台本概要
242 views
タイトル | 廃校の七不思議 |
---|---|
作者名 | ハスキ (@e8E3z1ze9Yecxs2) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 3人用台本(男2、女1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
仲良しの友達でやり始めたヤーチューブで心霊や都市伝説ネタなどを扱っていた三人は視聴者からのネタで廃校に肝試しをしに行く事にした。最初は何も起こらなかったがあるものを見てしまう・・ 男女不問。アドリブ改変なんでもあり。
242 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
磯野 | 男 | 30 | 磯野(いその)。心霊マニアで怖いものが大好き。メンタルも強くヤーチューブをやり始めたのもこいつ |
中島 | 男 | 29 | 中島(なかじま)。心霊好きな磯野に引っ張られる形で今回も参加することに。極度のビビり |
花沢 | 女 | 31 | 花沢(はなざわ)。元々あまり心霊マニアではなかったが気になってる磯野が好きなので心霊好きになった |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
中島:お、おい磯野。ほんとに入るのか?
磯野:おい中島、ここまで来たんだから入るに決まってるだろ?
花沢:そーよ、中島君たら怖がりなんだから。磯野君は男らしくて素敵よ
磯野:あ、ああ、ありがとう
中島:なんだって廃校の七不思議なんて調べなきゃいけないんだよ~
花沢:それは私達がやってるヤーチューブのネタ探しじゃない
磯野:そうだな。最近面白いネタもないし何か面白い事やって視聴率稼ぎたいよなって言ってたじゃないか
中島:それにしたってこれは無いよ~。うわ!なんか物音しなかった?
花沢:はー、ほんとに肝っ玉の小さい男なんだから。さ、磯野君早く行きましょ
磯野:うん、行くか
中島:ま、待ってよ~
:ーー間
磯野:まず一つ目は理科準備室の人体模型が動き出すってやつだな
花沢:うわーお、夜の理科準備室って雰囲気があって素敵ね。廃校だからボロボロなのも中々エキゾチックよ
中島:よくそんな感想が出るよね?変な薬品の匂いがするし鳥肌とかすごいんだけど
磯野:お、あれが例の人体模型だな。たしかに今にも動き出しそうだ
花沢:これ小さい時に見て結構トラウマだったんだけど今見るとなんか笑っちゃう顔してるわね
中島:いや今も十分トラウマものだよこれ。夜の暗闇にライトで浮かんだ姿はとても不気味だよ
磯野:ん?なんか今、動かなかったか?
花沢:え、ほんと?私見逃しちゃった
中島:う、嘘だよな?そんな事、ないよな?
磯野:ほら!カタカタって今動いたぞ!
中島:ひええぇ~~!!
花沢:ん?あれ、なんか変ね
磯野:これは・・穴?
花沢:なるほどね、この穴から外の風が入って来て人体模型を揺らしてたってワケね。なーんだ
中島:は、はぁ~~びっくりした
磯野:この七不思議は残念だったけどまだまだあるから次に期待だな
花沢:そうね、サクサクいきましょ~
中島:ま、まだ行くの~?
:ーー間
磯野:次は七不思議定番の、音楽室だ
花沢:七不思議って言えば音楽室、音楽室と言えば七不思議よね昔から
中島:た、たしかによく言うけど。実際に来てみたらたしかにこれはホントに何か出そうだよ~
磯野:噂では音楽室に置いてあるピアノから変なうめき声が聴こえてくるとか・・
花沢:やだ、ちょっとブルっと来ちゃうわね
中島:い、磯野~行くのやめよ~ぜ~
磯野:大丈夫だって、ほら入るぞ
花沢:あそこにあるのがピアノね。ボロボロだけど
磯野:ん?なんかうめき声?みたいなの聞こえないか?
中島:うわ~~!で、出た~~!
