台本概要

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タイトル アオハルかよ!
作者名 ハスキ  (@e8E3z1ze9Yecxs2)
ジャンル ラブストーリー
演者人数 4人用台本(男2、女2)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 好きな人の事は知りたいけど直接聞くわけにはいかない。そんな時頼りになるのは仲の良い友人。代わりに好きな子の情報を聞き出そうとする作戦は時に誤解を生むことも。複雑に絡み合う恋愛模様が繰り広げられる・・(アオハルとは青い春と書いて青春の意) 男女不問。世界観を壊さない程度のアドリブOK

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
18 翔(しょう)。男子学生。茜の事が好き。運動部に入っていて活発なタイプ
32 翼(つばさ)。男子学生。空の事が好き。わりとおとなしい子
20 茜(あかね)。女子学生。翔の事が好き。ハッキリものをいうタイプだが好きな子の前では素直になれない
33 空(そら)。女子学生。翼の事が好き。ふわふわ天然系の女の子。動作もゆっくり
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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翔:なあ翼、頼みがある 翼:え、いきなりどうしたの? 翔:俺さ、前に気になる子がいるって言ってたじゃん? 翼:あー、言ってたね。たしか、同じクラスの茜ちゃ⋯ 翔:ば、ばか!⋯声がデケェよ 翼:あ、ご、ごめん。で、あの子がどうしたの? 翔:その⋯俺、好きになっちゃったんだ 翼:おー、おめでとう。てことは告白するの? 翔:告白!?そ、そりゃ、いずれはそうしたいと思ってるけど⋯まだ時期尚早だな。そこで翼に頼みがある 翼:うん、僕が聞ける事ならだけど、何? 翔:頼みってのは⋯聞き込みをしてきて欲しいんだ 翼:聞き込み?茜ちゃんの? 翔:そうだ、姑息かもしれないけど相手の事を知りたいが不用意に近づいて好きだって事がバレたくないんだよ~ 翼:翔って意外とそういうとこあったんだね 翔:お前に頼んだのも他でもない、茜の友達の空ちゃんと仲良いだろ? 翼:え!空ちゃん!?いや、仲良いわけじゃなくて、最近委員会の仕事で一緒になってちょっと話するようになっただけというか⋯ 翔:わかりやすい反応だな~あの女子と縁がなかった翼が唯一話せるようになった相手だもんな、わかるぞ~ 翼:う、うるさいよ!で、僕は空ちゃんから茜ちゃんの事聞き出せばいいんだよね? 翔:さっすが翼、分かってるじゃん。よろしく頼むぞ 翼:はあ⋯気が重いなー⋯ :ーー間 茜:空、頼みがあるんだけど 空:あれ?茜ちゃん、急にどうしたの? 茜:うん、前にさ、気になる相手がいるって言ってたでしょ? 空:うーん⋯あ、あのよく茜ちゃんが楽しそうに話してる翔くんかな? 茜:ちょっと空!名前は出さないでよ~ 空:あ、うっかりしてた、ごめんね茜ちゃん 茜:ま、まあ近くにあいつ居ないし大丈夫よ。そこで空にちょっとお願いがあるんだけど 空:いいよー 茜:まだ何も言ってないけど!?⋯まあいいわ。で、頼みっていうのは⋯偵察をして来て欲しいのよ 空:偵察? 茜:そう、相手に勝つ為には情報を集める必要があるじゃない? 空:あれ、これって勝負の話なの? 茜:まあ恋は戦いみたいなとこあるから間違ってはないわね 空:ほえ~ 茜:⋯大丈夫か不安だけど。空、あんた翔の友達の翼と仲良かったよね? 空:え⋯そそそな事、ななないよ~? 茜:もうこれは間違いないわね 空:え?何がかな? 茜:こっちの話よ。