台本概要

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タイトル 登山部
作者名 ハスキ  (@e8E3z1ze9Yecxs2)
ジャンル コメディ
演者人数 5人用台本(男4、女1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 毎年行われているという登山のインターハイ。普段の部活で鍛え上げた体力や知識を使って競い合い、青春の汗を流す大会。しかし今年は少しクセのある参加チームが現れる・・ 男女不問。アドリブ改変なんでもあり。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
20 男:登山隙造(とざんすきぞう)登山歴が長いベテラン。毎年登山インターハイの審査員をしている。ツッコミ
21 男:登山部リーダーの山田。一見熱い男のようだが、実はあまり周りが見えてない熱血バカ。
17 女:登山部の紅一点の森。見た目も喋りもギャルな女の子。なぜ登山部にいるのか謎。
14 男:登山部の頭脳担当の林。発言がいちいち不穏だったり奇行に走ったり、とにかく行動が読めない男。
17 男:登山部の食いしん坊担当の岩本。見た目は小太りで可愛い。そのもちもちボディでみんなに愛されている。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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登:今年もこの日がやって来たか⋯ 登:(M)私の名は登山隙造(とざんすきぞう)。毎年行われている、登山のインターハイの審査員をしている 登:今年はどんな子達が出てくるか、楽しみだな 山:よし、みんな整列だ! 森:ちょりーっす 林:気安く命令するな 岩:はぁはぁ、ちょ、みんな待って~ 登:お、やって来たな。えー、今日君達の審査を担当する⋯ってちょっと待て君達!! 山:はい、よろしくお願いします!って何でしょうか? 登:いや、君達のその格好、何? 山:あー、これですか。森、説明してやれ 森:は~い、これは~、私がチョイスしてそろえた、アロハシャツだよ~、いいでしょ~? 登:いいわけあるか~!大会は遊びじゃないんだぞ!? 岩:ほら、森さん、だからやめとこうって言ったじゃないかー 森:ええ~夏じゃーん?満喫(まんきつ)しなきゃじゃ~ん 林:俺は縛られるのが嫌いだ、もう裸でいい。ビリビリビリ(服を破く) 登:お前はなぜ急に服を破き出した~!? 山:みんなコンディションはバッチリみたいだな。優勝目指して頑張るぞー! 森:イエーイ! 登:⋯大丈夫かこいつら?アロハシャツ3人と半裸一人て、完全に山なめてるな⋯ハァー、気にせず仕事しよう :ーー間 登:(M)登山大会は主に10項目の審査があり、100点満点の減点法で競われているが⋯その1、体力 岩:はあ、はあ、も、もう無理⋯ 山:岩本!大丈夫か!しっかりしろー! 森:岩っち、ほんと体力ないよね~ 林:ふん、こんな足手まといなどいらんだろ、こいつは見捨てよう 岩:え、え~、林くんひどくな~い? 山:大丈夫だ岩本!俺が肩を貸してやるから立て!そして俺達と、この試合のテッペン、目指そうぜ! 岩:山田くん⋯僕、頑張るよ! 登:はよ登れ~!まだここ登山入口じゃ~! 山:え?ほんとだー! 登:⋯体力減点と :ーー間 登:その2、歩行技術 山:みんな!フォーメーションデルタだ! 岩:ちょっと、林くん、もうちょっとしっかり持ってよ~ 林:なんで俺が上じゃなくて、下なんだ?上から愚民(ぐみん)どもを見下ろしてやるはずだったのに 森:うっは~!超見晴らしサイコ~! 岩:ち、ちょっと森さんあばれないで~ 山:よし、準備完了だな。では、出発! 登:待て~!出発すなー! 林:ん?なんだオッサン、我々の邪魔をするという事は、命はいらんという事だな? 