台本概要
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タイトル | 猫のアドバイザー |
---|---|
作者名 | ハスキ (@e8E3z1ze9Yecxs2) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 3人用台本(男1、女1、不問1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
新聞配達のバイトの男は毎朝配るお宅の娘に密かな恋心を抱いていた。しかし告白する勇気が出ないそんな男に声をかける者がいた。そう、喋る猫が・・ 男女不問。アドリブ改変なんでもあり。
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キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
男 | 男 | 30 | 新聞配達のバイトの青年。男女不問。 面食いでチキンな性格。 |
女 | 女 | 12 | 看護学校に通う女の子。男女不問。 毎朝新聞を届けてくれる男の子が気になっている。 |
タマ | 不問 | 17 | 猫のタマ。男女不問。 主人公達が住む街のボス猫的存在。わりとずる賢い。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
男:あ、おはようございます。これ新聞です
女:おはようございます。いつもありがとうございます。
男:ではこれで
女:はい、配達頑張って下さいね
:--間
男:・・いやー、今日もあの子可愛かったな~。こんな俺にいつも頑張って下さいとか励ましの言葉くれるとか天使だよなー。・・付き合ってる人とか居ないのかな?
タマ:おい、少年よ
男:うわっ!びっくりした・・って猫が喋ってる~~!!
タマ:何を驚いてるんだ、きょうび猫が言葉を喋ってもなんら不思議ではないぞ?
男:えー・・俺の知らない間にそんな事になってたの~?
タマ:まーそんな事はどうでもいいんだが。さっきの見てたぞ
男:え?さっきのって・・うわ!あれ見られてたのか!?いや、違うんだからね?
タマ:ハッ、何を恥ずかしがっている。あの子が好きなんだろ?正直に言え
男:うっ、・・それは、たしかにいつも優しい笑顔で挨拶してくれるしまじ天使だし出来ればお付き合いしたいなーなんて思わなくも・・ないけど
タマ:はっきりしないやつだな。まーそこで提案なんだが、俺が二人の仲をとり持ってやろうか?
男:え、えぇーー!・・って猫の君がそんなこと出来るの?
タマ:出来るさ。まず俺はこの辺一帯の猫達のボスをやらせてもらっているタマって言うんだが
男:おーなんかすごそう
タマ:さっきのあの子、実は自宅で猫を飼っててな。そいつの事はよく知ってる。だからそいつからあの子の情報を聞き出し好みとかが分かれば好かれやすくなるだろう
男:おー!なんか姑息だけどそれが出来ればお近ずきになりやすいかもしれんな!ありがとう!
タマ:ただし条件がある
男:あ、やっぱり?そんなうまい話はないか。で、何をすればいいの?
タマ:それはだな。猫大好き高級チュールを買ってくる事だ
男:え?それ高いやつじゃあ。今月厳しいのに・・
タマ:なんだ?協力しなくてもいいんだぞ?
男:ぜひ買わせて頂きます!
タマ:よし、明日から作戦開始だ!
:--間
女:おはようございます。今日もありがとうございます
男:・・あ、あの!これ受け取って下さい!
女:え?これって・・紫陽花の花?
男:はい!この花には素敵な花言葉があって「家族」って意味があるんです。だから僕もいつか君と家族になりたいなーって!なんだこの文は!?
女:えーと・・それはどういう意味で・・
男:あー!次の配達先の人が待ってるんだった!急がないと!では失礼しますー!
:--間
男:おいタマ!なんだよこのカンペの文は!?いきなり家族になりたいとか頭おかしいやつだと思われるだろ!
タマ:駄目だったのか?まー紫陽花はあの子好きみたいだったからあながち失敗とは言えんだろう。まあ次でがんばろうぜ
男:うーん、まあ俺なんかがあの子に花を送れたのは成功したし誤魔化したからセーフかな。次は頼むよ?
:--間
女:おはようございます。いつもご苦労さまです。あれ?今日はその・・なかなか個性的なファッションなんですね?
男:はい!これは僕が大好きなアニメのキャラクター「走れダチョウ君」の着ぐるみなんです
女:そ、そうなんですね。そのキャラ私も好きなんですけど・・まさかその着ぐるみがあったのは知りませんでした
男:そうなんですよ!もう僕も好きすぎてこれで買い物も出来ますって!なんでやねーん!し、失礼しましたー!
女:あ、ダチョウのような綺麗なフォームで走り去っちゃった
:--間
男:おいー!なんだよこのカンペは!あとあの子俺見てめっちゃドン引きだったじゃないか!
タマ:あれはお前のアピールが足りなかったんじゃないか?もう少し粘ればうまくいってたはずだぞ?
男:そ、そうか?なんか騙されてるような気がするんだけど・・でもやっぱこれは恥ずかしいから別のやつでなんかないかな?
タマ:仕方ないな。じゃあ最後の手段だ。アレでいこう
男:アレ・・?
:--間
女:おはようございます・・って大丈夫ですか!?
男:はぁ、はぁ、いえ、このくらいかすり傷ですよ・・
女:かすり傷ってどう見ても全身血だらけだし大丈夫に見えませんよ!?あ、私こう見えて看護学校の生徒なんで手当する道具あります。ちょっと待ってて下さいね!
男:す、すみませんね。大した事はありませんが・・助かります。あ、すごい速さで家の中に入って行っちゃった
タマ:よし、うまくいったな。これで治療を受けたお前とあの子の仲は急接近だな
男:いや近づけれるってこういう事かい!ただの治療行為だしこれ怪我損だよね!?
タマ:うーむ。しかしほんとにやるとは思わなかったな
男:おい!今なにか聞こえたぞ!
