台本概要

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タイトル ザザエさん
作者名 ハスキ  (@e8E3z1ze9Yecxs2)
ジャンル コメディ
演者人数 5人用台本(男3、不問2)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 とある日本のどこかのよくいる家族のお話。イッソォノ家の愉快な日常ドタバタ劇。なんか聞いた事ある名前?気のせいです。 男女不問。アドリブ改変なんでもあり。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
不問 16 イッソォノ・ザザエ。イッソォノ家の長女。鬼嫁。浮気性な夫をこらしめる為日々ジムに通っている。
不問 17 イッソォノ・ムァスオ。イッソォノ家に婿養子に入ってる。おっとりした性格。家に怖い嫁がいるので時々外の女性に癒しを求めに出かけている。
22 イッソォノ・キャツオ。イッソォノ家の長男。野球が得意な元気っ子。イタズラ好きでよくお父さんの私物を壊しては逃げ回っている。
12 イッソォノ・タァーラ。ザザエとムァスオの子供。見た目は幼児だが頭脳は大人。株取引が趣味。
15 イッソォノ・ナミフォイ。一家の大黒柱。愉快で激しいイッソォノ家をまとめている父。ストレスで髪の毛が残り一本。最近母さんが冷たい
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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座:こら~待ちなさ~い! 升:はあ、はあ、待てよ言われて待つ奴は居ないよザザエー! 座:その今届いたメールの相手はどこの泥棒猫なのよ~! 升:ち、違うんだ、これは会社の子で、仕事のメールなんだよ! 座:じゃあもっかい見せてみなさいよ~! 升:えーと、家に忘れ物したからまた後でねー! 座:こら待てー! 0:間 升:はあ、はあ、なんとか巻いたか⋯ 活:あれ?ムァスオ兄さん早かったね、姉さんと一緒じゃないんだ? 升:あ、ああ。ちょっと用事があってね 座:あなた~!どこ~? 活:あれ、姉さんどうしたの?怒った顔して 座:ああ、キャツオ。あんたムァスオさん見なかった? 活:え?それなら⋯ 升:シー!シー! 活:見なかったよ姉さん 座:あらそう、ありがと。まったくどこに行ったのかしら?見つけたら血祭りにあげなきゃね⋯ 活:頑張ってねー。⋯もう行ったよムァスオ兄さん 升:ありがとう~キャツオ君、今度可愛い女の子と遊べるお店に連れてってあげるよ 活:やったー!あ、そうだムァスオ兄さん、ちょっと相談があるんだけど 升:なんだい? 活:これ、なんだけど 升:これは髪の毛かい? 活:そうだよ、父さんの髪の毛 升:エェェ~~! 活:この間父さんの大切にしてた高い壺を割ってガチ説教されたから腹が立ってさ。寝てる間に、プチっとね 升:それはまた大胆な犯行だね 活:それで、何とかバレずに元に戻す方法がないか聞きたいんだよ 升:う~ん、僕はそういう頭は回らないから、タァーラちゃんなら何か閃いてくれるかもだよ 活:なるほど!ありがとう兄さん、さっそく聞いてみるよ 0:間 活:タァーラちゃん居るかい?ちょっと話があるんだよ 多:なんですかキャツオ兄ちゃん、僕は今株の取引をしてる最中ですー 活:そこをなんとか、少しだけだからさー 多:仕方ないポンコツお兄ちゃんですー。で、話ってなんですー? 活:それなんだけど⋯ 波:なんじゃこりゃ~~!! 活:あ、やっべ⋯ 波:キ、キ、キャツオはどこじゃあ~~!! 多:また何かやったですー? 活:そ、そうだねー 波:ここかぁーー!!⋯ん?タァーラちゃんだけか? 