台本概要

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タイトル この中に1人オカマがいる!(1)
作者名 ゾ夢  (@Zomu_vgfor)
ジャンル コメディ
演者人数 5人用台本(男1、女4)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 カワボしかいないカワボ都市ポワキュンワールドの選ばれしカワボ5人の中にオカマが紛れている?!

全2話

オカマ以外はそれぞれタイプの違うカワボ達です。
性別自由ですが、カワボは女性キャラ、オカマはオカマです。変えないでください。
アドリブは自由ですが常識やマナーを守って楽しくやってください。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
カワボ1 19 リーダー。キャラ名は自分の名前で良い。
カワボ2 13 セクシー系。キャラ名は自分の名前で良い。
カワボ3 12 可愛い系。キャラ名は自分の名前で良い。
カワボ4 11 丁寧系。キャラ名は自分の名前で良い。
カマボ 20 カワボならぬカマボ。実はスパイで、実はオカマ。なぜか普通のオカマなのにバレない不思議。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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カワボ1:今日は、前々からみんなと話したかったことがあるの。 カワボ2:改まってどうしたのよリーダー。らしくないじゃない。 カワボ3:いつもなら、「今日は特に話すこと無し!」ってすぐに帰っちゃうのに。 カワボ4:つまり、それだけ大事な話があるってことですか? カマボ:何よそれ!もしかして恋バナ? カワボ1:違うに決まってるでしょう。…そうね、まず、ここに集まった私たちは、なんの集まりなのか、確認しましょう。 カワボ2:それは、カワボの集まりね。このカワボ都市ポワキュンワールドの中でもよりすぐりのカワボ、それに選ばれた5人が私たちでしょ? カワボ1:その通り。 カワボ3:選ばれしカワボの私たちは、都市がより良くなるためにいろんなことやってんだよね。 カワボ4:そうですね。政治家とはまた違いますが、やってることは似たようなものですもんね。 カワボ1:そう。そんな市民の代表とも言える私達の中に…裏切り者がいたのよ。 カマボ:裏切り者?!どういうことよ!スパイってこと?! カワボ1:落ち着いて!…落ち着いて聞いて。 全員:シーンとする カワボ1:この中に一人、オカマがいるわ。 カワボ2:お、オカマ?!オカマって、あの、あのオカマ?! カワボ3:あわわ!オカマって、オカマ都市にしかいないんじゃなかったの?!なんで!! カワボ4:ど、どうして、私たちの中にオカマが?! カマボ:みんな落ち着きなさい。 カワボ1:そうだぞ、みんな。カマの言う通りだ、落ち着いてくれ。 カマボ:で?リーダー、どうするの? カワボ1:そうだな…正直私も信じられないんだ。今まで仲良くしてきたこの5人の中に裏切り者がいることが。しかし、私はリーダーとして裏切り者をさばかなくてはならない。 カマボ:その裏切り者を探すのは簡単じゃないと思うけど、どうやって探すの? カワボ1:とりあえず、一人ずつ自己紹介から始めよう。自然な動作、日常の発言の中にこそボロが出るはずだ。 カマボ:いい考えね。そしたらリーダーからやってちょうだいよ。お手本見せてちょうだい。 カワボ1:わかったわ。私の名前は○○。このカワボ5人のリーダーを務めている。得意なカワボは○○な感じだ。(クールとか可愛い感じとか) カワボ1:まあ、こんな感じか?さあ、どんどん続いてくれ。 カワボ2:はい。私の名前は○○よ。日中はここに来てお仕事して、夜は自分のお店をやってるわ。得意なカワボは○○よ。 カワボ2:次の方どうぞ! カワボ3:はーい!私は○○!5人の中で最年少だけど、ちっちゃいからこそ出せるアイデアとかで活躍してるよ!