台本概要

 806 views 

タイトル オカマしかいない事件現場
作者名 ゾ夢  (@Zomu_vgfor)
ジャンル コメディ
演者人数 5人用台本(不問5)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 オカマしかいないオカマ都市で起こる様々な事件。
オカマたちが織りなす人間ドラマをお楽しみ下さい。

性別自由ですが!全員オカマでやってください。
(オネエとオカマは同じとします。)
アドリブ等常識の範囲内ならなんでもOKです。
楽しくやってください。

 806 views 

キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
オカマ警察 不問 27 オカマ都市の警察。かっこいい。
オカマ探偵 不問 19 オカマ都市の探偵。 かっこいいけどうざい。
オカマA 不問 22 一般オカマ。
オカマB 不問 16 一般オカマ。実は女。
オカマママ 不問 6 居酒屋のオカマママ。セリフ少なめ。兼ね役してもいいかも。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
オカマ警察:私はオカマ警察。このオカマ都市ニューワールドの秩序とか諸々を守る正義の味方。 オカマ警察:ここは他の都市より事件が多い。 オカマ警察:それに、おかしなことがたくさん起こるのよ。 オカマ警察:そうね…この前のことなんだけど…。 場面切り替え:(とある事件の話へ) オカマ警察:はーい、オカマ警察よ!通してちょうだい! オカマA:警察?こっちよ!こっち! オカマ警察:はいはい…お待たせしたわね。とりあえず、何が起きたのかを聞かせてくれる? オカマA:わかったわ。 回想:(事件詳細) オカマA:はー…どこも不景気で嫌になっちゃうわね。 オカマB:ほんとよ…全然シフト入れてもらえなくて困っちゃうわよ。 オカマママ:そんなにため息ばかりついていると、幸せが逃げちゃうわよ。 オカマA:ママ、聞いてよ。私もこの子も、アルバイトだからって全然働かせてもらえないのよ! オカマB:もしかしたらクビになるかもしれないのよね…次の働き先も見つかる気はしないし、もう嫌だわ。 オカマママ:それは大変ねぇ。でも、私のお店も同じよ?大きな声では言えないけど、最近はずっと真っ赤っかよ。 オカマA:え!こんなにお客さん来てるのに? オカマママ:こんなにって言っても、来てくださってるのは常連さんばかりなのよ。 オカマママ:それはそれでとても嬉しいのよ?だけど、新しいお客さんが来ないと儲からない商売なのよ。 オカマB:まあ、確かに、私たちみたいに一杯の酒をちびりちびり飲むものね、ここの常連って。 オカマA:そう考えると申し訳ないわね…ごめんなさいねママ。 オカマママ:謝らないでよ!あなた達のおかげで、私も楽しく、毎日挫けずにお店やれてるんだから! オカマA:ママ…! オカマB:私、このお店一生通うわ! オカマママ:あら、ありがとう。嬉しいわ! 少しして:☆☆☆ オカマA:あー楽しかったわね! オカマB:本当にね!じゃあ、そろそろ帰りましょうか。 オカマA:そうね!ママ、お勘定!…ママ? オカマB:変ね、聞こえてないのかしら。 オカマA:何かあったのかしら。ちょっと見に行きましょう! オカマB:ええ! オカマA:ママ!どこにいる…ひっ! オカマB:ちょっと、急に止まってどうしたの…きゃっ…きゃー!!!!! 回想終わり:☆☆☆ オカマ警察:なるほどね…それで、店の奥で血を流して倒れてるママを見つけたのね。 オカマB:はい。でも、その時に店にいたのは私たち二人とママの三人だけ。もちろん、私たちは殺してない!一体誰が…。 オカマ警察:現場の状況は確か、お店の包丁で胸を刺されてたのよね。自殺とは考えにくいのよね…でも、あなた達は殺してないと。 オカマA:私たちはずっと二人でいたから、お互いにアリバイを説明できるわ。 オカマB:ええ、それに私たちが殺す理由もないわ。 オカマ警察:うーん…困ったわね。 オカマ探偵:ちょっといいかしらオカマさん達。 オカマ警察:あ!あんたは! オカマ探偵:どーも、毎度おなじみのオカマ探偵よ。 