台本概要

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タイトル 流れ星に願いを
作者名 椿 麗華  (@Tsubaki_Reika)
ジャンル ラブストーリー
演者人数 2人用台本(男1、女1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 付き合って二年になるふたり。しかし最近はお互い仕事ですれ違いになり、なかなか会えないでいた。そんなある日の夜のお話です。

*男女サシ劇用
*所要時間 7分程度

*配信アプリ、動画サイト、ディスコード(裏劇)、ツイキャス等でのご使用にあたって、必ず「作者名」「作品名」の表記をお願い致します。尚、こちらの台本につきましては、必ず事前にDMにて連絡をお願い致します。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
34 彼のことが大好きな男性。
彼女 33 彼女のことが大好きな女性。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
0:  0:深夜、しばらく会えていない彼氏に電話をする彼女。 0:   彼女:ねえ、今、どこにいる? 彼:俺? 家だよ。 彼女:じゃあ、窓、見てみて。 彼:ああ、待ってて。今行くよ。 0:  0:彼が窓際に行く。 0:  彼:うわぁ・・・これが言いたかったんだね! 彼女:うん。あなたと一緒に見たくて。すっごく綺麗なお月さまでしょ?  彼女:ひとりで見ているのがもったいなくて、つい・・・電話しちゃった。 彼女:ごめんね、こんな夜遅くに。 彼:お前からの電話なら時間なんて関係ないよ。 彼:ありがとう。教えてくれなかったら、危うく綺麗な夜空を見ないで寝てしまうところだった。 彼女:なかなかそっちに行けないから、何となくさみしくてベランダに出てみたら、お月さまとお星さまが仲良さそうにしてるから・・・。 彼:俺たちも・・・仲、いいじゃん。 彼女:分かってるよ。分かってるけど、でも・・・よく分かんないぐらい、もっと仲良くなりたい・・・。 彼女:あ・・・ごめん。何言ってんだろ・・・。 0:  0: 彼:あのさ、今からって・・・大丈夫? 彼女:大丈夫って、何が? 彼:今からそっちに行くから。 彼女:え・・・? 今からって、もう深夜だし、明日は朝から出勤でしょ? 彼:関係ない。じゃ、今から車でそっちに迎えに行くよ。 彼女:あ・・・でも、もうお風呂に入っちゃったし、寝る準備しちゃったし。 彼:とりあえず、温かい格好をして待ってて。 0:  0:そして彼のサプライズ。彼女の家のインターホンが鳴る。 0: 彼:来ちゃったよ。  彼女:本当に来ると思わなかった!(嬉しそうに言う) 彼:その上からコート着て、マフラー巻いて。 彼女:え? なんで? 彼:今からドライブに行くんだよ。大丈夫。車の外には出ないから。 彼:だったらいいでしょ? 彼女:・・・うん。でも、今からどこに行くの? 彼:いいところだよ。 0:  0:迎えに来た彼の車に彼女が乗る。 0:  彼女:久しぶり! 高速道路を走るの!  彼女:ライトがどこまでも続いてる・・・。ドキドキしちゃう! 彼:俺も久しぶりかな。いつもは下の道しか使わないからなぁ。 彼:この時間は首都高も渋滞しないし、飛ばし屋に遭遇しなけりゃ快適だよね。 彼女:もしかして、横浜方面に向かってる? 彼:当たり。いつもはカップルで混んでいる場所なんだけど、さすがに深夜は空いてるんじゃないかな。 彼女:ロマンティックな気分が高まっちゃうよ・・・ 彼:おおっ! いいねぇ! 気分が高まってくれないと困るし。 彼女:・・・え・・・(その先を想像しながら照れる) 彼:何期待してるんだよ。何もしないよ(少し意地悪く言う) 0:  0:横浜の、海の見える、とある場所に到着する。 0:  彼:さあ、着いたよ。