台本概要

 299 views 

タイトル 集まれ動物ランド
作者名 ハスキ  (@e8E3z1ze9Yecxs2)
ジャンル ファンタジー
演者人数 5人用台本(不問5)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 この世界のどこかにあるという動物ランド町。その名の通り動物たちが協力し助け合いながら仲良く暮らしている町。今日もなにか困ったことが無いか町内会が行われていた・・ 男女不問。アドリブ改変なんでもあり。

 299 views 

キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
ライオン 不問 12 司会進行
ダチョウ 不問 15 天然系
オオカミ 不問 12 意外と臆病
ワニ 不問 9 涙もろい
ゾウ 不問 5 のんびり屋
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
ライオン:えーただ今より、第56回集まれ動物ランド町内会を始めたいと思います。 ダチョウ:あのー、すみません ライオン:はい、ダチョウさん。どうされましたか? ダチョウ:まだゾウさんとワニさんが来てないみたいですが? ライオン:あー、お二方とも移動がゆっくりですからね。とりあえず時間になったので、始めちゃいますね オオカミ:わかりました ダチョウ:はーい ライオン:では議題ですが、町内では日々様々な問題が起きていると思いますが、何か困ってる事などありましたら、みんなで解決していきたいと思います。どなたかありますか? オオカミ:はい、私から言わせて頂きます オオカミ:私はこの町に住まわせてもらって一年になろうかと思いますが、ご近所さんはおろか未だに誰とも交流が出来てません。私は避けられているのでしょうか? ライオン:あ、ワニさんいらっしゃい。どうぞそちらのお席へ。えーとオオカミさんの問題は、皆から避けられてるのではないかとお話ですがこれについて意見はありますか? ダチョウ:はーい、私から言わせて頂きます。オオカミさんは他のみんなと一緒にいるのが嫌なんだと思ってましたー オオカミ:え?それはまたどうしてでしょうか? ダチョウ:聞いた話では、一匹オオカミって言葉があるくらい、群れるのが嫌いなんだと思ってましたー ワニ:あ、それおいらも思ってました。クールな感じでカッコイイなって オオカミ:あーそれよく言われるんですが誤解なんですよ ダチョウ:誤解?どういう事でしょう? オオカミ:実はオオカミは基本、パックと呼ばれる3匹から10匹くらいの群れを形成して生活してて、群れを離れて移籍先を探してる若い個体を、一匹オオカミって言ったりするんです ワニ:へー、じゃあ今のオオカミさんは一匹オオカミだけど、そのうち群れたいオオカミさんって事なんですね ライオン:ワニさんの独特な言い回しは置いといて、だいたいそういう事ですね。なのでこれからは皆さんどんどん交流していきましょう。