台本概要
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タイトル | ワンオペ |
---|---|
作者名 | ハスキ (@e8E3z1ze9Yecxs2) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 5人用台本(不問5) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
ワンオペとはワンオペレーターの事でおもに飲食店やコンビニ勤務を一人でこなす過重労働である。今日もワンオペで苦しむ一人のコンビニ店員がいた。そこに次々と現れるおかしな客に対応する羽目に・・ 男女不問。アドリブ改変なんでもあり。
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キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
店 | 不問 | 34 | ワンオペで働くかわいそうな店員。 |
壱 | 不問 | 10 | 朝からずっと買わずに本を立ち読みしている迷惑な客。 |
弐 | 不問 | 10 | 発言がいちいちセンシティブに聞こえる変な客。 |
参 | 不問 | 11 | 家出をして行方不明になった子供を探している親。探し方が独特。 |
四 | 不問 | 12 | 金に困りコンビニ強盗に押し入ってきた奴。ややツッコミ。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
店:ありがとうございましたー
店:ふー、昼のラッシュはひとまず乗り越えたな。ワンオペであの量はきついって。今度店長に文句言ってやる
店:いやーしかしさっきのは大変だったなー。会社のメンバー全員分の弁当の買い出しとかで、20個弁当温めたけど。あの人イジメられてないか?
壱:あっはっは~!うける~!
店:・・まだ居るよあの客。ずっと買わずに朝から立ち読みしてるけど何時間いるんだよ。ここは家じゃないぞ
壱:あーすみませーん
店:うわ!ビックリしたー、いきなり走って来ないで下さいよ
壱:あのー、この「花のどすこい女子高生」って漫画の最新刊ないんですか?
店:え?あーそちらの商品ですか。まだ入荷されたばかりで裏に積んであるみたいです
壱:じゃあそれ今開封して並べてもらっていいですか?読みたいんで
店:はい?なんで今開封しないといけないんですか?ていうかあなた買わないで立ち読みするんでしょ!お断りします
壱:なんだよー、ケチな店員さんだなー。他の読むか
店:く、なんて迷惑な客なんだ。腹立たしいがお客様は神様だ。抑えよう
:間
弐:ウィーン
店:あ、いらっしゃいませー
弐:あの~、ここにあれ置いてますか?
店:あれ?ですか。どういった商品でしょうか?
弐:そうですね、手触りはなんとも言えない柔らかい感触で、丁度手の平に収まる丸い感じです
店:丸い感じで柔らかい・・うーん、なんでしょうか
弐:それから適度な弾力があって思わず頬張りたくなるようなそんな物です
店:え・・弾力があって思わず頬張りたくなる丸くて柔らかいってまさかお客様!あの、うちはそんないかがわしい物置いてませんよ!
弐:あーあったあった、この大福アイス
店:そっちかー!なんか騙された気分ー!
弐:なんだか面白い店員さんだね。とりあえず他の商品も見て周りますね
:間
店:は~さっきは焦ったなーあんな言い方されたら普通勘違いしちゃうよねー
参:ウィーン
店:はっ、いらっしゃいませー
参:あのー、うちの子知りませんか?
店:え?どういう事ですか?
参:はい・・私には成人した子供が居るんですが今朝から姿が見えないんですよ。私心配で心配で
店:なるほどー。それは大変ですね。どんな特徴の子供さんですか?
参:はい、こちらになります
店:え、なんですかこれは?
参:ええ、私が作った「うちの子探してます」のポスターです
店:いや犬猫かーい!それペット行方不明の時に電柱とかに貼るやつ!
参:え?おかしかったですか?良い出来だと思ったんですが。ほらこの写真なんか子供が仮装パーティーに参加した時ので
店:いやこれ全然顔とか分からないじゃないですか!もっと他に分かりやすい写真あったでしょう?あの、悪いんですが警察に届けた方が早いですよ?
