台本概要
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タイトル | ゾンビパニック |
---|---|
作者名 | ハスキ (@e8E3z1ze9Yecxs2) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 5人用台本(男3、女2) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
時は20XX年、世界は一人の科学者が生み出した、ゾンビウイルスによって破滅に向かっていた。そんな中、一組の5人家族が自宅に立てこもり息を潜めていた・・が、まさかあんなことになるとは!注:コメディ劇です。
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キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
父 | 男 | 27 | 一家の大黒柱。家族の為に身を粉にして働くお父さん。全力ツッコミ役。 |
母 | 女 | 17 | 一見するとごく普通のどこにでもいそうな主婦。しかし、その実態は・・。なぜか銃器に詳しい。 |
兄 | 男 | 9 | 長男。アニーザ・ブート・キャンプの創始者。全国に支部を増やすことが目標。 |
姉 | 女 | 13 | 長女。劇団4.0次元ミュージカルの団長。劇ハイですぐ劇をしたくなる。 |
弟 | 男 | 11 | 末っ子。人気音楽UKのダンスを完コピしている猛者。そのキレのあるダンスは海外からも称賛 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
弟:(N)時は20XX年、世界は一人の科学者が生み出した、ゾンビウイルスによって破滅に向かっていた
父:みんな、いざという時は静かにして物音をたてるんじゃないぞ
母:分かったわ、あなた。みんな聞いたわね、危ない時は絶対大きな音を出しちゃだめよ
兄:うん、分かったよ父さん、母さん
姉:私は大丈夫よ、それよりこいつを黙らせとかないと
弟:あ、お姉ちゃんひどいなー。僕だってやる時はやるんだから
姉:はー、あんたがそう言う時はだいたい良くない事が起きるのよ
父:こら、変なフラグをたてるんじゃない
母:はっ!ちょっとあなた、なにか叫び声が聞こえるわよ
兄:ゾ、ゾンビがまた来たんじゃないの?
姉:ひっ、も、もう嫌よ・・
父:よし、さっき言った通り、静かにするんだ。あいつらは音に敏感で寄って来てしまうから、やり過ごすんだ
母:わ、わかったわ。ほらあんた達もこっち来なさい
兄:うん、わかったよ。あいつらが通り過ぎるのを待とう
姉:あれ、あいつがいないんだけど?
母:ほんと、いないわよあなた!
父:あいつどこいったんだ!・・ん?この音はなんだ?
弟:カーーモーーン、ベーービーーイギリスーー!フー!
父:バカー!何大声で歌っちゃってるの~!
母:あらー、やっぱ出ちゃったわね
兄:え、あれなんなの?
母:あの子、緊張しすぎると、人気音楽の「UK」を歌いながら、踊り出しちゃうのよ
姉:なんて迷惑なやつ
父:ゾンビにばれるだろ!その変なダンスやめてこっちに来なさい!
弟:ふー、落ちついたよ
姉:あんたそれ、わざとじゃないわよね?
母:しっ、またゾンビの叫び声がしてるわ
父:ほんとだ、近くに来てるかもしれん、みんな静かにするんだ
姉:わ、わかったわ。あんたはもう踊るんじゃないわよ
弟:最高のムーヴをキメたからもうやらないよ。・・あれ、お兄ちゃんは?
父:おい、あいつはどこいった。ん?なんだこの音は?
兄:アニー・ザ・ブートキャンプへようこそ。今日は基本プログラムだ!準備はいいか?
父:おいー!何やってんだー!
母:イエェーーーイ!!
父:母さん!?
兄:両足を開いて!コンバットスタイルだ!はい、パンチ!キック!
弟:母さん見事なキレが出てるね、さすがアニーザ・ブート・キャンプの熟練者だね。
父:関心してないで二人を止めろー!ゾンビにバレちゃうだろ~!
母:ふー、いい汗をかいたわ。あ、言ってなかったけど、お兄ちゃん緊張しちゃうと、軍隊式エクササイズをやっちゃうのよ
父:父さん、あいつにそんなクセがあったなんて、初めて知ったよ・・
弟:あれ?またゾンビの声が聞こえるよ
父:しまった、結構近くで聞こえるような気がするな。わかってるな?音は出すなよ
兄:あれ?今度はあいつがいないな
父:はっ、さっきまでそこに居ただろ?どこにいったんだ・・ん?