多:そうですー 波:キャツオを見かけたらワシにぜひ知らせておくれ、それじゃお邪魔したね 多:バイバイですー。⋯キャツオ兄ちゃん、もういったですよー 活:はあ、はあ、心臓に悪かったよ。黙っていてくれてありがとタァーラちゃん 多:何を言ってるですー?タダで黙ってたわけじゃないですー 活:あ、ああ⋯やっぱりそうだよな。はい、これ千円 多:まいどありですー。あと、さっきの話、だいたい分かったですー。その毛を元に戻すですー 活:さっすがタァーラちゃん、話が早くて助かるよ〜 多:じゃあ出す物、出すですー 活:く、今月厳しいのに⋯仕方ない父さんに殺されるよりましだ。はい、一万円 多:まいどありですー、僕に任せるですー 座:まったく、あの人ったらいったい何処に隠れてるのよ⋯はっ!まさかあの浮気相手のタマ子って子と⋯ 波:どこじゃあのガキ⋯ 座:あら父さん、バットなんて持ってどうしたのよ? 波:あ、ああ、これは、ちょっとキャツオの野球の練習に付き合ってやろうかと思ってな 座:あら珍しい事もあるのねー。二人ともだいたい殴り合いしてるイメージだったから 波:そんな事より、今日は早かったな 座:う⋯それは⋯ 波:今日はムァスオ君との結婚記念日のデートをしとっただろ。何かあったのか? 座:な、何も無かったわよ。せっかくなら夜はみんなとご飯食べようって帰ってきたのよ 波:そうか。あー残念だが母さんはなんか友達と旅行とかで、一泊してから明日の朝帰るようだから全員じゃないんだ 座:あ、母さんまだあの人と続いてるのね 波:ん、今なんか言ったか? 座:いいえ、何も言ってないわよ 波:よし、そうとなれば全員を集めるか 0:間 升:よし⋯ザザエは居ないな?今のうちにノリシュケくんの所にでも逃げよう 波:お、ムァスオ君、丁度いい所に居た。準備が出来たみたいだからそろそろ行こうか 升:え?お、お父さん!?いや、僕はちょっと今から用事がありまして⋯ 波:何を言っとる、ご飯が冷めてしまうだろ?ほら、行くぞ 升:ちょ、ちょっとお父さん!うわーー! 0:間 多:どうしたですー?みんななんか怖い顔してるですー? 座:それは、なんででしょうかね~ムァスオさん⋯? 升:は、はは、なんでだろうね~ザザエ~⋯ 波:ワシも何故かわからんが〜頭に血が登りそうじゃ~なあキャツオ~? 活:そ、そ、そうだね~父さん~とりあえず落ち着いて、バットを置いたらどうかな~? 多:もうこれは駄目ですー 座:さあこのワカメスープを飲んだ後は、メインディッシュにタマ子料理をあなたに作ってもらおうかしら~? 升:お、おお~ザザエ~上手い事言うね~ 波:キャツオ、何か言い残す事は⋯? 活:と、父さん、また生えてくるって⋯あ、駄目だ、目がイッちゃってる 多:その夜、二人分の断末魔が、近所にコダマしたですー 0:終わりだにゃーん

座:こら~待ちなさ~い! 升:はあ、はあ、待てよ言われて待つ奴は居ないよザザエー! 座:その今届いたメールの相手はどこの泥棒猫なのよ~! 升:ち、違うんだ、これは会社の子で、仕事のメールなんだよ! 座:じゃあもっかい見せてみなさいよ~! 升:えーと、家に忘れ物したからまた後でねー! 座:こら待てー! 0:間 升:はあ、はあ、なんとか巻いたか⋯ 活:あれ?ムァスオ兄さん早かったね、姉さんと一緒じゃないんだ? 升:あ、ああ。ちょっと用事があってね 座:あなた~!どこ~? 活:あれ、姉さんどうしたの?怒った顔して 座:ああ、キャツオ。あんたムァスオさん見なかった? 活:え?それなら⋯ 升:シー!シー! 活:見なかったよ姉さん 座:あらそう、ありがと。まったくどこに行ったのかしら?見つけたら血祭りにあげなきゃね⋯ 活:頑張ってねー。⋯もう行ったよムァスオ兄さん 升:ありがとう~キャツオ君、今度可愛い女の子と遊べるお店に連れてってあげるよ 活:やったー!あ、そうだムァスオ兄さん、ちょっと相談があるんだけど 升:なんだい? 