台本概要

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タイトル 8.BARバブ美へようこそ!〜追憶〜
作者名 雪狐  (@yukikitsune_vg)
ジャンル その他
演者人数 2人用台本(男2)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 小鹿だってバブらせたい〜ようこそこちらの世界への幕間とその後のお話。
今回はコメディではなく幕間の話になります。よければ本編と合わせてお楽しみください。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
佐藤 42 BARバブ美に来店するのは2度目。小鹿の同期。
バブ美 42 普段はやべぇオネェさん
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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0:BARバブ美へようこそ!〜追憶〜 小鹿だってバブらせたい〜ようこそこちらの世界への幕間とその後のお話。 佐藤:バブ美さん! バブ美:あら?シュガー君じゃない?そんなに慌ててどうしたの? 佐藤:小鹿ちゃんを見なかった…? バブ美:小鹿ちゃんなら一昨日見たわよ? 佐藤:一昨日…やっぱり バブ美:どうしたの? 佐藤:いや、一昨日までは仕事に来ていたんだ…そして昨日今日と仕事に来なかったから… バブ美:確かに昨日の夜来なかったわね?でもほら、風邪とかじゃない? 佐藤:いや、家にもいないし携帯にも連絡がつかないんだ… バブ美:それは変ねぇ? 佐藤:え? バブ美:一昨日の夜はすごく楽しそうだったのよ? 佐藤:楽しそうだった…か バブ美:何か引っ掛かる感じね? 佐藤:バブ美さんは小鹿ちゃんのことをどこまで知ってるかな…? バブ美:そうね…変だけどまっすぐで良い子だと思うわよ? 佐藤:やっぱり変だって感じるんだね… バブ美:ん? 佐藤:小鹿ちゃんは元々あんな感じじゃなかった…元々は少し大人びた女性だったんだよ バブ美:小鹿ちゃんが大人びた女性ねぇ…だいぶシュガー君の主観が入ってない? 佐藤:それもあるかもしれないけれど… バブ美:で、そんな小鹿ちゃんがどうかしたの? 佐藤:それが…きっと仕事のストレスだと思うんだけど、すごく荒れてて バブ美:荒れてる… 佐藤:仕事ができない人とか、周りの同期に強く当たるようになったんだ バブ美:へぇ?そんな子には見えないけど 佐藤:うん、ほんとはそんな人じゃないからね…でもそのせいでみんなから疎まれるようになった バブ美:ふーん? 佐藤:でも仕事はできるから上は厄介なプロジェクトだけを彼女に押し付けて…フォローもなくね バブ美:それは荒れてもしょうがないんじゃない? 佐藤:そう思うよ…僕もできる限りフォローしていたんだけど… バブ美:それで突如蒸発しちゃった…ってわけね 佐藤:バブ美さん頼む!一昨日の夜どんな話をしたか教えてくれないか!? バブ美:良いけど…そうねぇ、まず入ってきたとき少しやつれていたわね 佐藤:そっか… バブ美:あとは…あたしをオギャらせようとしたり? 佐藤:小鹿ちゃん…疲れてるのかな…? バブ美:シュガー君との話で盛り上がったり… 佐藤:えっ、どんな話だい!? バブ美:ほら、この前シュガー君が初めて店に来てくれたじゃない? 佐藤:うん バブ美:その時、急に小鹿ちゃんが甘えてきて驚いたーって話をしたの覚えてる? 佐藤:確かにそんなことあったなぁ…ここ最近人格がころころ変わることがあったから、それに関係あるのかと思ったよ バブ美:人格が変わる…ねぇ? 佐藤:多分、心が壊れかけているのかもしれない…自分を守るために仕方のないことだと思うんだ バブ美:そうね…バブ美さんももう少し気にかけてあげるべきだったわ… 佐藤:バブ美さんは悪くないし、感謝しかしてないよ。それで…僕の話って? バブ美:ずいぶんソワソワさせて申し訳ないけど、大した話はしてないのよ? 