参:そ、そうですか。心配してたら喉乾いちゃったのでなにか頂きますね
店:あ、はい、どうぞー
:間
四:ウィーン
店:あ、いらっしゃいませー
四:手を上げろ!
店:うわー!なんてこったー!最後に強盗とか今日は厄日かな~?
四:うるさいぞそこの店員。早く金目の商品を持ってこい!
店:え?こんな時は「レジの金を出せ」とかじゃないんですか?
四:馬鹿が、そんなデカい事をしたら罪がデカくなるだろう。私は後の事を考えれる知能犯なんだ
店:いや、知能犯ならまずこんなコンビニなんかに強盗なんて入らないような・・
四:うるさい!さっさとブツを用意しろ!それまでこいつは人質だ
参:くっ!は、離して~!
店:あぁ、さっきお子さんを探してたお客さん!な、なんて卑劣な
四:ほらほら、こいつがどうなってもいいのか~?
弐:あー、お取り込み中のところすみません
四:だ、誰だお前!
弐:あなたの後ろにある柔らかくて飛び出した突起を押して味わう食べ物を取りたいんです
四:な、なんだそのいかがわしい商品は
弐:あ、あったあった、私の好物のプッツンプリン
店:そっちかーい!はっ!また突っ込んでしまった
四:ふざけた連中だな、これはいよいよこの人質の命はいらんと言う事だな?
店:し、しまった!犯人を刺激してしまったか
壱:ちょっと待てーーい!!
店:はっ!あれは迷惑な客!
四:ん?なんだお前は、先に死にたいのか?
壱:うちの、うちの親を離せーー!
店:えぇーー!探してた子供ってこいつか~!
参:あぁ、あれは紛れもなくうちの子!見つかって良かった~
弐:いい話ですねー
店:いやいや状況がよけいに複雑になっただけだから!
壱:俺、もう逃げずにちゃんと嫌な仕事もするよ・・だから許してくれるか?
参:・・当たり前じゃない。お前はやれば出来る子だって知ってるから
壱:・・うん
四:おらぁーーー!お前らこっちを無視してんじゃないよ~!
店:はっ!忘れてた。く、いったいどうすれば!
参:さて、子供も見つかったし帰りますかね
四:は?何言って・・ぬぁぁぁ!・・グフッ
店:えぇ〜!華麗に投げ飛ばしちゃった~
壱:あー言ってなかったけど、うちの親、組の頭だから
店:・・こっわ!
:おわり
店:ありがとうございましたー
店:ふー、昼のラッシュはひとまず乗り越えたな。ワンオペであの量はきついって。今度店長に文句言ってやる
店:いやーしかしさっきのは大変だったなー。会社のメンバー全員分の弁当の買い出しとかで、20個弁当温めたけど。あの人イジメられてないか?
壱:あっはっは~!うける~!
店:・・まだ居るよあの客。ずっと買わずに朝から立ち読みしてるけど何時間いるんだよ。ここは家じゃないぞ
壱:あーすみませーん
店:うわ!ビックリしたー、いきなり走って来ないで下さいよ
壱:あのー、この「花のどすこい女子高生」って漫画の最新刊ないんですか?
店:え?あーそちらの商品ですか。まだ入荷されたばかりで裏に積んであるみたいです
壱:じゃあそれ今開封して並べてもらっていいですか?読みたいんで
店:はい?なんで今開封しないといけないんですか?ていうかあなた買わないで立ち読みするんでしょ!お断りします
壱:なんだよー、ケチな店員さんだなー。他の読むか
店:く、なんて迷惑な客なんだ。腹立たしいがお客様は神様だ。抑えよう
:間
弐:ウィーン
店:あ、いらっしゃいませー
弐:あの~、ここにあれ置いてますか?
店:あれ?ですか。どういった商品でしょうか?
