台本概要

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タイトル 10.BARバブ美へようこそ!〜カクテルを君に〜
作者名 雪狐  (@yukikitsune_vg)
ジャンル その他
演者人数 3人用台本(男2、女1)
時間 20 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 バレンタインデートを終えた小鹿と佐藤はBARバブ美を訪れて物語の顛末を告げることにした。
バレンタイン・ピリオドのその後です。そちらもあわせてお楽しみください。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
バブ美 101 普段はやべぇオネェさん
小鹿 97 本名は小島 遥香(こじま はるか)
佐藤 97 佐藤 刹那(さとう せつな)
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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0:BARバブ美へようこそ!〜カクテルを君に〜 人物紹介:  バブ美:普段はやべぇオネェさん 小鹿:本名は小島 遥香(こじま はるか) 佐藤:佐藤 刹那(さとう せつな) あらすじ:バレンタインデートを終えた小鹿と佐藤はBARバブ美を訪れて物語の顛末を告げることにした 0:ガラガラ(扉が開く音ならry) 佐藤:やぁバブ美さん! バブ美:あら?二人とも今日は来ないかと思ったわ? 佐藤:いやいや、流石にバブ美さんを一人にしたりしないよ バブ美:あらぁ!良いこと言ってくれるわねぇ!バブ美さん感激よ!ところで、小鹿ちゃんどうしたの?そんなにもじもじしちゃって? 小鹿:えっと…その… バブ美:あっ、もしかしてシュガー君に意地悪されたの!?もう…そんなことしちゃダメよ? 佐藤:してないよ!? 小鹿:そ、そう!せ…こほん、佐藤君は悪くないの! バブ美:なるほどね、ふーん(にやにや) 佐藤:バブ美さんがニヤニヤしてる… バブ美:とりあえず、呪いは解けたから惚気に来たって感じね?バブ美さん妬けちゃうわぁ!♡ 小鹿:も、もう!バブ美さんったら! バブ美:それにしても…うん、小鹿ちゃん変わったわねぇ 小鹿:えっ?やっぱり変ですか…? バブ美:ううん、そんなことないわよ?だって、すごく良い顔してるじゃない! 小鹿:あ、ありがとうございます…! バブ美:ふふっ、いいのよ! 小鹿:これからもよろしくお願いしますね! 佐藤:よかったね…! 小鹿:うん! バブ美:じゃあ、景気づけにオギャっとく? 小鹿:な、なんか恥ずかしいな… バブ美:そうねぇ…じゃあシュガー君、お手本見せてあげなさい! 佐藤:えぇ…!? バブ美:ほら、大好きな小鹿ちゃんにいいとこ見せるのよ! 佐藤:オギャりがいいところを見せることに繋がるのかい!? 小鹿:その…刹那君のオギャリ…見たいなぁ 佐藤:ぐはっ…可愛すぎる…! 小鹿:ねぇ…だめ? 佐藤:やります!やりましょう!喜んで!! バブ美:シュガー君、いつにも増して気持ち悪いわねぇ…いいわぁ…♡ 佐藤:では僭越ながらオギャらせてもらうよ…(深呼吸)オギャぁ!オギャぁ!!オギャぁ!!! 小鹿:ふふっ、刹那君気持ちわるーい! 佐藤:えぇ…?小鹿ちゃんめっちゃ嬉しそうなんだけど…? バブ美:なんか、前よりも容赦なくなったわねぇ? 小鹿:そうかな? 佐藤:つ、次は遥香ちゃんの番だよ? 小鹿:お店にいる時は小鹿ちゃんって呼んでよ 佐藤:ご、ごめんね? 小鹿:にへへ、だってその方が二人っきりの時…特別感出るじゃん? 佐藤:あぐっ…破壊力が増してるっ! バブ美:小鹿ちゃん…恐ろしい子っ!! 小鹿:そ、そうかなぁ? 佐藤:と、とりあえず小鹿ちゃんがやる番だよ…? 小鹿:むぅ…彼氏としてそれはどうなの? 佐藤:オギャってる小鹿ちゃん…見たいなぁ 小鹿:えー?ふふっ、いいよ? 佐藤:やっぱダメか……っていいの!? 小鹿:うん、私オギャるの嫌いじゃないもん 佐藤:えぇ…?そうなの…? 小鹿:日頃の疲れが飛ぶような気がしない? バブ美:小鹿ちゃんわかってるじゃない! 小鹿:えへへ… バブ美:じゃあ、バブ美が命じる…小鹿ちゃんオギャリなさい! 小鹿:おぎゃあ!