さて、次の方いますか? ダチョウ:じゃあ今度は私からー ダチョウ:ダチョウである私は駄の鳥と書いてダチョウなんですが皆さんにとても勘違いされやすいんですよー ワニ:あれ?ダチョウさんも勘違いされる事あったんだ? ダチョウ:そうなんですー。簡潔に言うと・・私、飛べないんですー ワニ:え!? オオカミ:嘘!? ダチョウ:いえ、これがほんとなんですよー。名前に鳥が入ってるからよく勘違いされて「飛べていいですねー」とか言われますがまったく飛べないんですよー ワニ:おいらたしかにダチョウさんは飛べると思ってたよ オオカミ:私も、知らなかったな ダチョウ:ただその分足は強いから最大時速70キロは出せるよー。今度背中に乗せたげるよー ライオン:私も勘違いしてたから勉強になりました。皆さん覚えましたね?ダチョウさんは飛べない、胸に刻んでおきましょう。さて他ありますか? ワニ:じゃあ、次はおいらから言うよ! ワニ:まずおいらのイメージってどんなのか聞いてみたいんだけど? ダチョウ:凶暴ー オオカミ:なんでも捕食する血も涙もないやつ ワニ:そうそこだよ!実はおいらも涙を流すんだよ。「ワニの涙」って言葉があるように実はおいら唾液を分泌する唾線と涙腺が近くにある事でご飯食べる時に刺激されて涙が出るんだ ダチョウ:ワニの涙、素敵な名前ですねー オオカミ:でもそれって別に悲しくて泣いてないのでは・・いや!なんでもないです! ライオン:なるほど、怖さはあまり変わらないけど涙も流せるワニさんと。皆さん覚えましたね?あとワニさんの食事中にうっかり近づくと噛まれて死ぬまでデスロールされるので気をつけましょう。あ、ゾウさんいらっしゃい ゾウ:遅れちゃってすみません。えー何なに、困ってる事ですか?あーありました、ありました ゾウ:私昔から陸上最強だとか身体が強いイメージがあるみたいでよく力仕事なんかを頼まれますが、実はそんな事ないんです ダチョウ:えー?そうなんですかー、ライオンさんも裸足で逃げるくらい強いって聞いた事あるんですがー? ライオン:うおっほぉん!ま、まぁたしかに昔から私のご先祖さまにもゾウさんにはケンカ売るなと言われて来ましたがにわかには信じられないですね ワニ:おいらもゾウさんには弱点なんてないと思うんだけど? ゾウ:実は私、足が弱いんです オオカミ:え、足?その丈夫そうな足がなんだと言うんです? ゾウ:私の体重をご存知の方もいるかもしれませんがだいたい5、6トンくらいあるんですがこの体重を支えるのに負担がかかり過ぎてるんですよ ダチョウ:とってもとっても重かったんですねー オオカミ:ダチョウさん、わざと怒らせてる? ゾウ:足を支えるだけで精一杯なので足の裏に挟まった小石を取るために三本足で立つのだってすごく嫌です。私の仲間は足の怪我が元で二度と起きれなくなって死んじゃった方もいました ライオン:なるほど、一見すると強そうに見えるゾウさんにも大変苦労があるんですね。皆さん、ゾウさんの足には踏まれないのも含めて気を付けましょう ライオン:さて、終了のお時間となりましたのでこの辺で終わりたいと思います ライオン:次回の議題は、私が困っている、みんなが美味しそうに見える件についてです。以上、解散! :おわり