女:お待たせしました!ってあれ?タマそこで何やってるの?あ、また悪戯してたの?
男:え!この子の飼い猫ってお前かー!
タマ:おっと用事があったんだ、さらば!
男:なんだよー。全部悪戯かよ~
女:ごめんなさいうちのタマが。あ、治療するから家に上がってね、あと・・前からお話したいと思ってたから君の事も聞かせてね
男:・・お、お邪魔しまーす!
:おわり
男:あ、おはようございます。これ新聞です
女:おはようございます。いつもありがとうございます。
男:ではこれで
女:はい、配達頑張って下さいね
:--間
男:・・いやー、今日もあの子可愛かったな~。こんな俺にいつも頑張って下さいとか励ましの言葉くれるとか天使だよなー。・・付き合ってる人とか居ないのかな?
タマ:おい、少年よ
男:うわっ!びっくりした・・って猫が喋ってる~~!!
タマ:何を驚いてるんだ、きょうび猫が言葉を喋ってもなんら不思議ではないぞ?
男:えー・・俺の知らない間にそんな事になってたの~?
タマ:まーそんな事はどうでもいいんだが。さっきの見てたぞ
男:え?さっきのって・・うわ!あれ見られてたのか!?いや、違うんだからね?
タマ:ハッ、何を恥ずかしがっている。あの子が好きなんだろ?正直に言え
男:うっ、・・それは、たしかにいつも優しい笑顔で挨拶してくれるしまじ天使だし出来ればお付き合いしたいなーなんて思わなくも・・ないけど
タマ:はっきりしないやつだな。まーそこで提案なんだが、俺が二人の仲をとり持ってやろうか?
男:え、えぇーー!・・って猫の君がそんなこと出来るの?
タマ:出来るさ。まず俺はこの辺一帯の猫達のボスをやらせてもらっているタマって言うんだが
男:おーなんかすごそう
タマ:さっきのあの子、実は自宅で猫を飼っててな。そいつの事はよく知ってる。だからそいつからあの子の情報を聞き出し好みとかが分かれば好かれやすくなるだろう
男:おー!なんか姑息だけどそれが出来ればお近ずきになりやすいかもしれんな!ありがとう!
タマ:ただし条件がある
男:あ、やっぱり?そんなうまい話はないか。で、何をすればいいの?
タマ:それはだな。猫大好き高級チュールを買ってくる事だ
男:え?それ高いやつじゃあ。今月厳しいのに・・
タマ:なんだ?協力しなくてもいいんだぞ?
男:ぜひ買わせて頂きます!
タマ:よし、明日から作戦開始だ!
:--間
女:おはようございます。今日もありがとうございます
男:・・あ、あの!これ受け取って下さい!
女:え?これって・・紫陽花の花?
男:はい!この花には素敵な花言葉があって「家族」って意味があるんです。だから僕もいつか君と家族になりたいなーって!なんだこの文は!?
女:えーと・・それはどういう意味で・・
男:あー!次の配達先の人が待ってるんだった!急がないと!では失礼しますー!
:--間
男:おいタマ!なんだよこのカンペの文は!?いきなり家族になりたいとか頭おかしいやつだと思われるだろ!
タマ:駄目だったのか?まー紫陽花はあの子好きみたいだったからあながち失敗とは言えんだろう。まあ次でがんばろうぜ
男:うーん、まあ俺なんかがあの子に花を送れたのは成功したし誤魔化したからセーフかな。次は頼むよ?
:--間
女:おはようございます。いつもご苦労さまです。あれ?今日はその・・なかなか個性的なファッションなんですね?
男:はい!これは僕が大好きなアニメのキャラクター「走れダチョウ君」の着ぐるみなんです
女:そ、そうなんですね。そのキャラ私も好きなんですけど・・まさかその着ぐるみがあったのは知りませんでした
男:そうなんですよ!もう僕も好きすぎてこれで買い物も出来ますって!なんでやねーん!し、失礼しましたー!
女:あ、ダチョウのような綺麗なフォームで走り去っちゃった
:--間
男:おいー!なんだよこのカンペは!あとあの子俺見てめっちゃドン引きだったじゃないか!
タマ:あれはお前のアピールが足りなかったんじゃないか?もう少し粘ればうまくいってたはずだぞ?
男:そ、そうか?なんか騙されてるような気がするんだけど・・でもやっぱこれは恥ずかしいから別のやつでなんかないかな?
タマ:仕方ないな。じゃあ最後の手段だ。アレでいこう
男:アレ・・?
:--間
女:おはようございます・・って大丈夫ですか!?
男:はぁ、はぁ、いえ、このくらいかすり傷ですよ・・
女:かすり傷ってどう見ても全身血だらけだし大丈夫に見えませんよ!?あ、私こう見えて看護学校の生徒なんで手当する道具あります。ちょっと待ってて下さいね!
男:す、すみませんね。大した事はありませんが・・助かります。あ、すごい速さで家の中に入って行っちゃった
タマ:よし、うまくいったな。これで治療を受けたお前とあの子の仲は急接近だな
男:いや近づけれるってこういう事かい!ただの治療行為だしこれ怪我損だよね!?
タマ:うーむ。しかしほんとにやるとは思わなかったな
男:おい!今なにか聞こえたぞ!
女:お待たせしました!ってあれ?タマそこで何やってるの?あ、また悪戯してたの?
男:え!この子の飼い猫ってお前かー!
タマ:おっと用事があったんだ、さらば!
男:なんだよー。全部悪戯かよ~
女:ごめんなさいうちのタマが。あ、治療するから家に上がってね、あと・・前からお話したいと思ってたから君の事も聞かせてね
男:・・お、お邪魔しまーす!
:おわり