姉:ロメオ~~~!あなたはどうしてロメオなのぅ~~~!
父:おいー!今度はなんだ~~!
母:ひっひっひ、ジュリエット、お前にこの、美味しいリンゴをあげるよ、好きなだけお取り。
父:母さん!?
姉:あら、ありがとうお婆さん、遠慮なく頂くわね。ムシャムシャ!
弟:ワンワン、お供するんで、その腰に下げたリンゴをひとつ、私にくださいな。
父:お前までか!?
姉:いいわよ、さあ、あらゆる山を越え、どの川も渡り、そして空にかかるすべての虹を追いかけなさい、あなたが夢をつかむまで!
父:まてーい!夢つかむ前にゾンビに捕まっちゃうのよー!いったいどうなってるんだ!?
兄:あー、父さんは知らなかったか。三人がやってる、劇団4.0次元ミュージカル
父:なんだその丸パクリみたいな劇団はー!あと話が全然入ってこないんだよ!
姉:ふー、今日も、二人ともなかなかいい演技だったわよ。これで次の公演はバッチリね
母:ありがとうね、ぜひ頑張りましょ。あ、あなた言ってなかったけど、この子緊張しちゃうと劇したくなっちゃうの
父:またこのパターン!?いい加減ゾンビにバレちゃうから静かにしてくれって~
弟:あ!なんか向こうの窓、外から叩いてる音がしてるよ!
父:ちっ!見つかったか!やばいぞみんな、とりあえず固まって身を守るんだ。く、なにか武器が必要だな・・
姉:あれ?母さん居なくない?
父:なんだって!こんな時にどこいったんだ!?
母:デデン、デン、デデーン、デデン、デン、デデーン
父:母さん!?
母:12(じゅうに)ゲージオートローダー
兄:はい、母さん、イタリア製で手動にも切り替わるやつだよ
父:ショットガン!?
母:レーザーサイト付き45(よんごー)ロングスライド
姉:はい母さん、新製品だよ。入ったばかりでこいつもいいよ
父:え?え?
母:UZI(うーじー)9ミリ銃
弟:はい母さん、どれも家族を守るには最適だよ。それで、どれにするの?
母:全部よ。さて、いくわよ
父:まてーい!全然話についてけてないけど、どういう事なの!?
母:あら、言ってなかったけど私、特別狙撃隊、SWAT(とくべつそげきたい・すわっと)に昔、所属してたの
父:ええぇぇ~~、頼もしい~~
弟:この後、ゾンビは謎の主婦によって駆逐されていくが、それはまた、別のお話~
:おしまい
弟:(N)時は20XX年、世界は一人の科学者が生み出した、ゾンビウイルスによって破滅に向かっていた
父:みんな、いざという時は静かにして物音をたてるんじゃないぞ
母:分かったわ、あなた。みんな聞いたわね、危ない時は絶対大きな音を出しちゃだめよ
兄:うん、分かったよ父さん、母さん
姉:私は大丈夫よ、それよりこいつを黙らせとかないと
弟:あ、お姉ちゃんひどいなー。僕だってやる時はやるんだから
姉:はー、あんたがそう言う時はだいたい良くない事が起きるのよ
父:こら、変なフラグをたてるんじゃない
母:はっ!ちょっとあなた、なにか叫び声が聞こえるわよ
兄:ゾ、ゾンビがまた来たんじゃないの?
姉:ひっ、も、もう嫌よ・・
父:よし、さっき言った通り、静かにするんだ。あいつらは音に敏感で寄って来てしまうから、やり過ごすんだ
母:わ、わかったわ。ほらあんた達もこっち来なさい
兄:うん、わかったよ。あいつらが通り過ぎるのを待とう
姉:あれ、あいつがいないんだけど?
母:ほんと、いないわよあなた!
父:あいつどこいったんだ!・・ん?この音はなんだ?
弟:カーーモーーン、ベーービーーイギリスーー!フー!
父:バカー!何大声で歌っちゃってるの~!
母:あらー、やっぱ出ちゃったわね
兄:え、あれなんなの?