弐:そうですね、手触りはなんとも言えない柔らかい感触で、丁度手の平に収まる丸い感じです
店:丸い感じで柔らかい・・うーん、なんでしょうか
弐:それから適度な弾力があって思わず頬張りたくなるようなそんな物です
店:え・・弾力があって思わず頬張りたくなる丸くて柔らかいってまさかお客様!あの、うちはそんないかがわしい物置いてませんよ!
弐:あーあったあった、この大福アイス
店:そっちかー!なんか騙された気分ー!
弐:なんだか面白い店員さんだね。とりあえず他の商品も見て周りますね
:間
店:は~さっきは焦ったなーあんな言い方されたら普通勘違いしちゃうよねー
参:ウィーン
店:はっ、いらっしゃいませー
参:あのー、うちの子知りませんか?
店:え?どういう事ですか?
参:はい・・私には成人した子供が居るんですが今朝から姿が見えないんですよ。私心配で心配で
店:なるほどー。それは大変ですね。どんな特徴の子供さんですか?
参:はい、こちらになります
店:え、なんですかこれは?
参:ええ、私が作った「うちの子探してます」のポスターです
店:いや犬猫かーい!それペット行方不明の時に電柱とかに貼るやつ!
参:え?おかしかったですか?良い出来だと思ったんですが。ほらこの写真なんか子供が仮装パーティーに参加した時ので
店:いやこれ全然顔とか分からないじゃないですか!もっと他に分かりやすい写真あったでしょう?あの、悪いんですが警察に届けた方が早いですよ?
参:そ、そうですか。心配してたら喉乾いちゃったのでなにか頂きますね
店:あ、はい、どうぞー
:間
四:ウィーン
店:あ、いらっしゃいませー
四:手を上げろ!
店:うわー!なんてこったー!最後に強盗とか今日は厄日かな~?
四:うるさいぞそこの店員。早く金目の商品を持ってこい!
店:え?こんな時は「レジの金を出せ」とかじゃないんですか?
四:馬鹿が、そんなデカい事をしたら罪がデカくなるだろう。私は後の事を考えれる知能犯なんだ
店:いや、知能犯ならまずこんなコンビニなんかに強盗なんて入らないような・・
四:うるさい!さっさとブツを用意しろ!それまでこいつは人質だ
参:くっ!は、離して~!
店:あぁ、さっきお子さんを探してたお客さん!な、なんて卑劣な
四:ほらほら、こいつがどうなってもいいのか~?
弐:あー、お取り込み中のところすみません
四:だ、誰だお前!
弐:あなたの後ろにある柔らかくて飛び出した突起を押して味わう食べ物を取りたいんです
四:な、なんだそのいかがわしい商品は
弐:あ、あったあった、私の好物のプッツンプリン
店:そっちかーい!はっ!また突っ込んでしまった
四:ふざけた連中だな、これはいよいよこの人質の命はいらんと言う事だな?
店:し、しまった!犯人を刺激してしまったか
壱:ちょっと待てーーい!!
店:はっ!あれは迷惑な客!
四:ん?なんだお前は、先に死にたいのか?
壱:うちの、うちの親を離せーー!
店:えぇーー!探してた子供ってこいつか~!
参:あぁ、あれは紛れもなくうちの子!見つかって良かった~
弐:いい話ですねー
店:いやいや状況がよけいに複雑になっただけだから!
壱:俺、もう逃げずにちゃんと嫌な仕事もするよ・・だから許してくれるか?
参:・・当たり前じゃない。お前はやれば出来る子だって知ってるから
壱:・・うん
四:おらぁーーー!お前らこっちを無視してんじゃないよ~!
店:はっ!忘れてた。く、いったいどうすれば!
参:さて、子供も見つかったし帰りますかね
四:は?何言って・・ぬぁぁぁ!・・グフッ
店:えぇ〜!華麗に投げ飛ばしちゃった~
壱:あー言ってなかったけど、うちの親、組の頭だから
店:・・こっわ!
:おわり