台本概要

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タイトル 眠れない夜も君となら
作者名 雪狐  (@yukikitsune_vg)
ジャンル ラブストーリー
演者人数 2人用台本(男1、女1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 付き合って五年になる叶夜と朝陽。ここ最近はお互いの時間を過ごすことが多く、一緒にいる時間は減ってしまった…そんな二人のお話。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
叶夜 55 かや。その他設定は演者様にお任せします。
朝陽 54 ともはる。その他設定は演者様にお任せします。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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0:眠れない夜も君となら  :  叶夜:かや。 朝陽:ともはる。  :  あらすじ:付き合って五年になる叶夜と朝陽。ここ最近はお互いの時間を過ごすことが多く、一緒にいる時間は減ってしまった…そんな二人のお話  :  叶夜:ねぇ、とも君…突然ごめんね?寝てたよね…? 朝陽:ん?まだ起きてるよ 叶夜:そっか… 朝陽:もしかして、眠れないのか? 叶夜:うん…今日はこっちで寝てもいい? 朝陽:もちろん、ほら…おいで? 叶夜:うん… 朝陽:で?急にどうしたんだ? 叶夜:んー、なんか…夜ってさ、急に不安になることない…?私だけ…かな? 朝陽:そんなことないよ。突然不安が押し寄せてきて、眠れなくなるときってあるよな 叶夜:そんなとき、とも君はどうしてる? 朝陽:俺はそうだな…なんか曲を聴いたり、夜空をぼんやり眺めたりするよ 叶夜:へぇ…そうなんだ 朝陽:ああ。一人でぼんやりしてるとさ、なんか頭ん中ぐるぐるってしちゃって余計眠れなくなるよな 叶夜:わかる、やなことずっと思い出しちゃって気づいたら朝になってることもあるし… 朝陽:そんなときは、思い切ってホットミルクとか飲むのもありだよ 叶夜:だからたまに台所からゴソゴソ音がしてたんだ…お化けかと思ってずっとぷるぷるしてたんだよ? 朝陽:あはは、ごめんごめん 叶夜:もう… 朝陽:でもこうやって一緒に寝るのなんて久しぶりだよな 叶夜:なんかお互い趣味に没頭してたら、気づいたら別々の部屋で寝るようになっちゃったよね 朝陽:そう…だな 叶夜:あのさ…とも君は私と一緒にいて楽しい? 朝陽:もちろん 叶夜:そっか…よかった。実はね、今日眠れなくなったのって…私の存在がとも君の邪魔になってないか不安になったからなんだ 朝陽:え? 叶夜:ほら、同棲したての頃は毎日一緒に手を繋いだりして寝てたけど…今はほら別々だからさ。すごく…寂しかったんだと思う 朝陽:叶夜… 叶夜:あれ…ごめんね?なんか、涙が…止まらなく…なっちゃって… 朝陽:謝らなくていい…むしろ俺が謝らなきゃいけない 叶夜:… 朝陽:俺、きっと今の状況に甘えてたんだと思う 叶夜:うん… 朝陽:お互い好きなことして、自由な時間を過ごして…それが叶夜の幸せに繋がるって思ってた 叶夜:…うん 朝陽:でも、実際はそうじゃなかった…叶夜を悲しませてた 叶夜:そんなことは 朝陽:いや、だってそうだろ?こうやって叶夜を抱きしめるまで、俺はこのままでいいって思ってた 叶夜:… 朝陽:何やってんだろうな… 叶夜:とも君だけじゃないよ…私も自分の時間優先してたわけだし… 朝陽:… 叶夜:… 朝陽:まぁ、こうやって話す時間ができてよかったのかな 叶夜:うん…そうだね 朝陽:…変なこと言ってもいい? 叶夜:ん?なぁに? 朝陽:叶夜の顔…久しぶりに近くで見たかもしれない 叶夜:…私も久しぶりかも 朝陽:叶夜って、こんなに可愛かったんだな 叶夜:えっ!?と、突然何言い出すの!? 朝陽:俺は事実を言ってるだけだよ? 叶夜:だ、だって…そんなふうに言ってもらえるのも久しぶりっていうか… 朝陽:よし、なんか寝れる雰囲気じゃないな 叶夜:えっ…? 朝陽:ほら、ホットミルクでも飲もうぜ?