ここだよ。 彼女:・・・・・・。(泪を流す) 彼:なに泣いてるんだよ・・・ 彼女:だって・・・。ここ、初めてデートした場所・・・! 彼:懐かしくなっちゃってさ。ここ、星空が綺麗に見えるし。 彼女:あ・・・! 流れ星! あ~、願い事をするの忘れちゃった・・・! 彼:ずーっと見ていれば、また流れ星が見えるかもしれないから、しばらく待ってみるか。 彼女:今度こそ、お願いをするからね。 彼:何をお願いするの? 彼女:・・・言えない。 彼:・・・聞きたいな。教えて。 彼女:・・・言わないもん。秘密! 0:   0:彼はふいに彼女にキスをする。(任意でリップ音) 0:  彼女:ん・・・。 彼:愛してる・・・。(車の中で彼女を抱きしめる) 彼女:私ね・・・したいこと、まだ沢山あるの・・・。 彼女:遊園地に行って、海に行って、山に行って、遠くに旅行にも行って、たくさん街をあるいて・・・。(彼の胸で泣いてしまう) 彼:・・・どうしたんだよ。泣くなって・・・。 彼:たくさん、たくさん、行きたい所に行こうよ。 彼女:泣いたりして、ごめんね。なんか、いろいろ考えちゃって・・・。 彼:色々って? あー、分かった! 俺がモテすぎてないかなー、とか心配してるんだ。そうだろ? 彼女:違うって・・・! そんなにモテるわけ・・・ないじゃん・・・。 彼:へー。強がっちゃってさ 彼女:あ! また流れ星・・・! もー! またお願いごとが出来なかった・・・。 彼:よし、今度流れ星が見えたら、一緒に願い事をしよう。 0:  0:しばらく空を眺めているふたり。 0:  0:暫く経ち、再び流れ星が現れた瞬間・・・ 0:  彼女:やった! お願いごと、言えたよ! 彼:俺も・・・! 彼女:なんてお願いしたの? 聞きたいな。 彼:ずっと一緒にいられますように、って。もちろん、お前と・・・。 彼女:・・・もう。また泣いちゃうよ・・・。同じことをお願いしてた。(彼にしがみつく) 彼:あー! 今夜、ここに来て良かったー! そろそろ寒くなってきたし、帰ろうか。 彼女:そうだね。ありがとう。連れてきてくれて。 0:  0:彼が車をバックさせる姿に見とれる彼女。 0:  彼:何見てるんだよ 彼女:やだ・・・。ドキドキする。車をバックさせる時の姿、やっぱりヤバい。 彼:バカ・・・何言ってるんだよ今更。(耳元でやさしく言う) 彼女:帰りたくないよ・・・。 彼:じゃ、続きは帰ってから・・・いいだろ? 彼女:・・・うん。 0:  0:久しぶりに夜のドライブを楽しんで、仲良く彼女の自宅に帰っていきました。 0:   0:(終)

0:  0:深夜、しばらく会えていない彼氏に電話をする彼女。 0:   彼女:ねえ、今、どこにいる? 彼:俺? 家だよ。 彼女:じゃあ、窓、見てみて。 彼:ああ、待ってて。今行くよ。 0:  0:彼が窓際に行く。 0:  彼:うわぁ・・・これが言いたかったんだね! 彼女:うん。あなたと一緒に見たくて。すっごく綺麗なお月さまでしょ?  彼女:ひとりで見ているのがもったいなくて、つい・・・電話しちゃった。 彼女:ごめんね、こんな夜遅くに。 彼:お前からの電話なら時間なんて関係ないよ。 彼:ありがとう。教えてくれなかったら、危うく綺麗な夜空を見ないで寝てしまうところだった。 彼女:なかなかそっちに行けないから、何となくさみしくてベランダに出てみたら、お月さまとお星さまが仲良さそうにしてるから・・・。 彼:俺たちも・・・仲、いいじゃん。 彼女:分かってるよ。分かってるけど、でも・・・よく分かんないぐらい、もっと仲良くなりたい・・・。 彼女:あ・・・ごめん。何言ってんだろ・・・。 0:  0: 彼:あのさ、今からって・・・大丈夫? 彼女:大丈夫って、何が? 彼:今からそっちに行くから。 彼女:え・・・? 今からって、もう深夜だし、明日は朝から出勤でしょ? 彼:関係ない。じゃ、今から車でそっちに迎えに行くよ。 彼女:あ・・・でも、もうお風呂に入っちゃったし、寝る準備しちゃったし。 