おぎゃあ!!おぎゃあ!!! 佐藤:いつも通りの小鹿ちゃんだぁ… バブ美:そうね…やっぱ小鹿ちゃんには素質があったのよ…! 小鹿:えへへ、それほどでもー 佐藤:くねくねしてる… バブ美:バブ美さんも負けられないわっ!♡ 佐藤:張り合わなくていいよ!? 小鹿:えー、じゃあ私ももっとくねくねしちゃおうかなっ! 佐藤:小鹿ちゃん!?小鹿ちゃんもそれ始めると収拾がつかなくなるっ! バブ美:ふぅ…いい汗かいたわ…! 小鹿:うん…私も…! 佐藤:なにこの青春みたいなノリ…? 小鹿:ねぇ、刹那君も一緒にくねろ? 佐藤:すごく可愛いけど内容が変だよ!? バブ美:いいじゃない!みんなでくねくねしましょ〜よ〜♡ 佐藤:あぁ…ツッコミが不在だぁ…こんな時に大倉さんがいてくれれば…っていても変わらないか バブ美:それもそうね?ハンサムボーイも割とこっち側の人間だもの… 小鹿:ふふっ 佐藤:どうしたんだい? 小鹿:いや、いつも通りですごく楽しいなって バブ美:そりゃそうよ、だってなにも変わってないじゃない?♡ 佐藤:そうだよ、なにも変わってないんだよ 小鹿:変わって…ない? バブ美:うん、だってあなたは小鹿ちゃんでしょ? 小鹿:そうですけど… バブ美:さっきから何度も言うようだけどね?ちゃんとした記憶があろうとなかろうと、あたしの知ってる小鹿ちゃんはかわいくていい子だしうちの大事なメンバーよ? 小鹿:バブ美さん… 佐藤:そうそう!だからなにも悩む必要なんてないんだよ 小鹿:そっか…二人ともありがと! バブ美:よし、それじゃあ景気づけにオギャっとく? 小鹿:な、なんか恥ずかしいな… 佐藤:あれ?ループしてない? バブ美:冗談よ!とりあえずなにか飲む?特別にいいの奢ってあげるわ♡ 小鹿:えっ!いいんですか…! バブ美:いいわよ?ほら、じゃがりこ飲みなさい? 小鹿:でた!バブ美さんのじゃがりこ!私好きなんだぁ 佐藤:僕もたまに日常生活で使っちゃうし…なんだろ、語感がいいのかもね? バブ美:バブ美さんはそんなでもないわね… 佐藤:じゃあなんで使ってるの…? バブ美:えっ、なんとなく? 佐藤:えぇ…? 小鹿:いいじゃん!じゃがりこってじゃがりこ使っていきましょ! バブ美:そうね、うちの合言葉にしていきましょ! 小鹿:それともう一つ、私のお気に入りで流行らせたい言葉があるんだけど… 佐藤:ん?なんだい? 小鹿:謝謝茄子(しぇいしぇいなす)って言葉を流行らせたいんだけど… 佐藤:すごく独特な言葉だね…? バブ美:バブ美さんは好きだけど…日常会話に使うことってほぼないわよね…? 小鹿:あれ?割と不評…?んー私は好きなんだけどなぁ… バブ美:で、なに飲むの? 小鹿:あっさり流された… 佐藤:大丈夫、そんな日もあるよ 小鹿:ぐすん…とりあえずお酒だよね?うーん、私ほんとはお酒強くないからなるべく度数弱いのありません…? バブ美:あら?いつもみたいに芋ロックとかって言わないのね? 小鹿:だって…悪酔いしちゃうし… バブ美:いいんじゃない?そのままシュガー君にお持ち帰りされちゃえば? 佐藤:ばばば、バブ美さん!?ななな何言ってるのかな!? 小鹿:それもそっか、じゃあ芋ロックで! 佐藤:小鹿ちゃん!?そのスタンスで大丈夫なの!? 小鹿:え?家に送ってくれるんだよね? 佐藤:えっ…いや、そうだけど… 小鹿:じゃあ、少しくらい甘えてもいいよね…だめ? 佐藤:いや、そういうわけじゃなくてだな…!? バブ美:もしかして…?小鹿ちゃんちょっと耳貸して? 小鹿:はーい、どうぞ? バブ美:ごにょごにょ… 小鹿:んなっ!? バブ美:ということなんだけど… 小鹿:だ、だめっ!もう、刹那君だめだよ!?えっちなのは禁止っ!! 佐藤:あっはい…って、これは僕が悪いのかなぁ…? バブ美:小鹿ちゃんったらウブねぇ…♡ 小鹿:だ、だってぇ… バブ美:とりあえず軽めのお酒あげとくから…無理して飲まないようにね? 小鹿:はい… バブ美:シュガー君も飲み過ぎちゃだめよ? 佐藤:そうだね…僕も何か軽めのお酒にしておくよ バブ美:とは言ったものの軽いのねぇ?あっ、バブ美さんがカクテルを作ってあげるわ!♡ 佐藤:嫌な予感しかしない…! バブ美:あら?小鹿ちゃんのカクテルじゃないから大丈夫よ? 小鹿:うぐっ…精進します… バブ美:そうねぇ…頑張んなさい♡ 佐藤:カクテルかぁ…普段あまり飲まないから詳しくないんだよねぇ バブ美:うーん、飲みやすくて度数が低いのだとチャイナブルーとかバイオレットフィズとか?