得意なカワボは○○! カワボ3:次の人にバトンタッチ! カワボ4:私は○○と申します。あ、ダメですね。私すぐにかしこまっちゃうんです。得意なカワボは○○です。 カワボ4:最後は任せました。 カマボ:任されたわ。私の名前はカマ・○○。みんなからは親しみを込めてカマって呼ばれてるわね。得意なカワボは○○よ。 カワボ1:…うーん。みんなの自己紹介を聞いても、特におかしな点はなかったな。 カワボ3:えー。おかしな点あったと思うけどなぁ。 カワボ4:はい。わたしも怪しいと思う方がいます。 カワボ1:な?!そ、それは誰だ? カワボ3:オカマってさ。夜に開く自分のお店でママやってるよね? カワボ2:な!も、もしかしてわたしを疑っているの?! カワボ4:あなたはカワボバーのママをやっていますよね。わたしの調べによるとオカマの9割はバーでママをしています。 カワボ2:そ、そんな!リーダー!私オカマじゃない!ホントよ!信じて! カワボ1:で、でもな…。 カワボ2:…嘘。なんで信じてくれないの…! カマボ:私は信じているわよ。 カワボ2:カマさん! カマボ:黙って聞いてればあんたたち、偏見で人を疑うなんて最低よ。 カワボ3:む!偏見じゃないもん!データだってあるんだよ! カマボ:それって信用性の高いデータなの?ちゃんとどこでどのように何人に調査したとか書いてあるの? カワボ3:そ、そう言われると…。 カワボ4:ですが!バーのママをしている○○(カワボ2)さんはオカマらしさがあると言うことで、怪しいことには変わりないと思います。 カマボ:オカマらしさ?バーのママであることがオカマらしさだって言うの?ふざけんじゃないわよ!! カワボ1:ちょ、ちょっとカマさん落ち着いて… カマボ:落ち着いていられるわけないでしょ!それが偏見って言ってるのよ!オカマが全員バーで働いてると思ってるの?この世の中にいるオカマ全てが新宿二丁目に集まるとでも思っているわけ? カマボ:そんなわけないでしょ!オカマだって人よ?人がみんな同じ考えしてるわけないしみんなが同じことしてるわけないでしょ?だからオカマだって個性に溢れてるのよ! カマボ:オカマだってコンビニで働くしスーパーでも働く。工事現場にだっているし国会にもいるわよ!なに?それがおかしいの?おかしくないでしょ!オカマだって私たちと同じ人よ!! カワボ1:…。 カワボ2:…。 カワボ3:…。 カワボ4:…。 カマボ:あら、ごめんなさいね怒鳴っちゃって。でも、わかってくれたかしら?彼らも個性あふれる人間なのよ。 カワボ3:カマさん、私おかまのこと誤解してた。いつも下ネタしか言わない変な奴らかと思ってたけど、違うんだね。 カマボ:うん。いろんなひとがいるからね。そういう人もいるのは確かだけど、みんながそうなわけじゃないわ。 カワボ4:カマさんのいう通りです。それに、信憑性の低いデータより、仲間の言葉の方が信じられます。 カマボ:あら、照れちゃうじゃない。 カワボ1:いや、さすがカマさんだ。やっぱり私よりリーダーに向いてるんじゃないか? カマボ:私たちをまとめられるのはあなただけよ、リーダー。 カワボ2:カマさん。ありがとう。 カマボ:あら、お礼を言われるようなことはしてないわよ? カワボ2:ううん。私はあなたの言葉に助けられたわ。これからも堂々とお店やっていけるし。…一瞬でもカマさんがオカマだと疑っちゃってごめんなさい。 カワボ1:カマさんがオカマ?ははっ、そりゃ失礼すぎるな。 カワボ3:もー!いくらなんでもそれはないって! カワボ4:失礼すぎますね。 カワボ2:だ、だから謝ってるんでしょう! カマボ:ふふっ、気にしてないわよ。…でも、こんだけ仲良しな私たちなんだから、裏切り者なんていないと思うのだけど。どうかしら? カワボ1:そうだな。きっと誤情報だったんだろう。よし!今日の会議はこれにて解散! カワボ2:じゃあね、みんな。 カワボ3:次の会議までばいばーい。 カワボ4:では、失礼します。 カマボ:それじゃあ、またね。 間:☆☆☆ カマボ:私がここにいることはバレちゃいけない。たとえ、彼女たちを騙し続けることになっても…。 カワボ1:この中に1人オカマがいる。第二話に続く!!!

