台本概要
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タイトル | 雨音の世界で |
---|---|
作者名 | 雪狐 (@yukikitsune_vg) |
ジャンル | その他 |
演者人数 | 1人用台本(不問1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
そこは雨が降りしきる不思議な世界。 その世界の真ん中で、たくさんの本に囲まれた一人の人物がいた。 その人物の名前は『雨音』。 そんな世界に一人の人間が迷い込む…そんなお話。 5分にも満たない短めのシナリオです。 タイトルの読みは『あまおとのせかいで』と読みます。 ちょっと不思議な世界をお楽しみください。 446 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
雨音 | 不問 | 1 | 読みは『あまね』。雨が降りしきる世界に住んでおり、人によってその姿が変わって見える。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
0:雨音の世界で
雨音:おや?こんなところに人が来るなんて珍しいね?
雨音:まぁ、よかったらゆっくりしていきなよ
雨音:ここは何処かって?
雨音:んー、ここは夢と現実の狭間みたいなところさ
雨音:なぁに、難しく考える必要はないよ
雨音:君はたまたまこの世界に辿り着いたってだけだから
雨音:とりあえず、偶然とはいえここに来てくれたお客様だ
雨音:何かおもてなしをしようじゃないか
雨音:なんでも好きなものを渡してあげよう
雨音:うん、どんなものでもいいよ
雨音:異世界転生を楽しむのもいいし
雨音:全知全能の力を手に入れることだってできる
雨音:なんなら世界そのものを変えることだってできるよ?
雨音:さぁ、君が望むものを教えてごらん?
雨音:えっ?代償とかあるのかって?
雨音:ふふっ、鋭いねぇ…うん、もちろんあるよ
雨音:その願いに応じた代償をもらっている
雨音:えっ、安心した?
雨音:なんの代償も払わずにそんな願いが叶えられるはずがない…か
雨音:なるほどねぇ…それで君は何をお願いするんだい?
雨音:何も願わないこともできるけど
雨音:ん…?もう会うことができない最愛の人に会いたい…
雨音:ふふっ、君は無欲なんだね?
雨音:うん、気に入ったよ
雨音:じゃあ、その人のことを思い浮かべて?
雨音:大丈夫、身構えなくていいよ
雨音:どんな人か知りたいだけだからさ
雨音:うん、ありがとう
雨音:そう、そんな感じだよ…ふむ、なるほど
雨音:そっか、その子は小さい頃に事故で亡くなってしまったんだね
雨音:偶然その子のことを思い出すきっかけがあった…と
雨音:君は前にも同じような…なんて言ったらいいかな?
雨音:こんな感じの不可思議な世界に迷い込んでしまったみたいだね
雨音:その世界の狭間で、君はその子と再会した…か
雨音:君の住む世界ではその日は死者の魂が帰る日って言われてる…
雨音:なるほどなぁ…すごくドラマチックでいいじゃないか
雨音:本当は願いの代償に何かお礼をいただくところだけど…
雨音:うん、君のまっすぐな瞳が気に入ったよ
雨音:君の想い出話が今回の供物ということで…
雨音:過ぎ去った時間は本来戻ることはないけれど…
雨音:まぁ、雨音様の不可思議パワーでなんとかしてみたよ
雨音:ほら、そろそろ起きてごらん?
雨音:そしてもう一度あの場所に行ってみるといいよ
雨音:ん?本当にお礼は要らないのかって?
雨音:ほら、ボクがしっかり約束を果たしたかどうかわからないよ?
雨音:もしまた会うことがあれば、その子との想い出話を期待しているよ
雨音:うーん、会いたくなったらどうすればいい…か
雨音:もしまたボクに会いたくなったら雨の音を辿るといい
雨音:運が良ければまた会えるかもね
雨音:それじゃ、また何処かで
雨音:君の未来が明るいものになるよう
雨音:微力ながら願っているよ
0:雨音の世界で
雨音:おや?こんなところに人が来るなんて珍しいね?
雨音:まぁ、よかったらゆっくりしていきなよ
雨音:ここは何処かって?
雨音:んー、ここは夢と現実の狭間みたいなところさ
雨音:なぁに、難しく考える必要はないよ
雨音:君はたまたまこの世界に辿り着いたってだけだから
雨音:とりあえず、偶然とはいえここに来てくれたお客様だ
雨音:何かおもてなしをしようじゃないか
雨音:なんでも好きなものを渡してあげよう
雨音:うん、どんなものでもいいよ
雨音:異世界転生を楽しむのもいいし
雨音:全知全能の力を手に入れることだってできる
雨音:なんなら世界そのものを変えることだってできるよ?
雨音:さぁ、君が望むものを教えてごらん?
雨音:えっ?代償とかあるのかって?
雨音:ふふっ、鋭いねぇ…うん、もちろんあるよ
雨音:その願いに応じた代償をもらっている
雨音:えっ、安心した?
雨音:なんの代償も払わずにそんな願いが叶えられるはずがない…か
雨音:なるほどねぇ…それで君は何をお願いするんだい?
雨音:何も願わないこともできるけど
雨音:ん…?もう会うことができない最愛の人に会いたい…
雨音:ふふっ、君は無欲なんだね?
雨音:うん、気に入ったよ
雨音:じゃあ、その人のことを思い浮かべて?
雨音:大丈夫、身構えなくていいよ
雨音:どんな人か知りたいだけだからさ
雨音:うん、ありがとう
雨音:そう、そんな感じだよ…ふむ、なるほど
雨音:そっか、その子は小さい頃に事故で亡くなってしまったんだね
雨音:偶然その子のことを思い出すきっかけがあった…と
雨音:君は前にも同じような…なんて言ったらいいかな?
雨音:こんな感じの不可思議な世界に迷い込んでしまったみたいだね
雨音:その世界の狭間で、君はその子と再会した…か
雨音:君の住む世界ではその日は死者の魂が帰る日って言われてる…
雨音:なるほどなぁ…すごくドラマチックでいいじゃないか
雨音:本当は願いの代償に何かお礼をいただくところだけど…
雨音:うん、君のまっすぐな瞳が気に入ったよ
雨音:君の想い出話が今回の供物ということで…
雨音:過ぎ去った時間は本来戻ることはないけれど…
雨音:まぁ、雨音様の不可思議パワーでなんとかしてみたよ
雨音:ほら、そろそろ起きてごらん?
雨音:そしてもう一度あの場所に行ってみるといいよ
雨音:ん?本当にお礼は要らないのかって?
雨音:ほら、ボクがしっかり約束を果たしたかどうかわからないよ?
雨音:もしまた会うことがあれば、その子との想い出話を期待しているよ
雨音:うーん、会いたくなったらどうすればいい…か
雨音:もしまたボクに会いたくなったら雨の音を辿るといい
雨音:運が良ければまた会えるかもね
雨音:それじゃ、また何処かで
雨音:君の未来が明るいものになるよう
雨音:微力ながら願っているよ