その翼から翔の情報を引き出して来て欲しいのよ 空:う~ん 茜:あの即答する空が珍しく考えてるわね 空:ちゃんとお話出来るかわからないけど⋯が、頑張ってみるよー 茜:さすが空!良く言ってくれたわ、じゃあ頼んだわよ~ 空:ほえ~ :ーー間 翼:あ、空ちゃん⋯ 空:あ、翼くん⋯ 翔:ほら、早くいけ!(小声) 茜:今よ、空、頑張りなさい!(小声) 翼:あ、あの⋯空ちゃん、ちょっと話、いいかな? 空:う、うん、私も話あったからいいよー 翼:え?空ちゃんも僕に話、あったんだ? 空:うん、頼まれ⋯あ、違った、あるよー 翼:え~、ど、どうしよう? 空:じ、じゃあ同時に言うのはどうかなー? 翼:よし分かった、じゃあいくよ、せーの 空:翔くんの事聞きたいんだー(同時) 翼:茜ちゃんの事聞きたいんだ(同時) 空:え、あ、茜ちゃんの事、聞きたいの? 翼:え、あ、そうなんだけど、空ちゃんも翔の事を? 空:うん⋯でも、そっかー。うん、わかった 翼:え、空ちゃん? 空:茜ちゃんの事、なんでも教えてあげるよー 翼:あ、そう、か⋯うん、僕も翔の事なら友達だし任せてよ :ーー間 空:茜ちゃんはねー、私みたいなとろくてドジでも友達で居てくれる、面倒見が良くて優しい子だよ 翼:そうなんだ 空:だから好きになった子はきっと幸せになれるよ 翼:よし、これは良い事聞いたな 空:⋯ 翼:あ、翔の事だけど、翔は昔から正義感が強くて僕がイジメられてた時も助けてもらったんだ。カッコイイし仲間思いで、僕の憧れなんだ 空:ほえ~、そうなんだー 翼:間違いなく最高の友人さ。僕が、こいつになら⋯って思えるくらい、信頼してるよ 空:なるほどー、ふむふむ 翼:⋯ 空:⋯ 翼:あのさ 空:ほえ? 翼:翔のいい所、まだまだあるから聞いてくれる? 空:⋯うん、私も茜ちゃんの話、もっとするね :ーー間 翔:まさか空ちゃんが俺の事、好きだったとは⋯ 茜:翼が私の事を好きだったなんて、意外だったわー 翔:ん? 茜:え? 翔:あ、茜!なんでここに! 茜:そ、それはこっちのセリフよ! 翔:⋯まさか? 茜:⋯私達同じ事を? 翔:ま、まずい! 茜:い、急ぐわよ! :ーー間 翼:あ、もうこんな時間か。なんだか空ちゃんと話してるとあっという間だったな 空:私もそう思ったよー。とっても楽しかったー 翼:こんな事ならもっと早く思いを伝えとけば⋯ 空:ほえ? 翔:ちょっと待った~!(同時) 茜:ちょっと待った~!(同時) 翼:え!なんで二人が一緒に!? 空:あ、茜ちゃん、これはどういう事ー? 翔:お、俺が好きなのは茜だ! 茜:わ、私も翔が好きよ! 翼:え?え? 空:わ、大胆~! 翼:え?てことは? 空:翼くん、私ほんとは、翼くんが好きです! 翼:っ!⋯僕も空ちゃんが、大好きです! :おわり

翔:なあ翼、頼みがある 翼:え、いきなりどうしたの? 翔:俺さ、前に気になる子がいるって言ってたじゃん? 翼:あー、言ってたね。たしか、同じクラスの茜ちゃ⋯ 翔:ば、ばか!⋯声がデケェよ 翼:あ、ご、ごめん。で、あの子がどうしたの? 翔:その⋯俺、好きになっちゃったんだ 翼:おー、おめでとう。てことは告白するの? 翔:告白!?そ、そりゃ、いずれはそうしたいと思ってるけど⋯まだ時期尚早だな。そこで翼に頼みがある 翼:うん、僕が聞ける事ならだけど、何? 翔:頼みってのは⋯聞き込みをしてきて欲しいんだ 翼:聞き込み?茜ちゃんの? 翔:そうだ、姑息かもしれないけど相手の事を知りたいが不用意に近づいて好きだって事がバレたくないんだよ~ 翼:翔って意外とそういうとこあったんだね 翔:お前に頼んだのも他でもない、茜の友達の空ちゃんと仲良いだろ? 翼:え!空ちゃん!?いや、仲良いわけじゃなくて、最近委員会の仕事で一緒になってちょっと話するようになっただけというか⋯ 翔:わかりやすい反応だな~あの女子と縁がなかった翼が唯一話せるようになった相手だもんな、わかるぞ~ 翼:う、うるさいよ!