台本概要
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タイトル | ただの猫好き |
---|---|
作者名 | 風音万愛 (@sosaku_senden) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 2人用台本(不問2) ※兼役あり |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
宗教勧誘が家に来たと思ったら…… アドリブなどご自由にどうぞ 333 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
主人公 | 不問 | 58 | 猫より犬派 |
猫好き | 不問 | 47 | 猫の可愛さを布教したい人 過去に闇がありそう |
勧誘する人 | 不問 | 3 | 宗教勧の人(猫好きの人が兼役) |
誰か | 不問 | 6 | 誰か(猫好きの人が兼役) |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
:
0:とある休日
:
勧誘する人:「ピンポーン」(セルフSEかSE)
主人公:「はぁい」
:
0:主人公、ドアをあける
:
主人公:「どちらさんですか?」
勧誘する人:「あなたは神を信じますか?」
主人公:「はぁ?」
勧誘する人:「信じる者は救われます。信じる者こそ救われます。さぁ、神を信じて徳を積みませんか? そうしたら来世には」
主人公:「(途中で遮って)あー、すみません。そういうの信じてないんで」
:
0:ドアを閉める
:
主人公:「まったく……。こんな休みの日に宗教勧誘かよ」
:
猫好き:「ピンポーン」(セルフSEかSE)
主人公:「また誰か来た。はーい」
:
0:ドアをあける
:
主人公:「どちらさんですか?」
猫好き:「こんにちは~、お忙しいところ恐れ入ります。今、お時間ありますか?」
主人公:「(心の声)さっきの人とは違うみたいだけど、また宗教勧誘かな……? それともセールス? 適当にあしらって追い返すか」
主人公:「あー、すみません。ちょっと忙しくて」
猫好き:「ならば手短にお話ししますね」
主人公:「こっちに拒否権ないんかい」
猫好き:「単刀直入に伺います」
主人公:「もー。なんですか」
猫好き:「猫は好きですか?」
主人公:「……は?」
猫好き:「猫は好きですか?」
主人公:「……ん???」
猫好き:「あのしなやかなフォルムに可愛らしいシルエット! 寝ても醒めても愛おしい! それが猫です」
主人公:「はぁ」
猫好き:「で? 猫は好きですか?」
主人公:「なんの質問なの、これ」
猫好き:「好 き で す か ?」
主人公:「えっと……別に」
猫好き:「え!?!?」
主人公:「えっ」
猫好き:「うそでしょ!? こんなに可愛いのに!?」
主人公:「だって俺、犬派だし。猫って愛想ないじゃないですか。甘えてこないし、あんまり懐かないし。なんか好きになれないっていうか」
猫好き:「はぁ~~~~~~~(セリフの途中でクソでかため息)」
主人公:「え、なに」
猫好き:「分かってない。分かってないですねぇ」
主人公:「なにが」
猫好き:「私は常々疑問に思っているんですよ。猫に愛想がないだなんて、誰が言ったんだろうって」
主人公:「でも実際、犬みたいに笑ったりしないし、いつもツーンとしてますし」
猫好き:「確かに、犬も可愛いですよね。感情表現が豊かで、元気で」
主人公:「そうでしょう?」
猫好き:「それに比べてしまえば、猫が不愛想に見えることでしょう。しかし!! 猫だって甘えてくれるんですよ」
主人公:「うそん」
猫好き:「例えば、なでなでされて喉をゴロゴロ鳴らしたり」
主人公:「ああ、確かにゴロゴロ言いますね」
猫好き:「そばに寄り添ってくれたり、膝の上に乗ったり」
主人公:「膝の上? ともだちが猫を飼ってますけど、そんなことしないって言ってましたよ? いつも遠くから見てくるだけだって」
猫好き:「もちろん、猫によって性格もまちまちですから。触られるのが苦手な子もいれば、人懐っこくて甘えん坊な子もいます。きっとお友達の家の猫ちゃんは前者なんだと思います」
主人公:「へぇ。猫にも性格があるんですね」
猫好き:「少しは猫のことを好きになれましたか?」
主人公:「うーん。でも俺、猫って可愛がってると思ったら急に噛みついてくるじゃないですか。あれがどうも……」
猫好き:「撫でているときに噛みついてくるあれですか?」
主人公:「そうそう」
猫好き:「そうしてくる理由は分かります?」
主人公:「え? そりゃ噛みついてくるわけですから、怒ってるんでしょう?」
猫好き:「分かってない!!!(クソデカボイス)」