カワボ1:今日は、前々からみんなと話したかったことがあるの。 カワボ2:改まってどうしたのよリーダー。らしくないじゃない。 カワボ3:いつもなら、「今日は特に話すこと無し!」ってすぐに帰っちゃうのに。 カワボ4:つまり、それだけ大事な話があるってことですか? カマボ:何よそれ!もしかして恋バナ? カワボ1:違うに決まってるでしょう。…そうね、まず、ここに集まった私たちは、なんの集まりなのか、確認しましょう。 カワボ2:それは、カワボの集まりね。このカワボ都市ポワキュンワールドの中でもよりすぐりのカワボ、それに選ばれた5人が私たちでしょ? カワボ1:その通り。 カワボ3:選ばれしカワボの私たちは、都市がより良くなるためにいろんなことやってんだよね。 カワボ4:そうですね。政治家とはまた違いますが、やってることは似たようなものですもんね。 カワボ1:そう。そんな市民の代表とも言える私達の中に…裏切り者がいたのよ。 カマボ:裏切り者?!どういうことよ!スパイってこと?! カワボ1:落ち着いて!…落ち着いて聞いて。 全員:シーンとする カワボ1:この中に一人、オカマがいるわ。 カワボ2:お、オカマ?!オカマって、あの、あのオカマ?! カワボ3:あわわ!オカマって、オカマ都市にしかいないんじゃなかったの?!なんで!! カワボ4:ど、どうして、私たちの中にオカマが?! カマボ:みんな落ち着きなさい。 カワボ1:そうだぞ、みんな。カマの言う通りだ、落ち着いてくれ。 カマボ:で?リーダー、どうするの? カワボ1:そうだな…正直私も信じられないんだ。今まで仲良くしてきたこの5人の中に裏切り者がいることが。しかし、私はリーダーとして裏切り者をさばかなくてはならない。 カマボ:その裏切り者を探すのは簡単じゃないと思うけど、どうやって探すの? カワボ1:とりあえず、一人ずつ自己紹介から始めよう。自然な動作、日常の発言の中にこそボロが出るはずだ。 カマボ:いい考えね。そしたらリーダーからやってちょうだいよ。お手本見せてちょうだい。 カワボ1:わかったわ。私の名前は○○。このカワボ5人のリーダーを務めている。得意なカワボは○○な感じだ。(クールとか可愛い感じとか) カワボ1:まあ、こんな感じか?さあ、どんどん続いてくれ。 カワボ2:はい。私の名前は○○よ。日中はここに来てお仕事して、夜は自分のお店をやってるわ。得意なカワボは○○よ。 カワボ2:次の方どうぞ! カワボ3:はーい!私は○○!5人の中で最年少だけど、ちっちゃいからこそ出せるアイデアとかで活躍してるよ!得意なカワボは○○! カワボ3:次の人にバトンタッチ! カワボ4:私は○○と申します。あ、ダメですね。私すぐにかしこまっちゃうんです。得意なカワボは○○です。 カワボ4:最後は任せました。 カマボ:任されたわ。私の名前はカマ・○○。みんなからは親しみを込めてカマって呼ばれてるわね。得意なカワボは○○よ。 カワボ1:…うーん。みんなの自己紹介を聞いても、特におかしな点はなかったな。 カワボ3:えー。おかしな点あったと思うけどなぁ。 カワボ4:はい。わたしも怪しいと思う方がいます。 カワボ1:な?!そ、それは誰だ? カワボ3:オカマってさ。夜に開く自分のお店でママやってるよね? カワボ2:な!も、もしかしてわたしを疑っているの?! カワボ4:あなたはカワボバーのママをやっていますよね。