登:私審査員!暴言で減点するよ!? 山:何かありましたか? 登:あるよ!大ありだよ!なんで、騎馬戦してるの君達!? 山:これですか?林、説明を 林:面倒だが、仕方ないな。聞けそこのオッサン!これは俺が考案した、みんなは一人の為に、一人はみんなの為にフォーメーションだ! 登:いや何言ってるの!何一つわかんないんだけど!?というか危ないから降りなさーい! 森:ちぇー楽しかったのになー 登:⋯減点追加と :ーー間 岩:はあはあ⋯や、山田くん、そろそろ、休憩にしない? 森:あ、あたしもさんせー!足が棒だよ~ 林:相変わらず情けない奴らだな、俺ならブリッジしながら登っても余裕だぞ 山:ははは、ナイスジョークだな林、しかし岩本の体調も心配だ。みんな、今からここをキャンプ地とする! 岩:よ、良かった~、もうお腹ぺこぺこだよ~ 森:あ、あ、私いろいろ持ってきてるから今から出すよ~ 林:チッ、仕方ない。俺も武器の手入れがあるからな、作業に入らせてもらうぞ 山:森、何を持ってきたんだ? 森:えーと、オセロでしょ、ゲームでしょ、あ、ダーツもあるよ~ 岩:え、え〜食料は?森さんの担当だったでしょ~? 森:え?やっぱ旅行って言えばこれじゃない? 岩:た、食べれないよ~ 林:うるさいぞ、食い意地の張ったデブっちょ、火薬を入れてるから静かにしろ 山:まあ待て、腹はふくれないが友情はふくらむんじゃないか? 森:あ、山ちゃんうまいこと言ってる~ 岩:山田くん、なんか歩いたら眠くなってきちゃったよー 山:ん?そうか、では日が暮れる前にテントの設営をやってしまうか 森:わーいやった~、ね、ね、夜は枕投げしよう~私枕も四個持ってきたんだ~ 山:お、名案だな。これも青春の1ページに刻まれるだろうな 岩:あれ?テントは林くんの担当だったよね?林くーん、テント出してー 林:はあ、はあ⋯ 岩:は、林くん!? 森:きゃー!バヤシー、血だらけじゃん!どしたの? 山:林ー!大丈夫かー!しっかりしろ、傷は浅いぞ~! 林:チッ⋯しくじったぜ、まさか火薬の量を、間違えちまうなんてな⋯ 山:救急箱は!? 森:ないよー 山:誰か治療の心得は? 岩:あー、そこで瀕死な林くんが治療技術、持ってるらしいよ 山:なんてこったー! 林:みんな⋯俺の事はいい、それより⋯俺の彼女にあいつは勇敢(ゆうかん)な奴だったと伝えてくれるか⋯? 森:バヤシー彼女いたのー? 林:ゲーム内の彼女だ 岩:それ伝える意味あるかなー? 登:お前らいい加減にしろー! 山:うわ!居たんですか? 登:ずっと横に居るわー! 林:あ、死んだ婆ちゃんが川の向こうで、手を振ってるな⋯ 岩:林く~ん、戻ってきて~ 森:なんですか~? 登:なんですか?じゃねー!ここ、まだ登山入口じゃー! :おわり

登:今年もこの日がやって来たか⋯ 登:(M)私の名は登山隙造(とざんすきぞう)。毎年行われている、登山のインターハイの審査員をしている 登:今年はどんな子達が出てくるか、楽しみだな 山:よし、みんな整列だ! 森:ちょりーっす 林:気安く命令するな 岩:はぁはぁ、ちょ、みんな待って~ 登:お、やって来たな。えー、今日君達の審査を担当する⋯ってちょっと待て君達!! 山:はい、よろしくお願いします!って何でしょうか? 登:いや、君達のその格好、何? 山:あー、これですか。森、説明してやれ 森:は~い、これは~、私がチョイスしてそろえた、アロハシャツだよ~、いいでしょ~? 登:いいわけあるか~!大会は遊びじゃないんだぞ!? 岩:ほら、森さん、だからやめとこうって言ったじゃないかー 森:ええ~夏じゃーん?満喫(まんきつ)しなきゃじゃ~ん 林:俺は縛られるのが嫌いだ、もう裸でいい。ビリビリビリ(服を破く) 登:お前はなぜ急に服を破き出した~!? 山:みんなコンディションはバッチリみたいだな。優勝目指して頑張るぞー! 森:イエーイ! 登:⋯大丈夫かこいつら?