スプモーニもいいわよ?シュガー君はワイン系とか好きそうだからアメリカン・レモネードとかも合いそうね 小鹿:すごい…!本格的なBARみたい! バブ美:小鹿ちゃん?ここはこんなのでも一応BARよ? 小鹿:そういえばそうでしたね…小鹿うっちゃり! 佐藤:そこはうっかりでは…? バブ美:小鹿ちゃん、わかってるじゃない! 小鹿:そうでしょー?伊達にバブ美さんの弟子やってないですから! バブ美:弟子ならここがBARってこと忘れないのよ? 小鹿:あぐぅ…ぐうの音も出ません… 佐藤:ぐうの音なら今出てなかった…?あぐぅって バブ美:とにかくなんか作ってあげるから、二人で楽しくお喋りして待っててちょうだい♡ 小鹿:はーい! 佐藤:楽しくお喋りかぁ…さっきまで散々話してたから流石に話題がないよ? 小鹿:そうかな?私は話題尽きないけど… 佐藤:じゃあ、なにかいい話題があるのかい? 小鹿:そうだなぁ…あっ、そういえばチョコ渡しそびれてたね! 佐藤:あっ…うん… 小鹿:はいっ、私からのチョコだよ? 佐藤:ありがとう… 小鹿:そういえば、前にチョコを渡す時のセリフ考えたよね? 佐藤:そんなこともあったね 小鹿:私がいろいろ変なこと言って困らせちゃったやつ… 佐藤:ん?僕は楽しかったよ? 小鹿:そっか、それならよかった…それでね?ちゃんとやり直したいなって思ったの 佐藤:やり直すのかい? 小鹿:うん、結局今日の観覧車でもちゃんと渡せなかったから… 佐藤:そんな、もらえるだけでも嬉しいのに… 小鹿:そっか…にへへ バブ美:いい感じの空気ねぇ…カウンター越しでも甘く感じるわぁ♡ 小鹿:バブ美さんにもチョコ用意してるから、後で渡しますね! バブ美:あら?あたしにもくれるの?じゃあ後でもらうから、まずはダーリンに渡してあげたら?♡ 小鹿:照れちゃうなぁ…じゃあ刹那君?このチョコ受け取ってください 佐藤:うん、いただくよ バブ美:結構あっさり渡すのね?もっとなんかあまあまなセリフと一緒に渡すのかと思ったわよ? 小鹿:ふふっ、こういうのってシンプルでいいんですよ!だって私にとっての一番は刹那君だから、本命のチョコ以外あり得ないでしょ? バブ美:ずいぶん甘い理由でバブ美さんとろけちゃうわ… 佐藤:大丈夫、それをダイレクトに聞かされた僕は恥ずか死にそうだから… 小鹿:死んだら私に会えないよ? 佐藤:それは嫌だ 小鹿:じゃあこれからも長生きしてね? 佐藤:うん… バブ美:なぜかしら…?今すぐここにおにこちゃんを召喚したくなったわ…? 小鹿:おにこちゃんにも会いたいなぁ…また来てくれるかな? 佐藤:きっとまた会えるさ バブ美:とりあえず、カクテルの用意できたわよ?♡ 小鹿:あっ…すごく綺麗なお酒… バブ美:小鹿ちゃんのはバイオレットフィズにしたの 小鹿:なにか意味があるんですか? バブ美:そうねぇ…いろんな意味を込めたわ 小鹿:いろんな意味…ですか? バブ美:その辺は自分で考えてちょうだい?♡ 小鹿:なるほど…うん、考えてみますね バブ美:そんでもってシュガー君にはこれよ? 佐藤:あっ…なんだか今日見た夕焼けみたいだ バブ美:さっきも言ったけどそのカクテルはアメリカン・レモネードよ 佐藤:これがアメリカン・レモネードかぁ…もちろんこれにも意味があるのかい? バブ美:ええ、それも自分で調べてちょうだい 佐藤:そっか… バブ美:まぁ、小鹿ちゃんのよりは簡単かもね 佐藤:なるほど…? バブ美:ところでバブ美さん思うのよね… 佐藤:ん? バブ美:これって果たしてコメディなのかって… 小鹿:誰に向かって聞いてるんですか? バブ美:さぁ?なんとなく問いかけたくなったのよ 佐藤:バブ美さんってたまに変なこと言うよね バブ美:まぁ、この話は置いておくとして…とりあえず呑んじゃいなさい?♡ 0:しばらくして 小鹿:バブ美しゃん…!このおしゃけおいしいでしゅっ!もっとぉのみたぁい…! 佐藤:小鹿ちゃん…大丈夫かい? バブ美:このくらいならいけるかなって思ったんだけど…ダメそうね? 小鹿:にへへ、二人ともだぁいすきでしゅ… 佐藤:(小鹿の頭を撫でながら)僕も大好きだよ? バブ美:そういうことサラッとするからシュガー君はシュガー君なのよ? 佐藤:えぇ…?ダメ…? バブ美:ダメじゃないけど二人っきりのときにしてちょうだい?