台本概要

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タイトル 赤ずきんのお見舞い
作者名 はちゃこ  (@hacha_upa)
ジャンル コメディ
演者人数 5人用台本(男2、女2、不問1)
時間 10 分
台本使用規定 商用、非商用問わず連絡不要
説明 童話・赤ずきんを元にした、マッチョなお話です。
赤ずきんの母以外、登場人物がすべてマッチョですので、ご了承ください。

ご利用時には #台本はちゃこ を明記願います。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
赤ずきん 34 母のさしがねで、おばあさまのお見舞いに行く。 たくさんのマッチョに囲まれ、始終震えている乙女だが、ラストで赤ずきんの下に立派な僧帽筋を隠してることが発覚する。 ※ラストのマッチョコール時以外は、可愛らしい演技をお願いいたします。
4 赤ずきんの母。非マッチョ。 お見舞いのケーキに毒を仕込んでいるのでは?と赤ずきんに疑われているが、実際に仕込んでいるのは超高級プロテイン。
おばあさま 不問 22 マッチョなおばあさま。肉体美が自慢。いつも刺客に狙われている。※性別は女性ですが、野太いマッチョ声での演技でお願いします。
17 マッチョな狼。赤ずきんを気遣う、優しいイケメン。
狩人 13 マッチョな狩人。狼とは仲良し。ケータイで呼び出される。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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0:赤ずきんの家 母:赤ずきんや。おばあさまが病気で臥せってるらしいから、お見舞いに行ってきてちょうだいな。 赤ずきん:お母さまが自分で行けばいいじゃない。 母:そんなことしたら、ババアに勘付かれてしまうでしょう? 赤ずきん:…私、お見舞いに行くのよね? 母:もちろんよ。さぁ、これが、お見舞いのぶどう酒とケーキ。 赤ずきん:…普通のぶどう酒とケーキに見えるけど。 母:えぇ、そうよ。赤ずきんは、本当にいい子ね。もし、このケーキを食べておばあさまの身に何か起きたとしても、赤ずきんは「何も知らなかった」と言うの。いい?わかったわね? 0:赤ずきん、おばあさまの家の前 赤ずきん:…お母さまはあんなこと言ってたけど、もしかしてケーキに毒でも入っているのかしら。…ううん、まさかね。 赤ずきん:おばあさま。赤ずきんです。お見舞いに来ました。 おばあさま:あぁ、よく来たね。赤ずきん。もう、体の方はすっかり調子がいいんだよ。 赤ずきん:まぁ!おばあさまったら、相変わらずキレッキレの肉体美。腹筋グレネード!肩メロン!背中に鬼が宿ってる! おばあさま:ほっほっほ。私が病気で臥せってると耳にした刺客が、今がチャンスとばかりに、わんさかやってくるんでね。病気だというのに休む暇もなかったよ。 赤ずきん:…そ、そうだったのですか。それは大変でしたね。あの、これお見舞いの、ぶどう酒とケーキです。でももう、お元気そうなので食べなくてもいいです!じゃあ、私はこれで。(さっさと切り上げて帰ろうとする) おばあさま:美味しそうなケーキじゃないか。せっかくだから、一緒に食べていきな。 赤ずきん:えっ、いや、それは…。 おばあさま:あかずきんや。 赤ずきん:え? おばあさま:どうして赤ずきんは、お見舞いに来たのに、私が元気だと、そんなにうろたえているんだい。 赤ずきん:予想以上にお元気だったから、ビックリしたのよ。 おばあさま:どうして赤ずきんは、そんなに時間を気にしているんだい。 赤ずきん:そ、それは…帰りが遅くなると、お母さまが心配するからよ。 おばあさま:どうして赤ずきんは、さっきから噓をついているんだい。 赤ずきん:そんな…嘘なんて…。 0:狼が登場 狼:はい!ずどぉぉぉん!ここで狼の登場だー!ババア、生きてるー? おばあさま:あぁ、狼じゃないか。よく来たね。いよっ!ナイスバルク! 狼:ババアも、キレてるキレてるぅ! 赤ずきん:――あぁぁ…助かった…?