アロハシャツ3人と半裸一人て、完全に山なめてるな⋯ハァー、気にせず仕事しよう :ーー間 登:(M)登山大会は主に10項目の審査があり、100点満点の減点法で競われているが⋯その1、体力 岩:はあ、はあ、も、もう無理⋯ 山:岩本!大丈夫か!しっかりしろー! 森:岩っち、ほんと体力ないよね~ 林:ふん、こんな足手まといなどいらんだろ、こいつは見捨てよう 岩:え、え~、林くんひどくな~い? 山:大丈夫だ岩本!俺が肩を貸してやるから立て!そして俺達と、この試合のテッペン、目指そうぜ! 岩:山田くん⋯僕、頑張るよ! 登:はよ登れ~!まだここ登山入口じゃ~! 山:え?ほんとだー! 登:⋯体力減点と :ーー間 登:その2、歩行技術 山:みんな!フォーメーションデルタだ! 岩:ちょっと、林くん、もうちょっとしっかり持ってよ~ 林:なんで俺が上じゃなくて、下なんだ?上から愚民(ぐみん)どもを見下ろしてやるはずだったのに 森:うっは~!超見晴らしサイコ~! 岩:ち、ちょっと森さんあばれないで~ 山:よし、準備完了だな。では、出発! 登:待て~!出発すなー! 林:ん?なんだオッサン、我々の邪魔をするという事は、命はいらんという事だな? 登:私審査員!暴言で減点するよ!? 山:何かありましたか? 登:あるよ!大ありだよ!なんで、騎馬戦してるの君達!? 山:これですか?林、説明を 林:面倒だが、仕方ないな。聞けそこのオッサン!これは俺が考案した、みんなは一人の為に、一人はみんなの為にフォーメーションだ! 登:いや何言ってるの!何一つわかんないんだけど!?というか危ないから降りなさーい! 森:ちぇー楽しかったのになー 登:⋯減点追加と :ーー間 岩:はあはあ⋯や、山田くん、そろそろ、休憩にしない? 森:あ、あたしもさんせー!足が棒だよ~ 林:相変わらず情けない奴らだな、俺ならブリッジしながら登っても余裕だぞ 山:ははは、ナイスジョークだな林、しかし岩本の体調も心配だ。みんな、今からここをキャンプ地とする! 岩:よ、良かった~、もうお腹ぺこぺこだよ~ 森:あ、あ、私いろいろ持ってきてるから今から出すよ~ 林:チッ、仕方ない。俺も武器の手入れがあるからな、作業に入らせてもらうぞ 山:森、何を持ってきたんだ? 森:えーと、オセロでしょ、ゲームでしょ、あ、ダーツもあるよ~ 岩:え、え〜食料は?森さんの担当だったでしょ~? 森:え?やっぱ旅行って言えばこれじゃない? 岩:た、食べれないよ~ 林:うるさいぞ、食い意地の張ったデブっちょ、火薬を入れてるから静かにしろ 山:まあ待て、腹はふくれないが友情はふくらむんじゃないか? 森:あ、山ちゃんうまいこと言ってる~ 岩:山田くん、なんか歩いたら眠くなってきちゃったよー 山:ん?そうか、では日が暮れる前にテントの設営をやってしまうか 森:わーいやった~、ね、ね、夜は枕投げしよう~私枕も四個持ってきたんだ~ 山:お、名案だな。これも青春の1ページに刻まれるだろうな 岩:あれ?テントは林くんの担当だったよね?林くーん、テント出してー 林:はあ、はあ⋯ 岩:は、林くん!? 森:きゃー!バヤシー、血だらけじゃん!どしたの? 山:林ー!大丈夫かー!しっかりしろ、傷は浅いぞ~! 林:チッ⋯しくじったぜ、まさか火薬の量を、間違えちまうなんてな⋯ 山:救急箱は!? 森:ないよー 山:誰か治療の心得は? 岩:あー、そこで瀕死な林くんが治療技術、持ってるらしいよ 山:なんてこったー! 林:みんな⋯俺の事はいい、それより⋯俺の彼女にあいつは勇敢(ゆうかん)な奴だったと伝えてくれるか⋯? 森:バヤシー彼女いたのー? 林:ゲーム内の彼女だ 岩:それ伝える意味あるかなー? 登:お前らいい加減にしろー! 山:うわ!居たんですか? 登:ずっと横に居るわー! 林:あ、死んだ婆ちゃんが川の向こうで、手を振ってるな⋯ 岩:林く~ん、戻ってきて~ 森:なんですか~? 登:なんですか?じゃねー!ここ、まだ登山入口じゃー! :おわり