だけな。他はまあまあしか取れん。 桜井:ほえ~、そうなんすか、ミミズク。 田中:そ、しかも英語は毎回赤点ギリギリ・・クルミ 桜井:あ、そういえば先輩、彼女さんとはどうなんすか?この前デート行ってくるって。 田中:ん?あぁ・・そん時にフラれた。 桜井:え、まじっすか?なんで? 田中:この前のデートで水族館行ったんだけどさ、帰り際に呼び止められて、「なんか違う」って言われたんだよ。 桜井:ほうほう。 田中:たださ、なんかってなんだよ・・何がどう違うんだよ・・せめて何が違うかくらいは言ってほしかった・・。 桜井:それは災難だったっすね~、ミョウガ。 田中:いや、軽くないか?確かに災難だったけど・・ガンガゼ。 桜井:ぜ・・先輩、ガンガゼって何すか? 田中:あ~、あれだよウニみたいな見た目で毒持ってるやつ。 桜井:ほえ~、そんなのがいるんすか・・それって美味いんすかね? 田中:いや知らんが、というか毒あるって言ったやつに対して初めに思うことがそれか? 桜井:わかんないじゃ無いっすか、もしかしたらすごくおいしいのかもしれないっすよ? 田中:だったらたぶん毒の対処の方法とかも調べられてるんじゃないか? 桜井:ま、それもそうっすね、後で調べよっと・・ゼウス。 田中:スイス。そういえばもうすぐ交代の時間だな、バイト終わったらどっか飯行くか? 桜井:・・先輩、乙女に向かって夜食を進めるとは、いい度胸っすね・・。 田中:おと、め?・・はて、乙女とはいったいどこにいるのやら。 桜井:なんすか、私は乙女じゃないって言いたいんすか?これでも結構モテるくらいには評判いいんすけど?喧嘩なら買いますよ?むしろこっちから売ってやりますよ? 田中:いや、桜井でも気にするんだなぁ、って。 桜井:私でもって・・はぁ、そんなんだから彼女さんにもフラれるんすよ。 田中:え、まじか。 桜井:いいっすか?女ってのはいつまでたっても乙女なんすよ。自分が乙女だと思ってる限りはいつまでも乙女なんすから、言葉に気を付けてくださいね?まったく、危うく私のこの黄金の左足が出るとこだったっすよ。 田中:へ~、そうなのか。あ、来た。 桜井:軽く受け流さないでほしいんすけど?もう・・あ、先輩。 田中:なんだ? 桜井:スリジャヤワルダナプラコッテっす。 田中:・・なんて? 桜井:だから、スリジャヤワルダナプラコッテっすよ。 田中:スリジャヤ・・。 桜井:まぁそれは置いといて、早く行きましょ?先輩。私もう腹ペコっすよ~・ 田中:あ、結局飯は行くのね。 桜井:当然っす。続きは店に向かいながらしましょ。 田中:はいはい、んじゃ引継ぎやったら行くから、先に着替えて裏で待ってろ。 桜井:は~い・・まぁ動けば大丈夫か。 田中:ん?なんか言ったか? 桜井:いえ?なんも言ってないっすよ。それじゃあ早く来てくださいね、私は寒空の下で凍えて待ってるっす。 田中:凍えるほど寒くはないけどな。・・・スリジャヤワルダナプラコッテ・・わかんねぇ・・。 桜井:あ、先輩!支払いはしりとりで負けたほうがおごりはどうっすか? 田中:俺負けそうなんだが・・まぁ、お前が負けても半分は払ってやるよ。 桜井:お!言ったっすね?それじゃあスマホの事典を開いて・・ 田中:やめい!ったく、いいからさっさと着替えてこい。 桜井:え、そんな先輩、さっさと着替えろなんて・・。 田中:頬を染めるな、くねくねするな、そんな意図は全くない! 桜井:は~い・・先輩。 田中:今度はなんだ? 桜井:覗いちゃダメっすよ? 田中:覗くか!