けど、マッチョが増えた… 狼:…あれ?赤ずきんが来てるの?ごめんね、邪魔しちゃったー? 赤ずきん:いえ、私はもう帰ります! 狼:え?なんで?ゆっくりしていきなよ。 おばあさま:赤ずきんがね、お見舞いにぶどう酒とケーキを持ってきてくれたんだ。狼も一緒にどうだい。 狼:いいの?やったー!ババァの快気祝いなら、人数多い方がいいよね。いま、狩人も呼ぶわ。 狼:(携帯で電話して)…あ、もしもし、狩人?筋肉仕上がってるー? おばあさま:あらまぁ、せっかくだから、新しいプロティンを開けようかねぇ。 赤ずきん:――どうしよう…まだマッチョが増えるの?これじゃ、みんなケーキの餌食に…! 狼:ん?どうして赤ずきんは、そんなに汗をかいているんだい? 赤ずきん:え?ちょっとお部屋が暑いからよ。 狼:どうして赤ずきんは、そんなに震えているんだい。 赤ずきん:狼さんの筋肉に興奮しちゃってるから、かなぁ? 狼:どうして赤ずきんは、さっきから噓をついているんだい。 赤ずきん:だから…そんな…嘘なんて…。 0:狩人が登場 狩人:ばばーん!待たせたな!ここで狩人が華麗に登場! おばあさま:いよっ!腹筋6LDK! 狼:腹斜筋で大根すりおろしたい! 狩人:今日はババアの快気祝いのパーリナイだってー? 赤ずきん:――うっ…またマッチョが増えた…! 狩人:おっ!赤ずきんも来てるなんて、レアじゃん! 赤ずきん:あの…私はもう、そろそろ失礼するところで… 狼:まぁ、待ちなって。せっかくのぶどう酒とケーキだ。みんなで頂こうよ。 狩人:フゥー! おばあさま:じゃあ、みんな揃ったところで、いただきます。 狼:いただきまーす! 狩人:いただきまーす! 赤ずきん:あぁ…! 0:(赤ずきん以外、みんな「美味しい」と口々に言いながら食べている) 狩人:あれ?どうして赤ずきんは、ぶどう酒とケーキに手を付けようとしないの。 赤ずきん:いまは、おなかが空いていないのよ。 狩人:どうして赤ずきんは…ぐふっ…!ぐあぁぁぁあ!(苦しみだす) 赤ずきん:え…? おばあさま:うおぉぉぉぉ! 狼:うわぁぁぁぁ! 赤ずきん:な、何?どうしちゃったの? 狩人:なんだ…何を仕込みやがった! 狼:まるで体が焼けるように熱い! おばあさま:ぐはっ…赤ずきん…おまえ…? 赤ずきん:知らない…私、何も知らないの…!嫌あっ!ごめんなさい…! おばあさま:…赤ずきんや。おまえ、隠してることがあるだろう。 赤ずきん:私は…何も… 狩人:おい!赤ずきん!このケーキに入ってるの…(嬉しそうに)超高級プロテインだろ! 狼:やべぇ!力が…漲ってくる!これが噂の超高級プロティン! 赤ずきん:…え? 狩人:なんだよ、赤ずきん。ババアに内緒でこのケーキ喰わせて、元気にさせるつもりだったのか? おばあさま:いいや、どうせ、あの女の差し金だろうよ。心憎いプレゼントしやがって…なぁ、そうだろう、赤ずきん? 赤ずきん:私はなにも…! おばあさま:オーケー!アイアム・マッチョ! 狼:ウィーアー・マッチョ!マッチョ!マッチョ! 狩人:ウィーアー・マッチョ!マッチョ!マッチョ! 赤ずきん:ひっ…! おばあさま:赤ずきんや、おまえはバレてないと思っているようだがね、私はずっと前から気付いているんだよ。 赤ずきん:…! おばあさま:その赤いずきんの下…おまえの僧帽筋(そうぼうきん)は、まるでラグビーボールのようじゃないか。 赤ずきん:おばあさま、これは…。 おばあさま:はっはっは。筋肉は裏切らない…そして嘘もつかない。おまえもマッスルでハッスルしたかった…そうだろう? 赤ずきん:うぅぅ…。 狼:さぁ、赤ずきん。もう隠さなくてもいいんだよ。 狩人:そこまで絞るには眠れない夜もあっただろう。 赤ずきん:…ありがとう…みんな…。 おばあさま:アーユー・マッチョ? 赤ずきん:(吹っ切れて、野太いマッチョ声で)イエス!アイアム・マッチョ! 0:(全員でマッチョコール) 赤ずきん:ウィーアー・マッチョ!マッチョ!マッチョ! おばあさま:ウィーアー・マッチョ!マッチョ!マッチョ! 狼:ウィーアー・マッチョ!マッチョ!マッチョ! 狩人:ウィーアー・マッチョ!マッチョ!マッチョ!