バブ美さん胸焼けしちゃうわ? 佐藤:ごめんよ… 小鹿:ごめんにゃしゃい… 佐藤:小鹿ちゃんまで謝ってる… バブ美:ま、別にいいけどね?道だけは踏み外さないように!バブ美さんとの約束よ? 佐藤:うん、もちろん バブ美:それと…シュガー君もうちで働かない? 佐藤:えっ? バブ美:ほら、そうしたら愛しの小鹿ちゃんと一緒にいられるわよ? 佐藤:それは…そうだけど… バブ美:シュガー君も顔はいいし、もっとお客さん増えてくれるかもなぁって 佐藤:バブ美さんにはお世話になったし…考えておくよ バブ美:いつでもいらっしゃい?歓迎するわよ? 佐藤:ありがとう バブ美:まぁ…話を聞いてるかぎり、ろくな会社じゃなさそうだしねぇ 佐藤:うん…正直やめた方がいいかなって思ってる… 小鹿:せちゅなきゅんもやめていっしょにいよ?ね? バブ美:ほら、小鹿ちゃんもそう言ってるし…いいんじゃない? 佐藤:多分そのうちお世話になると思うけど…まだ考えておくよ バブ美:いつでも待ってるわ! 佐藤:ありがとう…ってこの流れもループしてないかい? バブ美:そうね、だって『はい』を選ぶまでやめるつもりないもの♡ 佐藤:えぇ…?僕の選択肢は? バブ美:バブ美さんが乗っ取ったわ! 小鹿:いいぞーもっとやれー 佐藤:小鹿ちゃん…? 小鹿:んにゃむにゃ… バブ美:いつのまにか寝ちゃってるわね…というかこの子可愛すぎない?ちゃんと守ってあげるのよ? 佐藤:うん、任せてよ!必ず守ってみせるから バブ美:喧嘩しないように仲良くやんなさい 佐藤:うん バブ美:とりあえず、小鹿ちゃん運んじゃいましょ 佐藤:運ぶ…? バブ美:お店の奥に仮眠室があるから… 佐藤:あるんだ…? バブ美:あるわよ? 佐藤:あるのにさっきお持ち帰りって言ったのかい…? バブ美:だってその方が楽しくない? 佐藤:楽しくないよっ!? バブ美:残念ねぇ… 佐藤:まったくバブ美さんって人は… バブ美:うふふ、ごめんなさいね?♡ 佐藤:とりあえず運んであげよう…って思ったより軽いな? バブ美:多分ろくに食べたりしてなかったんじゃない? 佐藤:そっか… バブ美:とりあえずほら、運んじゃって! 佐藤:う、うん… バブ美:大丈夫よ?きっとこれからふっくらするはずだから 佐藤:そういえば…初めて会ったときは少しむっち…いや、なんでもない…なんでもないからほっぺたをつねるのやめて!? 小鹿:も、もう!なにしてるの!?なんで私お姫様抱っこされてるの!?それに太ってなかったから!ほんとだからぁ! バブ美:あら?起きたのね? 小鹿:えっ…起きた? バブ美:さっきまで寝てたじゃない 小鹿:私、いつのまにか寝ちゃってたんだ…ねぇ?今日は何月何日? 佐藤:もう日付変わっちゃったから、2月15日だよ 小鹿:…そっか バブ美:小鹿ちゃん、嬉しそうね? 小鹿:だって、起きたら今日のこと全部夢だったらどうしようって…いろんなことがありすぎて、幸せだけどまだちょっと混乱してるから… 佐藤:大丈夫だよ、全部夢じゃないから 小鹿:うん…ごめんね、ちょっと不安になっただけだから… バブ美:大丈夫よ!小鹿ちゃんになにがあってもシュガー君が守ってくれるから♡ 佐藤:うん、絶対に君の手を離さない…約束するよ 小鹿:ありがと…でも照れちゃうなぁ… 佐藤:とりあえず降ろしても平気かな…? 小鹿:うん、むしろ早く降ろしてくれると助かるかな…? 佐藤:ご、ごめんね? 小鹿:あ、ありがと… バブ美:甘い!甘すぎるわ!甘すぎてバブ美さん浄化されちゃうっ! 小鹿:バブ美さんはちょっとくらい浄化された方がいいんじゃ…? バブ美:小鹿ちゃん言うようになったわねぇ… 小鹿:あっ、その… バブ美:いいのよ、そのくらい言いたいことしゃんと言えるようになったんだから! 小鹿:そう…かな? バブ美:そうよ!だからもっと胸張っていきなさい! 小鹿:バブ美さんありがとう…! バブ美:酔いも醒めちゃったみたいだけど…どうする? 小鹿:私まだここにいたいなぁ… 佐藤:僕もまだこの空気に浸ってたい バブ美:そう?あんたたち変わってるわねぇ?ま、いいけど?それなら店閉めちゃうから、お祝いパーティしちゃいましょ! 小鹿:やったー!じゃあカクテルのおかわりください! バブ美:ふふっ、あまり呑みすぎないようにね? 小鹿:うん!じゃがりこ盛り上がっていくよー! 全員で:おー!