花沢:ちょっと中島君うるさいわよ
磯野:・・何かの鳴き声に似てるな、ちょっと近くで見てみるか
花沢:あ、私も行く行くー
中島:ちょっと、一人にしないで~
磯野:これは・・
花沢:野良猫ね。このピアノの中を住処にしちゃってるのね
中島:な、なーんだ。まあ幽霊とかじゃなくて良かったよ
磯野:うーん、ここまで二連敗か。後のやつも期待出来ない気もしてきたけどここまで来たら全部見てみるか
花沢:そうね、これはこれでタイトルで釣って視聴率を稼ぐ事も出来るからバッチリよ
中島:君達、動画のためによくそれだけやれるね。そのうち迷惑系ヤーチューバーにならないでね
:ーー間
磯野:次が最後の七不思議か。なんか思ってたのと違ってガッカリだなー
花沢:ここまで全敗だもんね。噂って尾ヒレが付いてくものなのね
中島:僕はむしろ全然かまわないよ。正直怖いの苦手だし
花沢:知ってるわよね
磯野:うん、知ってた
中島:君達が怖がらなさすぎるんだよ~
磯野:さて、最後の七不思議だけど、トイレの鏡らしい
花沢:あれよね?鏡に化け物がうつるって言うあれね
中島:うわ~真夜中の鏡とかほんと見ちゃ駄目なやつだよ~
磯野:よし、中島の泣き言は華麗にスルーして行こう
花沢:中島君も、もらさずついてきなさいよー
中島:ほんとはちょっともらしてるけど(小声)あ、待ってよ二人とも~
:ーー間
磯野:ここか、噂の女子トイレか。なんか入りづらいオーラが漂ってるな
花沢:あら私は普通ね。磯野君て霊感強いのかしら?
中島:いや磯野のは男子特有の女子トイレへの入りづらさだと思うよ
磯野:じゃあ、行くか
花沢:鬼が出るか、蛇が出るか
中島:なんか女子トイレ入るのドキドキする
花沢:ド変態ね
中島:辛辣(しんらつ)!
磯野:静かすぎてより不気味さが増してるな。これは本物が出るかもな
花沢:ネタになるわよ~
中島:ガクガク、ブルブル
花沢:あ、中島君もう駄目そうね
磯野:お、あれが例の鏡だな
花沢:結構大きいやつね。みんな入りそう
中島:あばばば
磯野:よし、みんな横並びに覗きこんでみよう
花沢:どれどれー?
中島:やだ~でも気になる~
磯野:っ!?
花沢:え?
中島:ぎゃあああ~~!
磯野:み、みんな逃げるぞ!
花沢:わ、わかったわ!
:ーー間
中島:はぁ、はぁ
磯野:はぁ、はぁ
花沢:はぁ、はぁ、いったい何を見たの?
中島:ああ~
磯野:お、お前は見なかったのか?俺たちの真ん中に写ってた、化け物の姿を?
花沢:真ん中?・・それ、私だわ・・
:おわり
中島:お、おい磯野。ほんとに入るのか?
磯野:おい中島、ここまで来たんだから入るに決まってるだろ?
花沢:そーよ、中島君たら怖がりなんだから。磯野君は男らしくて素敵よ
磯野:あ、ああ、ありがとう
中島:なんだって廃校の七不思議なんて調べなきゃいけないんだよ~
花沢:それは私達がやってるヤーチューブのネタ探しじゃない
磯野:そうだな。最近面白いネタもないし何か面白い事やって視聴率稼ぎたいよなって言ってたじゃないか
中島:それにしたってこれは無いよ~。うわ!なんか物音しなかった?
花沢:はー、ほんとに肝っ玉の小さい男なんだから。さ、磯野君早く行きましょ
磯野:うん、行くか
中島:ま、待ってよ~
:ーー間
磯野:まず一つ目は理科準備室の人体模型が動き出すってやつだな
花沢:うわーお、夜の理科準備室って雰囲気があって素敵ね。廃校だからボロボロなのも中々エキゾチックよ
中島:よくそんな感想が出るよね?変な薬品の匂いがするし鳥肌とかすごいんだけど
磯野:お、あれが例の人体模型だな。たしかに今にも動き出しそうだ
花沢:これ小さい時に見て結構トラウマだったんだけど今見るとなんか笑っちゃう顔してるわね
中島:いや今も十分トラウマものだよこれ。夜の暗闇にライトで浮かんだ姿はとても不気味だよ
磯野:ん?なんか今、動かなかったか?
花沢:え、ほんと?私見逃しちゃった
中島:う、嘘だよな?そんな事、ないよな?