彼:とりあえず、温かい格好をして待ってて。 0:  0:そして彼のサプライズ。彼女の家のインターホンが鳴る。 0: 彼:来ちゃったよ。  彼女:本当に来ると思わなかった!(嬉しそうに言う) 彼:その上からコート着て、マフラー巻いて。 彼女:え? なんで? 彼:今からドライブに行くんだよ。大丈夫。車の外には出ないから。 彼:だったらいいでしょ? 彼女:・・・うん。でも、今からどこに行くの? 彼:いいところだよ。 0:  0:迎えに来た彼の車に彼女が乗る。 0:  彼女:久しぶり! 高速道路を走るの!  彼女:ライトがどこまでも続いてる・・・。ドキドキしちゃう! 彼:俺も久しぶりかな。いつもは下の道しか使わないからなぁ。 彼:この時間は首都高も渋滞しないし、飛ばし屋に遭遇しなけりゃ快適だよね。 彼女:もしかして、横浜方面に向かってる? 彼:当たり。いつもはカップルで混んでいる場所なんだけど、さすがに深夜は空いてるんじゃないかな。 彼女:ロマンティックな気分が高まっちゃうよ・・・ 彼:おおっ! いいねぇ! 気分が高まってくれないと困るし。 彼女:・・・え・・・(その先を想像しながら照れる) 彼:何期待してるんだよ。何もしないよ(少し意地悪く言う) 0:  0:横浜の、海の見える、とある場所に到着する。 0:  彼:さあ、着いたよ。ここだよ。 彼女:・・・・・・。(泪を流す) 彼:なに泣いてるんだよ・・・ 彼女:だって・・・。ここ、初めてデートした場所・・・! 彼:懐かしくなっちゃってさ。ここ、星空が綺麗に見えるし。 彼女:あ・・・! 流れ星! あ~、願い事をするの忘れちゃった・・・! 彼:ずーっと見ていれば、また流れ星が見えるかもしれないから、しばらく待ってみるか。 彼女:今度こそ、お願いをするからね。 彼:何をお願いするの? 彼女:・・・言えない。 彼:・・・聞きたいな。教えて。 彼女:・・・言わないもん。秘密! 0:   0:彼はふいに彼女にキスをする。(任意でリップ音) 0:  彼女:ん・・・。 彼:愛してる・・・。(車の中で彼女を抱きしめる) 彼女:私ね・・・したいこと、まだ沢山あるの・・・。 彼女:遊園地に行って、海に行って、山に行って、遠くに旅行にも行って、たくさん街をあるいて・・・。(彼の胸で泣いてしまう) 彼:・・・どうしたんだよ。泣くなって・・・。 彼:たくさん、たくさん、行きたい所に行こうよ。 彼女:泣いたりして、ごめんね。なんか、いろいろ考えちゃって・・・。 彼:色々って? あー、分かった! 俺がモテすぎてないかなー、とか心配してるんだ。そうだろ? 彼女:違うって・・・! そんなにモテるわけ・・・ないじゃん・・・。 彼:へー。強がっちゃってさ 彼女:あ! また流れ星・・・! もー! またお願いごとが出来なかった・・・。 彼:よし、今度流れ星が見えたら、一緒に願い事をしよう。 0:  0:しばらく空を眺めているふたり。 0:  0:暫く経ち、再び流れ星が現れた瞬間・・・ 0:  彼女:やった! お願いごと、言えたよ! 彼:俺も・・・! 彼女:なんてお願いしたの? 聞きたいな。 彼:ずっと一緒にいられますように、って。もちろん、お前と・・・。 彼女:・・・もう。また泣いちゃうよ・・・。同じことをお願いしてた。(彼にしがみつく) 彼:あー! 今夜、ここに来て良かったー! そろそろ寒くなってきたし、帰ろうか。 彼女:そうだね。ありがとう。連れてきてくれて。 0:  0:彼が車をバックさせる姿に見とれる彼女。 0:  彼:何見てるんだよ 彼女:やだ・・・。ドキドキする。車をバックさせる時の姿、やっぱりヤバい。 彼:バカ・・・何言ってるんだよ今更。(耳元でやさしく言う) 彼女:帰りたくないよ・・・。 彼:じゃ、続きは帰ってから・・・いいだろ? 彼女:・・・うん。 0:  0:久しぶりに夜のドライブを楽しんで、仲良く彼女の自宅に帰っていきました。 0:   0:(終)