主人公:「うわぁびっくりした」
猫好き:「あれは『愛撫誘致性攻撃行動』といいます」
主人公:「あ、あいぶ……?」
猫好き:「猫が撫でられるのに満足しているのに撫で続けると出てくる反応です」
主人公:「そんなのがあるんだ……」
猫好き:「撫でるのが下手だからとか、触られたくないところを触られたとか、理由については諸説ありますが……私はこういうことだと思っています」
主人公:「ほぅ」
猫好き:「『あっ、あっ……! それ以上気持ちよくなったらダメになってしまう! やめろぉ! ガブッ!』」
主人公:「その解釈なら可愛いな!?」
猫好き:「どうです? だんだんと猫が好きになってきたでしょう?」
主人公:「まぁ……、ちょっとは」
猫好き:「その調子で、どんどん猫を好きになりましょう。猫を愛し、猫に愛されるものは救われます」
主人公:「えっ」
猫好き:「猫に愛されている時点で前世のあなたは徳を積んでいますし、猫を愛することで今世のあなたが徳を積むのです。一緒に猫を愛しましょう」
主人公:「急に風向きが変わってきたぞ」
猫好き:「さぁ復唱してください! 猫を崇めよ、猫を讃えよ!!すべての猫に幸福を!! すべての猫に安寧を!!」
主人公:「……」
猫好き:「どうぞ」
主人公:「えっと……すみません。質問いいですか?」
猫好き:「なんでしょう」
主人公:「なんの宗教ですか?」
猫好き:「ただの猫好きです」
主人公:「ただの猫好きかぁ~」
猫好き:「来世は猫になりたい」
主人公:「だいぶこじらせた猫好きだ」
猫好き:「(急にテンションを下げて)いや、だって。人間でいていいことってあります? 口じゃ建前ばかり、笑顔は所詮表面上の愛想笑い。そのときは仲良くしていても影じゃ何を言われているか分かったもんじゃない。毎日が腹の探り合いで、優しさや弱みを見せようものなら舐められ、見下され、漬け込まれるばかり」
主人公:「わぁ人間への怨嗟と偏見がすごい」
猫好き:「その点、猫はどうでしょう? 猫は愛すれば愛した分だけ愛してくれる。好きな人は好き、嫌いな人は嫌いってはっきりしてくれるし。泣いている人を見て嘲笑したり蔑んだり、自分の評判狙いの同情で近づいてくる人間とは違い、何も言わずにただそばに寄り添ってくれる。……ね? 猫って、人間なんかより優しいでしょう?」
主人公:「あなた、過去に何があったんですか」
猫好き:「集団じゃないと何もできないくせに調子に乗ってるクソカースト上位どもや、年齢だけ重ねてふんぞり返っているクソ上司、反撃してこない人を狙って攻撃してくるクソお局……。そいつらに虐げられ、迫害され、心が黒く荒んでいても、猫に愛されているというだけですべてがどうでもよくなる……。猫は存在自体が神なんです」
主人公:「この人の過去には触れない方がよさそうだ……。あ、あー。あなたがどれだけ猫好きかは分かりましたけど、そういえば結局何をしに来たんですか?」
猫好き:「え???」
主人公:「え???」
猫好き:「何って……猫の可愛さを布教しに、ですけど」
主人公:「本当にただの猫好きだった!!!」
猫好き:「さぁ復唱してください!! 猫を崇めよ、猫を讃えよ!!! すべての猫に幸福を!! すべての猫に安寧を!!!」
主人公:「大声出すのやめて!! 通行人の視線が痛いから!!」
猫好き:「でも実際、私の話を聞いて猫の魅力が分かったでしょう?」
主人公:「まぁ、確かに……。ちょっと猫飼ってみたいなって思いましたけどぉ」
猫好き:「あ。環境が整わないうちから生半可な気持ちで飼うのやめてくださいね。それで被害をこうむるのは猫ちゃんなので」
主人公:「急にシビアだな。でも、それはそう」
猫好き:「というわけで、私はこれで失礼します。お時間いただきありがとうございました」
主人公:「あ、話はもう終わったんですか?」
猫好き:「ええ。私としては話足りないくらいですが……これ以上の布教は無意味かなって」
主人公:「というと?」
猫好き:「だって……(ささやき)あなたの無意識は、もう猫を愛していますから」
主人公:「え……?」
猫好き:「では、またどこかで」
:
0:猫好き、去っていく
:
主人公:「え……、えぇ……?」
:
0:少し間
:
0:数日後
0:とあるアパート
:
主人公:「ピンポーン」(セルフSEかSE)
誰か:「はーい」
:
0:誰か、ドアをあける
:
誰か:「どちらさまですか?」
主人公:「こんにちは。お忙しいところ恐れ入ります。今、お時間ありますか?」
誰か:「あー、すみません。セールスだったら、うちは……」
主人公:「あなたは、猫は好きですか?」
誰か:「……はい?」
主人公:「猫を愛し、猫に愛されるものは救われます。猫に愛されている時点で前世のあなたは徳を積んでいますし、猫を愛することで今世のあなたが徳を積むのです。一緒に猫を愛しましょう。さぁ、復唱してください!! 猫を崇めよ!! 猫を讃えよ!! すべての猫に幸福を!! すべての猫に安寧を!!」