わたしの調べによるとオカマの9割はバーでママをしています。 カワボ2:そ、そんな!リーダー!私オカマじゃない!ホントよ!信じて! カワボ1:で、でもな…。 カワボ2:…嘘。なんで信じてくれないの…! カマボ:私は信じているわよ。 カワボ2:カマさん! カマボ:黙って聞いてればあんたたち、偏見で人を疑うなんて最低よ。 カワボ3:む!偏見じゃないもん!データだってあるんだよ! カマボ:それって信用性の高いデータなの?ちゃんとどこでどのように何人に調査したとか書いてあるの? カワボ3:そ、そう言われると…。 カワボ4:ですが!バーのママをしている○○(カワボ2)さんはオカマらしさがあると言うことで、怪しいことには変わりないと思います。 カマボ:オカマらしさ?バーのママであることがオカマらしさだって言うの?ふざけんじゃないわよ!! カワボ1:ちょ、ちょっとカマさん落ち着いて… カマボ:落ち着いていられるわけないでしょ!それが偏見って言ってるのよ!オカマが全員バーで働いてると思ってるの?この世の中にいるオカマ全てが新宿二丁目に集まるとでも思っているわけ? カマボ:そんなわけないでしょ!オカマだって人よ?人がみんな同じ考えしてるわけないしみんなが同じことしてるわけないでしょ?だからオカマだって個性に溢れてるのよ! カマボ:オカマだってコンビニで働くしスーパーでも働く。工事現場にだっているし国会にもいるわよ!なに?それがおかしいの?おかしくないでしょ!オカマだって私たちと同じ人よ!! カワボ1:…。 カワボ2:…。 カワボ3:…。 カワボ4:…。 カマボ:あら、ごめんなさいね怒鳴っちゃって。でも、わかってくれたかしら?彼らも個性あふれる人間なのよ。 カワボ3:カマさん、私おかまのこと誤解してた。いつも下ネタしか言わない変な奴らかと思ってたけど、違うんだね。 カマボ:うん。いろんなひとがいるからね。そういう人もいるのは確かだけど、みんながそうなわけじゃないわ。 カワボ4:カマさんのいう通りです。それに、信憑性の低いデータより、仲間の言葉の方が信じられます。 カマボ:あら、照れちゃうじゃない。 カワボ1:いや、さすがカマさんだ。やっぱり私よりリーダーに向いてるんじゃないか? カマボ:私たちをまとめられるのはあなただけよ、リーダー。 カワボ2:カマさん。ありがとう。 カマボ:あら、お礼を言われるようなことはしてないわよ? カワボ2:ううん。私はあなたの言葉に助けられたわ。これからも堂々とお店やっていけるし。…一瞬でもカマさんがオカマだと疑っちゃってごめんなさい。 カワボ1:カマさんがオカマ?ははっ、そりゃ失礼すぎるな。 カワボ3:もー!いくらなんでもそれはないって! カワボ4:失礼すぎますね。 カワボ2:だ、だから謝ってるんでしょう! カマボ:ふふっ、気にしてないわよ。…でも、こんだけ仲良しな私たちなんだから、裏切り者なんていないと思うのだけど。どうかしら? カワボ1:そうだな。きっと誤情報だったんだろう。よし!今日の会議はこれにて解散! カワボ2:じゃあね、みんな。 カワボ3:次の会議までばいばーい。 カワボ4:では、失礼します。 カマボ:それじゃあ、またね。 間:☆☆☆ カマボ:私がここにいることはバレちゃいけない。たとえ、彼女たちを騙し続けることになっても…。 カワボ1:この中に1人オカマがいる。第二話に続く!!!