ライオン:えーただ今より、第56回集まれ動物ランド町内会を始めたいと思います。 ダチョウ:あのー、すみません ライオン:はい、ダチョウさん。どうされましたか? ダチョウ:まだゾウさんとワニさんが来てないみたいですが? ライオン:あー、お二方とも移動がゆっくりですからね。とりあえず時間になったので、始めちゃいますね オオカミ:わかりました ダチョウ:はーい ライオン:では議題ですが、町内では日々様々な問題が起きていると思いますが、何か困ってる事などありましたら、みんなで解決していきたいと思います。どなたかありますか? オオカミ:はい、私から言わせて頂きます オオカミ:私はこの町に住まわせてもらって一年になろうかと思いますが、ご近所さんはおろか未だに誰とも交流が出来てません。私は避けられているのでしょうか? ライオン:あ、ワニさんいらっしゃい。どうぞそちらのお席へ。えーとオオカミさんの問題は、皆から避けられてるのではないかとお話ですがこれについて意見はありますか? ダチョウ:はーい、私から言わせて頂きます。オオカミさんは他のみんなと一緒にいるのが嫌なんだと思ってましたー オオカミ:え?それはまたどうしてでしょうか? ダチョウ:聞いた話では、一匹オオカミって言葉があるくらい、群れるのが嫌いなんだと思ってましたー ワニ:あ、それおいらも思ってました。クールな感じでカッコイイなって オオカミ:あーそれよく言われるんですが誤解なんですよ ダチョウ:誤解?どういう事でしょう? オオカミ:実はオオカミは基本、パックと呼ばれる3匹から10匹くらいの群れを形成して生活してて、群れを離れて移籍先を探してる若い個体を、一匹オオカミって言ったりするんです ワニ:へー、じゃあ今のオオカミさんは一匹オオカミだけど、そのうち群れたいオオカミさんって事なんですね ライオン:ワニさんの独特な言い回しは置いといて、だいたいそういう事ですね。なのでこれからは皆さんどんどん交流していきましょう。さて、次の方いますか? ダチョウ:じゃあ今度は私からー ダチョウ:ダチョウである私は駄の鳥と書いてダチョウなんですが皆さんにとても勘違いされやすいんですよー ワニ:あれ?ダチョウさんも勘違いされる事あったんだ? ダチョウ:そうなんですー。簡潔に言うと・・私、飛べないんですー ワニ:え!? オオカミ:嘘!? ダチョウ:いえ、これがほんとなんですよー。名前に鳥が入ってるからよく勘違いされて「飛べていいですねー」とか言われますがまったく飛べないんですよー ワニ:おいらたしかにダチョウさんは飛べると思ってたよ オオカミ:私も、知らなかったな ダチョウ:ただその分足は強いから最大時速70キロは出せるよー。今度背中に乗せたげるよー ライオン:私も勘違いしてたから勉強になりました。皆さん覚えましたね?ダチョウさんは飛べない、胸に刻んでおきましょう。さて他ありますか? ワニ:じゃあ、次はおいらから言うよ! ワニ:まずおいらのイメージってどんなのか聞いてみたいんだけど? ダチョウ:凶暴ー オオカミ:なんでも捕食する血も涙もないやつ ワニ:そうそこだよ!実はおいらも涙を流すんだよ。「ワニの涙」って言葉があるように実はおいら唾液を分泌する唾線と涙腺が近くにある事でご飯食べる時に刺激されて涙が出るんだ ダチョウ:ワニの涙、素敵な名前ですねー オオカミ:でもそれって別に悲しくて泣いてないのでは・・いや!なんでもないです! ライオン:なるほど、怖さはあまり変わらないけど涙も流せるワニさんと。皆さん覚えましたね?あとワニさんの食事中にうっかり近づくと噛まれて死ぬまでデスロールされるので気をつけましょう。あ、ゾウさんいらっしゃい ゾウ:遅れちゃってすみません。えー何なに、困ってる事ですか?あーありました、ありました ゾウ:私昔から陸上最強だとか身体が強いイメージがあるみたいでよく力仕事なんかを頼まれますが、実はそんな事ないんです ダチョウ:えー?そうなんですかー、ライオンさんも裸足で逃げるくらい強いって聞いた事あるんですがー? ライオン:うおっほぉん!ま、まぁたしかに昔から私のご先祖さまにもゾウさんにはケンカ売るなと言われて来ましたがにわかには信じられないですね ワニ:おいらもゾウさんには弱点なんてないと思うんだけど? ゾウ:実は私、足が弱いんです オオカミ:え、足?その丈夫そうな足がなんだと言うんです? ゾウ:私の体重をご存知の方もいるかもしれませんがだいたい5、6トンくらいあるんですがこの体重を支えるのに負担がかかり過ぎてるんですよ ダチョウ:とってもとっても重かったんですねー オオカミ:ダチョウさん、わざと怒らせてる? ゾウ:足を支えるだけで精一杯なので足の裏に挟まった小石を取るために三本足で立つのだってすごく嫌です。私の仲間は足の怪我が元で二度と起きれなくなって死んじゃった方もいました ライオン:なるほど、一見すると強そうに見えるゾウさんにも大変苦労があるんですね。皆さん、ゾウさんの足には踏まれないのも含めて気を付けましょう ライオン:さて、終了のお時間となりましたのでこの辺で終わりたいと思います ライオン:次回の議題は、私が困っている、みんなが美味しそうに見える件についてです。以上、解散! :おわり