台本概要

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タイトル 神様、何で僕はチョコを貰えないんですか?
作者名 のぼライズ  (@tomisan5012_2)
ジャンル コメディ
演者人数 2人用台本(不問2)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 2月14日はバレンタインデー。
果たして世の殿方は、チョコを貰えたのでしょうか?
みんな貰える訳が無いだろがぁ!貰える前提のシナリオが多いんじゃあ!!

という事で、主人公は貰えてません。
それを、何かしらの神様にがん詰めされるシナリオです。

男女不問です。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
貰えなかった民 不問 38 今年もチョコを貰えていない民。
神様 不問 39 言い回しは古なのに、最近の流行りには詳しい。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
0:  神様:「目覚めよ、チョコを貰えなかった民よ。我そなたの行いを案じ、そなたの眠りの中へ降り立った。さぁ、目覚めよ」 貰えなかった民:「うーん…ん?うわぁぁぁぁ!!」 神様:「おぉ目覚めたか、今宵チョコを貰えなかった民よ」 貰えなかった民:「いや、なにその呼び方?」 神様:「まんまの名前では無いか、チョコを貰えなかった民」 貰えなかった民:「逐一そう呼ばれて虚しいんだが…」 神様:「チョコを貰えなかった民よ。貴様はチョコを貰えなかったという、現実を受け入れなければならぬのだ!チョコを貰えなかった民よ」 貰えなかった民:「完全に「チョコを貰えなかった民」という名前を気に入っているよね!?」 神様:「無論だ」 貰えなかった民:「すんなり認めやがった。とまぁそれはさておいて、ともこちゃんに扮して俺の夢に現れたからには、相当な事情なんだろうな?」 神様:「む?ともこ…とな?」 貰えなかった民:「あぁ、俺はな!めっちゃ心から好きなともこちゃんと、キスまで漕ぎ着けたんだ!夢の中だけなんだけどね!そしていざ!念願のキスをして顔を見たら…」 神様:「見たら…?」 貰えなかった民:「ともこちゃんの顔がお前だったんだよ!」 神様:「笑止!」 貰えなかった民:「笑ってねぇよ!ふざけてんのか!」 神様:「結局は邪(よこしま)な気持ちでしか無いのだよ、チョコを貰えなかった民よ!」 貰えなかった民:「ど…どういう…ことだ…」 神様:「意中の相手と、邪(よこしま)な行為をするのがゴールというだけで、その程度な気持ちなのだよ。チョコをチョコを貰えなかった民よ」 貰えなかった民:「ぐっ…」 神様:「だから、ともことかいう相手もそれを察知して、貴様に近付こうとも…チョコをあげようとはならぬのだよ」 貰えなかった民:「確かに…邪(よこしま)な妄想しか膨らんでいなかったのかもしれない」 神様:「本当に好きな気持ちが弱いんじゃよ…」 貰えなかった民:「くっ、黙ってりゃあ…良い気になりやがって…」 神様:「おっ、やるか?チョコを貰えなかった民よ」 貰えなかった民:「邪(よこしま)な気持ちはあっても、恋は実るはずなんだ!そんな言い切らなくても良いじゃないか!」 神様:「じゃあ聞くが、その子からチョコは貰えたか?」 貰えなかった民:「いや」 神様:「義理も?」 貰えなかった民:「貰ってない」 神様:「友チョコですら?」 貰えなかった民:「あぁ、そうだ」 神様:「このバレンタイン童貞め」 貰えなかった民:「酷い言われ様じゃないか!?あと、「バレンタイン童貞」ってなに?まるで人生の中で、バレンタインの日にチョコ一度も貰った事の無い人みたいじゃないか!」 神様:「貰ったことは?」 