誰か:「ええ……? 一体、なんの宗教ですか?」
主人公:「ただの猫好きです」
誰か:「ただの猫好きかぁ~」
:
0:とある休日
:
勧誘する人:「ピンポーン」(セルフSEかSE)
主人公:「はぁい」
:
0:主人公、ドアをあける
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主人公:「どちらさんですか?」
勧誘する人:「あなたは神を信じますか?」
主人公:「はぁ?」
勧誘する人:「信じる者は救われます。信じる者こそ救われます。さぁ、神を信じて徳を積みませんか? そうしたら来世には」
主人公:「(途中で遮って)あー、すみません。そういうの信じてないんで」
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0:ドアを閉める
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主人公:「まったく……。こんな休みの日に宗教勧誘かよ」
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猫好き:「ピンポーン」(セルフSEかSE)
主人公:「また誰か来た。はーい」
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0:ドアをあける
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主人公:「どちらさんですか?」
猫好き:「こんにちは~、お忙しいところ恐れ入ります。今、お時間ありますか?」
主人公:「(心の声)さっきの人とは違うみたいだけど、また宗教勧誘かな……? それともセールス? 適当にあしらって追い返すか」
主人公:「あー、すみません。ちょっと忙しくて」
猫好き:「ならば手短にお話ししますね」
主人公:「こっちに拒否権ないんかい」
猫好き:「単刀直入に伺います」
主人公:「もー。なんですか」
猫好き:「猫は好きですか?」
主人公:「……は?」
猫好き:「猫は好きですか?」
主人公:「……ん???」
猫好き:「あのしなやかなフォルムに可愛らしいシルエット! 寝ても醒めても愛おしい! それが猫です」
主人公:「はぁ」
猫好き:「で? 猫は好きですか?」
主人公:「なんの質問なの、これ」
猫好き:「好 き で す か ?」
主人公:「えっと……別に」
猫好き:「え!?!?」
主人公:「えっ」
猫好き:「うそでしょ!? こんなに可愛いのに!?」
主人公:「だって俺、犬派だし。猫って愛想ないじゃないですか。甘えてこないし、あんまり懐かないし。なんか好きになれないっていうか」
猫好き:「はぁ~~~~~~~(セリフの途中でクソでかため息)」
主人公:「え、なに」
猫好き:「分かってない。分かってないですねぇ」
主人公:「なにが」
猫好き:「私は常々疑問に思っているんですよ。猫に愛想がないだなんて、誰が言ったんだろうって」
主人公:「でも実際、犬みたいに笑ったりしないし、いつもツーンとしてますし」
猫好き:「確かに、犬も可愛いですよね。感情表現が豊かで、元気で」
主人公:「そうでしょう?」
猫好き:「それに比べてしまえば、猫が不愛想に見えることでしょう。しかし!! 猫だって甘えてくれるんですよ」
主人公:「うそん」
猫好き:「例えば、なでなでされて喉をゴロゴロ鳴らしたり」
主人公:「ああ、確かにゴロゴロ言いますね」
猫好き:「そばに寄り添ってくれたり、膝の上に乗ったり」
主人公:「膝の上? ともだちが猫を飼ってますけど、そんなことしないって言ってましたよ? いつも遠くから見てくるだけだって」
猫好き:「もちろん、猫によって性格もまちまちですから。触られるのが苦手な子もいれば、人懐っこくて甘えん坊な子もいます。きっとお友達の家の猫ちゃんは前者なんだと思います」
主人公:「へぇ。猫にも性格があるんですね」
猫好き:「少しは猫のことを好きになれましたか?」
主人公:「うーん。でも俺、猫って可愛がってると思ったら急に噛みついてくるじゃないですか。あれがどうも……」
猫好き:「撫でているときに噛みついてくるあれですか?」
主人公:「そうそう」
猫好き:「そうしてくる理由は分かります?」
主人公:「え? そりゃ噛みついてくるわけですから、怒ってるんでしょう?」
猫好き:「分かってない!!!(クソデカボイス)」
主人公:「うわぁびっくりした」
猫好き:「あれは『愛撫誘致性攻撃行動』といいます」
主人公:「あ、あいぶ……?」
猫好き:「猫が撫でられるのに満足しているのに撫で続けると出てくる反応です」
主人公:「そんなのがあるんだ……」