母:あの子、緊張しすぎると、人気音楽の「UK」を歌いながら、踊り出しちゃうのよ
姉:なんて迷惑なやつ
父:ゾンビにばれるだろ!その変なダンスやめてこっちに来なさい!
弟:ふー、落ちついたよ
姉:あんたそれ、わざとじゃないわよね?
母:しっ、またゾンビの叫び声がしてるわ
父:ほんとだ、近くに来てるかもしれん、みんな静かにするんだ
姉:わ、わかったわ。あんたはもう踊るんじゃないわよ
弟:最高のムーヴをキメたからもうやらないよ。・・あれ、お兄ちゃんは?
父:おい、あいつはどこいった。ん?なんだこの音は?
兄:アニー・ザ・ブートキャンプへようこそ。今日は基本プログラムだ!準備はいいか?
父:おいー!何やってんだー!
母:イエェーーーイ!!
父:母さん!?
兄:両足を開いて!コンバットスタイルだ!はい、パンチ!キック!
弟:母さん見事なキレが出てるね、さすがアニーザ・ブート・キャンプの熟練者だね。
父:関心してないで二人を止めろー!ゾンビにバレちゃうだろ~!
母:ふー、いい汗をかいたわ。あ、言ってなかったけど、お兄ちゃん緊張しちゃうと、軍隊式エクササイズをやっちゃうのよ
父:父さん、あいつにそんなクセがあったなんて、初めて知ったよ・・
弟:あれ?またゾンビの声が聞こえるよ
父:しまった、結構近くで聞こえるような気がするな。わかってるな?音は出すなよ
兄:あれ?今度はあいつがいないな
父:はっ、さっきまでそこに居ただろ?どこにいったんだ・・ん?
姉:ロメオ~~~!あなたはどうしてロメオなのぅ~~~!
父:おいー!今度はなんだ~~!
母:ひっひっひ、ジュリエット、お前にこの、美味しいリンゴをあげるよ、好きなだけお取り。
父:母さん!?
姉:あら、ありがとうお婆さん、遠慮なく頂くわね。ムシャムシャ!
弟:ワンワン、お供するんで、その腰に下げたリンゴをひとつ、私にくださいな。
父:お前までか!?
姉:いいわよ、さあ、あらゆる山を越え、どの川も渡り、そして空にかかるすべての虹を追いかけなさい、あなたが夢をつかむまで!
父:まてーい!夢つかむ前にゾンビに捕まっちゃうのよー!いったいどうなってるんだ!?
兄:あー、父さんは知らなかったか。三人がやってる、劇団4.0次元ミュージカル
父:なんだその丸パクリみたいな劇団はー!あと話が全然入ってこないんだよ!
姉:ふー、今日も、二人ともなかなかいい演技だったわよ。これで次の公演はバッチリね
母:ありがとうね、ぜひ頑張りましょ。あ、あなた言ってなかったけど、この子緊張しちゃうと劇したくなっちゃうの
父:またこのパターン!?いい加減ゾンビにバレちゃうから静かにしてくれって~
弟:あ!なんか向こうの窓、外から叩いてる音がしてるよ!
父:ちっ!見つかったか!やばいぞみんな、とりあえず固まって身を守るんだ。く、なにか武器が必要だな・・
姉:あれ?母さん居なくない?
父:なんだって!こんな時にどこいったんだ!?
母:デデン、デン、デデーン、デデン、デン、デデーン
父:母さん!?
母:12(じゅうに)ゲージオートローダー
兄:はい、母さん、イタリア製で手動にも切り替わるやつだよ
父:ショットガン!?
母:レーザーサイト付き45(よんごー)ロングスライド
姉:はい母さん、新製品だよ。入ったばかりでこいつもいいよ
父:え?え?
母:UZI(うーじー)9ミリ銃
弟:はい母さん、どれも家族を守るには最適だよ。それで、どれにするの?
母:全部よ。さて、いくわよ
父:まてーい!全然話についてけてないけど、どういう事なの!?
母:あら、言ってなかったけど私、特別狙撃隊、SWAT(とくべつそげきたい・すわっと)に昔、所属してたの
父:ええぇぇ~~、頼もしい~~
弟:この後、ゾンビは謎の主婦によって駆逐されていくが、それはまた、別のお話~
:おしまい