オカマ警察:毎回毎回どうして場所も教えていないのに正確に事件現場に来れるのかしら…! オカマ探偵:なんていうのかしら…感じるのよ…死者の魂が呼んでいるのを! オカマA:ちょ、ちょっと、この人誰なの? オカマ警察:オカマ都市の事件現場になぜかいつもいつも現れるヘンテコ探偵よ。 オカマ探偵:ヘンテコだなんて言わないでほしいわ!!私は、死者の為に悪を裁く、オカマ探偵よ! オカマB:ず、ずいぶんキャラが濃いわね。 オカマ警察:こいつと関わってもろくな事ないから無視するわよ。 オカマ探偵:無視しようとしてもできないわ!それがオカマ探偵の溢れ出る魅力の力!(キラキラキラキラ) オカマ警察:あーもう!あんたがいると話が進まないのよ!無視されたくないんだったら協力しなさい! オカマ探偵:協力?いいえ、それは必要ないわ。なぜなら、もう私には犯人がわかっているのだから! オカマ警察:なっ! オカマA:ほ、本当なの? オカマ探偵:もちのロン、よ。 オカマ警察:ならさっさと教えなさい!誰がママを殺したのか。 オカマ探偵:そうね…とりあえず、回想に入りましょうか。 回想:☆☆☆ オカマ探偵:ふぅ、やっぱりここの飲み屋は安くてちびちび飲んでれば長居出来るし、最高ね! オカマ探偵:さて、おてあらいっと。ってあら、使用中?仕方ないわね、ちょっと奥で涼んでましょ。 オカマママ:お手洗いお手洗い…あ、ごめんなさい!気づかず扉開けちゃっ…て…え!!あ、あなた!お、おんなっ…んっ!んー!んー!んっ?!!!……。 回想終わり:☆☆☆ オカマ探偵:ずばり言うわ!私はあの場にいた! オカマ警察:それを早く言いなさいバカ!! オカマ探偵:ふふっ。オカマ探偵は焦らないのよ。 オカマA:そう言う事じゃないと思うわ…。 オカマ警察:で、要は…その店に紛れ込んでた女が、ママを殺したのね。 オカマA:お、女?!女はこの都市に入れないはずでしょう! オカマ警察:それが、結構いるのよ。理由は様々だけど…どんな理由であれ、この都市に女が入るのは違法よ。 オカマ探偵:さて、いつまでも黙ってないで、そろそろ自白してもいいんじゃないかしら。オカマBさん。 オカマB:…全部お見通しだったのね。 オカマ警察:まあ実際見てたわけだしね。 オカマ探偵:私が見た限り、あなたは不慮の事故で女であることをままに知られてしまった。 オカマ探偵:このままじゃこの場所にいられなくなる。そう思って、とっさに殺したのよね。 オカマB:…はい。そうです。 オカマA:な、なんでよ!なんで殺す必要があったのよ!話せばわかってもらえたかもしれないじゃない! オカマA:それに!なんでオカマって嘘ついて… オカマB:うるさい!…最初はこんな場所、来たくて来たわけじゃなかった。 オカマB:給料は安いし、オカマしかいないし、女ってバレたら大変だし。 オカマB:でも、あんたとか、ママとか…ここの人達はあたたかすぎるのよ。 オカマB:素性もしれない私なんかとすぐに仲良くなっちゃって…。 オカマB:あんたたちのせいで、ここから出たくなくなっちゃったのよ。 オカマA:あんた…。 オカマ警察:空気読まないようで悪いけど、オカマを偽ったことは許されないわ。 オカマ警察:詳しくは署で聞くわ。乗りなさい。 オカマB:ごめんなさいね、オカマA。もう二度と会うことはないだろうけど、元気でね。 オカマA:…。 オカマ警察:乗ったわね。オカマ探偵、お礼は言わないからね。 オカマ探偵:すでに死者の魂からお礼を言われたわよ。 オカマ警察:はぁ。次会うことがないように願ってるわ。 車発車、少し後にオカマA: オカマA:オカマB!私は、あんたのこと!オカマだろうが女だろうが、大事な友達と思ってるから!会いたくなくても!会いに行ってやるわよ!だから、待ってなさいよ! オカマ探偵:…きっと、あなたの気持ち、届いたわよ。 オカマA:…はい。 場面切り替え:☆☆☆ オカマ警察:と、まあこんな事件もあったのよ。 オカマ警察:でも、この話はこれで終わりじゃなかったのよ。 オカマB:リーダー、早く行きますよ! オカマ警察:わかったわよ、ちょっと待ちなさい。 オカマ警察:オカマ都市には女がいないわけじゃないの。そう、一部の職につけば女もオカマ都市に入れる。 オカマ警察:そんなもの好き、滅多にいないのだけどね。 オカマ探偵:それを提案したのがこの私!オカマ探偵! オカマ警察:ちょっとあんたどこから入って来たのよ!! オカマ探偵:私の手柄であろう話が聞こえたからね。で、彼女達どう?元気? オカマ警察:元気も何も… オカマA:リーダー!!! オカマ警察:あの調子よ。 オカマ探偵:良い声ね。…これで、性別の差別なんて無くなれば良いのに。 オカマ警察:警察署でそんなこと言わないでちょうだい。…でも、誰かさんが法律でも変えればいいんじゃない? オカマ探偵:あら、それって応援?期待? オカマ警察:知らないわよ。