猫好き:「撫でるのが下手だからとか、触られたくないところを触られたとか、理由については諸説ありますが……私はこういうことだと思っています」
主人公:「ほぅ」
猫好き:「『あっ、あっ……! それ以上気持ちよくなったらダメになってしまう! やめろぉ! ガブッ!』」
主人公:「その解釈なら可愛いな!?」
猫好き:「どうです? だんだんと猫が好きになってきたでしょう?」
主人公:「まぁ……、ちょっとは」
猫好き:「その調子で、どんどん猫を好きになりましょう。猫を愛し、猫に愛されるものは救われます」
主人公:「えっ」
猫好き:「猫に愛されている時点で前世のあなたは徳を積んでいますし、猫を愛することで今世のあなたが徳を積むのです。一緒に猫を愛しましょう」
主人公:「急に風向きが変わってきたぞ」
猫好き:「さぁ復唱してください! 猫を崇めよ、猫を讃えよ!!すべての猫に幸福を!! すべての猫に安寧を!!」
主人公:「……」
猫好き:「どうぞ」
主人公:「えっと……すみません。質問いいですか?」
猫好き:「なんでしょう」
主人公:「なんの宗教ですか?」
猫好き:「ただの猫好きです」
主人公:「ただの猫好きかぁ~」
猫好き:「来世は猫になりたい」
主人公:「だいぶこじらせた猫好きだ」
猫好き:「(急にテンションを下げて)いや、だって。人間でいていいことってあります? 口じゃ建前ばかり、笑顔は所詮表面上の愛想笑い。そのときは仲良くしていても影じゃ何を言われているか分かったもんじゃない。毎日が腹の探り合いで、優しさや弱みを見せようものなら舐められ、見下され、漬け込まれるばかり」
主人公:「わぁ人間への怨嗟と偏見がすごい」
猫好き:「その点、猫はどうでしょう? 猫は愛すれば愛した分だけ愛してくれる。好きな人は好き、嫌いな人は嫌いってはっきりしてくれるし。泣いている人を見て嘲笑したり蔑んだり、自分の評判狙いの同情で近づいてくる人間とは違い、何も言わずにただそばに寄り添ってくれる。……ね? 猫って、人間なんかより優しいでしょう?」
主人公:「あなた、過去に何があったんですか」
猫好き:「集団じゃないと何もできないくせに調子に乗ってるクソカースト上位どもや、年齢だけ重ねてふんぞり返っているクソ上司、反撃してこない人を狙って攻撃してくるクソお局……。そいつらに虐げられ、迫害され、心が黒く荒んでいても、猫に愛されているというだけですべてがどうでもよくなる……。猫は存在自体が神なんです」
主人公:「この人の過去には触れない方がよさそうだ……。あ、あー。あなたがどれだけ猫好きかは分かりましたけど、そういえば結局何をしに来たんですか?」
猫好き:「え???」
主人公:「え???」
猫好き:「何って……猫の可愛さを布教しに、ですけど」
主人公:「本当にただの猫好きだった!!!」
猫好き:「さぁ復唱してください!! 猫を崇めよ、猫を讃えよ!!! すべての猫に幸福を!! すべての猫に安寧を!!!」
主人公:「大声出すのやめて!! 通行人の視線が痛いから!!」
猫好き:「でも実際、私の話を聞いて猫の魅力が分かったでしょう?」
主人公:「まぁ、確かに……。ちょっと猫飼ってみたいなって思いましたけどぉ」
猫好き:「あ。環境が整わないうちから生半可な気持ちで飼うのやめてくださいね。それで被害をこうむるのは猫ちゃんなので」
主人公:「急にシビアだな。でも、それはそう」
猫好き:「というわけで、私はこれで失礼します。お時間いただきありがとうございました」
主人公:「あ、話はもう終わったんですか?」
猫好き:「ええ。私としては話足りないくらいですが……これ以上の布教は無意味かなって」
主人公:「というと?」
猫好き:「だって……(ささやき)あなたの無意識は、もう猫を愛していますから」
主人公:「え……?」
猫好き:「では、またどこかで」
:
0:猫好き、去っていく
:
主人公:「え……、えぇ……?」
:
0:少し間
:
0:数日後
0:とあるアパート
:
主人公:「ピンポーン」(セルフSEかSE)
誰か:「はーい」
:
0:誰か、ドアをあける
:
誰か:「どちらさまですか?」
主人公:「こんにちは。お忙しいところ恐れ入ります。今、お時間ありますか?」
誰か:「あー、すみません。セールスだったら、うちは……」
主人公:「あなたは、猫は好きですか?」
誰か:「……はい?」
主人公:「猫を愛し、猫に愛されるものは救われます。猫に愛されている時点で前世のあなたは徳を積んでいますし、猫を愛することで今世のあなたが徳を積むのです。一緒に猫を愛しましょう。さぁ、復唱してください!! 猫を崇めよ!! 猫を讃えよ!! すべての猫に幸福を!! すべての猫に安寧を!!」
誰か:「ええ……? 一体、なんの宗教ですか?」
主人公:「ただの猫好きです」
誰か:「ただの猫好きかぁ~」