そして、お互いに空いちゃった時間を埋め直そう 叶夜:…うん! 0:リビングにて 叶夜:ふぅー、ふぅー…美味しい 朝陽:熱すぎたりしないか? 叶夜:うん、大丈夫 朝陽:そっか、それはよかった 叶夜:ふふっ…こうやって夜遅くに一緒にいるの、なんだか懐かしいね 朝陽:確かにな… 叶夜:ところで、今から何するの? 朝陽:ん? 叶夜:空いた時間の埋め直しって…具体的には何をするのかなぁって 朝陽:そうだな…じゃあ、お互い理想のプロポーズとか話してみるか 叶夜:そ、それは恥ずかしいよ… 朝陽:いいじゃん、深夜テンションってことで 叶夜:そこまで言うなら…ちなみに言う方と言われる方どっち? 朝陽:お互い相手に言う方…だな 叶夜:なるほど?つまり私からとも君にプロポーズしてみればいいわけだ 朝陽:そう言うことになるな 叶夜:んー、どっちかって言うと私はされたい方なんだけど…よし、これでいこう! 朝陽:お?いい感じの決まったの? 叶夜:うん…いくよ?『こうやってお互い自分の時間を過ごしてきたけど…それでもやっぱりとも君が好き。どれだけ時間が経っても、私はとも君のことをかっこいいって思ってるし好きなままでした。こんな私でよければ、結婚してください』…なんてどう? 朝陽:お、おう…照れるな 叶夜:ふふん、照れたとも君も好きだよ? 朝陽:なんだろう…恥ずかしいって言ってた割にノリノリじゃん 叶夜:だって…なんだかいろんな気持ちが溢れて止まらなくなっちゃって 朝陽:そっか 叶夜:うん…次はとも君の番だよ?今の私を照れさせることはできるかな? 朝陽:じゃあ、そうだな…よし、ちょっとベランダに出ようぜ 叶夜:ベランダに…? 朝陽:いいからいいから 叶夜:んー?ってうわぁ…! 朝陽:ほら、星綺麗だろ? 叶夜:確かに…!すごく綺麗…! 朝陽:…この景色をもっと早く叶夜と一緒に見ればよかった 叶夜:ん? 朝陽:だってさ、お互い不安で眠れない夜も、二人で一緒なら怖くないだろ? 叶夜:とも君… 朝陽:過ぎてしまった時間は元に戻らないけどさ、これからの未来はどんな未来にすることだって出来る 叶夜:うん 朝陽:だから、今見えている星空だって叶夜と一緒だから意味があるんだ 叶夜:…うん 朝陽:今まで寂しい思いをさせて悪かった 叶夜:ううん…大丈夫 朝陽:これから先の未来、叶夜が泣いちゃう夜が来ないように…俺はずっとそばにいるよ 叶夜:… 朝陽:だから、この指輪を受け取って欲しい 叶夜:…えっ? 朝陽:君を…叶夜を世界で一番笑顔にするって約束する。だから、俺と結婚してください 叶夜:ぐすっ、もう!早速泣いちゃったじゃん…責任とって世界一幸せなお嫁さんにしてよ…! 朝陽:ああ…喜んで  :  叶夜:こうして夜は更けていく 朝陽:二人の想いを溶かすように

0:眠れない夜も君となら  :  叶夜:かや。 朝陽:ともはる。  :  あらすじ:付き合って五年になる叶夜と朝陽。ここ最近はお互いの時間を過ごすことが多く、一緒にいる時間は減ってしまった…そんな二人のお話  :  叶夜:ねぇ、とも君…突然ごめんね?寝てたよね…? 朝陽:ん?まだ起きてるよ 叶夜:そっか… 朝陽:もしかして、眠れないのか? 叶夜:うん…今日はこっちで寝てもいい? 朝陽:もちろん、ほら…おいで? 叶夜:うん… 朝陽:で?急にどうしたんだ? 叶夜:んー、なんか…夜ってさ、急に不安になることない…?私だけ…かな? 朝陽:そんなことないよ。突然不安が押し寄せてきて、眠れなくなるときってあるよな 叶夜:そんなとき、とも君はどうしてる? 朝陽:俺はそうだな…なんか曲を聴いたり、夜空をぼんやり眺めたりするよ 叶夜:へぇ…そうなんだ 朝陽:ああ。一人でぼんやりしてるとさ、なんか頭ん中ぐるぐるってしちゃって余計眠れなくなるよな 叶夜:わかる、やなことずっと思い出しちゃって気づいたら朝になってることもあるし… 朝陽:そんなときは、思い切ってホットミルクとか飲むのもありだよ 叶夜:だからたまに台所からゴソゴソ音がしてたんだ…お化けかと思ってずっとぷるぷるしてたんだよ? 朝陽:あはは、ごめんごめん 叶夜:もう… 朝陽:でもこうやって一緒に寝るのなんて久しぶりだよな 叶夜:なんかお互い趣味に没頭してたら、気づいたら別々の部屋で寝るようになっちゃったよね 朝陽:そう…だな 叶夜:あのさ…とも君は私と一緒にいて楽しい? 朝陽:もちろん 叶夜:そっか…よかった。