オカマ警察:私はオカマ警察。このオカマ都市ニューワールドの秩序とか諸々を守る正義の味方。 オカマ警察:ここは他の都市より事件が多い。 オカマ警察:それに、おかしなことがたくさん起こるのよ。 オカマ警察:そうね…この前のことなんだけど…。 場面切り替え:(とある事件の話へ) オカマ警察:はーい、オカマ警察よ!通してちょうだい! オカマA:警察?こっちよ!こっち! オカマ警察:はいはい…お待たせしたわね。とりあえず、何が起きたのかを聞かせてくれる? オカマA:わかったわ。 回想:(事件詳細) オカマA:はー…どこも不景気で嫌になっちゃうわね。 オカマB:ほんとよ…全然シフト入れてもらえなくて困っちゃうわよ。 オカマママ:そんなにため息ばかりついていると、幸せが逃げちゃうわよ。 オカマA:ママ、聞いてよ。私もこの子も、アルバイトだからって全然働かせてもらえないのよ! オカマB:もしかしたらクビになるかもしれないのよね…次の働き先も見つかる気はしないし、もう嫌だわ。 オカマママ:それは大変ねぇ。でも、私のお店も同じよ?大きな声では言えないけど、最近はずっと真っ赤っかよ。 オカマA:え!こんなにお客さん来てるのに? オカマママ:こんなにって言っても、来てくださってるのは常連さんばかりなのよ。 オカマママ:それはそれでとても嬉しいのよ?だけど、新しいお客さんが来ないと儲からない商売なのよ。 オカマB:まあ、確かに、私たちみたいに一杯の酒をちびりちびり飲むものね、ここの常連って。 オカマA:そう考えると申し訳ないわね…ごめんなさいねママ。 オカマママ:謝らないでよ!あなた達のおかげで、私も楽しく、毎日挫けずにお店やれてるんだから! オカマA:ママ…! オカマB:私、このお店一生通うわ! オカマママ:あら、ありがとう。嬉しいわ! 少しして:☆☆☆ オカマA:あー楽しかったわね! オカマB:本当にね!じゃあ、そろそろ帰りましょうか。 オカマA:そうね!ママ、お勘定!…ママ? オカマB:変ね、聞こえてないのかしら。 オカマA:何かあったのかしら。ちょっと見に行きましょう! オカマB:ええ! オカマA:ママ!どこにいる…ひっ! オカマB:ちょっと、急に止まってどうしたの…きゃっ…きゃー!!!!! 回想終わり:☆☆☆ オカマ警察:なるほどね…それで、店の奥で血を流して倒れてるママを見つけたのね。 オカマB:はい。でも、その時に店にいたのは私たち二人とママの三人だけ。もちろん、私たちは殺してない!一体誰が…。 オカマ警察:現場の状況は確か、お店の包丁で胸を刺されてたのよね。自殺とは考えにくいのよね…でも、あなた達は殺してないと。 オカマA:私たちはずっと二人でいたから、お互いにアリバイを説明できるわ。 オカマB:ええ、それに私たちが殺す理由もないわ。 オカマ警察:うーん…困ったわね。 オカマ探偵:ちょっといいかしらオカマさん達。 オカマ警察:あ!あんたは! オカマ探偵:どーも、毎度おなじみのオカマ探偵よ。 オカマ警察:毎回毎回どうして場所も教えていないのに正確に事件現場に来れるのかしら…! オカマ探偵:なんていうのかしら…感じるのよ…死者の魂が呼んでいるのを! オカマA:ちょ、ちょっと、この人誰なの? オカマ警察:オカマ都市の事件現場になぜかいつもいつも現れるヘンテコ探偵よ。 オカマ探偵:ヘンテコだなんて言わないでほしいわ!!私は、死者の為に悪を裁く、オカマ探偵よ! オカマB:ず、ずいぶんキャラが濃いわね。 オカマ警察:こいつと関わってもろくな事ないから無視するわよ。 オカマ探偵:無視しようとしてもできないわ!