0:赤ずきんの家 母:赤ずきんや。おばあさまが病気で臥せってるらしいから、お見舞いに行ってきてちょうだいな。 赤ずきん:お母さまが自分で行けばいいじゃない。 母:そんなことしたら、ババアに勘付かれてしまうでしょう? 赤ずきん:…私、お見舞いに行くのよね? 母:もちろんよ。さぁ、これが、お見舞いのぶどう酒とケーキ。 赤ずきん:…普通のぶどう酒とケーキに見えるけど。 母:えぇ、そうよ。赤ずきんは、本当にいい子ね。もし、このケーキを食べておばあさまの身に何か起きたとしても、赤ずきんは「何も知らなかった」と言うの。いい?わかったわね? 0:赤ずきん、おばあさまの家の前 赤ずきん:…お母さまはあんなこと言ってたけど、もしかしてケーキに毒でも入っているのかしら。…ううん、まさかね。 赤ずきん:おばあさま。赤ずきんです。お見舞いに来ました。 おばあさま:あぁ、よく来たね。赤ずきん。もう、体の方はすっかり調子がいいんだよ。 赤ずきん:まぁ!おばあさまったら、相変わらずキレッキレの肉体美。腹筋グレネード!肩メロン!背中に鬼が宿ってる! おばあさま:ほっほっほ。私が病気で臥せってると耳にした刺客が、今がチャンスとばかりに、わんさかやってくるんでね。病気だというのに休む暇もなかったよ。 赤ずきん:…そ、そうだったのですか。それは大変でしたね。あの、これお見舞いの、ぶどう酒とケーキです。でももう、お元気そうなので食べなくてもいいです!じゃあ、私はこれで。(さっさと切り上げて帰ろうとする) おばあさま:美味しそうなケーキじゃないか。せっかくだから、一緒に食べていきな。 赤ずきん:えっ、いや、それは…。 おばあさま:あかずきんや。 赤ずきん:え? おばあさま:どうして赤ずきんは、お見舞いに来たのに、私が元気だと、そんなにうろたえているんだい。 赤ずきん:予想以上にお元気だったから、ビックリしたのよ。 おばあさま:どうして赤ずきんは、そんなに時間を気にしているんだい。 赤ずきん:そ、それは…帰りが遅くなると、お母さまが心配するからよ。 おばあさま:どうして赤ずきんは、さっきから噓をついているんだい。 赤ずきん:そんな…嘘なんて…。 0:狼が登場 狼:はい!ずどぉぉぉん!ここで狼の登場だー!ババア、生きてるー? おばあさま:あぁ、狼じゃないか。よく来たね。いよっ!ナイスバルク! 狼:ババアも、キレてるキレてるぅ! 赤ずきん:――あぁぁ…助かった…?けど、マッチョが増えた… 狼:…あれ?赤ずきんが来てるの?ごめんね、邪魔しちゃったー? 赤ずきん:いえ、私はもう帰ります! 狼:え?なんで?ゆっくりしていきなよ。 おばあさま:赤ずきんがね、お見舞いにぶどう酒とケーキを持ってきてくれたんだ。狼も一緒にどうだい。 狼:いいの?やったー!ババァの快気祝いなら、人数多い方がいいよね。いま、狩人も呼ぶわ。 狼:(携帯で電話して)…あ、もしもし、狩人?筋肉仕上がってるー? おばあさま:あらまぁ、せっかくだから、新しいプロティンを開けようかねぇ。 赤ずきん:――どうしよう…まだマッチョが増えるの?これじゃ、みんなケーキの餌食に…! 狼:ん?どうして赤ずきんは、そんなに汗をかいているんだい? 赤ずきん:え?ちょっとお部屋が暑いからよ。 狼:どうして赤ずきんは、そんなに震えているんだい。 