台本概要

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タイトル 交差する命のやり取り
作者名 あこや貝  (@sakana_6798)
ジャンル コメディ
演者人数 2人用台本(男1、女1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 利用ガイドライン
・生放送、裏劇、各種使用OKです
・台本無断配布禁止
・動画制作、商用利用する場合は一度ご連絡ください(生放送の投げ銭はOK)
・文章改変、キャラクターの性別改変はNGです
・放送のどこかに作者名とURL記載お願いします

仲良し二人の日常話です

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
吸血鬼 22 牙が折れている。ツッコんだりぼけたり
少女 23 盗みが得意。ツッコんだりぼけたり
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
少女:ごしゅじーん!無事っすかー? 吸血鬼:きゅるきゅるきゅるきゅるー 少女:あーまた血液不足っすねー。ほらご主人。これ飲んで 吸血鬼:あ、血……血液!? 少女:おー。勢いよく飲んでる。ほらご主人ー。感謝して飲んでくださーい。オイラのおかげなんすからね 吸血鬼:うるさい!お前眷属だろ!少しは俺に敬意もて! 少女:それはこっちのセリフですよー。誰のおかげで生き延びられてると思ってるんすかー?牙折れの吸血鬼さん? 吸血鬼:……それを言われると弱いんだよなー。……でもお前だって、誰のおかげで今日を生きてると思ってるんだ?盗人小娘 少女:ムカつくことにそうなんだよなー。まあじゃあ、お互い様ということで 吸血鬼:それで、今日はどこから盗んできたんだ 少女:近くのデッケー病院から。多分、1週間分はあるんじゃないんすかね? 吸血鬼:ありがてー。お前を眷属にして唯一良かったと思う瞬間だよ 少女:……ねえ、ご主人 吸血鬼:なんだ?珍しい顔で見るな 少女:そもそも、なんでオイラを眷属にしたんすか? 吸血鬼:……あー。覚えてないのか? 少女:一応流れは覚えてるっすよ。オイラがスリの仲間と失敗しちまって、逃げてるうちに気絶して、気づいたら、オイラはご主人の元で、吸血鬼の眷属になって、てのは 吸血鬼:そこまでは、俺の牙はあったんだよ 少女:え? 吸血鬼:と言っても、折れかけだったけどな 少女:どういう、事っすか? 吸血鬼:俺はそろそろ寿命が来た吸血鬼だった。それなりに悪事を働き、それなりの理由で吸血鬼になった俺は、ずっとただ、人の生き血を吸って殺す日々を生きてきた 少女:それ、で? 吸血鬼:一応、眷属の作り方は何となく知ってたが、この苦しみを知っている以上、作る気はなかった 少女:なのに、なんでオイラを? 吸血鬼:追っ手に追われてお前は死にかけだった。俺も死にかけだし、最後に命を繋ぐのも悪くねえかと、お前に最後の牙を立てて死ぬつもりだった 少女:じゃあ、なんで生きて? 吸血鬼:それこそ、忘れたのか? 少女:え?なんかありやしたっけ? 吸血鬼:お前に牙を立てた瞬間に折れた牙を引き抜いて、俺は意識が途切れた、それで死ぬと思ってた。でも、俺は目が覚めた 少女:え?ご主人の牙私の首に刺さってたんすか?気持ち悪 吸血鬼:お前話してる流れ考えろよ!だいたい、その状態だと本当に覚えてないんだな 少女:なんすか、焦らしプレイも気持ち悪いすよ 吸血鬼:言い方も考えろよ。お前、近場の病院から血液パック盗んできたろ 少女:あ、そういえば 吸血鬼:俺は古式ゆかしい吸血鬼だからな。格好で察したんだろ。それを俺の口に、無理やり飲ましたじゃねえか 少女:……そういえば 吸血鬼:俺らは、生かし生かされた、運命共同体だ 少女:えーやだー 吸血鬼:お前本当に発言その他もろもろ考えろよ! 少女:まあでもご主人。 吸血鬼:なんだよ 少女:こうして会話するのは、楽しいっすよ 吸血鬼:素直なの気持ち悪 少女:うるせー!

少女:ごしゅじーん!無事っすかー? 吸血鬼:きゅるきゅるきゅるきゅるー 少女:あーまた血液不足っすねー。ほらご主人。これ飲んで 吸血鬼:あ、血……血液!? 少女:おー。勢いよく飲んでる。ほらご主人ー。感謝して飲んでくださーい。オイラのおかげなんすからね 吸血鬼:うるさい!お前眷属だろ!少しは俺に敬意もて! 少女:それはこっちのセリフですよー。誰のおかげで生き延びられてると思ってるんすかー?牙折れの吸血鬼さん? 吸血鬼:……それを言われると弱いんだよなー。……でもお前だって、誰のおかげで今日を生きてると思ってるんだ?盗人小娘 少女:ムカつくことにそうなんだよなー。まあじゃあ、お互い様ということで 吸血鬼:それで、今日はどこから盗んできたんだ 少女:近くのデッケー病院から。多分、1週間分はあるんじゃないんすかね? 吸血鬼:ありがてー。お前を眷属にして唯一良かったと思う瞬間だよ 少女:……ねえ、ご主人 吸血鬼:なんだ?珍しい顔で見るな 少女:そもそも、なんでオイラを眷属にしたんすか? 吸血鬼:……あー。覚えてないのか? 少女:一応流れは覚えてるっすよ。オイラがスリの仲間と失敗しちまって、逃げてるうちに気絶して、気づいたら、オイラはご主人の元で、吸血鬼の眷属になって、てのは 吸血鬼:そこまでは、俺の牙はあったんだよ 少女:え? 吸血鬼:と言っても、折れかけだったけどな 少女:どういう、事っすか? 吸血鬼:俺はそろそろ寿命が来た吸血鬼だった。それなりに悪事を働き、それなりの理由で吸血鬼になった俺は、ずっとただ、人の生き血を吸って殺す日々を生きてきた 少女:それ、で? 吸血鬼:一応、眷属の作り方は何となく知ってたが、この苦しみを知っている以上、作る気はなかった 少女:なのに、なんでオイラを? 吸血鬼:追っ手に追われてお前は死にかけだった。俺も死にかけだし、最後に命を繋ぐのも悪くねえかと、お前に最後の牙を立てて死ぬつもりだった 少女:じゃあ、なんで生きて? 吸血鬼:それこそ、忘れたのか? 少女:え?なんかありやしたっけ? 吸血鬼:お前に牙を立てた瞬間に折れた牙を引き抜いて、俺は意識が途切れた、それで死ぬと思ってた。でも、俺は目が覚めた 少女:え?ご主人の牙私の首に刺さってたんすか?気持ち悪 吸血鬼:お前話してる流れ考えろよ!だいたい、その状態だと本当に覚えてないんだな 少女:なんすか、焦らしプレイも気持ち悪いすよ 吸血鬼:言い方も考えろよ。お前、近場の病院から血液パック盗んできたろ 少女:あ、そういえば 吸血鬼:俺は古式ゆかしい吸血鬼だからな。格好で察したんだろ。それを俺の口に、無理やり飲ましたじゃねえか 少女:……そういえば 吸血鬼:俺らは、生かし生かされた、運命共同体だ 少女:えーやだー 吸血鬼:お前本当に発言その他もろもろ考えろよ! 少女:まあでもご主人。 吸血鬼:なんだよ 少女:こうして会話するのは、楽しいっすよ 吸血鬼:素直なの気持ち悪 少女:うるせー!