で、僕は空ちゃんから茜ちゃんの事聞き出せばいいんだよね? 翔:さっすが翼、分かってるじゃん。よろしく頼むぞ 翼:はあ⋯気が重いなー⋯ :ーー間 茜:空、頼みがあるんだけど 空:あれ?茜ちゃん、急にどうしたの? 茜:うん、前にさ、気になる相手がいるって言ってたでしょ? 空:うーん⋯あ、あのよく茜ちゃんが楽しそうに話してる翔くんかな? 茜:ちょっと空!名前は出さないでよ~ 空:あ、うっかりしてた、ごめんね茜ちゃん 茜:ま、まあ近くにあいつ居ないし大丈夫よ。そこで空にちょっとお願いがあるんだけど 空:いいよー 茜:まだ何も言ってないけど!?⋯まあいいわ。で、頼みっていうのは⋯偵察をして来て欲しいのよ 空:偵察? 茜:そう、相手に勝つ為には情報を集める必要があるじゃない? 空:あれ、これって勝負の話なの? 茜:まあ恋は戦いみたいなとこあるから間違ってはないわね 空:ほえ~ 茜:⋯大丈夫か不安だけど。空、あんた翔の友達の翼と仲良かったよね? 空:え⋯そそそな事、ななないよ~? 茜:もうこれは間違いないわね 空:え?何がかな? 茜:こっちの話よ。その翼から翔の情報を引き出して来て欲しいのよ 空:う~ん 茜:あの即答する空が珍しく考えてるわね 空:ちゃんとお話出来るかわからないけど⋯が、頑張ってみるよー 茜:さすが空!良く言ってくれたわ、じゃあ頼んだわよ~ 空:ほえ~ :ーー間 翼:あ、空ちゃん⋯ 空:あ、翼くん⋯ 翔:ほら、早くいけ!(小声) 茜:今よ、空、頑張りなさい!(小声) 翼:あ、あの⋯空ちゃん、ちょっと話、いいかな? 空:う、うん、私も話あったからいいよー 翼:え?空ちゃんも僕に話、あったんだ? 空:うん、頼まれ⋯あ、違った、あるよー 翼:え~、ど、どうしよう? 空:じ、じゃあ同時に言うのはどうかなー? 翼:よし分かった、じゃあいくよ、せーの 空:翔くんの事聞きたいんだー(同時) 翼:茜ちゃんの事聞きたいんだ(同時) 空:え、あ、茜ちゃんの事、聞きたいの? 翼:え、あ、そうなんだけど、空ちゃんも翔の事を? 空:うん⋯でも、そっかー。うん、わかった 翼:え、空ちゃん? 空:茜ちゃんの事、なんでも教えてあげるよー 翼:あ、そう、か⋯うん、僕も翔の事なら友達だし任せてよ :ーー間 空:茜ちゃんはねー、私みたいなとろくてドジでも友達で居てくれる、面倒見が良くて優しい子だよ 翼:そうなんだ 空:だから好きになった子はきっと幸せになれるよ 翼:よし、これは良い事聞いたな 空:⋯ 翼:あ、翔の事だけど、翔は昔から正義感が強くて僕がイジメられてた時も助けてもらったんだ。カッコイイし仲間思いで、僕の憧れなんだ 空:ほえ~、そうなんだー 翼:間違いなく最高の友人さ。僕が、こいつになら⋯って思えるくらい、信頼してるよ 空:なるほどー、ふむふむ 翼:⋯ 空:⋯ 翼:あのさ 空:ほえ? 翼:翔のいい所、まだまだあるから聞いてくれる? 空:⋯うん、私も茜ちゃんの話、もっとするね :ーー間 翔:まさか空ちゃんが俺の事、好きだったとは⋯ 茜:翼が私の事を好きだったなんて、意外だったわー 翔:ん? 茜:え? 翔:あ、茜!なんでここに! 茜:そ、それはこっちのセリフよ! 翔:⋯まさか? 茜:⋯私達同じ事を? 翔:ま、まずい! 茜:い、急ぐわよ! :ーー間 翼:あ、もうこんな時間か。なんだか空ちゃんと話してるとあっという間だったな 空:私もそう思ったよー。とっても楽しかったー 翼:こんな事ならもっと早く思いを伝えとけば⋯ 空:ほえ? 翔:ちょっと待った~!(同時) 茜:ちょっと待った~!(同時) 翼:え!なんで二人が一緒に!? 空:あ、茜ちゃん、これはどういう事ー? 翔:お、俺が好きなのは茜だ! 茜:わ、私も翔が好きよ! 翼:え?え? 空:わ、大胆~! 翼:え?てことは? 空:翼くん、私ほんとは、翼くんが好きです! 翼:っ!⋯僕も空ちゃんが、大好きです! :おわり