0:BARバブ美へようこそ!〜カクテルを君に〜 人物紹介:  バブ美:普段はやべぇオネェさん 小鹿:本名は小島 遥香(こじま はるか) 佐藤:佐藤 刹那(さとう せつな) あらすじ:バレンタインデートを終えた小鹿と佐藤はBARバブ美を訪れて物語の顛末を告げることにした 0:ガラガラ(扉が開く音ならry) 佐藤:やぁバブ美さん! バブ美:あら?二人とも今日は来ないかと思ったわ? 佐藤:いやいや、流石にバブ美さんを一人にしたりしないよ バブ美:あらぁ!良いこと言ってくれるわねぇ!バブ美さん感激よ!ところで、小鹿ちゃんどうしたの?そんなにもじもじしちゃって? 小鹿:えっと…その… バブ美:あっ、もしかしてシュガー君に意地悪されたの!?もう…そんなことしちゃダメよ? 佐藤:してないよ!? 小鹿:そ、そう!せ…こほん、佐藤君は悪くないの! バブ美:なるほどね、ふーん(にやにや) 佐藤:バブ美さんがニヤニヤしてる… バブ美:とりあえず、呪いは解けたから惚気に来たって感じね?バブ美さん妬けちゃうわぁ!♡ 小鹿:も、もう!バブ美さんったら! バブ美:それにしても…うん、小鹿ちゃん変わったわねぇ 小鹿:えっ?やっぱり変ですか…? バブ美:ううん、そんなことないわよ?だって、すごく良い顔してるじゃない! 小鹿:あ、ありがとうございます…! バブ美:ふふっ、いいのよ! 小鹿:これからもよろしくお願いしますね! 佐藤:よかったね…! 小鹿:うん! バブ美:じゃあ、景気づけにオギャっとく? 小鹿:な、なんか恥ずかしいな… バブ美:そうねぇ…じゃあシュガー君、お手本見せてあげなさい! 佐藤:えぇ…!? バブ美:ほら、大好きな小鹿ちゃんにいいとこ見せるのよ! 佐藤:オギャりがいいところを見せることに繋がるのかい!? 小鹿:その…刹那君のオギャリ…見たいなぁ 佐藤:ぐはっ…可愛すぎる…! 小鹿:ねぇ…だめ? 佐藤:やります!やりましょう!喜んで!! バブ美:シュガー君、いつにも増して気持ち悪いわねぇ…いいわぁ…♡ 佐藤:では僭越ながらオギャらせてもらうよ…(深呼吸)オギャぁ!オギャぁ!!オギャぁ!!! 小鹿:ふふっ、刹那君気持ちわるーい! 佐藤:えぇ…?小鹿ちゃんめっちゃ嬉しそうなんだけど…? バブ美:なんか、前よりも容赦なくなったわねぇ? 小鹿:そうかな? 佐藤:つ、次は遥香ちゃんの番だよ? 小鹿:お店にいる時は小鹿ちゃんって呼んでよ 佐藤:ご、ごめんね? 小鹿:にへへ、だってその方が二人っきりの時…特別感出るじゃん? 佐藤:あぐっ…破壊力が増してるっ! バブ美:小鹿ちゃん…恐ろしい子っ!! 小鹿:そ、そうかなぁ? 佐藤:と、とりあえず小鹿ちゃんがやる番だよ…? 小鹿:むぅ…彼氏としてそれはどうなの? 佐藤:オギャってる小鹿ちゃん…見たいなぁ 小鹿:えー?ふふっ、いいよ? 佐藤:やっぱダメか……っていいの!? 小鹿:うん、私オギャるの嫌いじゃないもん 佐藤:えぇ…?そうなの…? 小鹿:日頃の疲れが飛ぶような気がしない? バブ美:小鹿ちゃんわかってるじゃない! 小鹿:えへへ… バブ美:じゃあ、バブ美が命じる…小鹿ちゃんオギャリなさい! 小鹿:おぎゃあ!おぎゃあ!!おぎゃあ!!! 佐藤:いつも通りの小鹿ちゃんだぁ… バブ美:そうね…やっぱ小鹿ちゃんには素質があったのよ…! 小鹿:えへへ、それほどでもー 佐藤:くねくねしてる… バブ美:バブ美さんも負けられないわっ!♡ 佐藤:張り合わなくていいよ!? 小鹿:えー、じゃあ私ももっとくねくねしちゃおうかなっ! 佐藤:小鹿ちゃん!?小鹿ちゃんもそれ始めると収拾がつかなくなるっ! バブ美:ふぅ…いい汗かいたわ…! 小鹿:うん…私も…! 佐藤:なにこの青春みたいなノリ…? 小鹿:ねぇ、刹那君も一緒にくねろ? 佐藤:すごく可愛いけど内容が変だよ!? バブ美:いいじゃない!みんなでくねくねしましょ〜よ〜♡ 佐藤:あぁ…ツッコミが不在だぁ…こんな時に大倉さんがいてくれれば…っていても変わらないか バブ美:それもそうね?ハンサムボーイも割とこっち側の人間だもの… 小鹿:ふふっ 佐藤:どうしたんだい? 