佐藤:なるほど…? バブ美:この前シュガー君が来て少しお話ししたって話をしただけなの 佐藤:そっか… バブ美:その後は新しい語尾の開発とか…でも最後はいつも通りだったわよ? 佐藤:いつも通り… バブ美:そうねぇ…店は毎日開けてるからって言ったら明日も来るって言ってたんだけど…来なかったわね 佐藤:そっか… バブ美:だとしたらどこに行っちゃったのかしら…? 佐藤:変なこと聞いて申し訳なかった…とりあえず、もう少し僕なりに探してみるよ バブ美:そうね、また小鹿ちゃんが店に来たら連絡するわ♡ 佐藤:バブ美さん…小鹿ちゃんのこと、よろしくお願いします バブ美:任せなさい!シュガー君も思い詰めずにちゃんと休まなきゃダメよ? 佐藤:うん、それじゃ…また 0:(佐藤帰宅) バブ美:なるほどねぇ…やっぱり小鹿ちゃんの心はそろそろ限界なのかも?だとしたら向かう場所は…? バブ美:うーん…もしかしてこれはまずい状況なのかも?一手間違えたら詰むわね… バブ美:とりあえず…小鹿ちゃんの場所の目処はついたから、連れ戻して…それからそうねぇ?あっ、ここで働いてもらうのはどうかしら? バブ美:誰がなんと言おうと、あたしの知ってる小鹿ちゃんは可愛くて良い子だから…うん、そうしましょ♡ バブ美:とりあえず…小鹿ちゃんを連れ戻しに行こうかしら 0:全てが終わり佐藤へ電話をかける 佐藤:バブ美さん、それは本当かい!? バブ美:ええ!無事に小鹿ちゃん見つかったからちゃんと話をした結果、仕事を辞めることにしたそうよ 佐藤:そっか…うん、それが良いと思うよ バブ美:そうだ!今度二人っきりになる時間をとってみたら? 佐藤:えっ…それは、その… バブ美:って急に言われても困るわよね?まずはみんなで楽しくお話しして、今の小鹿ちゃんを知ってもらってから…その後になると思うけど 佐藤:うん、それでも…ありがとう バブ美:いいのよ!シュガー君も大事なお客様だもの! 佐藤:バブ美さん…! バブ美:その代わり、シュガー君も沈んだ感じじゃなくていつも通りで来店するのよ? 佐藤:ああ、もちろん…!本当にありがとう…この恩はいつか必ず返すよ…! バブ美:やぁねぇ?バブ美さんはできることをしただけよ? 佐藤:それでも、だよ… バブ美:じゃあ、シュガー君にはお姫様にかかった呪いを解く役目を与えるわ♡ 佐藤:呪い? バブ美:ほら、小鹿ちゃんは本当の小鹿ちゃんじゃないんでしょ?だったら本当の小鹿ちゃんをあたしに見せて 佐藤:うん…頑張るよ バブ美:うふふ、応援してるわよ?王子様? 佐藤:任せたまえ!それじゃまた! バブ美:はいはい…それじゃあ、またお店でね?♡ 佐藤:ああ!(佐藤電話を切る) バブ美:それにしても…これから賑やかになりそうね?毎日が楽しみだわっ♪

0:BARバブ美へようこそ!〜追憶〜 小鹿だってバブらせたい〜ようこそこちらの世界への幕間とその後のお話。 佐藤:バブ美さん! バブ美:あら?シュガー君じゃない?そんなに慌ててどうしたの? 佐藤:小鹿ちゃんを見なかった…? バブ美:小鹿ちゃんなら一昨日見たわよ? 佐藤:一昨日…やっぱり バブ美:どうしたの? 佐藤:いや、一昨日までは仕事に来ていたんだ…そして昨日今日と仕事に来なかったから… バブ美:確かに昨日の夜来なかったわね?でもほら、風邪とかじゃない? 佐藤:いや、家にもいないし携帯にも連絡がつかないんだ… バブ美:それは変ねぇ? 佐藤:え? バブ美:一昨日の夜はすごく楽しそうだったのよ? 佐藤:楽しそうだった…か バブ美:何か引っ掛かる感じね? 佐藤:バブ美さんは小鹿ちゃんのことをどこまで知ってるかな…? バブ美:そうね…変だけどまっすぐで良い子だと思うわよ? 佐藤:やっぱり変だって感じるんだね… バブ美:ん? 佐藤:小鹿ちゃんは元々あんな感じじゃなかった…元々は少し大人びた女性だったんだよ バブ美:小鹿ちゃんが大人びた女性ねぇ…だいぶシュガー君の主観が入ってない? 佐藤:それもあるかもしれないけれど… バブ美:で、そんな小鹿ちゃんがどうかしたの? 佐藤:それが…きっと仕事のストレスだと思うんだけど、すごく荒れてて バブ美:荒れてる… 佐藤:仕事ができない人とか、周りの同期に強く当たるようになったんだ バブ美:へぇ?