台本概要
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タイトル | 買ったからには |
---|---|
作者名 | あこや貝 (@sakana_6798) |
ジャンル | ラブストーリー |
演者人数 | 2人用台本(男1、女1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
利用ガイドライン ・生放送、裏劇、各種使用OKです ・台本無断配布禁止 ・動画制作、商用利用する場合は一度ご連絡ください(生放送の投げ銭はOK) ・文章改変、キャラクターの性別改変はNGです ・放送のどこかに作者名とURL記載お願いします 身分が行ったり来たりした二人のラブストーリーです 75 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
娼婦 | 女 | 22 | 18歳 |
金持ち | 男 | 21 | 22歳 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
娼婦:まさか、こんなところでお会いすると思いませんでした
金持ち:あなたは、何も変わらないみたいですね
娼婦:特に変える意味もありませんからね。わたくしは、わたくしです
金持ち:こんなところで高潔ぶって、何になるんですか?
娼婦:あら、高潔だと思ってくださっていたのですね。嬉しいです
金持ち:本当に嬉しそうだから腹が立ちますね
娼婦:先程も言った通り、どこにいてもわたくしはわたくしでしかないので
金持ち:そうですか。ここまで来ると尊敬しますよ
娼婦:何がですか?
金持ち:蝶よ花よと育てられてここまで生きて来たお嬢様のくせに、娼館なんかにぶち込まれて泣き言1つ言わないのは、尊敬に値してもおかしくないかと
娼婦:わたくしは無力ですからね。流れに従うまでです
金持ち:悔しくは、ないんですか?娼館にぶち込まれた上に、今まで家来としてこき使っていた相手にこうして買われるのは
娼婦:あら?こき使ってましたか?お給金以上の事は頼んだつもりはなかったのですが、それは申し訳ありません
金持ち:……別に、あなたはお貴族様でしたしね、そこに恨みも何もありません
娼婦:ふふ。ありがとうございます。それで、そろそろはじめませんか?
金持ち:え?
娼婦:娼館で娼婦を買った。その後はすべきことは1つなのは、箱入りだった私ももう分かります。……初めてがあなたで良かった。好きに、してください
金持ち:本当に、それでいいんですか?
娼婦:何が?
金持ち:初めてが、俺で、いいんですか?
娼婦:良いも何も、わたくしを買ったのはあなた───
金持ち:俺は!そんな諦めが聞きたいんじゃない!あなたの本音が聞きたいんだ!
娼婦:え?
金持ち:俺は、初めて会った時からあなたが欲しくて、欲しくて欲しくてたまらなくて、でもこの立場じゃ手に入るはずもないから金を稼いだ
娼婦:……え?
金持ち:なのに、あっという間にあなたの家は信じられないほどの借金を抱えて、あなたは売られた
娼婦:そうね
金持ち:僕の今の金じゃ、あなたの初夜を買うだけで精一杯で、箔の着いたあなたを身請けするなんてとてもとても
娼婦:そのー
金持ち:なんですか?
娼婦:私の事、好きなの?
金持ち:この流れでそんなこと聞かないでくださいよ!
娼婦:うふ…あはははは!
金持ち:何笑ってるんですか!?
娼婦:嬉しい
金持ち:は?
娼婦:わたくしも、あなたが好き
金持ち:は?
娼婦:わたくしも、あなたが好き。だから、なるべく綺麗なうちに迎えに来てくださいね
金持ち:……ズルくないですか?
娼婦:とりあえず、明日から頑張るために、今日は飛びっきり、甘やかしてください
金持ち:……はー、分かりましたよ。今日は何もかも忘れるくらい、甘やかしてあげますよ
娼婦:ありがとう。愛してるわ
娼婦:まさか、こんなところでお会いすると思いませんでした
金持ち:あなたは、何も変わらないみたいですね
娼婦:特に変える意味もありませんからね。わたくしは、わたくしです
金持ち:こんなところで高潔ぶって、何になるんですか?
娼婦:あら、高潔だと思ってくださっていたのですね。嬉しいです
金持ち:本当に嬉しそうだから腹が立ちますね
娼婦:先程も言った通り、どこにいてもわたくしはわたくしでしかないので
金持ち:そうですか。ここまで来ると尊敬しますよ
娼婦:何がですか?
金持ち:蝶よ花よと育てられてここまで生きて来たお嬢様のくせに、娼館なんかにぶち込まれて泣き言1つ言わないのは、尊敬に値してもおかしくないかと
娼婦:わたくしは無力ですからね。流れに従うまでです
金持ち:悔しくは、ないんですか?娼館にぶち込まれた上に、今まで家来としてこき使っていた相手にこうして買われるのは
娼婦:あら?こき使ってましたか?お給金以上の事は頼んだつもりはなかったのですが、それは申し訳ありません
金持ち:……別に、あなたはお貴族様でしたしね、そこに恨みも何もありません
娼婦:ふふ。ありがとうございます。それで、そろそろはじめませんか?
金持ち:え?
娼婦:娼館で娼婦を買った。その後はすべきことは1つなのは、箱入りだった私ももう分かります。……初めてがあなたで良かった。好きに、してください
金持ち:本当に、それでいいんですか?
娼婦:何が?
金持ち:初めてが、俺で、いいんですか?
娼婦:良いも何も、わたくしを買ったのはあなた───
金持ち:俺は!そんな諦めが聞きたいんじゃない!あなたの本音が聞きたいんだ!
娼婦:え?
金持ち:俺は、初めて会った時からあなたが欲しくて、欲しくて欲しくてたまらなくて、でもこの立場じゃ手に入るはずもないから金を稼いだ
娼婦:……え?
金持ち:なのに、あっという間にあなたの家は信じられないほどの借金を抱えて、あなたは売られた
娼婦:そうね
金持ち:僕の今の金じゃ、あなたの初夜を買うだけで精一杯で、箔の着いたあなたを身請けするなんてとてもとても
娼婦:そのー
金持ち:なんですか?
娼婦:私の事、好きなの?
金持ち:この流れでそんなこと聞かないでくださいよ!
娼婦:うふ…あはははは!
金持ち:何笑ってるんですか!?
娼婦:嬉しい
金持ち:は?
娼婦:わたくしも、あなたが好き
金持ち:は?
娼婦:わたくしも、あなたが好き。だから、なるべく綺麗なうちに迎えに来てくださいね
金持ち:……ズルくないですか?
娼婦:とりあえず、明日から頑張るために、今日は飛びっきり、甘やかしてください
金持ち:……はー、分かりましたよ。今日は何もかも忘れるくらい、甘やかしてあげますよ
娼婦:ありがとう。愛してるわ