赤ずきん:狼さんの筋肉に興奮しちゃってるから、かなぁ? 狼:どうして赤ずきんは、さっきから噓をついているんだい。 赤ずきん:だから…そんな…嘘なんて…。 0:狩人が登場 狩人:ばばーん!待たせたな!ここで狩人が華麗に登場! おばあさま:いよっ!腹筋6LDK! 狼:腹斜筋で大根すりおろしたい! 狩人:今日はババアの快気祝いのパーリナイだってー? 赤ずきん:――うっ…またマッチョが増えた…! 狩人:おっ!赤ずきんも来てるなんて、レアじゃん! 赤ずきん:あの…私はもう、そろそろ失礼するところで… 狼:まぁ、待ちなって。せっかくのぶどう酒とケーキだ。みんなで頂こうよ。 狩人:フゥー! おばあさま:じゃあ、みんな揃ったところで、いただきます。 狼:いただきまーす! 狩人:いただきまーす! 赤ずきん:あぁ…! 0:(赤ずきん以外、みんな「美味しい」と口々に言いながら食べている) 狩人:あれ?どうして赤ずきんは、ぶどう酒とケーキに手を付けようとしないの。 赤ずきん:いまは、おなかが空いていないのよ。 狩人:どうして赤ずきんは…ぐふっ…!ぐあぁぁぁあ!(苦しみだす) 赤ずきん:え…? おばあさま:うおぉぉぉぉ! 狼:うわぁぁぁぁ! 赤ずきん:な、何?どうしちゃったの? 狩人:なんだ…何を仕込みやがった! 狼:まるで体が焼けるように熱い! おばあさま:ぐはっ…赤ずきん…おまえ…? 赤ずきん:知らない…私、何も知らないの…!嫌あっ!ごめんなさい…! おばあさま:…赤ずきんや。おまえ、隠してることがあるだろう。 赤ずきん:私は…何も… 狩人:おい!赤ずきん!このケーキに入ってるの…(嬉しそうに)超高級プロテインだろ! 狼:やべぇ!力が…漲ってくる!これが噂の超高級プロティン! 赤ずきん:…え? 狩人:なんだよ、赤ずきん。ババアに内緒でこのケーキ喰わせて、元気にさせるつもりだったのか? おばあさま:いいや、どうせ、あの女の差し金だろうよ。心憎いプレゼントしやがって…なぁ、そうだろう、赤ずきん? 赤ずきん:私はなにも…! おばあさま:オーケー!アイアム・マッチョ! 狼:ウィーアー・マッチョ!マッチョ!マッチョ! 狩人:ウィーアー・マッチョ!マッチョ!マッチョ! 赤ずきん:ひっ…! おばあさま:赤ずきんや、おまえはバレてないと思っているようだがね、私はずっと前から気付いているんだよ。 赤ずきん:…! おばあさま:その赤いずきんの下…おまえの僧帽筋(そうぼうきん)は、まるでラグビーボールのようじゃないか。 赤ずきん:おばあさま、これは…。 おばあさま:はっはっは。筋肉は裏切らない…そして嘘もつかない。おまえもマッスルでハッスルしたかった…そうだろう? 赤ずきん:うぅぅ…。 狼:さぁ、赤ずきん。もう隠さなくてもいいんだよ。 狩人:そこまで絞るには眠れない夜もあっただろう。 赤ずきん:…ありがとう…みんな…。 おばあさま:アーユー・マッチョ? 赤ずきん:(吹っ切れて、野太いマッチョ声で)イエス!アイアム・マッチョ! 0:(全員でマッチョコール) 赤ずきん:ウィーアー・マッチョ!マッチョ!マッチョ! おばあさま:ウィーアー・マッチョ!マッチョ!マッチョ! 狼:ウィーアー・マッチョ!マッチョ!マッチョ! 狩人:ウィーアー・マッチョ!マッチョ!マッチョ!