それがオカマ探偵の溢れ出る魅力の力!(キラキラキラキラ) オカマ警察:あーもう!あんたがいると話が進まないのよ!無視されたくないんだったら協力しなさい! オカマ探偵:協力?いいえ、それは必要ないわ。なぜなら、もう私には犯人がわかっているのだから! オカマ警察:なっ! オカマA:ほ、本当なの? オカマ探偵:もちのロン、よ。 オカマ警察:ならさっさと教えなさい!誰がママを殺したのか。 オカマ探偵:そうね…とりあえず、回想に入りましょうか。 回想:☆☆☆ オカマ探偵:ふぅ、やっぱりここの飲み屋は安くてちびちび飲んでれば長居出来るし、最高ね! オカマ探偵:さて、おてあらいっと。ってあら、使用中?仕方ないわね、ちょっと奥で涼んでましょ。 オカマママ:お手洗いお手洗い…あ、ごめんなさい!気づかず扉開けちゃっ…て…え!!あ、あなた!お、おんなっ…んっ!んー!んー!んっ?!!!……。 回想終わり:☆☆☆ オカマ探偵:ずばり言うわ!私はあの場にいた! オカマ警察:それを早く言いなさいバカ!! オカマ探偵:ふふっ。オカマ探偵は焦らないのよ。 オカマA:そう言う事じゃないと思うわ…。 オカマ警察:で、要は…その店に紛れ込んでた女が、ママを殺したのね。 オカマA:お、女?!女はこの都市に入れないはずでしょう! オカマ警察:それが、結構いるのよ。理由は様々だけど…どんな理由であれ、この都市に女が入るのは違法よ。 オカマ探偵:さて、いつまでも黙ってないで、そろそろ自白してもいいんじゃないかしら。オカマBさん。 オカマB:…全部お見通しだったのね。 オカマ警察:まあ実際見てたわけだしね。 オカマ探偵:私が見た限り、あなたは不慮の事故で女であることをままに知られてしまった。 オカマ探偵:このままじゃこの場所にいられなくなる。そう思って、とっさに殺したのよね。 オカマB:…はい。そうです。 オカマA:な、なんでよ!なんで殺す必要があったのよ!話せばわかってもらえたかもしれないじゃない! オカマA:それに!なんでオカマって嘘ついて… オカマB:うるさい!…最初はこんな場所、来たくて来たわけじゃなかった。 オカマB:給料は安いし、オカマしかいないし、女ってバレたら大変だし。 オカマB:でも、あんたとか、ママとか…ここの人達はあたたかすぎるのよ。 オカマB:素性もしれない私なんかとすぐに仲良くなっちゃって…。 オカマB:あんたたちのせいで、ここから出たくなくなっちゃったのよ。 オカマA:あんた…。 オカマ警察:空気読まないようで悪いけど、オカマを偽ったことは許されないわ。 オカマ警察:詳しくは署で聞くわ。乗りなさい。 オカマB:ごめんなさいね、オカマA。もう二度と会うことはないだろうけど、元気でね。 オカマA:…。 オカマ警察:乗ったわね。オカマ探偵、お礼は言わないからね。 オカマ探偵:すでに死者の魂からお礼を言われたわよ。 オカマ警察:はぁ。次会うことがないように願ってるわ。 車発車、少し後にオカマA: オカマA:オカマB!私は、あんたのこと!オカマだろうが女だろうが、大事な友達と思ってるから!会いたくなくても!会いに行ってやるわよ!だから、待ってなさいよ! オカマ探偵:…きっと、あなたの気持ち、届いたわよ。 オカマA:…はい。 場面切り替え:☆☆☆ オカマ警察:と、まあこんな事件もあったのよ。 オカマ警察:でも、この話はこれで終わりじゃなかったのよ。 オカマB:リーダー、早く行きますよ! オカマ警察:わかったわよ、ちょっと待ちなさい。 オカマ警察:オカマ都市には女がいないわけじゃないの。そう、一部の職につけば女もオカマ都市に入れる。 オカマ警察:そんなもの好き、滅多にいないのだけどね。 オカマ探偵:それを提案したのがこの私!オカマ探偵! オカマ警察:ちょっとあんたどこから入って来たのよ!! オカマ探偵:私の手柄であろう話が聞こえたからね。で、彼女達どう?元気? オカマ警察:元気も何も… オカマA:リーダー!!! オカマ警察:あの調子よ。 オカマ探偵:良い声ね。…これで、性別の差別なんて無くなれば良いのに。 オカマ警察:警察署でそんなこと言わないでちょうだい。…でも、誰かさんが法律でも変えればいいんじゃない? オカマ探偵:あら、それって応援?期待? オカマ警察:知らないわよ。