小鹿:いや、いつも通りですごく楽しいなって バブ美:そりゃそうよ、だってなにも変わってないじゃない?♡ 佐藤:そうだよ、なにも変わってないんだよ 小鹿:変わって…ない? バブ美:うん、だってあなたは小鹿ちゃんでしょ? 小鹿:そうですけど… バブ美:さっきから何度も言うようだけどね?ちゃんとした記憶があろうとなかろうと、あたしの知ってる小鹿ちゃんはかわいくていい子だしうちの大事なメンバーよ? 小鹿:バブ美さん… 佐藤:そうそう!だからなにも悩む必要なんてないんだよ 小鹿:そっか…二人ともありがと! バブ美:よし、それじゃあ景気づけにオギャっとく? 小鹿:な、なんか恥ずかしいな… 佐藤:あれ?ループしてない? バブ美:冗談よ!とりあえずなにか飲む?特別にいいの奢ってあげるわ♡ 小鹿:えっ!いいんですか…! バブ美:いいわよ?ほら、じゃがりこ飲みなさい? 小鹿:でた!バブ美さんのじゃがりこ!私好きなんだぁ 佐藤:僕もたまに日常生活で使っちゃうし…なんだろ、語感がいいのかもね? バブ美:バブ美さんはそんなでもないわね… 佐藤:じゃあなんで使ってるの…? バブ美:えっ、なんとなく? 佐藤:えぇ…? 小鹿:いいじゃん!じゃがりこってじゃがりこ使っていきましょ! バブ美:そうね、うちの合言葉にしていきましょ! 小鹿:それともう一つ、私のお気に入りで流行らせたい言葉があるんだけど… 佐藤:ん?なんだい? 小鹿:謝謝茄子(しぇいしぇいなす)って言葉を流行らせたいんだけど… 佐藤:すごく独特な言葉だね…? バブ美:バブ美さんは好きだけど…日常会話に使うことってほぼないわよね…? 小鹿:あれ?割と不評…?んー私は好きなんだけどなぁ… バブ美:で、なに飲むの? 小鹿:あっさり流された… 佐藤:大丈夫、そんな日もあるよ 小鹿:ぐすん…とりあえずお酒だよね?うーん、私ほんとはお酒強くないからなるべく度数弱いのありません…? バブ美:あら?いつもみたいに芋ロックとかって言わないのね? 小鹿:だって…悪酔いしちゃうし… バブ美:いいんじゃない?そのままシュガー君にお持ち帰りされちゃえば? 佐藤:ばばば、バブ美さん!?ななな何言ってるのかな!? 小鹿:それもそっか、じゃあ芋ロックで! 佐藤:小鹿ちゃん!?そのスタンスで大丈夫なの!? 小鹿:え?家に送ってくれるんだよね? 佐藤:えっ…いや、そうだけど… 小鹿:じゃあ、少しくらい甘えてもいいよね…だめ? 佐藤:いや、そういうわけじゃなくてだな…!? バブ美:もしかして…?小鹿ちゃんちょっと耳貸して? 小鹿:はーい、どうぞ? バブ美:ごにょごにょ… 小鹿:んなっ!? バブ美:ということなんだけど… 小鹿:だ、だめっ!もう、刹那君だめだよ!?えっちなのは禁止っ!! 佐藤:あっはい…って、これは僕が悪いのかなぁ…? バブ美:小鹿ちゃんったらウブねぇ…♡ 小鹿:だ、だってぇ… バブ美:とりあえず軽めのお酒あげとくから…無理して飲まないようにね? 小鹿:はい… バブ美:シュガー君も飲み過ぎちゃだめよ? 佐藤:そうだね…僕も何か軽めのお酒にしておくよ バブ美:とは言ったものの軽いのねぇ?あっ、バブ美さんがカクテルを作ってあげるわ!♡ 佐藤:嫌な予感しかしない…! バブ美:あら?小鹿ちゃんのカクテルじゃないから大丈夫よ? 小鹿:うぐっ…精進します… バブ美:そうねぇ…頑張んなさい♡ 佐藤:カクテルかぁ…普段あまり飲まないから詳しくないんだよねぇ バブ美:うーん、飲みやすくて度数が低いのだとチャイナブルーとかバイオレットフィズとか?スプモーニもいいわよ?シュガー君はワイン系とか好きそうだからアメリカン・レモネードとかも合いそうね 小鹿:すごい…!本格的なBARみたい! バブ美:小鹿ちゃん?ここはこんなのでも一応BARよ? 小鹿:そういえばそうでしたね…小鹿うっちゃり! 佐藤:そこはうっかりでは…? バブ美:小鹿ちゃん、わかってるじゃない! 小鹿:そうでしょー?伊達にバブ美さんの弟子やってないですから! バブ美:弟子ならここがBARってこと忘れないのよ? 