貰えなかった民:「ない」 神様:「バレンタイン童貞め」 貰えなかった民:「何もかもを引っくるめて、悔しい限りです」 神様:「良い事を教えてやろう」 貰えなかった民:「は?」 神様:「〇〇(貰えなかった民役を演じているキャスト名)という人間がいるじゃろ?」 貰えなかった民:「あぁ、知ってるよ。そいつとは友達だ」 神様:「その人間は貰っておるぞ」 貰えなかった民:「嘘だ…」 神様:「いや、貰っておるぞ」 貰えなかった民:「嘘と言ってくれ…」 神様:「しかも、ともこという人から義理を貰っておる」 貰えなかった民:「俺は義理すら貰えてないのに…」 神様:「どうしても欲しいか?」 貰えなかった民:「出来れば…人生で1回は、義理でもいい…貰いたい…」 神様:「何か…可哀想…」 貰えなかった民:「でも俺…」 神様:「うん?」 貰えなかった民:「甘いの苦手なんだ、お医者さんから止められているんだ…」 神様:「さらに糖尿病とおまけが付いたな…」 貰えなかった民:「チョコ貰えても…」 神様:「食べれない…のか」 貰えなかった民:「バレンタインが、俺を殺しにかかっている…」 神様:「あ…うん、そうだな…ツッコミ的には「貰えないからって大袈裟すぎるよ!」がジャストセリフなんだが…うん、今はそうだよね…」 貰えなかった民:「甘いの好きなのに貰えない、貰ったところで食べられない…」 神様:「余裕で可哀想」 貰えなかった民:「貰えたとしても、その子の気持ちが味わえないとか…生きてる意味が無いよ…」 神様:「今までの貴様の行いの時点で聞くが、邪(よこしま)なシチュエーションが流れただろ?」 貰えなかった民:「もちろんじゃないか!!」 神様:「最低か!だからモテないんだよ!だから貰えないんだよ!あっ、貰えたところでダメだった…」 貰えなかった民:「本命を食べたら、俺は死ぬんだ…」 神様:「B級映画の設定にありそうだよね、うん…「君の本命チョコを食べた時、僕はこの世には居ないだろう」ってか?」 貰えなかった民:「僕なんて…僕なんて…」 神様:「ま…まぁ、チョコの代わりに贈る「バレンタインギフト」もあるからね?」 貰えなかった民:「でも、必ず文の頭にはこう綴られる…「チョコの代わり」…とね!」 神様:「めんどくせ、こいつ」 貰えなかった民:「でも、もういいんだ…」 神様:「?」 貰えなかった民:「バレンタインなんて、所詮は1日のイベントなんだ…たった1日で変わる訳が無いんだ」 神様:「あ…うん、そ…そうだね?」 貰えなかった民:「そうだ、僕にとっての2月14日は、ただの平日なんだ」 神様:「いやいや、貰えないからって大袈裟すぎるよ!」

0:  神様:「目覚めよ、チョコを貰えなかった民よ。我そなたの行いを案じ、そなたの眠りの中へ降り立った。さぁ、目覚めよ」 貰えなかった民:「うーん…ん?うわぁぁぁぁ!!」 神様:「おぉ目覚めたか、今宵チョコを貰えなかった民よ」 貰えなかった民:「いや、なにその呼び方?」 神様:「まんまの名前では無いか、チョコを貰えなかった民」 貰えなかった民:「逐一そう呼ばれて虚しいんだが…」 神様:「チョコを貰えなかった民よ。貴様はチョコを貰えなかったという、現実を受け入れなければならぬのだ!チョコを貰えなかった民よ」 貰えなかった民:「完全に「チョコを貰えなかった民」という名前を気に入っているよね!?」 神様:「無論だ」 貰えなかった民:「すんなり認めやがった。とまぁそれはさておいて、ともこちゃんに扮して俺の夢に現れたからには、相当な事情なんだろうな?」 神様:「む?ともこ…とな?」 貰えなかった民:「あぁ、俺はな!めっちゃ心から好きなともこちゃんと、キスまで漕ぎ着けたんだ!夢の中だけなんだけどね!そしていざ!念願のキスをして顔を見たら…」 神様:「見たら…?」 貰えなかった民:「ともこちゃんの顔がお前だったんだよ!」 神様:「笑止!」 貰えなかった民:「笑ってねぇよ!ふざけてんのか!」 神様:「結局は邪(よこしま)な気持ちでしか無いのだよ、チョコを貰えなかった民よ!」 