台本概要
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タイトル | 前へ… |
---|---|
作者名 | すみんこ (@suminko0211) |
ジャンル | ラブストーリー |
演者人数 | 1人用台本(女1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 台本説明欄参照 |
説明 |
一言だけ最愛の人の台詞があります。 ※役の性別変更OK。一人称の変更OK。 ◆禁止事項◆ ・営利目的での利用。 ・台本の無断転載、自作発言。 ◆お願い◆ ・台本使用の際は作者の X(旧 Twitter)にご連絡いただけると嬉しいです。 ・配信等で使用される場合《作品名、作者名、台本URL》の内の2点を掲示していただけると嬉しいです。 ・告知の際にメンションしていただけると、気付けて時間が合えば聞きに行けるので助かります。 ・アーカイブがある場合、教えていただけると嬉しです。 ・使用時の連絡は任意ですが、お芝居聞きたいので使用前や使用後でも教えていただけると嬉しいです。 ・演者様の性別は問いませんが、女性役を男性が演じる(逆パターンも)場合はご連絡頂きますようお願いします。 ☆上記記載の内容を含め、気になることなどありましたら X(旧 Twitter)までご連絡ください。☆ 191 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
女性 | 女 | 8 | 最愛の人を亡くした女性。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
女性:ふとした瞬間に感じる貴方のぬくもり。もうそこに貴方はいないとわかっているはずなのに…。
:
女性:「貴方がそばにいないこの世界はこんなに色がなかったんだね。」
:
:貴方の墓石に花を添えながらポツリと呟いた。
:
:「えっ…?」
:
女性:辺りが明るくなったかと思えば、そこには天に続く階段があった。
:不思議な光景なのに、私は迷いなくその階段に足をかけた。
:貴方がいた頃の色鮮やかな空間に佇んでいたからかもしれない。
:
女性:「綺麗。」
:
:無意識に口から出た言葉。
:そして、寂しさに溢れていた心が次第にぽかぽかしていることに気がついた。
:
女性:「どこに繋がっているのだろう?貴方にもう一度会えたりするのだろうか。」
:
:そんなことあるわけないと思いつつ、この階段を登るたびに貴方と過ごしてきた日々が巡る。
:貴方がいなくなってしまってから、私は今までどうやって過ごしていたのかも、どうやって息をしていたのかも…わからなくなってしまっていた。
:上に広がる素敵な色に吸い込まれるように私は足を動かす。
:
最愛の人:『行っちゃだめ!』
:
:突然頭に声が響いた気がした…。聞き間違えるはずがない。
:どうして?貴方といたあの世界の色をまた一緒に見たいだけだよ。
:ふと上を見るとどす黒い塊がゆっくり階段を降りてきていた。
:
女性:「えっ?!何あれ!!!」
:
:私は夢中で来た道を引き返した。
:地面に足がついたとき、階段とどす黒い何かは砂のようにはらはらと消えていった。
:
女性:「あれは一体何だったんだろう…。」
:
:墓石に目を向けると私が供えた花の花びらが2枚重なっていた。
:よく見ると、自然に落ちたものではなく誰かが千切ったような跡があった。
:
女性:「大好きだよ。今もこれからもずっと。」
:
:墓石に記された愛の印は風にさらわれ遠くに飛んでいった。
:
:
:END
女性:ふとした瞬間に感じる貴方のぬくもり。もうそこに貴方はいないとわかっているはずなのに…。
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女性:「貴方がそばにいないこの世界はこんなに色がなかったんだね。」
:
:貴方の墓石に花を添えながらポツリと呟いた。
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:「えっ…?」
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女性:辺りが明るくなったかと思えば、そこには天に続く階段があった。
:不思議な光景なのに、私は迷いなくその階段に足をかけた。
:貴方がいた頃の色鮮やかな空間に佇んでいたからかもしれない。
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女性:「綺麗。」
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:無意識に口から出た言葉。
:そして、寂しさに溢れていた心が次第にぽかぽかしていることに気がついた。
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女性:「どこに繋がっているのだろう?貴方にもう一度会えたりするのだろうか。」
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:そんなことあるわけないと思いつつ、この階段を登るたびに貴方と過ごしてきた日々が巡る。
:貴方がいなくなってしまってから、私は今までどうやって過ごしていたのかも、どうやって息をしていたのかも…わからなくなってしまっていた。
:上に広がる素敵な色に吸い込まれるように私は足を動かす。
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最愛の人:『行っちゃだめ!』
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:突然頭に声が響いた気がした…。聞き間違えるはずがない。
:どうして?貴方といたあの世界の色をまた一緒に見たいだけだよ。
:ふと上を見るとどす黒い塊がゆっくり階段を降りてきていた。
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女性:「えっ?!何あれ!!!」
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:私は夢中で来た道を引き返した。
:地面に足がついたとき、階段とどす黒い何かは砂のようにはらはらと消えていった。
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女性:「あれは一体何だったんだろう…。」
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:墓石に目を向けると私が供えた花の花びらが2枚重なっていた。
:よく見ると、自然に落ちたものではなく誰かが千切ったような跡があった。
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女性:「大好きだよ。今もこれからもずっと。」
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:墓石に記された愛の印は風にさらわれ遠くに飛んでいった。
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