小鹿:あぐぅ…ぐうの音も出ません… 佐藤:ぐうの音なら今出てなかった…?あぐぅって バブ美:とにかくなんか作ってあげるから、二人で楽しくお喋りして待っててちょうだい♡ 小鹿:はーい! 佐藤:楽しくお喋りかぁ…さっきまで散々話してたから流石に話題がないよ? 小鹿:そうかな?私は話題尽きないけど… 佐藤:じゃあ、なにかいい話題があるのかい? 小鹿:そうだなぁ…あっ、そういえばチョコ渡しそびれてたね! 佐藤:あっ…うん… 小鹿:はいっ、私からのチョコだよ? 佐藤:ありがとう… 小鹿:そういえば、前にチョコを渡す時のセリフ考えたよね? 佐藤:そんなこともあったね 小鹿:私がいろいろ変なこと言って困らせちゃったやつ… 佐藤:ん?僕は楽しかったよ? 小鹿:そっか、それならよかった…それでね?ちゃんとやり直したいなって思ったの 佐藤:やり直すのかい? 小鹿:うん、結局今日の観覧車でもちゃんと渡せなかったから… 佐藤:そんな、もらえるだけでも嬉しいのに… 小鹿:そっか…にへへ バブ美:いい感じの空気ねぇ…カウンター越しでも甘く感じるわぁ♡ 小鹿:バブ美さんにもチョコ用意してるから、後で渡しますね! バブ美:あら?あたしにもくれるの?じゃあ後でもらうから、まずはダーリンに渡してあげたら?♡ 小鹿:照れちゃうなぁ…じゃあ刹那君?このチョコ受け取ってください 佐藤:うん、いただくよ バブ美:結構あっさり渡すのね?もっとなんかあまあまなセリフと一緒に渡すのかと思ったわよ? 小鹿:ふふっ、こういうのってシンプルでいいんですよ!だって私にとっての一番は刹那君だから、本命のチョコ以外あり得ないでしょ? バブ美:ずいぶん甘い理由でバブ美さんとろけちゃうわ… 佐藤:大丈夫、それをダイレクトに聞かされた僕は恥ずか死にそうだから… 小鹿:死んだら私に会えないよ? 佐藤:それは嫌だ 小鹿:じゃあこれからも長生きしてね? 佐藤:うん… バブ美:なぜかしら…?今すぐここにおにこちゃんを召喚したくなったわ…? 小鹿:おにこちゃんにも会いたいなぁ…また来てくれるかな? 佐藤:きっとまた会えるさ バブ美:とりあえず、カクテルの用意できたわよ?♡ 小鹿:あっ…すごく綺麗なお酒… バブ美:小鹿ちゃんのはバイオレットフィズにしたの 小鹿:なにか意味があるんですか? バブ美:そうねぇ…いろんな意味を込めたわ 小鹿:いろんな意味…ですか? バブ美:その辺は自分で考えてちょうだい?♡ 小鹿:なるほど…うん、考えてみますね バブ美:そんでもってシュガー君にはこれよ? 佐藤:あっ…なんだか今日見た夕焼けみたいだ バブ美:さっきも言ったけどそのカクテルはアメリカン・レモネードよ 佐藤:これがアメリカン・レモネードかぁ…もちろんこれにも意味があるのかい? バブ美:ええ、それも自分で調べてちょうだい 佐藤:そっか… バブ美:まぁ、小鹿ちゃんのよりは簡単かもね 佐藤:なるほど…? バブ美:ところでバブ美さん思うのよね… 佐藤:ん? バブ美:これって果たしてコメディなのかって… 小鹿:誰に向かって聞いてるんですか? バブ美:さぁ?なんとなく問いかけたくなったのよ 佐藤:バブ美さんってたまに変なこと言うよね バブ美:まぁ、この話は置いておくとして…とりあえず呑んじゃいなさい?♡ 0:しばらくして 小鹿:バブ美しゃん…!このおしゃけおいしいでしゅっ!もっとぉのみたぁい…! 佐藤:小鹿ちゃん…大丈夫かい? バブ美:このくらいならいけるかなって思ったんだけど…ダメそうね? 小鹿:にへへ、二人ともだぁいすきでしゅ… 佐藤:(小鹿の頭を撫でながら)僕も大好きだよ? バブ美:そういうことサラッとするからシュガー君はシュガー君なのよ? 佐藤:えぇ…?ダメ…? バブ美:ダメじゃないけど二人っきりのときにしてちょうだい?バブ美さん胸焼けしちゃうわ? 佐藤:ごめんよ… 小鹿:ごめんにゃしゃい… 佐藤:小鹿ちゃんまで謝ってる… バブ美:ま、別にいいけどね?道だけは踏み外さないように!バブ美さんとの約束よ? 佐藤:うん、もちろん バブ美:それと…シュガー君もうちで働かない? 