貰えなかった民:「ど…どういう…ことだ…」 神様:「意中の相手と、邪(よこしま)な行為をするのがゴールというだけで、その程度な気持ちなのだよ。チョコをチョコを貰えなかった民よ」 貰えなかった民:「ぐっ…」 神様:「だから、ともことかいう相手もそれを察知して、貴様に近付こうとも…チョコをあげようとはならぬのだよ」 貰えなかった民:「確かに…邪(よこしま)な妄想しか膨らんでいなかったのかもしれない」 神様:「本当に好きな気持ちが弱いんじゃよ…」 貰えなかった民:「くっ、黙ってりゃあ…良い気になりやがって…」 神様:「おっ、やるか?チョコを貰えなかった民よ」 貰えなかった民:「邪(よこしま)な気持ちはあっても、恋は実るはずなんだ!そんな言い切らなくても良いじゃないか!」 神様:「じゃあ聞くが、その子からチョコは貰えたか?」 貰えなかった民:「いや」 神様:「義理も?」 貰えなかった民:「貰ってない」 神様:「友チョコですら?」 貰えなかった民:「あぁ、そうだ」 神様:「このバレンタイン童貞め」 貰えなかった民:「酷い言われ様じゃないか!?あと、「バレンタイン童貞」ってなに?まるで人生の中で、バレンタインの日にチョコ一度も貰った事の無い人みたいじゃないか!」 神様:「貰ったことは?」 貰えなかった民:「ない」 神様:「バレンタイン童貞め」 貰えなかった民:「何もかもを引っくるめて、悔しい限りです」 神様:「良い事を教えてやろう」 貰えなかった民:「は?」 神様:「〇〇(貰えなかった民役を演じているキャスト名)という人間がいるじゃろ?」 貰えなかった民:「あぁ、知ってるよ。そいつとは友達だ」 神様:「その人間は貰っておるぞ」 貰えなかった民:「嘘だ…」 神様:「いや、貰っておるぞ」 貰えなかった民:「嘘と言ってくれ…」 神様:「しかも、ともこという人から義理を貰っておる」 貰えなかった民:「俺は義理すら貰えてないのに…」 神様:「どうしても欲しいか?」 貰えなかった民:「出来れば…人生で1回は、義理でもいい…貰いたい…」 神様:「何か…可哀想…」 貰えなかった民:「でも俺…」 神様:「うん?」 貰えなかった民:「甘いの苦手なんだ、お医者さんから止められているんだ…」 神様:「さらに糖尿病とおまけが付いたな…」 貰えなかった民:「チョコ貰えても…」 神様:「食べれない…のか」 貰えなかった民:「バレンタインが、俺を殺しにかかっている…」 神様:「あ…うん、そうだな…ツッコミ的には「貰えないからって大袈裟すぎるよ!」がジャストセリフなんだが…うん、今はそうだよね…」 貰えなかった民:「甘いの好きなのに貰えない、貰ったところで食べられない…」 神様:「余裕で可哀想」 貰えなかった民:「貰えたとしても、その子の気持ちが味わえないとか…生きてる意味が無いよ…」 神様:「今までの貴様の行いの時点で聞くが、邪(よこしま)なシチュエーションが流れただろ?」 貰えなかった民:「もちろんじゃないか!!」 神様:「最低か!だからモテないんだよ!だから貰えないんだよ!あっ、貰えたところでダメだった…」 貰えなかった民:「本命を食べたら、俺は死ぬんだ…」 神様:「B級映画の設定にありそうだよね、うん…「君の本命チョコを食べた時、僕はこの世には居ないだろう」ってか?」 貰えなかった民:「僕なんて…僕なんて…」 神様:「ま…まぁ、チョコの代わりに贈る「バレンタインギフト」もあるからね?」 貰えなかった民:「でも、必ず文の頭にはこう綴られる…「チョコの代わり」…とね!」 神様:「めんどくせ、こいつ」 貰えなかった民:「でも、もういいんだ…」 神様:「?」 貰えなかった民:「バレンタインなんて、所詮は1日のイベントなんだ…たった1日で変わる訳が無いんだ」 神様:「あ…うん、そ…そうだね?」 貰えなかった民:「そうだ、僕にとっての2月14日は、ただの平日なんだ」 神様:「いやいや、貰えないからって大袈裟すぎるよ!」