活:これ、なんだけど 升:これは髪の毛かい? 活:そうだよ、父さんの髪の毛 升:エェェ~~! 活:この間父さんの大切にしてた高い壺を割ってガチ説教されたから腹が立ってさ。寝てる間に、プチっとね 升:それはまた大胆な犯行だね 活:それで、何とかバレずに元に戻す方法がないか聞きたいんだよ 升:う~ん、僕はそういう頭は回らないから、タァーラちゃんなら何か閃いてくれるかもだよ 活:なるほど!ありがとう兄さん、さっそく聞いてみるよ 0:間 活:タァーラちゃん居るかい?ちょっと話があるんだよ 多:なんですかキャツオ兄ちゃん、僕は今株の取引をしてる最中ですー 活:そこをなんとか、少しだけだからさー 多:仕方ないポンコツお兄ちゃんですー。で、話ってなんですー? 活:それなんだけど⋯ 波:なんじゃこりゃ~~!! 活:あ、やっべ⋯ 波:キ、キ、キャツオはどこじゃあ~~!! 多:また何かやったですー? 活:そ、そうだねー 波:ここかぁーー!!⋯ん?タァーラちゃんだけか? 多:そうですー 波:キャツオを見かけたらワシにぜひ知らせておくれ、それじゃお邪魔したね 多:バイバイですー。⋯キャツオ兄ちゃん、もういったですよー 活:はあ、はあ、心臓に悪かったよ。黙っていてくれてありがとタァーラちゃん 多:何を言ってるですー?タダで黙ってたわけじゃないですー 活:あ、ああ⋯やっぱりそうだよな。はい、これ千円 多:まいどありですー。あと、さっきの話、だいたい分かったですー。その毛を元に戻すですー 活:さっすがタァーラちゃん、話が早くて助かるよ〜 多:じゃあ出す物、出すですー 活:く、今月厳しいのに⋯仕方ない父さんに殺されるよりましだ。はい、一万円 多:まいどありですー、僕に任せるですー 座:まったく、あの人ったらいったい何処に隠れてるのよ⋯はっ!まさかあの浮気相手のタマ子って子と⋯ 波:どこじゃあのガキ⋯ 座:あら父さん、バットなんて持ってどうしたのよ? 波:あ、ああ、これは、ちょっとキャツオの野球の練習に付き合ってやろうかと思ってな 座:あら珍しい事もあるのねー。二人ともだいたい殴り合いしてるイメージだったから 波:そんな事より、今日は早かったな 座:う⋯それは⋯ 波:今日はムァスオ君との結婚記念日のデートをしとっただろ。何かあったのか? 座:な、何も無かったわよ。せっかくなら夜はみんなとご飯食べようって帰ってきたのよ 波:そうか。あー残念だが母さんはなんか友達と旅行とかで、一泊してから明日の朝帰るようだから全員じゃないんだ 座:あ、母さんまだあの人と続いてるのね 波:ん、今なんか言ったか? 座:いいえ、何も言ってないわよ 波:よし、そうとなれば全員を集めるか 0:間 升:よし⋯ザザエは居ないな?今のうちにノリシュケくんの所にでも逃げよう 波:お、ムァスオ君、丁度いい所に居た。準備が出来たみたいだからそろそろ行こうか 升:え?お、お父さん!?いや、僕はちょっと今から用事がありまして⋯ 波:何を言っとる、ご飯が冷めてしまうだろ?ほら、行くぞ 升:ちょ、ちょっとお父さん!うわーー! 0:間 多:どうしたですー?みんななんか怖い顔してるですー? 座:それは、なんででしょうかね~ムァスオさん⋯? 升:は、はは、なんでだろうね~ザザエ~⋯ 波:ワシも何故かわからんが〜頭に血が登りそうじゃ~なあキャツオ~? 活:そ、そ、そうだね~父さん~とりあえず落ち着いて、バットを置いたらどうかな~? 多:もうこれは駄目ですー 座:さあこのワカメスープを飲んだ後は、メインディッシュにタマ子料理をあなたに作ってもらおうかしら~? 升:お、おお~ザザエ~上手い事言うね~ 波:キャツオ、何か言い残す事は⋯? 活:と、父さん、また生えてくるって⋯あ、駄目だ、目がイッちゃってる 多:その夜、二人分の断末魔が、近所にコダマしたですー 0:終わりだにゃーん