そんな子には見えないけど 佐藤:うん、ほんとはそんな人じゃないからね…でもそのせいでみんなから疎まれるようになった バブ美:ふーん? 佐藤:でも仕事はできるから上は厄介なプロジェクトだけを彼女に押し付けて…フォローもなくね バブ美:それは荒れてもしょうがないんじゃない? 佐藤:そう思うよ…僕もできる限りフォローしていたんだけど… バブ美:それで突如蒸発しちゃった…ってわけね 佐藤:バブ美さん頼む!一昨日の夜どんな話をしたか教えてくれないか!? バブ美:良いけど…そうねぇ、まず入ってきたとき少しやつれていたわね 佐藤:そっか… バブ美:あとは…あたしをオギャらせようとしたり? 佐藤:小鹿ちゃん…疲れてるのかな…? バブ美:シュガー君との話で盛り上がったり… 佐藤:えっ、どんな話だい!? バブ美:ほら、この前シュガー君が初めて店に来てくれたじゃない? 佐藤:うん バブ美:その時、急に小鹿ちゃんが甘えてきて驚いたーって話をしたの覚えてる? 佐藤:確かにそんなことあったなぁ…ここ最近人格がころころ変わることがあったから、それに関係あるのかと思ったよ バブ美:人格が変わる…ねぇ? 佐藤:多分、心が壊れかけているのかもしれない…自分を守るために仕方のないことだと思うんだ バブ美:そうね…バブ美さんももう少し気にかけてあげるべきだったわ… 佐藤:バブ美さんは悪くないし、感謝しかしてないよ。それで…僕の話って? バブ美:ずいぶんソワソワさせて申し訳ないけど、大した話はしてないのよ? 佐藤:なるほど…? バブ美:この前シュガー君が来て少しお話ししたって話をしただけなの 佐藤:そっか… バブ美:その後は新しい語尾の開発とか…でも最後はいつも通りだったわよ? 佐藤:いつも通り… バブ美:そうねぇ…店は毎日開けてるからって言ったら明日も来るって言ってたんだけど…来なかったわね 佐藤:そっか… バブ美:だとしたらどこに行っちゃったのかしら…? 佐藤:変なこと聞いて申し訳なかった…とりあえず、もう少し僕なりに探してみるよ バブ美:そうね、また小鹿ちゃんが店に来たら連絡するわ♡ 佐藤:バブ美さん…小鹿ちゃんのこと、よろしくお願いします バブ美:任せなさい!シュガー君も思い詰めずにちゃんと休まなきゃダメよ? 佐藤:うん、それじゃ…また 0:(佐藤帰宅) バブ美:なるほどねぇ…やっぱり小鹿ちゃんの心はそろそろ限界なのかも?だとしたら向かう場所は…? バブ美:うーん…もしかしてこれはまずい状況なのかも?一手間違えたら詰むわね… バブ美:とりあえず…小鹿ちゃんの場所の目処はついたから、連れ戻して…それからそうねぇ?あっ、ここで働いてもらうのはどうかしら? バブ美:誰がなんと言おうと、あたしの知ってる小鹿ちゃんは可愛くて良い子だから…うん、そうしましょ♡ バブ美:とりあえず…小鹿ちゃんを連れ戻しに行こうかしら 0:全てが終わり佐藤へ電話をかける 佐藤:バブ美さん、それは本当かい!? バブ美:ええ!無事に小鹿ちゃん見つかったからちゃんと話をした結果、仕事を辞めることにしたそうよ 佐藤:そっか…うん、それが良いと思うよ バブ美:そうだ!今度二人っきりになる時間をとってみたら? 佐藤:えっ…それは、その… バブ美:って急に言われても困るわよね?まずはみんなで楽しくお話しして、今の小鹿ちゃんを知ってもらってから…その後になると思うけど 佐藤:うん、それでも…ありがとう バブ美:いいのよ!シュガー君も大事なお客様だもの! 佐藤:バブ美さん…! バブ美:その代わり、シュガー君も沈んだ感じじゃなくていつも通りで来店するのよ? 佐藤:ああ、もちろん…!本当にありがとう…この恩はいつか必ず返すよ…! バブ美:やぁねぇ?バブ美さんはできることをしただけよ? 佐藤:それでも、だよ… バブ美:じゃあ、シュガー君にはお姫様にかかった呪いを解く役目を与えるわ♡ 佐藤:呪い? バブ美:ほら、小鹿ちゃんは本当の小鹿ちゃんじゃないんでしょ?だったら本当の小鹿ちゃんをあたしに見せて 佐藤:うん…頑張るよ バブ美:うふふ、応援してるわよ?王子様? 佐藤:任せたまえ!それじゃまた! バブ美:はいはい…それじゃあ、またお店でね?♡ 佐藤:ああ!(佐藤電話を切る) バブ美:それにしても…これから賑やかになりそうね?毎日が楽しみだわっ♪