磯野:ほら!カタカタって今動いたぞ!
中島:ひええぇ~~!!
花沢:ん?あれ、なんか変ね
磯野:これは・・穴?
花沢:なるほどね、この穴から外の風が入って来て人体模型を揺らしてたってワケね。なーんだ
中島:は、はぁ~~びっくりした
磯野:この七不思議は残念だったけどまだまだあるから次に期待だな
花沢:そうね、サクサクいきましょ~
中島:ま、まだ行くの~?
:ーー間
磯野:次は七不思議定番の、音楽室だ
花沢:七不思議って言えば音楽室、音楽室と言えば七不思議よね昔から
中島:た、たしかによく言うけど。実際に来てみたらたしかにこれはホントに何か出そうだよ~
磯野:噂では音楽室に置いてあるピアノから変なうめき声が聴こえてくるとか・・
花沢:やだ、ちょっとブルっと来ちゃうわね
中島:い、磯野~行くのやめよ~ぜ~
磯野:大丈夫だって、ほら入るぞ
花沢:あそこにあるのがピアノね。ボロボロだけど
磯野:ん?なんかうめき声?みたいなの聞こえないか?
中島:うわ~~!で、出た~~!
花沢:ちょっと中島君うるさいわよ
磯野:・・何かの鳴き声に似てるな、ちょっと近くで見てみるか
花沢:あ、私も行く行くー
中島:ちょっと、一人にしないで~
磯野:これは・・
花沢:野良猫ね。このピアノの中を住処にしちゃってるのね
中島:な、なーんだ。まあ幽霊とかじゃなくて良かったよ
磯野:うーん、ここまで二連敗か。後のやつも期待出来ない気もしてきたけどここまで来たら全部見てみるか
花沢:そうね、これはこれでタイトルで釣って視聴率を稼ぐ事も出来るからバッチリよ
中島:君達、動画のためによくそれだけやれるね。そのうち迷惑系ヤーチューバーにならないでね
:ーー間
磯野:次が最後の七不思議か。なんか思ってたのと違ってガッカリだなー
花沢:ここまで全敗だもんね。噂って尾ヒレが付いてくものなのね
中島:僕はむしろ全然かまわないよ。正直怖いの苦手だし
花沢:知ってるわよね
磯野:うん、知ってた
中島:君達が怖がらなさすぎるんだよ~
磯野:さて、最後の七不思議だけど、トイレの鏡らしい
花沢:あれよね?鏡に化け物がうつるって言うあれね
中島:うわ~真夜中の鏡とかほんと見ちゃ駄目なやつだよ~
磯野:よし、中島の泣き言は華麗にスルーして行こう
花沢:中島君も、もらさずついてきなさいよー
中島:ほんとはちょっともらしてるけど(小声)あ、待ってよ二人とも~
:ーー間
磯野:ここか、噂の女子トイレか。なんか入りづらいオーラが漂ってるな
花沢:あら私は普通ね。磯野君て霊感強いのかしら?
中島:いや磯野のは男子特有の女子トイレへの入りづらさだと思うよ
磯野:じゃあ、行くか
花沢:鬼が出るか、蛇が出るか
中島:なんか女子トイレ入るのドキドキする
花沢:ド変態ね
中島:辛辣(しんらつ)!
磯野:静かすぎてより不気味さが増してるな。これは本物が出るかもな
花沢:ネタになるわよ~
中島:ガクガク、ブルブル
花沢:あ、中島君もう駄目そうね
磯野:お、あれが例の鏡だな
花沢:結構大きいやつね。みんな入りそう
中島:あばばば
磯野:よし、みんな横並びに覗きこんでみよう
花沢:どれどれー?
中島:やだ~でも気になる~
磯野:っ!?
花沢:え?
中島:ぎゃあああ~~!
磯野:み、みんな逃げるぞ!
花沢:わ、わかったわ!
:ーー間
中島:はぁ、はぁ
磯野:はぁ、はぁ
花沢:はぁ、はぁ、いったい何を見たの?
中島:ああ~
磯野:お、お前は見なかったのか?俺たちの真ん中に写ってた、化け物の姿を?
花沢:真ん中?・・それ、私だわ・・
:おわり