佐藤:えっ? バブ美:ほら、そうしたら愛しの小鹿ちゃんと一緒にいられるわよ? 佐藤:それは…そうだけど… バブ美:シュガー君も顔はいいし、もっとお客さん増えてくれるかもなぁって 佐藤:バブ美さんにはお世話になったし…考えておくよ バブ美:いつでもいらっしゃい?歓迎するわよ? 佐藤:ありがとう バブ美:まぁ…話を聞いてるかぎり、ろくな会社じゃなさそうだしねぇ 佐藤:うん…正直やめた方がいいかなって思ってる… 小鹿:せちゅなきゅんもやめていっしょにいよ?ね? バブ美:ほら、小鹿ちゃんもそう言ってるし…いいんじゃない? 佐藤:多分そのうちお世話になると思うけど…まだ考えておくよ バブ美:いつでも待ってるわ! 佐藤:ありがとう…ってこの流れもループしてないかい? バブ美:そうね、だって『はい』を選ぶまでやめるつもりないもの♡ 佐藤:えぇ…?僕の選択肢は? バブ美:バブ美さんが乗っ取ったわ! 小鹿:いいぞーもっとやれー 佐藤:小鹿ちゃん…? 小鹿:んにゃむにゃ… バブ美:いつのまにか寝ちゃってるわね…というかこの子可愛すぎない?ちゃんと守ってあげるのよ? 佐藤:うん、任せてよ!必ず守ってみせるから バブ美:喧嘩しないように仲良くやんなさい 佐藤:うん バブ美:とりあえず、小鹿ちゃん運んじゃいましょ 佐藤:運ぶ…? バブ美:お店の奥に仮眠室があるから… 佐藤:あるんだ…? バブ美:あるわよ? 佐藤:あるのにさっきお持ち帰りって言ったのかい…? バブ美:だってその方が楽しくない? 佐藤:楽しくないよっ!? バブ美:残念ねぇ… 佐藤:まったくバブ美さんって人は… バブ美:うふふ、ごめんなさいね?♡ 佐藤:とりあえず運んであげよう…って思ったより軽いな? バブ美:多分ろくに食べたりしてなかったんじゃない? 佐藤:そっか… バブ美:とりあえずほら、運んじゃって! 佐藤:う、うん… バブ美:大丈夫よ?きっとこれからふっくらするはずだから 佐藤:そういえば…初めて会ったときは少しむっち…いや、なんでもない…なんでもないからほっぺたをつねるのやめて!? 小鹿:も、もう!なにしてるの!?なんで私お姫様抱っこされてるの!?それに太ってなかったから!ほんとだからぁ! バブ美:あら?起きたのね? 小鹿:えっ…起きた? バブ美:さっきまで寝てたじゃない 小鹿:私、いつのまにか寝ちゃってたんだ…ねぇ?今日は何月何日? 佐藤:もう日付変わっちゃったから、2月15日だよ 小鹿:…そっか バブ美:小鹿ちゃん、嬉しそうね? 小鹿:だって、起きたら今日のこと全部夢だったらどうしようって…いろんなことがありすぎて、幸せだけどまだちょっと混乱してるから… 佐藤:大丈夫だよ、全部夢じゃないから 小鹿:うん…ごめんね、ちょっと不安になっただけだから… バブ美:大丈夫よ!小鹿ちゃんになにがあってもシュガー君が守ってくれるから♡ 佐藤:うん、絶対に君の手を離さない…約束するよ 小鹿:ありがと…でも照れちゃうなぁ… 佐藤:とりあえず降ろしても平気かな…? 小鹿:うん、むしろ早く降ろしてくれると助かるかな…? 佐藤:ご、ごめんね? 小鹿:あ、ありがと… バブ美:甘い!甘すぎるわ!甘すぎてバブ美さん浄化されちゃうっ! 小鹿:バブ美さんはちょっとくらい浄化された方がいいんじゃ…? バブ美:小鹿ちゃん言うようになったわねぇ… 小鹿:あっ、その… バブ美:いいのよ、そのくらい言いたいことしゃんと言えるようになったんだから! 小鹿:そう…かな? バブ美:そうよ!だからもっと胸張っていきなさい! 小鹿:バブ美さんありがとう…! バブ美:酔いも醒めちゃったみたいだけど…どうする? 小鹿:私まだここにいたいなぁ… 佐藤:僕もまだこの空気に浸ってたい バブ美:そう?あんたたち変わってるわねぇ?ま、いいけど?それなら店閉めちゃうから、お祝いパーティしちゃいましょ! 小鹿:やったー!じゃあカクテルのおかわりください! バブ美:ふふっ、あまり呑みすぎないようにね? 小鹿:うん!じゃがりこ盛り上がっていくよー! 全員で:おー!