実はね、今日眠れなくなったのって…私の存在がとも君の邪魔になってないか不安になったからなんだ 朝陽:え? 叶夜:ほら、同棲したての頃は毎日一緒に手を繋いだりして寝てたけど…今はほら別々だからさ。すごく…寂しかったんだと思う 朝陽:叶夜… 叶夜:あれ…ごめんね?なんか、涙が…止まらなく…なっちゃって… 朝陽:謝らなくていい…むしろ俺が謝らなきゃいけない 叶夜:… 朝陽:俺、きっと今の状況に甘えてたんだと思う 叶夜:うん… 朝陽:お互い好きなことして、自由な時間を過ごして…それが叶夜の幸せに繋がるって思ってた 叶夜:…うん 朝陽:でも、実際はそうじゃなかった…叶夜を悲しませてた 叶夜:そんなことは 朝陽:いや、だってそうだろ?こうやって叶夜を抱きしめるまで、俺はこのままでいいって思ってた 叶夜:… 朝陽:何やってんだろうな… 叶夜:とも君だけじゃないよ…私も自分の時間優先してたわけだし… 朝陽:… 叶夜:… 朝陽:まぁ、こうやって話す時間ができてよかったのかな 叶夜:うん…そうだね 朝陽:…変なこと言ってもいい? 叶夜:ん?なぁに? 朝陽:叶夜の顔…久しぶりに近くで見たかもしれない 叶夜:…私も久しぶりかも 朝陽:叶夜って、こんなに可愛かったんだな 叶夜:えっ!?と、突然何言い出すの!? 朝陽:俺は事実を言ってるだけだよ? 叶夜:だ、だって…そんなふうに言ってもらえるのも久しぶりっていうか… 朝陽:よし、なんか寝れる雰囲気じゃないな 叶夜:えっ…? 朝陽:ほら、ホットミルクでも飲もうぜ?そして、お互いに空いちゃった時間を埋め直そう 叶夜:…うん! 0:リビングにて 叶夜:ふぅー、ふぅー…美味しい 朝陽:熱すぎたりしないか? 叶夜:うん、大丈夫 朝陽:そっか、それはよかった 叶夜:ふふっ…こうやって夜遅くに一緒にいるの、なんだか懐かしいね 朝陽:確かにな… 叶夜:ところで、今から何するの? 朝陽:ん? 叶夜:空いた時間の埋め直しって…具体的には何をするのかなぁって 朝陽:そうだな…じゃあ、お互い理想のプロポーズとか話してみるか 叶夜:そ、それは恥ずかしいよ… 朝陽:いいじゃん、深夜テンションってことで 叶夜:そこまで言うなら…ちなみに言う方と言われる方どっち? 朝陽:お互い相手に言う方…だな 叶夜:なるほど?つまり私からとも君にプロポーズしてみればいいわけだ 朝陽:そう言うことになるな 叶夜:んー、どっちかって言うと私はされたい方なんだけど…よし、これでいこう! 朝陽:お?いい感じの決まったの? 叶夜:うん…いくよ?『こうやってお互い自分の時間を過ごしてきたけど…それでもやっぱりとも君が好き。どれだけ時間が経っても、私はとも君のことをかっこいいって思ってるし好きなままでした。こんな私でよければ、結婚してください』…なんてどう? 朝陽:お、おう…照れるな 叶夜:ふふん、照れたとも君も好きだよ? 朝陽:なんだろう…恥ずかしいって言ってた割にノリノリじゃん 叶夜:だって…なんだかいろんな気持ちが溢れて止まらなくなっちゃって 朝陽:そっか 叶夜:うん…次はとも君の番だよ?今の私を照れさせることはできるかな? 朝陽:じゃあ、そうだな…よし、ちょっとベランダに出ようぜ 叶夜:ベランダに…? 朝陽:いいからいいから 叶夜:んー?ってうわぁ…! 朝陽:ほら、星綺麗だろ? 叶夜:確かに…!すごく綺麗…! 朝陽:…この景色をもっと早く叶夜と一緒に見ればよかった 叶夜:ん? 朝陽:だってさ、お互い不安で眠れない夜も、二人で一緒なら怖くないだろ? 叶夜:とも君… 朝陽:過ぎてしまった時間は元に戻らないけどさ、これからの未来はどんな未来にすることだって出来る 叶夜:うん 朝陽:だから、今見えている星空だって叶夜と一緒だから意味があるんだ 叶夜:…うん 朝陽:今まで寂しい思いをさせて悪かった 叶夜:ううん…大丈夫 朝陽:これから先の未来、叶夜が泣いちゃう夜が来ないように…俺はずっとそばにいるよ 叶夜:… 朝陽:だから、この指輪を受け取って欲しい 叶夜:…えっ? 朝陽:君を…叶夜を世界で一番笑顔にするって約束する。だから、俺と結婚してください 叶夜:ぐすっ、もう!早速泣いちゃったじゃん…責任とって世界一幸せなお嫁さんにしてよ…! 朝陽:ああ…喜んで  :  叶夜:こうして夜は更けていく 朝陽:二人の想いを溶かすように